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美幸とお昼と桃井さんとお出掛け!
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それから屋上にきてお弁当を広げた。ここならリア充はやってこないからだ。夏は暑いしな。リア充の存在自体が暑いが。
「お兄様お弁当を広げますね」
そう言うと、重箱を出した。いやなんでそんなに作ってるの?相当朝早く起きてるじゃないか?なんか申し訳なくなってくるな。マッカンを渡すか。
そしてレジャシートを広げて、お弁当を開くと、俺の好物ばっかしあった。ピーマンの肉詰め、麻婆豆腐、ねぎの肉巻き、だし巻き玉子とかだ。
「あと豚汁もありますよ」
最高かよ。これはマッカンを2本出さなければいけないな。バイトでも始めて、何か買ってやるか。働きたくないが、美幸のためなら頑張れる。将来の夢は専業主夫だけどね。
「いただきます」
まずは麻婆豆腐を一口。辛すぎないくらいのちょうどいいピリ辛だ。辛くなかったら麻婆豆腐に感じない。それにしてもやっぱり長く一緒にいるだけあって好きな味を把握してるな。
ピーマンの肉詰めもいい感じにピーマンの味がして美味しい。
「最高だよ、美幸。この味なら店を出せるレベル」
「喜んでもらえて何よりです。ですがいつかお店の味も越えてみせますよ」
「楽しみだ。料理の成長を見守れるなんてお兄ちゃんの特権だな」
美幸は向上心が強いからすぐに追い付くだろう。そんな料理を食べれる俺は恵まれている。他の男が聞いたら血涙を流すはずだ。
「ふふ楽しみにしていてください」
それでお弁当を食べ終わると、俺はマッカンを飲む。
「いるか?マッカン」
「お兄様がマッカンをくれるなんて何かしましたか?」
「お弁当のお礼だ。好きだろマッカン」
「好きですよ。お兄様の影響で」
美幸は俺からマッカンを受けとると、ごくごくと飲んだ。フート息を吐き満面の笑みになった。
「やっぱ食後のマッカンは最高ですね」
俺もマッカンをプシュっと開けて飲む。この暴力的甘さがたまらない。一日何杯でも飲めるわ。そして二本目を開けて再び飲む。俺の口のなかはマッカンの甘さでいっぱいになった。
デザートよりも食後のマッカンの方が最高だ。飲みすぎはだめなのでこれで今日は控えるが。また明日飲めるから我慢はできる。美幸は太るからと言ってそんなに飲まないが。
「んじゃそろそろ教室に戻るか」
「あ、今日は友達と食べるので夜ごはん入りませんよ」
「分かった。久々にラーメンでも食べに行くか」
兎に角の坦々ませそばとかいいな。あのピリ辛な感じがいいんだよな。辛いラーメンだとスープを飲むのがちょっときつかったりするからな。スープがないからそれがまたいい。
「今度私を美味しいラーメン屋さんに連れてってくださいね」
「ああ、最高のラーメン屋に連れてってやるよ」
流山にあるラーメン屋はさっぱりしていて女子好みだろう。だがあそこは不定期で営業してるからツウィターで調べなきゃいけない。
「楽しみにしてます」
俺達はお弁当を片付けて、それぞれの教室戻った。別れる時に小さく手を振りながら微笑んでる姿はキュン死しそうだった。桃井さんに匹敵するほどの。
俺は誰にも質問攻めをされないように机に突っ伏して寝た。ふっこれで誰も話しかけてはこないだろう。
そして誰にも話しかけられず5限目が始まった。男からは恨みのこもった死線を受けていたが。嫉妬するくらいなら話しかければいいのにな。まぁ美幸が学校内で親しく男と話してるところなど見たことないけど。
やがて授業が終わり、俺は帰り支度をする。すると桃井さんが俺に近づいてきた。
「この後暇ならどっかいないかな?」
どっか桃井さんと一緒にいけるだと!やべーにやけちゃう。だがそれを顔に出すと、桃井さんに気持ちがられるからなんとか表情にださないようにする。
「いいぞ、どこ行くんだ」
「アニメとかアイドルとか好き?」
聞いてくるってことは桃井さんアニメ好きなのか。意外だな、あんまそいうの観なさそうなのに。
「好きだぞ。特にアイドルは櫻坂とかな。俺の青春ラブコメは間違っているとかだな」
「同じだねー。推しは誰かな?」
「ねるとるんだな。アニメはいろはだ」
いろはのあざとさにはキュンとする。もしあんなに美少女あざとかったら簡単に落ちていただろう。
「へぇーあざといのが好きなんだね。それならこいうのはどうかな?先輩助けてくださいよぉー」
そう言って桃井さんはあざとく上目使いプラス目をうるうるさせて俺を見つめてきた。あざとい。満点の可愛さだ。俺は今ほほを赤くしてるだろう。
「百点満点だ。美少女が生でやるとあんなに破壊力があるんだな」
「美少女って照れちゃうなー。下心なしでいわれたのは始めてだよ」
照れてるみたいで桃井さんは照れ笑いを浮かべている。そんな桃井さんにもキュンとする。なんか日向坂にキュンという曲があったなあんな感じ。
「それで秋葉原に行こうと思ったんだけどいいかな?」
あそこにいくと結構お金を使うんだが、今は貯蓄があるからいいか。投資もしてるし。
「いいぞ、まずはアイドルショップだよな」
「そうだね。ねるちゃんのグッツが欲しいし」
いく場所が決まると、俺達は教室をでて秋葉原に向かった。
「お兄様お弁当を広げますね」
そう言うと、重箱を出した。いやなんでそんなに作ってるの?相当朝早く起きてるじゃないか?なんか申し訳なくなってくるな。マッカンを渡すか。
そしてレジャシートを広げて、お弁当を開くと、俺の好物ばっかしあった。ピーマンの肉詰め、麻婆豆腐、ねぎの肉巻き、だし巻き玉子とかだ。
「あと豚汁もありますよ」
最高かよ。これはマッカンを2本出さなければいけないな。バイトでも始めて、何か買ってやるか。働きたくないが、美幸のためなら頑張れる。将来の夢は専業主夫だけどね。
「いただきます」
まずは麻婆豆腐を一口。辛すぎないくらいのちょうどいいピリ辛だ。辛くなかったら麻婆豆腐に感じない。それにしてもやっぱり長く一緒にいるだけあって好きな味を把握してるな。
ピーマンの肉詰めもいい感じにピーマンの味がして美味しい。
「最高だよ、美幸。この味なら店を出せるレベル」
「喜んでもらえて何よりです。ですがいつかお店の味も越えてみせますよ」
「楽しみだ。料理の成長を見守れるなんてお兄ちゃんの特権だな」
美幸は向上心が強いからすぐに追い付くだろう。そんな料理を食べれる俺は恵まれている。他の男が聞いたら血涙を流すはずだ。
「ふふ楽しみにしていてください」
それでお弁当を食べ終わると、俺はマッカンを飲む。
「いるか?マッカン」
「お兄様がマッカンをくれるなんて何かしましたか?」
「お弁当のお礼だ。好きだろマッカン」
「好きですよ。お兄様の影響で」
美幸は俺からマッカンを受けとると、ごくごくと飲んだ。フート息を吐き満面の笑みになった。
「やっぱ食後のマッカンは最高ですね」
俺もマッカンをプシュっと開けて飲む。この暴力的甘さがたまらない。一日何杯でも飲めるわ。そして二本目を開けて再び飲む。俺の口のなかはマッカンの甘さでいっぱいになった。
デザートよりも食後のマッカンの方が最高だ。飲みすぎはだめなのでこれで今日は控えるが。また明日飲めるから我慢はできる。美幸は太るからと言ってそんなに飲まないが。
「んじゃそろそろ教室に戻るか」
「あ、今日は友達と食べるので夜ごはん入りませんよ」
「分かった。久々にラーメンでも食べに行くか」
兎に角の坦々ませそばとかいいな。あのピリ辛な感じがいいんだよな。辛いラーメンだとスープを飲むのがちょっときつかったりするからな。スープがないからそれがまたいい。
「今度私を美味しいラーメン屋さんに連れてってくださいね」
「ああ、最高のラーメン屋に連れてってやるよ」
流山にあるラーメン屋はさっぱりしていて女子好みだろう。だがあそこは不定期で営業してるからツウィターで調べなきゃいけない。
「楽しみにしてます」
俺達はお弁当を片付けて、それぞれの教室戻った。別れる時に小さく手を振りながら微笑んでる姿はキュン死しそうだった。桃井さんに匹敵するほどの。
俺は誰にも質問攻めをされないように机に突っ伏して寝た。ふっこれで誰も話しかけてはこないだろう。
そして誰にも話しかけられず5限目が始まった。男からは恨みのこもった死線を受けていたが。嫉妬するくらいなら話しかければいいのにな。まぁ美幸が学校内で親しく男と話してるところなど見たことないけど。
やがて授業が終わり、俺は帰り支度をする。すると桃井さんが俺に近づいてきた。
「この後暇ならどっかいないかな?」
どっか桃井さんと一緒にいけるだと!やべーにやけちゃう。だがそれを顔に出すと、桃井さんに気持ちがられるからなんとか表情にださないようにする。
「いいぞ、どこ行くんだ」
「アニメとかアイドルとか好き?」
聞いてくるってことは桃井さんアニメ好きなのか。意外だな、あんまそいうの観なさそうなのに。
「好きだぞ。特にアイドルは櫻坂とかな。俺の青春ラブコメは間違っているとかだな」
「同じだねー。推しは誰かな?」
「ねるとるんだな。アニメはいろはだ」
いろはのあざとさにはキュンとする。もしあんなに美少女あざとかったら簡単に落ちていただろう。
「へぇーあざといのが好きなんだね。それならこいうのはどうかな?先輩助けてくださいよぉー」
そう言って桃井さんはあざとく上目使いプラス目をうるうるさせて俺を見つめてきた。あざとい。満点の可愛さだ。俺は今ほほを赤くしてるだろう。
「百点満点だ。美少女が生でやるとあんなに破壊力があるんだな」
「美少女って照れちゃうなー。下心なしでいわれたのは始めてだよ」
照れてるみたいで桃井さんは照れ笑いを浮かべている。そんな桃井さんにもキュンとする。なんか日向坂にキュンという曲があったなあんな感じ。
「それで秋葉原に行こうと思ったんだけどいいかな?」
あそこにいくと結構お金を使うんだが、今は貯蓄があるからいいか。投資もしてるし。
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