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始まり
しおりを挟むこの高校は電車を使っていくから
少し遠いかな、でもそんな苦になる
程じゃないから大丈夫何だけどね。
電車で通り過ぎる景色を見ながら
優のことを考える 「眩しい」
こんないい天気 優もこの空の下
同じ空を見てるのかな?
なんて考えながら
駅につく。
「りーんっおはよ~♪」
朝からこの元気な女の子は
花田真由香 本当に女の子らしい
女の子
「おはよう まゆか」
「まゆかは元気だね」
このクールビューティな女の子は
彩 いつも大人な考えで
考えさせられる。
「おはよ 凛 」
「おはよー彩」
「クラス発表だね~
同じクラスかな同じがいいなあ」
私達は中学からの友達
なんでも話せる大切な存在
「よぉーし見つけたら
言ってね♪どこかなーうーん」
あっ、あった
高野彩
立花凛
花田真由香
「あったよ!!3人一緒」
「うそーーどこどこ??
あっ、本当だあ♪」
「ひとまず安心ってことね。」
「やったねえじゃ今日は
記念のドーナツでも行きますか
100円だよ100円!!いくしかないね~♪」
「凛はどうする」
「もち 行くっしょ☆」
「さすが凛♪楽しみぃ」
楽しい高校生活になりそう
教室に向かう 【ガラッ】
隣の席に人が群がる
「ゆうくーん 私 愛菜って
ゆーのよろしくねえ」
「わたしは奈々LINE教えて~?」
ゆう?えっ?
「ゆう!!??」
思わず叫んでしまった。
「誰?」
「ごめんなさい。私
昔の友人と名前が一緒で」
「あっそ」
冷たい態度 絶対違うと思う
ゆう じゃない。
しかもこの態度
あっそって酷くない?むかつく
「ごめんなさい!もう喋らないから!」
あ、言っちゃった。
「ひどぉーい ねえゆうくーん」
「ちょっと可愛いからって
いい気にならないほうがいいと思うなあ」
はいはい、女子!!
うんざり~、
何もなかったようについて
騒がしい隣がうっとおしいから
真由香の所に行く。
「凛ちゃん かっこよかったよお♪」
「もう、他人事だと思って(笑)」
「私は凛間違ってないと思う。」
私はこの二人がいたらいいかな
「早く帰りたいドーナツ」
楽しみがあるから頑張るよ。
【ガラッ】
かっこいい、スーツも似合う長身で
すらっとしてる
「担任の 田辺だ。
21歳の新任教師だけど
よろしくな」
クールな表情からでる最後の
微笑みに皆見とれていた。
私も含めた皆。
「あっ」
!?
先生がこっちを見てる
なんでだろう、
咳払いをし 目線を元に戻し
「出席を取る」
そして、、
きた恐怖の時間
『委員決め』
よくあるよね こういうので
決まらなくて くじ引きで、
まさかのーなっちゃう的な
くじ運はいい方だし
大丈夫なはずっ!
「残りは学級委員だぞいないのか?
クラスの要だぞ 、いないのならくじ引きで」
きましたぁあ。このパティーン
「まず一人目 宮野ゆう」
「え? 嘘だろ」
「えぇ~ゆうくんがするなら
しょっかなあ?」
「私もお~」
「学級委員は下心でするものじゃない
よし 女子はっと、、」
先生の顔が少しニヤリとした様に
見えた気のせい??
「立花凛」
やっぱりーーあたいかーーい
そのパティーンかい!!って
えっ?待って、あたいってまず何
それに私?
どんどんと実感が湧いてくる。
「よろしくな」
にこって微笑んだ
先生に
頷くしかできなかった。
…
ってちょっと待ってまさかの
あいつ?しかももう喋らないって
言っちゃったじゃん
「放課後残る様に少し
仕事が有るから帰りは遅れるぞ
把握しとく様に」
「はい。」
って、、ドーナツ、
わたしのドーナツわぁああああ(泣)
HRが終わりチャイムが鳴り
とりあえず二人の元へ
「散々だったねえドーナツは
あしたにしょっか」
「今回ばかりは仕方ない頑張れよ凛」
「うん、頑張るよ」
私とゆうくん二人になる。
とりあえず 二人の空気は気まずいし
どうしょう。
「俺、飲み物買ってきてやるよ
何がいい?」
「悪いよ、お金なら出すし」
「いいって、オレンジジュースでいい?」
「うん。」
あ、ゆうくん 気を使ってくれたのかな
意外と優しいのかも?
【ガラッ】
「あ、先生遅い」
「悪かった。 お前、、」
先生の顔が近づく 自然と顔が赤らみ
「何もない それより宮野は」
「飲み物買いに行ってくれたんだ」
「へぇ~。」
「学級委員よろしくな。」
「やるとなったらちゃんとします!!」
「頼もしい。」
微笑んだ先生の顔を見るのは
嬉しかった。
"私はこの時気づいていなかったんだ
これから始まる 運命の物語に"
走る音が聞こえてくる
「悪い、雨が降ってきて」
少し濡れてる私のせいで
拭かなきゃ とりあえず もっている
タオルを持ち ゆうくんに近づいた
「ジュースありがとう。
濡れちゃったね大丈夫?」
ゆうくんは下を向いてる。
顔が赤い 風邪ひきませんように。
田辺先生は
「ふーん。」といい
私たちがパッと見た瞬間に
我に返った様に咳払いをし
「じゃあ 今日決めるのは、、」
と何事もなく話を進めた
少し話をして
これからよろしくという形で
切り上げた。
夕立かな?いきなり雨なんて
ついてないなあ。傘持ってきてないよ。
「お前傘ないのか」
「うん。いきなりだからね
持ってくるの忘れちゃった。」
「これ使え」
「これじゃゆうくん濡れちゃう」
「いい大丈夫だ」
「じゃ 一緒に入ろ? 悪いし」
「えっ//あっ、ああ」
なぜか顔を赤らめながら
あっ、ちょっと待ってこれ
私相合傘申し出てるじゃん
後ろから走ってくる音が聞こえる。
「待て!!!凛!傘これ使え」
え?今 凛って、
「いや何もないとりあえず傘」
「ありがとうございます」
「送ろうか?」
「大丈夫ですよ」
『ちっ』
「いいよ、俺が送る」
ゆうくんは舌打ちをした後
そう言い放った。
「先生ありがとう。さようなら」
さようなら 切ない笑顔でこちらを見つめる。
「あぁ、また明日 」
ゆうくんと歩いた帰り道
どこの中学だったのか
どんな食べ物が好きか、
本当にたわいもない話をした
「ここでいいよ。ありがとう」
「いいえ、じゃまたあした」
【ガチャリ】
「凛おかえりなさい学校どうだった?」
「お母さんただいま 学級委員に
なったよ真由香とか彩とも
一緒だし楽しくなりそう」
「よかったわ。」
今日あった色々なことを
思い出しながら眠りにつく。
"あしたもいい日でありますように"
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