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第二章
第二十四話 光の怪物
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「このオーロラが、世界の果て……!?」
眼前に【オーロラ・ウォール】を望む高台。そこでギシュールさんが告げた内容は、思わず耳を疑うものだった。
「はっ……? おいおいギシュール、今度は一体何を言い出すんだ?」
サイラスさんは、乾いた笑いを交えながらも呆れたと言うように首を振る。
「お前の先程の持論、アヌルーンは自給自足が出来ないのに外部からの輸送の形跡が見つからないとかのあれはともかく、今度のは流石に想像が飛躍し過ぎているぞ。あまりにも突飛で、空想か妄想の類いに片足突っ込んでるじゃないか」
「サイラス、あんたとはそこそこ長い付き合いです。あっしの性格はもう分かっているでしょう? あっしは、根拠の無い空言は吐きやせん」
ギシュールさんは、あくまでも真面目な顔で言い切る。
「さっき、あっしはこのオーロラを越えて隊商等の類が入ってきたことは無いと言いやしたが、あれはほんの一例です。正確には、オーロラの外から誰かや何かが入ってきた事例が無いんです」
「どういう、ことですか……?」
ギシュールさんの鋭い眼差しが私に向けられた。
「逆にお尋ねしましょう、シッスルさん。あんた、これまで暮らしてきて外側からやって来た旅行者に遭遇したことはありやすか? 外で造られたという見たこともない品物が市場に並んでいる光景は?」
「……無い、です。一度も」
言われてみて、その通りだと思った。確かに、これまで外の世界を旅してきたと称する人々や、マゴリア教国の他の地方から流入してきた珍しい品とかの“目新しさ”を感じた覚えは無い。ずっと意識してこなかったことだが、こうして考えてみると違和感が胸を衝き上げてくる。
私は、自分の息が大きく荒くなっているのに気付いた。心臓の鼓動も強く、痛い程に激しさを増している。
「このマゴリア教国……いや、正確にはアヌルーンを含む首都圏ですかい。孤立してるんですよ、明らかに。この【オーロラ・ウォール】は、首都圏を護る防壁なんかじゃありやせん。あっしらを中に閉じ込める、檻でさあ」
「それと、このオーロラが世界の果てとかいう持論とどう関係すると言うのだ? それに、ダンジョンに現れた謎の光との関連性は?」
シェーナが、押し殺した声でギシュールさんを睨む。
「さて、それを確かめる為に今日あっしらは此処まで足を運んだんでさあ」
殺気立つ守護聖騎士を前にしても、ギシュールさんは楽しんでいるかのような風情を改めない。目元に笑みを湛えたまま、私の方へと向き直った。
「シッスルさん。あんた確か、《幽幻の魔女》のお弟子さんでしたっけね」
「え? は、はい、そうですけど……」
突然お師匠の名前を出されたことに私は困惑した。今と何の関係があるというのか。
「ということは、あんたもさぞかし幻術には精通していらっしゃるんでしょうね」
「まあ、それに関しては自信がある方ですけど」
というか、幻術にしか自信が無いというべきか。
「そのあんたから見て、どうです? かの偉大な【オーロラ・ウォール】を前にして、何か感じたりしやせんか?」
「……」
実を言うと、さっきからずっと心に引っ掛かっていることがあった。
穏やかな波のように絶えず揺れ動く巨大な光のベール。ずっと眺めていると、大いなる庇護者に包み込まれているかのような安心感に満たされる。――この感覚だ。
確かに、この上なく綺麗な光景に違いない。心を癒やす効能があっても不思議じゃないだろう。ただ、それがちょっと効きすぎるような気がするのだ。
まるで、安心することを強いられているかのような。何も考えず、ただこの存在を受け入れるよう思考を誘導されているような。
現にサイラスさん、そしてシェーナの反応を見ると良い。サイラスさんはどうか知らないが、以前シェーナはオーロラを『あんなもの』扱いしていたじゃないか。それが今はどうだ。オーロラに対して懐疑を口にするギシュールさんに強く食ってかかっている。ギシュールさんの突飛な発言に腹を立てたとか、本音と建前の違いからくるただの言葉の綾かとも思ったけど、やっぱりなんかおかしい。
その原因が、このオーロラそのものに起因しているとしたら――
「シッスルさん、『調査に必要であれば、オーロラに干渉することも已む無し』と総長閣下から許可を頂いています。遠慮は、不要ですぜ」
ギシュールさんが、私の心中を見抜いたかのように言った。その言葉が後押しとなり、私は意を決してオーロラへ歩み寄る。いつも使っている短刀を鞘から抜いて、高く掲げた。
……よし、やってみるか。
「汝が術を解除せよ――《破幻》!」
それは、対幻術の呪文。発動した相手の幻術を、強制的に打ち破る魔法だ。幻術使いなら、幻術に対する備えも無いといけないからと、お師匠は口癖のように言っていた。そして幻術とは、光の魔法。この【オーロラ・ウォール】が、幻術によって生まれた果てしない光のベールだとしたら……。
確信があって試したことでは無かった。むしろ、心の何処かでは当てが外れてほしいとすら思っていた。
だが、その手の期待は大抵裏切られる。こんな風に――
「嘘っ……!?」
オーロラの一部にヒビが入り、瞬く間に周囲に広がってゆく。絶えずはためいていた光のベールがぎこちなく動きを鈍らせ、微細に振動する。
破幻の呪文が効いたのだ。
「やっぱり、このオーロラってのは幻でしたねぇ。あっしらをこの地に縛り付ける、魔法の幻」
ギシュールさんの、確信めいた声が耳を打つ。目が離せないでいる私の前で、オーロラはヒビ割れた箇所からボロボロと砕け、次々と落ちる破片が溶け込むように中空へと消えてゆく。
「そして、こうした魔法には往々にして破られた時の保険が掛けられてあるもんです」
その言葉に頷くかのように、壊れたオーロラの中からのそりと這い出てこようとする存在があった。
「シッスル、下がって!」
シェーナが素早く私の前に立つ。その声音と、向けられた背中からは、既に憤懣や迷いと言った余計な感情が消えている。私を護るという、純粋な目的に殉じようとするいつもの友達の姿が戻ってきていた。
「なんだ、こいつは……!?」
未だ困惑から抜けきらない様子ながら、サイラスさんも剣を抜いた。
――グォオオオオ!!
オーロラの中から出てこようとする異形が、自己を主張するかのように咆哮を上げた。突き出された腕は大木の幹みたいに太く、筋肉が漲っており、それでいて異常なほどに白かった。
「サイラス殿、先手必勝だ! 聖術でこいつを葬るぞ!」
「了解だ、シェーナ殿!」
守護聖騎士である二人は素早く判断した。聖術の触媒であるクリスタルを掴み、詠唱に入る。
「神の御名の下にありし清らかなる秘術よ、我らに力を貸し眼前の脅威を祓いたまへ――《破魔の聖槍》!!」
二人の唱えた呪文に応え、【聖なる護り石】が神々しい光の大槍を現出させる。更に身体を押し出し、今にもオーロラから出ようとする異形に向かってそれは放たれた。
綺羅びやかな光の粒子を振りまきながら、一直線に飛んでゆく二本の聖槍。その起動は、一部のずれも無く異形へと続いている。
「多分、無駄だと思いやすよ」
聖槍が目標へ到達する寸前、冷ややかなギシュールさんの声がした。
直後に大きな衝撃音が辺りを聾し、光の津波が氾濫した。
「わっ!?」
たまらず目を耳を庇いながらうずくまる。光と音の奔流に混じり、異形の苦しげな断末魔が響いたような気がした。
どれくらい、そうしていただろうか。
音が消え、光も収まり、私は恐る恐る目を開けた。
そして、信じられない光景を目の当たりにする。
「な、なんで……!?」
確かに、シェーナとサイラスさんが放った光の聖槍は命中した筈。それなのに……!
――ゴォオオオオ!!
まるで何事も無かったかのように、全身をオーロラから送り出した異形の怪物がそこに屹立していた。
一対の翼を持つ、裸の人間のような上体。しかし大地に打ち付けられた二本の脚は獅子のような形態をしており、更には尻から伸びる長い尾が堂々と地面にのたくっている。そして、それら全てが輝きを纏っているかのように、白い。
現れた異形の怪物。それは、純白の体色を持つガーゴイルだった。
眼前に【オーロラ・ウォール】を望む高台。そこでギシュールさんが告げた内容は、思わず耳を疑うものだった。
「はっ……? おいおいギシュール、今度は一体何を言い出すんだ?」
サイラスさんは、乾いた笑いを交えながらも呆れたと言うように首を振る。
「お前の先程の持論、アヌルーンは自給自足が出来ないのに外部からの輸送の形跡が見つからないとかのあれはともかく、今度のは流石に想像が飛躍し過ぎているぞ。あまりにも突飛で、空想か妄想の類いに片足突っ込んでるじゃないか」
「サイラス、あんたとはそこそこ長い付き合いです。あっしの性格はもう分かっているでしょう? あっしは、根拠の無い空言は吐きやせん」
ギシュールさんは、あくまでも真面目な顔で言い切る。
「さっき、あっしはこのオーロラを越えて隊商等の類が入ってきたことは無いと言いやしたが、あれはほんの一例です。正確には、オーロラの外から誰かや何かが入ってきた事例が無いんです」
「どういう、ことですか……?」
ギシュールさんの鋭い眼差しが私に向けられた。
「逆にお尋ねしましょう、シッスルさん。あんた、これまで暮らしてきて外側からやって来た旅行者に遭遇したことはありやすか? 外で造られたという見たこともない品物が市場に並んでいる光景は?」
「……無い、です。一度も」
言われてみて、その通りだと思った。確かに、これまで外の世界を旅してきたと称する人々や、マゴリア教国の他の地方から流入してきた珍しい品とかの“目新しさ”を感じた覚えは無い。ずっと意識してこなかったことだが、こうして考えてみると違和感が胸を衝き上げてくる。
私は、自分の息が大きく荒くなっているのに気付いた。心臓の鼓動も強く、痛い程に激しさを増している。
「このマゴリア教国……いや、正確にはアヌルーンを含む首都圏ですかい。孤立してるんですよ、明らかに。この【オーロラ・ウォール】は、首都圏を護る防壁なんかじゃありやせん。あっしらを中に閉じ込める、檻でさあ」
「それと、このオーロラが世界の果てとかいう持論とどう関係すると言うのだ? それに、ダンジョンに現れた謎の光との関連性は?」
シェーナが、押し殺した声でギシュールさんを睨む。
「さて、それを確かめる為に今日あっしらは此処まで足を運んだんでさあ」
殺気立つ守護聖騎士を前にしても、ギシュールさんは楽しんでいるかのような風情を改めない。目元に笑みを湛えたまま、私の方へと向き直った。
「シッスルさん。あんた確か、《幽幻の魔女》のお弟子さんでしたっけね」
「え? は、はい、そうですけど……」
突然お師匠の名前を出されたことに私は困惑した。今と何の関係があるというのか。
「ということは、あんたもさぞかし幻術には精通していらっしゃるんでしょうね」
「まあ、それに関しては自信がある方ですけど」
というか、幻術にしか自信が無いというべきか。
「そのあんたから見て、どうです? かの偉大な【オーロラ・ウォール】を前にして、何か感じたりしやせんか?」
「……」
実を言うと、さっきからずっと心に引っ掛かっていることがあった。
穏やかな波のように絶えず揺れ動く巨大な光のベール。ずっと眺めていると、大いなる庇護者に包み込まれているかのような安心感に満たされる。――この感覚だ。
確かに、この上なく綺麗な光景に違いない。心を癒やす効能があっても不思議じゃないだろう。ただ、それがちょっと効きすぎるような気がするのだ。
まるで、安心することを強いられているかのような。何も考えず、ただこの存在を受け入れるよう思考を誘導されているような。
現にサイラスさん、そしてシェーナの反応を見ると良い。サイラスさんはどうか知らないが、以前シェーナはオーロラを『あんなもの』扱いしていたじゃないか。それが今はどうだ。オーロラに対して懐疑を口にするギシュールさんに強く食ってかかっている。ギシュールさんの突飛な発言に腹を立てたとか、本音と建前の違いからくるただの言葉の綾かとも思ったけど、やっぱりなんかおかしい。
その原因が、このオーロラそのものに起因しているとしたら――
「シッスルさん、『調査に必要であれば、オーロラに干渉することも已む無し』と総長閣下から許可を頂いています。遠慮は、不要ですぜ」
ギシュールさんが、私の心中を見抜いたかのように言った。その言葉が後押しとなり、私は意を決してオーロラへ歩み寄る。いつも使っている短刀を鞘から抜いて、高く掲げた。
……よし、やってみるか。
「汝が術を解除せよ――《破幻》!」
それは、対幻術の呪文。発動した相手の幻術を、強制的に打ち破る魔法だ。幻術使いなら、幻術に対する備えも無いといけないからと、お師匠は口癖のように言っていた。そして幻術とは、光の魔法。この【オーロラ・ウォール】が、幻術によって生まれた果てしない光のベールだとしたら……。
確信があって試したことでは無かった。むしろ、心の何処かでは当てが外れてほしいとすら思っていた。
だが、その手の期待は大抵裏切られる。こんな風に――
「嘘っ……!?」
オーロラの一部にヒビが入り、瞬く間に周囲に広がってゆく。絶えずはためいていた光のベールがぎこちなく動きを鈍らせ、微細に振動する。
破幻の呪文が効いたのだ。
「やっぱり、このオーロラってのは幻でしたねぇ。あっしらをこの地に縛り付ける、魔法の幻」
ギシュールさんの、確信めいた声が耳を打つ。目が離せないでいる私の前で、オーロラはヒビ割れた箇所からボロボロと砕け、次々と落ちる破片が溶け込むように中空へと消えてゆく。
「そして、こうした魔法には往々にして破られた時の保険が掛けられてあるもんです」
その言葉に頷くかのように、壊れたオーロラの中からのそりと這い出てこようとする存在があった。
「シッスル、下がって!」
シェーナが素早く私の前に立つ。その声音と、向けられた背中からは、既に憤懣や迷いと言った余計な感情が消えている。私を護るという、純粋な目的に殉じようとするいつもの友達の姿が戻ってきていた。
「なんだ、こいつは……!?」
未だ困惑から抜けきらない様子ながら、サイラスさんも剣を抜いた。
――グォオオオオ!!
オーロラの中から出てこようとする異形が、自己を主張するかのように咆哮を上げた。突き出された腕は大木の幹みたいに太く、筋肉が漲っており、それでいて異常なほどに白かった。
「サイラス殿、先手必勝だ! 聖術でこいつを葬るぞ!」
「了解だ、シェーナ殿!」
守護聖騎士である二人は素早く判断した。聖術の触媒であるクリスタルを掴み、詠唱に入る。
「神の御名の下にありし清らかなる秘術よ、我らに力を貸し眼前の脅威を祓いたまへ――《破魔の聖槍》!!」
二人の唱えた呪文に応え、【聖なる護り石】が神々しい光の大槍を現出させる。更に身体を押し出し、今にもオーロラから出ようとする異形に向かってそれは放たれた。
綺羅びやかな光の粒子を振りまきながら、一直線に飛んでゆく二本の聖槍。その起動は、一部のずれも無く異形へと続いている。
「多分、無駄だと思いやすよ」
聖槍が目標へ到達する寸前、冷ややかなギシュールさんの声がした。
直後に大きな衝撃音が辺りを聾し、光の津波が氾濫した。
「わっ!?」
たまらず目を耳を庇いながらうずくまる。光と音の奔流に混じり、異形の苦しげな断末魔が響いたような気がした。
どれくらい、そうしていただろうか。
音が消え、光も収まり、私は恐る恐る目を開けた。
そして、信じられない光景を目の当たりにする。
「な、なんで……!?」
確かに、シェーナとサイラスさんが放った光の聖槍は命中した筈。それなのに……!
――ゴォオオオオ!!
まるで何事も無かったかのように、全身をオーロラから送り出した異形の怪物がそこに屹立していた。
一対の翼を持つ、裸の人間のような上体。しかし大地に打ち付けられた二本の脚は獅子のような形態をしており、更には尻から伸びる長い尾が堂々と地面にのたくっている。そして、それら全てが輝きを纏っているかのように、白い。
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