スローな淫獣神と紡ぐTSF短編集

たかしクランベリー

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1話・雌皮アプリのガチャをGETだぜ☆

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俺は何処にでもいる一般男子高校生。
光谷・照輝ひかりや・てるき

見るからに明るい名前をしているが、
俺自身は明るくないし、
クラスの太陽でもない。 

クラスカーストで言えば
そこら辺に生えてる雑草程度の存在だ。

太陽と呼べる存在は周りに雲を
取り囲んで、地にたむろう
有象無象を寄せ付けず
適切な距離で友好を築くのだ。 

と、そんな分かりきった悟りなど
ゴミ箱に投げ捨てたい位にどうでもよい。
ポケットで震えるスマホに比べたら。

今は放課後。
授業中ならともかく、スマホを開く俺を
咎める者は誰一人として現れない。

ーーので、慌てて通知に目を通す。

可笑しいな。月曜にガチャ更新する
アプリゲームなど入れた事ないぞ。

気になって通知詳細を確認すると、
TSカワゲッターというタイトルのアプリが
インストールされました。という文面が……

いや、こんなのをダウンロードした
覚えなどない。
けども、『意味が分かる』ので
ここで消すのはするのはあまりに勿体ない。

なんの意図があってこんなイタズラを
受けたか分からないが、存分に利用してやる。

ニヤリと黒い笑みを浮かべた俺は、
そのアプリを開いた。

すると、画面内は何も
無い白い空間を映した。
マジでただの嫌がらせで萎え、
アプリを飛ばそうとしたその瞬間。

「やぁ。」

スマホから男子供の明るくて
高い声が聞こえた。イタズラの張本人か。

「…………」

「そこを凝視しても何もないよ。
そのケータイを後ろに向けて見てよ。」

馬鹿な奴だな。
自ら姿を晒すような真似にでるとは。

俺はスマホを見たまま振り返る。
そこにいたのは、
無邪気に嘲笑うスローロリスだ。

「クソッ!!」

確かに、これなら自身の姿を一切明かさずに
堂々と被害者に顔を合わせられる。

最近の技術だと、顔の表情を読み取り
連動してバーチャル体を動かす事が可能だ。

時事ニュースを語る猫がいたり、
ライブチャットを通じて2次元美少女が
ファン達との会話を楽しむなんてのは
当たり前の時代になっている。

「悔しそうだねー、もしかして僕の顔を
ネットの晒者にする気だった?」

「何で分かんだよッ!?」

「その顔を見れば分かるさ。
どーせ、このアプリをイタズラかなんか
だと思って怒ってるんでしょ。

いーよ、いーよ。そーゆーユーザーさん
わりといるから対応には慣れこっさ。」

更に煽られたが
俺の怒りは加速するどころか減速した。

「あれ、やけに冷めたね。諦めたの?」

「まー、そんな感じだ。そもそも
俺はこのアプリを叩きに来たわけじゃない。
今から聞きたい事に比べりゃ
怒りなんてどうでもいい。」

「へー。君、面白いね。
んで、聞きたい事ってなーに?」

「このアプリのタイトルにある『TS』
っつーのは、トランスセクシュアル。
ーー通称、性転換の認識で間違いねぇか。」

画面に映るスローロリスは、
悩む間もなく答えた。

「正解☆」

「アプリ如きがそんな事出来るのかよ。
勝手に性転換手術の申請を済ませてくれる
とかそーいうのじゃねーよな。」

「うんうん、違うよ。
嘘みたいで、魔法みたいで、
普通じゃありえないけどぉ。

このアプリを通って、
女の子の皮を生み出すんだ。
ついでに、可逆だよ。」

くっ! なんて魅力的なんだ。

「ちゅーわけでぇ! 
早速チュートリアルに移行しようか☆」 

「チュートリアル、
……って俺は何をすればいいんだ?」

「まずは、画面左下のGアイコンを
押してみて。」

これか。ポチッとな。

瞬間、画面が上下2画面に分割した。
スローロリスは上面、下面はガチャ画面だ。

《引く》の下には、00:00という表記がある。

「ねーねー。僕を無視して下画面に夢中に
なんないでよ。
ま、いいや。んじゃ、説明に入るよ。」

「待て。これって何も消費せずに
”引ける”げーむなのか。」

そう、そうだ。
大抵のスマホゲームには消費を必要とする
『何か』があるのに対し、この画面には
それに該当するものがない。

要するに、『怪しい』。
ここから架空請求業者に繋がれば
このスローロリスの存在にも納得がいく。

明らかな偽物だとしても、
本物の可能性に俺は賭ける。
退屈な青春に少しでも光が差す可能性が
あるならと。

希望に縋る思いで、俺はタップした。
ガチャ演出は地味だ。
下画面に紅の舞台カーテンが閉め掛かる。

再び押せば、茶枠のテロップで
陽菜ヨナ(N)をゲットしました!》と
表示されている。

だが、肝心の当てたキャラが姿を見せない。
名前ガチャをやらされただけなのか。

「なぁ、スローロリス。いや、淫獣。
俺は本当に陽菜を当てたのか?」

「うん、当てたよ。
おいでーヨナちゃーん!」

「はいっすー☆」

上画面に高めのテンションで割って
入って来たのは、金髪碧眼の白ギャル。
当てたキャラそっちに行くのかよ。

「因みに私の髪色と瞳色は自前っすー!」

「よ、よろしく。」

「あっれー、てるっち何キョドってんの?
女の子と話すの初めて?」

「そ、そうですよ。」

てるっちとか呼ばれたの初めてだぞ。
ギャルのネーミングセンスには驚かされる。

いや、それよりも驚くのは。

「ヨナさん、こんな所に拉致らちされているのに
何とも思わないんですか。」

「拉致? 何の話。」

ヨナさんは首を傾げている。
あれ、どういう事だ。
つまり自分の意思で来たのか。

だとしたらこの白色空間に来て俺に
会いに来た……それは嬉しいけど。
それに甘えて長居させるのは余りにも迷惑だ。

この淫獣のようにいつでも呼び出せそうだし
今日はこれといって話したい事もない。

「ヨナさん。もう自宅に帰っていいですよ。」

「自宅?」

まさかあの淫獣、ここまで腐ってやがるのか!

「おい淫獣! 
いい加減ふざけた催眠解きやがれ!」

「ふふ、
君は本当に僕を悪と認識してるようだね。」

「お前まだ自分のやってる事が
分かってねぇのか!!」

「まず一つ、ヨナちゃんは人間ではなく
<皮>だ。ここにいるのはその皮の精神体。
勿論、彼女は僕が<創造>した。」

「じゃあ何か?
アンタは自分が神とでも言うつもりかよ!」

「そうだよ。」

「証拠は!?」

「君の部屋のクローゼット。
その中に<皮>のヨナちゃんがいる。
君がヨナちゃんを着てヨナちゃんに
なれば確たる証拠になりえる……でしょ☆」

「なめやがって。
いいぜ帰宅して確かめてやるよ。」

「うっすー! 是非とも私を着て
楽しんで欲しいっす☆」

ヨナちゃん、そこで便乗するなよ。



と、そんな流れで俺は帰宅して部屋に付く。
クローゼットを開けば、
あの淫獣の言うとおり女の子の皮があった。

「どう? 信じてくれたかい。」

「聞くのが早いなおい。
まだだ、着てからが本番だろ。」

「うん。その通りだね☆」

俺は、恐る恐るその皮を取り。
眼前で広げる。
見れば見るほど凄い作りだ。

TS皮モノというジャンルは履修済みだ。
これには、犠牲と非犠牲の2極に別れた
概念が存在している。

前者のイメージが強く、TSモノ界隈では
嫌われる事や気持ち悪く思われるパターンが
多くあまり好まれない。

後者ならば話は別だ。
俺も、後者の皮モノに出会えてよかった。

犠牲を要する皮モノだったなら、
俺は断固拒否の姿勢で動くつもりだったしな。

そんな思考を巡らせながら、
衣服をすべて脱ぎ去った俺は
例の皮に足を通した。

足皮はちょっと小さめなゴム手袋のように
俺に吸い付き、女の子の足へと変える。
変化後は異様な一体感があり、
ゴム手袋をつけてる感覚は当然ながらない。

さてと、ここまでは及第点だ。
もう一気にいってやる。
俺は激しい勢いで皮を全て被り、
ファスナーを閉じる。

一瞬だけ視界が奪われ、
全身が小さめのゴム手袋に包まれた感覚を
味わった後、その違和感は消し去る。

開かれる視界と共に。

「え?」

発した声の主は俺なのだが、俺の声じゃない。
陽菜ちゃんの声だ。

そしてこの声を発した理由は部屋にある。
そう、俺の部屋が桃色を主軸とした
女の子の部屋になっているのだ。

「驚いてどうしたんだい? 
君は陽菜ちゃんになったんだから
女の子の部屋になるのは当たり前でしょ。」

画面の中で挑発的に笑う淫獣。
何故かタピってる陽菜さん。

「俺が陽菜さんになった?
皮を着ただけでなる訳ねぇだろ。」

デコられた鞄の中身を確認する。
学生証には、光谷・陽菜。一年生。
と書かれている。

マジじゃねーか。
しかも一歳若返ってるし。

「そうそう。そんな感じで君は着た瞬間に
存在自体が陽菜ちゃんに上書きされるんだ。」

「待て待て、今日俺ん家で裕司と
ゲームする約束してたんだが。」

「普通にゲームすればいいじゃんてるっち。」

「陽菜さん! 後輩美少女JKと年頃の
男子高校生が二人きりなんてゲームだけ
じゃ済まないからね普通!?」

「てるっち、それ。
エロ漫画の世界だけの現象ッスよ。」

確かに、陽菜さんが言うように
俺の考え過ぎかも。

俺は少し冷静になって、
偶然ベット上で散らばってる下着や
女子制服に身を包む。

「ってあれ? 
何で俺普通に女の子の着れてんだ。」

「当然ッスよ。
今のてるっちは私なんですから。」

そういうものなのだろうか。

ピンポーン。

狙ったかのようなタイミングで
インターホンがなる。
誰なのかなんて考える必要はない。

俺の幼馴染である男親友の裕司だ。
彼を部屋にあげいつも通り、
対戦型や協力型のテレビゲームに興じる。

その後。
一段落ついて、俺の部屋で菓子タイムにする。

「いやぁー、陽菜は毎回強いなぁ。」

「ま、やり込んでますから。
やっぱ裕司とやるゲームも最高だ。
これぞマブダチって奴だな。」

「マブダチ? 何言ってんだ陽菜。
俺ら付き合って3年目だろうが。」

「ん?」

まさか、あの淫獣。
余計な上書き加えやがったな。

「ゲームと食後に毎回アレ
やってるじゃねーか。今日も頼むぞ。」

「じゃ、じゃあ私お菓子と
お茶片付けるから待っててねー。」

ま、マズイ。
このままじゃマジでナイトプレイ移行するよ。

そうだ、トイレで脱ごう。
そうすれば元の俺が腹を下して戻って来た。
って事に出来る。

速攻で菓子などを片付けた俺は、
トイレにこもりまたまた服を全て脱ぎ去る。
後は項上部のファスナーを下ろして脱ぐだけ。

ってアレ。つかみが見つからない。

オイオイ、皮モノは可逆パターンが
常識だろうが。
あの淫獣騙したやがったのか!?

「陽菜。」

目の前で、俺の名を呼んだのは裕司だ。
つーか、焦り過ぎてドア締め忘れてた。

「こ、これはそのー。」

「いくら俺とのセックスが楽しみだからって
トイレで先にオナニーしてんじゃねえよ。
ほら、部屋に戻れ。」

「ま、待って、制服が。」

「後で回収すりゃいいだろ。
遅ぇから気になって戻りゃこのザマか。
油断も隙もあったもんじゃねーな。」

握られた手を引き離そうとするも、
か弱い女子の手じゃ力不足で
ただ引っ張られるだけだった。

ベットにそのまま俺は投げられた。
柔らかな毛布が衝撃を受け止める。

「さっきから引き離そうとしてたけどよぉ。
今日はそういうプレイか?
陽菜、俺を退屈させない為に
態々わざわざ演じてんのかよ。益々好きになるぜ。」

「ち、違う。そんなんじゃ。」

「はっ! 全裸でオナニー待機してたのに
よく言えるなぁ。
ほら、お待ちかねの男根だぜ。」

ニヤリと下半身を露出し裕司が
扉前を陣取っている。

ならば、窓から逃げよう。
いや、全裸で外出るなんて出来っこない。

なら。

バサっ。

俺は掛け布団を裕司の頭に投げて視界を奪う。
混乱している内にドアを開けて逃走。
我ながら完璧な作戦。

ドアノブを掴んだと同時に、腕が掴まれた。
嘘だろ。見えてねぇのに。

「グハッ!」

腹パンだと。
これは聞いてねぇぞ。
あまりの激痛に膝から崩れ落ちる。

「もしかして、浮気か。」

見上げると、掛け布団をどかして
鬼の形相でにらむ裕司がいる。

「オラァ!!」

じゅぷっ!

俺の口内に肉棒が入る。
えげつない大きさと男臭に吐き気を催すが、
頭を掴まれてるので一切の抵抗も出来ない。

じゅぷじゅぷじゅぷ。

怒りを感じる無理矢理のピストンフェラ。
動きがエスカレートしていき、
ただでさえデカイそれも膨れ上がっていく。

びゅるるるるるるぅぅうう!!

すぐに極限まで膨れ上がり、放出。
喉まで入ってたので
そのまま飲み込んでしまった。
そうしなければ息が詰まるから。

何で、男なのに。
軽い気持ちで皮を着ただけなのに
こんな仕打ちを受けなきゃいけないんだ。

「ゲホ、ゲホゲホゲホッ!」

「どうして咳をする。どうして泣いている。」

もう窓からでもいい。逃げてやる。

「ーーッ!?」

必死こいて触れた筈の大窓は、
大鏡になっていた。
あまりの事態に
あの淫獣が神という事実を忘れていた。

「……そんな、ひゃぁん♡」

絶望の言葉を遮断するよう
腹の痛みを快楽へ塗り替える
肉棒が挿れられる。
見ずともわかる、後背位で挿れられている。

「見ろよ、陽菜。
あんだけ咳き込んで泣いてたのに、
今では立派な雌顔じゃねぇか。変態だな。」

本当だ。
苦しい筈なのに、目の前の陽菜さんは
とてつもなく蕩けた顔をしている。

「どうせもう一人の
彼氏さんの前でも同じ顔してんだろ!」

ぺしぃぃいいん!

「痛ぁぁい!!」

「 分かるよなぁ、これは罰だ。
寝取りとかそうゆうの俺が嫌いなのは
陽菜だって知らねぇとは言わせねぇ。」
 
ペシィン、ペシィンペシィン。 
 
尻たたき。裕司がするそれは、
母が子をいましめる為に行う生易しいものとは
比べ物にならない。

あざだけじゃ済まない
皮膚が張り裂けそうな程の威力。
しかも連発されている。

なぜだ。
なぜここまで俺はされなきゃいけないんだ。
どうしてどうしてどうして。

あぁ、そうか。心があるからだ。
だったら心を殺せばいいじゃないか。

………ペシィン

「………どうした? あまりの痛みに
心が折れたか。おい、反省したよなぁ。」

「……………」

「なんとか言えよ。」

「……………」

「マジで壊れちまったのかよ。
ーー違う。俺は! こんな、
こんなつもりじゃなかったんだ!」

萎縮した竿が抜かれた。

彼は、途端に顔を青ざめて言葉を羅列させる。
俺はその声が次第に遠くなっていくのを
感じながら気を失った。



小鳥のさえずりが、意識を起こす。
あの悪夢からどれほどの時間が経っただろう。

白い天井に手を伸ばすと、
小さく白い女子の手が開ける。
どうやら夢ではないらしい。

上体を起こして見回れば、窓際に居る
裕司と目が合う。
瞬間、彼は深々と頭を下げる。

「すまなかった!! 
俺の早とちりで勝手に傷つけた!
こんなんじゃ俺は彼氏なんて名乗る資格は
ねぇ。友人である資格だって………」

「分かりゃいいんだよ、裕司。」

陽菜としての付き合いよりも
自分ばかり優先した俺にも否がある。

突然、自分の彼女が何の理由もなく
嫌ってくるなんてどれほどの苦しさか。
生涯を童貞で歩んできた俺には理解出来ない。

何だかんだ言って、
裕司は俺をここまで連れてきたんだ。
最後の最後で見捨てなかった。

いつだって、俺はそういう裕司の優しさに
救われてきたんだ。
ちょっと位恩返ししたっていいだろう。

「ねぇ裕司、ここって個室病棟?」

「あぁ、そうだが。」

「仲直りって事で。あの時の続きやらない。」

「いいのか。こんな俺で。」

「何言ってるの、裕司だからいいんじゃない。
………でも今回は優しくしてね。」

「あぁ。」

俺は纏った病棟衣服をすべて脱ぎ、
姿見に手を当て、今の自分を見やる。
女体化したてのときはじっくり確認する暇が
なかったが、我ながら完璧な女体だ。

白く滑らかな肌。呼吸に合わせて
柔らかく弾む大きめのおっぱい。
俺の興奮に応じて濡れて疼くぱいぱんまんこ。

自身を視姦しながら後背位で待ち構える。

そして、ゆっくりと入っていく肉棒。
穏やかな温もりと快楽が
膣内から広がっていく。

陽菜ちゃんの身体が、
愛の温もりに喜びを覚えている。
あぁ、これが女体化イチャラブセックスか。

この先にさらなる快楽があるのならば、
陽菜として溺れるのも悪くない。

「なんだろうな。心と身体が繋がる
セックスってこんな気持ちいいのか。
ーー好きだ、陽菜。」

「うん。私も♡」

愛の揺らぎが快楽の波を起こす。
心の和みと安らぎの中、快楽に身を委ねる。
その波は次第に往復と勢いが増して。

「陽菜、イクぞ。」

「うん♡♡ 誰にも負けない
とびっきりの愛を私に注いで♡♡」

びゅるるるるるるぅぅうう!!!

「はぁ♡♡♡」

コレが愛のこもった女体化メスイキ。
男の体じゃ味わえない快楽の次元。
クセになりそうだぁ。

ぬぽっ。

猛々しくも優しいソレが、
俺の中から抜け離れる。

「あばよ。」

え? 早くないか。
俺が留める言葉を送るよりも先に颯爽と
病室を去る裕司。一瞬見えた顔は
頬がめちゃくちゃに紅潮しており。

その様はウブな男子高校生そのものだ。
まさかアイツ今日が初めてなのか。
あの時のいつもヤってる
アピールは嘘だったのか。

じゃあアレか。
いつまでもヤラせてくれない自分に
愛想が尽きて寝盗られたと焦った挙げ句
あの愚行ぐこうに走った。

それならあの怒りの正体とも辻褄が合う。

くっそぉ。
結局俺は淫獣いんじゅうの手のひらで
踊らされたって訳か。

最悪のチュートリアルだぜこんちくしょう。
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