スローな淫獣神と紡ぐTSF短編集

たかしクランベリー

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2:熱血漢教師+火属性♀

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俺は何処にでもいる一般男子高校生。
光谷・照輝。

昨日は散々なTSプレイに身を投じた
不運な男子高校生である。
今日も今日とて朝っぱらから例のアプリを開き
画面内のスローロリスに挨拶を交わす。

「昨日はお楽しみだったね☆
どうかな、陽菜ちゃんの身体!
最高だったよね! 
いやー、創造した甲斐があるよー。」

「初っ端から仲直りプレイ出来るなんて
てるっち凄いッス! 竿玩具で処女膜
破った甲斐があるッス。」

そんなんで処女を捨てるのは勿体ないぞ陽菜。
つーか、当てたキャラは
レギュラー化する定めなのか。

「んでんでー、光谷少年はなぜ男に
戻ってるんだい? 
あんなに好評だったじゃないか。」

「何だかんだ俺だって友人に先越されて
焦ってんだよ。
お、ガチャ空いてんじゃーん!」

ポチッとな。

彩良サラ(R・サラマンダー種)ゲット!》

そのテロップを合図に、
白色空間から扉が現れて開かれる。

パタパタと駆け足で入ってくるのは、
右目下にハート型の鱗を持つ褐色ロリ美少女。

「てるにーに! 
私はサラマンダーの彩良だよ! よろー!」

また明るい系キャラか。
騒がしさ×3で朝っぱらから
俺の目が覚めまくりそうだ。
………というか、何故スク水。

「あ、てるにーに私の身体に欲情してるー!」

「マジっすか、てるっち。」

「ちげーよ! 
何でスク水か気になったんだよ。」

「えーそんな理由ー。まぁいっかぁ!
私ね、水泳が大好きなんだ!
サラマンダーなんだけどねー!」

ん、水泳が好きで褐色。
俺の学校にもそんな奴が居たな。
情熱の言葉を振りかざして男子共に
キッツい肉体運動をさせる体育教師がよぉ。

決めたわ。アイツを男共に従順な雌犬に
仕立て上げるついでに童貞卒業しよう。

そうと決まれば。

「あれー、光谷少年。
どうして彩良ちゃんの皮を鞄に詰めるんだい?
今着ればいいじゃないか。」

「淫獣、俺だって男なんだよ。
童貞卒業くらいさせてくれ。
丁度、適任が居るんだよ。」

俺は朝さえも黒に変えんばかりの
ドス黒い笑みで応える。

画面の先のスローロリスは、
そうだね。と言って頷いた。



ーーそして時は放課後へと飛ぶ。

飛び去る烏は夕雲に身を消す。
その下では、俺が体育倉庫の前で鍵を
挿し込んでいる。

後ろには男子に恨みを買いがちな
熱血漢教師が佇んでいる。
そう、生徒個人が体育倉庫に入るのは
防犯的な都合上同伴する教員を要するのだ。

理由は、不良に大切なものをここに
隠されたという嘘っぱちだ。

俺は体育倉庫の奥へと足を運ぶ。
それにつられ
熱血漢教師・厚田あつだも中へ入る。
その瞬間。

ガシャンっ!!

外側から体育倉庫の扉が閉められる。

「あーあ、やられちゃいましたね先生。」 

「君ら、もしやグルか。」

「グルも何も先生。普段から男子に
キッツい運動を押し付けてきたんだから
憂さ晴らしの仕返しくらいあっても
可笑しくはないんじゃないですか。」

「くっ……言われてみればそうだが。
先生をあまり嘗めるなよ!!」

ガッと扉を掴んで力づくで広げようとしてる。
びきびきと悲鳴をあげる扉だが
ビクともしない。

あぁ、閉じ込めた相手が男子生徒なら
とっくに扉は外れてるだろうな。
残念ながら今厚田が相手してんのは
神(淫獣)だ。

コツンと厚田の頭上に巻物が落ちる。
こじ開けを中止して彼は巻物を読み上げる。

「皮を着てセックスしないと出られない部屋?
なんのジョークだこれはァ!!」

「いえ、先生。皮ならここにあります。」

「ならお前が着ろぉ!
待てぇい、やっぱ俺が着る。
いいや、俺が着なきゃダメだ。
生徒を危険に晒すなど教師失格だからな!」

流石熱血漢の体育教師、
それなりの正義感はあるようだな。
当然、全て計画通りだがな。

厚田は勢いのまま、彩良の皮を全身に着込み。
彩良となった。
彩良となった厚田は、不思議そうに
自分の身体を観察してる。

「あれれー、どうなってるの私。
この皮って魔法で出来てるの?
って私、自分の事私って言ってる!?
え、おお、私!! 嘘、一人称直らない!!」

厚田から魔法という言葉が出るのは新鮮だ。

「そんなのどうでも良くないですか。
厚田先生。さっさとヤッて出ましょうよ。」

「むー、こ、今回だけだからね。」

生まれたままの姿となった彩良が、
不服そうに頬を膨らませている。
容姿の可愛さも相まって凄い破壊力だ。
勿論、俺もアレを膨らませている。

ベルトを外し、俺はチャックから
イチモツを空気に晒す。

「………どうした? 怖気づいたか。
俺こう見えても半勃ちだぜ。
このまま挿れたってノーカンだろうし、
前戯のフェラをやるしかねぇよなぁ。」

彩良はなんとか寸前まで顔を近付けるが
踏み込めずにいる。
なので、顔を無理やり掴んで口を開かせる。
後は、挿れるだけ。

ずぷりと音を立ててソレは入る。
当然、幼女の口だけでは収まる訳がない。
喉までしっかりと入った。

呼吸が許されるのは鼻だけであろう。

か弱い力で引き離そうとする彩良の
足掻きに反して俺は、
頭を掴み強制フェラへと入る。

あぁ、ヤバイ! 
TSロリの口マンコでイクゥ!!

俺は完全にフルパワー状態となった
男根の必殺を放つ。

彩良の方はまだ健在だ。
咳込まないのは肺を鍛えてるからだろうか。
 
「ハァ……ハァ…こんなのノーカンよ。
年下にリードされてちゃぁ、
教師として恥ずかしいわ。
あなたのおかげで吹っ切れたし、
もう一度私にさせて!!」

あぁ、この熱意と負けず嫌い。
あの時同じ状況で崩れた俺とは違う。
流石、厚田だ。

「じゃあお言葉に甘えさせて貰おうかな。」

俺はマットが重なった所に座る。

はむっ♡

おーおー、これはこれは。
マジで吹っ切れてんじゃねぇか。
口のサイズ不足が逆に良い。

俺の亀頭だけが口に入り、その表面に
ロリの小さな舌が踊る。
しかも吸ってーー

「イクッ!」

下半身から込み上げる快楽をまたもや
放射してしまった。
コイツ、男のクセにテク高過ぎだろ。
というか飲み込んでるのか。

「ふふっ、驚いた。
私ね、高校時代から水泳部に熱を注いでたの。
モテるって思ってやったけど、
いつの間にか水泳の為に
生きる人間になっちゃって。

彼女の作り方なんて分からなくなって。
今に至るまでAVに縋るだけの脳筋男に
なっちゃたの。

だからコレはそれを参考にしてみたんだ。」

どれほど視聴したらここまで真似出来るんだ。
思ったより才能あるんじゃないかこの先生。

それにしても悲しきかな。
そんな俺の哀れみに応えるように
彼女は言葉を続ける。

「酷い話よね。青春を逃したからって
ハードな運動ばかり生徒に押し付けて、
そうやって優越感に浸って
自分の孤独から目を逸らす。
私って本当に最低でどうしようもない男。
男子生徒に嫌われるなんて当たり前だよね。」

「そんな事ない!」

「なん……で。」

だったらこんな涙流さねぇだろうが。
それに今だって。

「1生徒の俺を救う為に男を捨ててまで
自分の正義を貫く。これの何処が最低だよ。
お前は本当は悪い奴じゃない!
青春を取りこぼしただ?
そんなの今からいくらでも作れるだろうが!」

「でも、私は脳筋が取り柄のおっさんだよ。」

「ホントにそうかよ?」

俺はバッグから手鏡で、厚田を映す。

「ほぇ?」

「こんな可愛らしい
女性教師を嫌う男がいるかよ。」
 
彩良は俺の方へと向き直り本当に?
と、疑いを投げる。
それに対し俺は朗らかな表情で答える。

「本当さ。
だからよ、俺を救ってくれ。
そうすればアンタも救われる。」

「うん! そうだね。
クヨクヨしてるなんて私らしくないや!」

彼女は何かを決心したように、
重なるマットに腰掛けた
俺へと近づいて、愛液まみれになった
パイパンマンコを肉棒へと収めた。

その穴から、鮮血が流れ落ちる。

「大丈夫かよ、先生。」

「こんな痛み、生徒が味わってきた 
苦労に比べたら無いも同然よ。
あなたは動かないでね、私が教師として
しっかりリードしてやるんだから。」

彩良は座位のままゆっくりと腰を振る。
だんだん、痛みが和らいできたのか、
そのスピードは増していく。

キツキツのTSロリマンコで
締め付けられながら俺は快楽の世界へと
誘われる。

「あぁ♡ おちんちんでシコるより
全然気持ちいいよぉ♡♡ 

私、いい歳したおっさんなのに
幼女になって男子生徒を座位レイプして感じちゃってる変態さんだぁ♡♡」

ずぷっ、ずぷっずぷっ。

エスカレートしてく快楽に俺の肉棒も
制御が効かず、限界まで膨らんでいく。
もう、耐えらんねぇ。

「んんっ♡♡ 光谷くんのアソコ。
分かる子宮まで届いてるよぉ♡
あぁっ♡♡ 幼女の身体でイッちゃうう♡♡」

びゅるるるるるるぅぅうう!!!

初めて膣内射精を行った。
それは、一瞬だけどもとてつもなく
満足感を感じる快楽。 

オナホとは比べ物にならない。

と、心の中で感想を述べるのに
夢中になり前にかかる重みに
目を遣ると彩良が気絶するようにして
俺にもたれかかっていた。

その表情は、
目を瞑ってるものの
満面の笑みを浮かべている。

自分を縛る何かから開放されたような、
穏やかな笑み。

俺はそれを見て安堵する。
………まさか、皮が人を救うなんてな。
使ってみるまでは予想もつかなかった。
だって大抵ダークな使われ方してるし。

そして、俺は彩良を優しくどかしてから
全裸になり陽菜の皮を取り出す。
そのまま着込んで、瞳を開くと。

脱いだもの全てが陽菜の
衣服そのものとなる。
俺は直ぐに着替えて、 
彩良を保健室へ運び安静にさせた。

突然、スマホが
バイブレーションしたので
画面を開くと憎たらしいスローロリスがいる。

「あれま。光谷少年、
何で陽菜ちゃんになったの?
このまま色んなTSっ娘作って犯しまくる
ハーレムを建設するんじゃないの?」

「まぁ、確かにそれはそれで面白いが。
正直、童貞卒業という男としての
ノルマは達成したし。

もう俺、男でいる必要ねぇんだわ。
陽菜でいる方が
女子更衣室や女湯入り放題だし、
何より、女体が気持ちいいんだよな。」

「正直に言っちゃいなよ。
裕司君とTSイチャラブセックスするのが
最高ですっ♡ って!」

「あぁ、そうだよ。もう俺はとっくに
雌墜ちしてんだよ。
悪かったな淫獣!!」

「あははっ☆ 光谷少年のそういう
意外に正直な所、僕だーい好き☆」

「何言おうが神だからお見通しだろ。
勝手に言ってろ。」



先週の一件の後。
厚田は彩良として、
合法ロリの女性教師として
体育の時間に活躍している。

ハード過ぎた授業内容も
難易度ノーマルまでに落ち着いた。

そして、今日も今日とて裕司に擦り寄る。

「ちょっ、先生。
俺にり寄らないで下さい。
周りの生徒から視線が痛いんですけど!!
しかも俺の彼女陽菜だから!」

「いゃぁ、私を雌にしておいてその
言い草はないんじゃないかぁ。

1・5キロメートル走を最速でクリアして
時間余してるんだからちょっとした
スキンシップくらいいいだろぅ。

それに、陽菜ちゃんは
裕司君なら何股でも
構わないって言ってたぞぉ♡♡
私ともレッツ青春しようよぉ♡♡」

お分かり頂けただろうか。

今の俺は陽菜である為、
彩良の記憶調整に
神頼りでテコ入れしてもらった。

俺のやった行動全てを
裕司に押し付けたのだ。
当然裕司にそんな記憶はない。

俺はその平和な光景に口元を緩め、
端末を開く。

「で、この後はどうするんだい光谷少年。」

登場早々にスローロリス(神)が聞いてくる。

「皮で色んな人を救いてぇ。
そしたら、最高に面白くねぇか。」

「正義のTSってか! 
やっぱり面白いね、光谷少年!
今後とも君の活躍に期待するよ☆」

「おーい、陽菜ちゃーん!」

背後で女子生徒が俺を呼ぶ。
彼女は至近距離まで来て、 
膝に手を当てて立ち止まる。 

太ももを流れる汗と途切れ途切れの吐息。 
ふわりと香る女の子の匂いに
少し興奮した心を抑え振り向く。

「ど、どうしたッスか奈緒っち。」

俺は陽菜として生きてきた記憶を
頼りに成りきって反応する。

「もう体育の授業終わるよ。」

「えー、もうそんな時間ッスか。
おっけー、すぐ女子更衣室に行くっすー!」

俺は奈緒を追って女子更衣室に
向かうのであった。


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