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序章・すたーとあっぷ編
#3・転生TSっ娘が先生に逆らうとどうなるのか?
しおりを挟む小之助、もといアックスと
姉に危害を加えない解除法を模索している内に
かれこれ6年の月日が経った。
そこまで費やしたのにも関わらず、
その尻尾すら未だに掴めていないのが現状だ。
俺はというと、両親の意向により
6年前のあの日からレイケメイル家に
居候する事となった。
偶然にも生活用品がダブってたのは救いである。
ついでにシスコン姉も稀にしか顔を出さないから
助かった所もある。
キリイチ兄貴の亡命によってその負担が
全てニッカにのしかかった所為だろう。
「っかぁー、マジ見つかんねーなサユ。」
「ごめんねアック。
今日はもう遅いし寝ましょう。
明日って入学式でしょ。」
「あぁ、その入学式なんだけどさ。
妙に引っ掛かる所ねぇか。」
「……引っ掛かる所?」
「そうだ。……ジンマウント高等学園の推薦。
確かに俺らの学力は優秀だけど、
拒否権の無い推薦入学なんて
どう考えても可笑しい。」
「つまり?」
「俺の単なる推測に過ぎねぇが、
神山先生が関わってる可能性がある。」
「……ただの考えすぎじゃないかな?
そんじゃ、私自室で寝るからばいばーい。」
「おう。」
この時は思いもしなかったんだ。
アックスの予想が的中するなんて。
*
翌日。
そして迎える入学式。
時間に余裕を持って来たので遅刻とかは無かった。
異世界だからと期待したが現世となんら
代わり映えがない。
担任の名前点呼に応答し起立着席。
眠ったらしいBGMを背景に、
来賓や校長のどうでもいい長話を
左耳から右耳に流す作業ゲーだ。
で、それが終われば担任の指示に従い
教室に入れられる。
どうせ諸連絡とか資料配布、
自己紹介あたりで解散だろ。
「えー新入生諸君。先ずは入学おめでとう。」
はいはいおめでたいおめでたい。
いいからさっさと終わらせろ。
「新入生諸君に聞こう。
君らが今この場にいるのは偶然か、必然か。
――どちらだと思う?」
「必然ですよね。神山先生。」
「「「――ッ!!」」」
アックスの発言により、
クラス中の空気が緊迫する。
この感じ……本当に当たったのか?
固唾を飲む一同を置いてアックスは発言を続ける。
「それに悪趣味だ。
前世と来世の姿をすぐ比べられる様、
生徒を座らせる席の配置も
ご丁寧に決めてんな。」
「流石池河君。16年前の席配置も暗記してる。」
「いいや、その確証を持てたのは
俺の隣席にサユがいるからだ。」
「そうか……俺は釣られたという訳か。
池河君、君も俺と引けを取らない悪趣味だ。」
言って。
神山先生らしき人物は狐面を剥がし素顔を晒す。
その素顔は、正しく16年前の元凶そのものだ。
推理は当たった。担任は神山先生だ。
自慢気に笑う先生の前に、
1人の女生徒が立ちはだかった。
「やっと会えたな……先公。」
「お久しぶりです。阿久津君、いや。
今はクローネちゃんと呼んだ方が的確かな。」
彼女の蹴りが神山の首を捉えたが、透過した。
「こらこら、女の子が無闇に
パンツを見せちゃダメじゃないか。
新しい両親に教わらなかったのかい?」
「うるせぇ! さっさと俺を男に戻せ!」
連続で蹴りを入れるが、それも虚しく空を切る。
「な、何であたらねぇんだ!!
実体には触れてるだろうが!!」
「特別な魔法だ。現世では周りの目があるから
使わなかったが、ここでなら躊躇う必要もない。
……こんな風にな。」
――ブゥゥゥウンンッ!
「――ッ!?」
機械の激しい振動音と共にクローネは
腰から崩れ落ちる。
「なッ……何を…………しやがった。」
「んー、特別な魔法で君の膣内に強力な
ローターを3個発生させた。」
「ふざけるなッ!」
「ふざけてなんかないさ。
教師として指導を行ってるだけだ。選ぶといい。」
「…………」
「男の子なのに、かつてのクラスメート達に
メスイキを晒すか。担任の俺に従うか。
クローネちゃん結構美人だから
前者でも先生大歓迎だよ。」
「ちぇっ。従ってやんよ。」
「よろしい。では自席に戻りなさい。」
「だったらローター消せ。」
「それは無理だ。従いなさい。
本当に残念だ。女の子に生まれ直したら
お淑やかに育つと思ってたよ。」
嘘だろ。あのDQNヤンキーの筆頭が
逆らえないまま自席に戻っただと。
「さぁ、気を取り直して生徒諸君。
諸連絡といこうか。」
「「「…………」」」
「明日は俺が決めた班を元に
ピクニックしてもらう。」
「了解です先生!」
アックス、
悪趣味呼ばわり根に持って媚びてんのか。
「じゃ、先ずアックス率いるキモTSズ4人。
お、今はTS娘ハーレムと呼ぶのが正解か。」
「正解です先生!!
お願いした甲斐がありました!!」
アックスの顔面に3つの凹みが出来る。
俺もその加害者の1人だ。
「…………先生、俺間違ってましたか。」
「凄い顔面だなアックス。
まぁ、吸血鬼の再生力なら何とかなるだろ。
頑張れよ第一班。」
というかTS転生の元凶神山先生じゃなくて
アックスだったのか。
いいよ、別に美少女にTS転生する事自体は
TSファンの俺にとってご褒美だし本望だ。
けどよ、オリバーティア家に転生させたのは
超減点だ。マイナス五億点の鉄槌で苦しんどけ。
「アック。
話は後でゆっくり聞かせて貰うわよ?」
「――サユ! 命だけは勘弁してくださいっ!」
「えー、続きましてクローネ率いる不良6人集団。
お前らは第二班だ。」
「先公、俺は行かねーぞ。
おいそのボタン……分かった行ってやんよ。」
「次、キューレ率いる陽キャ男子5人集団。」
「はい!」
「お前らは第三班だ。続いてそれ繋がりで
サリシャ率いる陽キャ女子5人集団。」
「…………」
「お前らは第四班な。」
「次、タルグ率いるバチャ豚5人集団。
お前らは第五班だ。
この世界で推しのVは見つけたか?」
「んごぉ!! 見つかったでありますドン!!」
「次で最後だな。
ナージュ率いるガチゲーマー5人集団。
お前らは第六班だ。
この世界で夢中になれるゲームは見つけたか。」
「はい。」
「よろしい。では各々、遅刻厳禁で頼む。
ピクニックの詳細パンフレットは輸送済み
だからよォ……アレだ。しっかり確認しとけよー。
んじゃ、今日はこれで解散。はい帰れ~。」
神山先生の班采配が雑に終わり、
入学ガイダンスに一切触れないまま下校となった。
*
色々と新生活で混乱しながらも帰宅。
新たな青春を楽しみにしながら
リビングソファに腰掛ける。
「サユ、お疲れさん。」
「アックもね。」
「しっかし、やっぱ変だな神山先生。」
完全再生した顔を険しくしてアックスは言う。
「明日のピクニックの事?」
「あぁそうだ。生徒の親睦を早く深めようと
する目論みは筒抜けなんだが、
入学翌日となると実行があまりにも早すぎる。
まーた別の考えがありそうなんだよなー。」
また始まったよ。
嫌な事にコイツの推理はよく当たるんだよな。
そんなの知った所で
俺らがどうこう出来る訳じゃない。
それよりも今俺が知りたいのは。
「ねぇアック。
〈お願いした〉ってどういう事かな?」
「明日のピクニック楽しみだな!!
ほらさっさと準備しようz……あがががっ!!」
変に逃げられても困るので、
手首を掴み電撃をお見舞いする。
ついでに室内のあらゆる出口を氷壁で塞ぐ。
「正直に答えないと100万ボルトの刑ですよ♡」
「分かった、答えるからその手を離してくれ。」
「嫌です♡」
「ねぇ何その笑顔、めっちゃ怖いんだけど。
お前ヤンデレTSっ娘の素質あんじゃね?」
「こ・た・え・て♡」
「……サユが可愛い女の子にTS転生するよう
神山先生に賄賂をやったのは俺だよ。」
「オリバーティア家に生まれたのも
アックの所為?」
「そこまでの指定は出来ねーよ。
電磁波で嘘か本当か見分けられるだろ。」
「うん、確かにアックは嘘をついてないね。」
「もういいだろ。手ぇ離せよ。
そのさ、近いし……胸が。」
「え? アックって女の子に興味無いん
じゃなかったの。」
「サユ、お前はTSっ娘だろうが。
その……これ以上ガチ恋距離だと、
俺はお前を分からせてしまう。」
「勝手に分からせないで!!」
あまりの気色悪さに本日2度目の鉄槌が
アックスを殴り飛ばす。
クッソ、気色悪過ぎて顔が熱いし
心拍が早くなってるしなんなんだよコレ。
「ハッ! 嘘に決まってんだろ!
お前TSっ娘のクセに一人称私だし、
喋り方とか動きとかが完全に女の子だから
TS感マジねーんだよ!!
マジに騙されてて草ァ!!!」
「はぁ!? こう見えても私男の子だし!
心の中はいつだって発情してる男子高校生だよ!
エロ本だってベットの下にたっぷり……」
「ふっ、これは良いことを聞いたな。」
「よしっ、今の記憶消そっか♡」
「サユ、もうビリビリは勘弁なんだが……
――ぎぃぁああっ!!」
*
「……あれ、俺は何でソファに寝てんだ。」
「目が覚めたようね。」
「よう、サユ。何か下校してから
記憶がねぇんだが、分かるか?」
「さぁ? 頭でも打ったんじゃないの。」
「そっか。足下の注意不足とか
俺もしょーもねー奴だな。にしても……
んー、何か言おうとしたけど思い出せねーな。」
何か思い出そうとアックスは頭を掻く。
こんなんで何を思い出すつもりだ。
「そうだ!」
「何?」
「どうしてサユの頭上には一本角が付いてんだ。」
「6年経って今更!?
いや私も気にしてなかったけど!」
「で、それ何なんだよ。」
「私が知りたいよ。
兄や姉に聞いてもお茶を濁されるだけで
まともに答えてくれない。
家族で私しか付いてないのに。
……だから、角の事は記憶の隅に置いてたの。」
改めて自分の角を撫でる。
硬いしツルツルしてる。とても丈夫そうだ。
勘違いしないで欲しい。決してチンコではない。
「ま、俺は知ってるけどな。」
「知ってるなら早く言ってよ!!」
「6年間話題に出さなかったサユが
悪いだろ。俺を責めるな!」
「ぐぬぬぅ。」
「鑑定したあの日からサユの種族を見たんだぜ。
今のサユなら知っても問題ないだろ。
――種族違いだ。
サユはオリバーティア家の者じゃない。」
「え?」
「麒麟と雪女のハーフだ。
雪女でありながら高出力の電気を扱えるのは
そこが由来してんだよ。
あとイカれた馬鹿力や移動速度もな。」
「…………」
「少なくとも、オリバーティアのご両親は
サユを娘として見てないだろう。
正統な血筋じゃない汚点が生まれたんだ。
もしかしたら暗殺も企ててたかもな。」
「じゃあ私がここに居候してる理由って。」
「兄や姉の必死な交渉の末だろうな。
断っていたらサユは今ここに居ない。」
母が出産以来一度も顔を会わせない理由も、
父が寡黙で冷たい理由も、
全部そういう事だったのかよ。
そうかよ。
あの時、理由は分からないが
俺は両親にとって
都合の悪いゴミでしかなかった訳だ。
政略結婚という名の、ゴミ捨てか。
奴隷として売り捌かれるよりはマシだが……
俺を勝手に拾っといて10年で捨てるって。
――命をなんだと思ってんだよ。
「なんか……ごめん。
悪いけど、私を1人にさせて。」
「させねーよ。」
ドアノブに触れる手が掴まれる。
「……どうしてよ。」
「お前を1人にさせない為に俺がいる。
兄貴や姉貴も、お前が孤立するのを
望んでる訳じゃねぇ。」
「…………」
「俺さ、もうこれ以上何かを失うサユなんて
見てらんねーんだ。
このままだとどっか知らねーとこに
行くんじゃねぇかってさ。一つ言えんのは……
独りで泣くのが正解じゃない時だってある。」
その夕。
俺はアックスの前で、膝から落ちて泣いた。
ひたすら号泣し、泣き叫んだ。
どのくらい経ったか分からない。
涙が乾いて気持ちが落ち着いた頃。
「少しは落ち着いたか。
安心しろよ。サユは今恵まれている。
減った分増やせばチャラだろ。つー訳で明日、
ピクニックでマブダチ増やそうぜ!」
「うんっ!」
―――ぎゅるるるるるっ!!
あ、やっべ。
安心したら腹の虫がなっちまった。
「ア゛ー、俺腹減っちまったよ。
サユ、行こうぜ。」
あれ? アックスって
こんなに気遣える奴だったっけ。
そんな事より、とりま飯行くか。
「「――いただきます!!」」
「おかわり下さい!」
「ちょっ、サユお前食べ過ぎ!
いつも少食だったろーが! 太っても知らねーぞ!」
「今日はいいんです~♪」
不思議だ。
シェフの腕前が高いのは当たり前なのだが、
ご飯がいつもより美味しく感じるし
箸が止まらない。
アックスと食ってるからか?
ま、そんな訳ねーか。
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