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序章・すたーとあっぷ編
#8・【♡】転生TSっ娘が悪役令嬢に目覚めるとどうなるのか?
しおりを挟む最近、アックスがゲームに夢中で
俺に構ってくれない。
最推しTSっ娘を聞き出そうとした
悪事のツケが回ってきたのだろうか。
「サユ、さっきからジト目で見てきて
どうした。分かんないトコでもあったか?」
「いいや。」
夕食と風呂を終えた俺とアックスは、
毎回こうやって
アックスの部屋で3時間勉強会を開くのが日課だ。
かれこれ6年続けている。
そのおかげもあってか、
前世では中の下よりだった
学績が優等生と呼ばれる迄に至った。
それもそうか。
前世では遊び呆けてたもんな俺。
コイツはその当時から優等生だったし。
何より……教えるのがうますぎる。
ベテランの家庭教師かよ。
復習、予習、インプット、アウトプットの
流れが洗練されてっぞ。
「……お、もうこんな時間か。
サユ、キリもいいし上がろうぜ。」
「うん。」
ひと段落ついたので
今日はここの辺でお開きする。
自室に向かう途中。
改めて近頃のアックスの様子を振り返る。
うん。勉強会以外の時は
デバイス眺めてばっかだな。
前世の俺でもソシャゲにあそこまで
熱中しなかったぞ。
ミミアやリンナも心配し始めてるし
没収しても悪くねぇよな。
あーでも、俺も同じ立場だったら
デバイス取られたくねーしなぁ……どうしよ。
――ごつんっ!
あ、やべ。考え事してたから前方不注意だった。
「ごめんなさい。」
「あっ、サユキさん!」
「――げっ!? キュピネ!!」
「げっ、は酷くないですか?
不審者扱いしないで下さいよ!」
これならマサ兄の方が何倍もマシだ。
この女は何をしでかすか分からない。
だって俺らを実験台としてしか見てねぇし。
「あれぇ? サユキさん表情が暗いですねぇ。
何かあったんですか。
私で良ければ聞きますよ。」
「だったらマサ兄でいいです。」
「何言ってるのよ。
女の子同士でしか話せない悩みもあるでしょ。
そういうのも含めてお姉さん聞いてあげるよ?」
あー来たよこうゆう偽善系お姉さんパターン。
残念ながら俺は男なんだよなぁ。
生まれ直して16年。
女の子らしい悩みなんて一度も抱えた事ねぇよ。
強いて言うなら生理と女言葉の呪いくらいだ。
こんなんいくら話したって解決しねーだろ。
「あ、そうゆうのいいです。私眠いんで。」
「悩みを抱えてまともに眠れると思ってるの?」
「キュピネさんには関係ないでしょう。」
もうこれ以上話しても意味がなさそうなので、
黙って自室に戻る。
うん、自室に戻って来たのはいいんだけどさ。
「……なんでキュピネさんが居るんです?」
「私、スッキリしないと寝れない質ですので☆」
「はぁ……キューピットってみんな
こうなんですか。いいですよ私の負けで。」
「サユキさんのそうゆう潔い所好きです♡」
「あっそ。」
「さぁ、話してもらいましょうか。」
「最近、アックがソシャゲばっかりで
私の事を見てくれないんです。」
「やっぱり女の子の悩みじゃん!」
「はぁ!? 私は男の子ですけど!
ただ同志として心配してるだけですから!!」
「まぁ、今はそうゆう事にしといてあげる♡
お姉さん優しいからね。」
あぁー、やっぱこのキューピットに
相談したの絶対間違いだ。
完全に女の子扱いされてるし、
俺を馬鹿にしてんな。
「で、これを知って
平社員キューピット如きの貴女に何が出来ます?」
「そりゃあ勿論提案ですよ!
サユキさん。悪役令嬢になりましょう!」
「は?」
まるで意味が分からない。
「それの何処が解決案なんですか?」
「簡単ですよ。
悪い子は嫌でも目につきますよね。」
「ま……まぁ。」
クローネとか正にその手本だもんな。
「更に言えば、その子が身近な人であればある程
悪目立ちするし効果は絶大です。」
「キュピネさんが何を言おうとしてるか
大々分かって来ました。」
「あら、話が早くて助かるわ。
じゃ、これから私が悪役令嬢を伝授してあげる。
明日から実践なさい。」
その夜は悪役令嬢の何たるかを
キュピネに教わり眠りについた。
*
翌朝。
ログインボーナスのようにモーニングルーティンを
済ませて朝食卓へ向かう。
マサ兄、キュピネ、俺、アックスの
いつメンでワイワイと朝食を囲んだ後。
歯磨きと手洗いをし玄関で最終準備にかかる。
「おーい、サユ。忘れ物とかねぇか。」
「あるわけないでしょ。早く行こ。」
「お、おう。」
登校中。
やはりアックスはデバイスの虜になっていた。
だが、昨日教わった悪役令嬢技が
あれば問題ないぜ!
悪役令嬢技その1ッ!
〈腕にしがみつく!〉
キュピネ曰く、デバイスを
持った腕に行うのが効果的らしい。
この技によって臨める効果は
対象の動きを制限しつつ、
視点をこちらに誘導させるらしい。
解説通りの反応をアックスがしてるので
効果は本物のようだ。
「どっ、どうしたんだよサユ!
今日のお前なんかおかしいぞ!!」
「ソシャゲ中毒のアックよりはマシです。」
「いやそーゆー問題じゃねぇよ!?
さっさと離してくれねーか!!」
「ソシャゲ中断するならいいですよ。」
「わーった! 一旦止めっから!」
すげぇ、最初は馬鹿みたいな技だと
思ってたがちゃんと効くなーオイ。
これが悪役令嬢パワーなのか!!
キュピネの偉大な指導に感心してる内、
いつの間にかお昼休憩の時間が来た。
「みんな、聞いてくれ。」
アックがいつになく真剣な顔となる。
可笑しいな、いつもは他愛もないTSトークが
始まるんだが。
「サユが今朝……ぐむむっ!?」
嫌な予感がしたのでアックスの口を手で塞ぐ。
5秒くらい黙らせといた。
「サユが変なんだ。」
コイツやっぱり反省してねぇ。
「人を変人扱いしないでよ。
ソシャゲにのめり込むアックの方が変だよ。
ね? みんな。」
「「うん!!」」
ほらな、満場一致だ。
そんなかんやで、第1班全員に責められた
アックスは今日一日校内でソシャゲを
イジることはなかった。
下校時や帰路の道中でもそれは同様だ。
その所為なのか、表情も曇りっばなしだ。
俺、やり過ぎちゃったのかな。
ソシャゲに食らいつく顔も半分死んでたし、
これでよかったんだよな?
「アック。」
「……サユ。」
「やっぱり遊びたいの?」
「いいや、寧ろこれを機に目が覚めた。
――ありがとうな。」
その言葉に宿る感情は本物だ。
しかし、依然として暗い顔のまま。
「でもアック、満足そうじゃないね。
何か心残りがあるなら聞くよ。
ほら、私達は性癖を共にする同志なんだし!!」
アックスは、一呼吸置いた後。
決意を固めた顔となり口を開いた。
「サユやみんなにこうさせるまで
何も出来なかった俺が憎い。憎くて堪らねぇ。」
「そっか、じゃあ私が
アックより憎い子になったらいい?」
「なんだよソレ。」
「私、アックの為ならクローネちゃんが
ドン引きするレベルの悪役令嬢になったげるよ!
手始めにこの街全部凍結させよっか!」
――ぽんっ。
今俺、アックに頭をポンされて撫でられた?
「馬鹿かよ。俺の為にそこまで無理すんな。
サユはサユらしくいりゃそれでいい。
俺自身が憎いとか以前にな。……ん、サユ?」
何だよコレ。
何で言葉が出ないんだ? 顔も変に熱い。
変だ変だ変だ! こんなの可笑しいっ。
出せ! 腹から声を出すんだよ俺ッ!!
「そ、そういうセクハラいりませんから!
相変わらずTS娘分からせ癖
拗らせた変態野郎ですね。見損ないました。」
よし! 言ってやったぞ!
「ギャーハハハハッ!!
やっぱそれでこそサユだぜ!!
いやーホントさっきの俺が馬鹿みてぇだ!!」
アックスはガハハと大笑いし我に帰った。
憎い自分を吹っ切ったようなその笑いに、
思わず俺の頬も緩んだ。
「これで私達、お互いに大馬鹿者ですね。」
「おうよ!!」
*
その日の夕食。
ハマったソシャゲの武勇伝を
アックスが懐かしむように語り始めた。
これが何の為の語りかは分かる。
まだ続けたいとかいう執着心の漏れ。
……それとは真逆の語り。決別によるモノ。
俺は穏やかに相槌をうって聞き続けた。
飯が多少冷めたけど、それを許せるくらい
アックスの顔はキラキラしていた。
夕食後、歯磨きうがいを済ませた俺は
キュピネの部屋へお邪魔した。
「あら、どうしたのですかサユキさん。」
「少し感謝を伝えに来ました。」
「少しって何、フルで感謝してもいいのよ。」
「アックが正気に戻ったのはキュピネさんの
おかげです。ありがとうございます。」
「どういたしてまして。……でさ、決まった?」
「決まったとは?」
「悪役令嬢ごっこを続けるか続けないか。」
「んー、折角だし今日一日だけなら
続けてもいっかな。
それっぽい事一回しかしてないし。」
「教える事は教えた。
実行に移すなら今じゃないかしら。」
今って確かアックが入浴中の時間帯。
まさかッ!?
「あら、気付いたようね。
悪役令嬢技その2、〈どきどき水着風呂〉」
その名の通り、入浴中の男性に水着で割り込む
悪に相応しい必殺技だ。
緊張した対象は風呂どころではなくなるという
最悪の状況を押し付けられ、
風呂という行為自体を妨害される。
正に悪女の技。
「で、でもまだ水着の準備が……」
「私のを貸してあげるわ。」
何の躊躇いもなく水着貸し始めたよ
このキューピット。
「あ、あのぅ。胸の部分がちょっとキツ……」
「おっぱい切り落とす?」
「なんかすいません。」
下着と水着を入れ替えたまでは良かったが。
偶然キュピネの地雷を踏んでしまった俺は、
気まずいながらもアックスが
居る風呂場へと侵入した。
「わっはっは! 絶望しなさいアック!!」
「サユ、何してんだ。」
「え?」
「え?」
謎の鸚鵡返しが始まった。
「……はぁ、やっぱ今日のサユ可笑しいぜ。」
「お、可笑しくないし!」
「じゃさっさと部屋に戻れ。
それともぉ~、俺にわからせられに来た?
……いやん♡ サユちゃんのえっちぃ♡」
言葉だけでなく。
煽る様な顔で裸体を隠そうとする
その態度に怒りが湧いた。
「――あ゛?」
「ちょ、ちょっと待てサユ。
ここでビリビリすっと風呂壊れっぞ。」
おっと、いつもの勢いでやらかす所だったな。
けどここで大人しく部屋に戻るのも癪だ。
アックスの思い通りにはさせんぞ。
なんせ今の俺は悪役令嬢だからな。
「サユ……なんで寄るんだ?」
「アックぅ~、どこまで洗ったのかな~。」
「全部だが。」
「そっか、じゃあ風呂上がっても問題ないよね。」
俺はかつてニッカにした技を行う。
彼の鎖骨から首筋にかけて
細指をじっくり沿わせていく。
「サ、サユ?」
馬鹿め、何顔赤くしてんだよ。
これから悪役令嬢技・奥義の
餌食になる事も知らずになッ!!
「――ビリっ♡」
確かに、アックスの言う通りだ。
勢いに任せ放電すれば風呂場は故障するだろう。
しかしよォ、手動スタンガンだったらどうだ?
……ふっ、阿保みたいに気絶してんな。
「うん。コレで作戦は成功ね。」
俺はインベントリ魔法でアックスを
荷物と仮定し収納。
勝手に自分の風呂時間を済ませたのち、
何事もなかったかのように着替え自室に戻る。
自室へ戻った後。
インベントリ魔法・出庫を使いベットに乗せる。
まだ起きる気配はなさそうだ。
こっからは下準備だ。
護身用という事でマサ兄から貰った
大量の手錠を出庫していく。
それを使いアックスの四肢を施錠。
自分でやってて思うが
この下準備に違和感を覚えてる。
やってる行為が半ばヤンデレそのものだ。
ま、今の俺は悪役令嬢だし問題ねぇよな。
おし、コレで第一段階オーケー。
後は俺がこの黒タイツを装備してっと。
ローションを少量コイツの肉棒に馴染ませて……
こんなもんか。
俺はタイツ越しに奴の肉棒を踏み、電撃で起こす。
「――いでっ、ってぇええ!!」
「やっと起きたのね雄豚。」
「いや何コレ。どうゆう状況?
何で裸で拘束されてチンコ踏まれてんの!」
「ふっ、知って驚きなさい。
これこそが悪役令嬢・奥義。雄豚踏み絵の刑。」
「いやそうゆう冗談はいいから……」
――ガシャッ、ガシャッ。ガッ。
「施錠までしてるとかガチかよ。」
「言葉に反して顔が赤いわね。
もしかしてお仕置きに期待しちゃってるの?
変態な雄豚です事ッ!!」
遊び半分で肉棒を足でグリグリする。
うっわ、マジで膨張しやがったよ。こっわ。
キュピネが教えた通りの反応になったぞ。
――ぐりゅ、ぐりゅりゅっ。
「くっ……サユ。や、やめるんだっ。」
「こんだけ元気になってるのにぃ?
ほらぁ♡ 雄豚らしく惨めにイキなさいっ!!」
あーやっべ。
いつもイキってるアックスが
負け犬みてぇな顔して面白えぇえ!!
これ本当にイッたらどうなるんだ?
――グリグリッ! ぐりゅりゅりゅんっ!!
「だっ……ダメだサユ。もう出るッ!!」
宣言通り、肉棒が限界まで熱と大きさを膨張。
そして。
――びゅるるるるるるぅうっ!!
ガチで射精しやがった。
途中までノリ気でしていたが、
その光景を合図に互いが賢者タイムを迎えた。
「「……何やってんだろう。」」
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