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序章・すたーとあっぷ編
#12・転生TSっ娘が彼女を作るとどうなるのか?
しおりを挟むソノハが第1班に所属してから
2週間程経過したある日の昼休み。
「第1班の皆さーん!
私の力作漫画、是非読んでくださ~いっ!」
このように当の彼女は、
人目を気にせず自身が書いたであろう
エロ漫画を1班の面子に配っていく。
以前の彼女であれば絶対しない行為だ。
「ソノハ、これはどうゆう風の吹き回しだ。」
「そんな疑わないで下さいよリーダー。
日頃からお世話になってるお礼です♪
みんな大好きTSモノの作品ですよぅ!」
アックスが照れ臭そうに片手で頭を掻いた。
「サンキューな。……おいお前ら!
帰ったらこれで抜いてレビューしとけよ!」
俺ら第1班は誓いの手を重ねて、
えいえいおーした。
*
そうして一日が過ぎ。
アックスの指示通り、
その日の夜に例の本を読んだ。
タイトルは、
〈月狼と文学少女の秘密書庫〉
ルナリアと言うTS狼っ娘が、
肉食の文学少女ちゃんに性的な意味で食われる
えちちと愛情が入り混じる美しい作品だ。
高い画力とリアリティのある精神描写が
完全に達人の間合いそのもので、
思わず3回抜いてしまうくらいに名作だ。
これは明日も朝風呂確定だな。
にしてもこの2人。
絶対ソノハとミミアがモチーフだよな。
ワザとなのか、それとも本人による
ミミアを狙ってますよアピールか。
はたまた単なる偶然か。
「ほほんっ。これ描いた作家さんは
ボクから見ても相当の逸材だネ☆」
「ドラモネっ!?」
「驚くコトなくないかネ?
ボクはお姉ちゃんの使い魔なんだかラ。」
「いや、確かにそうだけど。
無断でエロ本読まれるのは……」
「良いじゃないか、ボクら相棒でしょ!」
「い、一応ね。」
「一応とはツレないなぁ~。
んまっ! それよりサ!」
「今度は何?」
「これ読んで見てお姉ちゃんはどう思った。」
また俺をおちょくってんのかこの使い魔。
「そうね。最高にセンシティブだったわよ。」
「違うネ。正直に答えなヨ。
でないとボク、お姉ちゃんのえちえち写真を
アックスの部屋に貼りまくりそうDA☆」
ちょっ!? それいつ撮った!
コイツぁ使い魔じゃなくて邪神じゃねぇか。
もし貼られたらアックスに痴女扱いされっぞ俺。
……くっそぉ、ここは諦めるしかねぇな。
「……わ、わかったわよ。正直に答える。」
「で、本音は?」
「私もっ、そのぉ。彼女が欲しいなって。」
な、なんで俺は使い魔に羞恥しながら
答えなきゃいけねぇんだ。
物凄く悔しいぞ。
「紅潮しながら両人差し指ツンツン
させてんの面白いネ☆
うんうん分かるよその気持ち。
男の子だった頃彼女出来なかったもんネ☆」
「出来るかなぁ……私に。」
「出来るでしょ。自覚してないだろうケド
サユキお姉ちゃん超美人だSHI☆」
言葉遊びしながら言われてる所為で
ふざけた冗談にしか聞こえない。
「……うぅ。」
「モジモジしたって始まんないヨ!
さぁ! レッツナンパ! 栄光を掴めッ!!」
「分かったわよ! やりゃいいんでしょ!」
どうせこのまま
囃し立てられるくらいなら乗ってやんよ。
見とけよドラモネ。
俺はデバイスを取り出し、
第1班コミュニティへログイン。
続けてソノハにダイレクトメールを送る。
《《ソノハちゃん、夜遅くにごめん!
《《(╹◡╹)
《《何その顔文字。
《《起きてるって合図だよ(`・ω・´)
というか、そこまで夜遅くなくない?
《《そう?
《《サユキちゃんって意外に早寝ちゃんなんだね。
それで、何で急にメールしてきたの。(╹◡╹)
《《私、ソノハちゃんの漫画に感化されて
彼女作りたくなっちゃったの!
こんな事相談できるの
貴女くらいしかいないでしょ!
《《それよりさ、メールの
打ち込みも女の子口調なのなんでなん?(╹◡╹)
《《分かんないよ!
私の指が勝手にこう動いちゃうの!!
《《え、何それ。ホラーじゃんΣ('◉⌓◉’)
で、もう一度聞くけど私に何の用?
《《彼女紹介して。やくめでしょ。
《《急にどうしたのΣ('◉⌓◉’)
私はちみつ持ってないよ!!
「ドラモネ! 勝手に打ち込まないでよっ!」
「メンゴメンゴぉ☆ 前足が滑っちゃった。」
前足が滑るってどういう理屈だよ。
取り敢えずメールに戻ろう。
《《ごめん。手が滑っちゃった。
《《サユキちゃん。
そろそろ寝た方がいいんじゃ……(。・ω・。)
《《心配しないで。私は元気だから。
《《おっけー。じゃあ話戻すけどぉ。
サユキちゃんくらい可愛い子なら
ナンパ1、2回すれば
そこらの女の子堕とせると思うよ(╹◡╹)
頼れると思ったが結局使い魔と同じ返答かよ。
いや、もっと話せば何かヒントを
得られるかもしれねぇぞ。
《《ほら、私って見ての通り
極度人見知りの内気コミュ障でしょ。
長続きしないと思うんだよね。
《《何を以って長続き?(╹◡╹)
《《1ヶ月かなぁ……
《《1ヶ月かぁ。それくらいの期間なら
私付き合ってあげてもいいよ。(`・ω・´)
《《え? ホント!?
《《但し、私の恋路にも協力してもらうわ!
(๑・̑◡・̑๑)/
《《ソノハちゃん好きな女の子居たの!?
《《うん! 私の狙いはミミアちゃんだよ!
あの子からはとてつもない百合の波動を
感じるの! 私のモノにしたい! (`・ω・´)
ミミア、すまん。
己が欲望の為、俺はお前を裏切る。
あとでたっぷり
グルーミングしてやるから許してくれ。
《《よろしくお願いします!!
《《これで契約成立ね!
今週末の休日にデートの予定入れといてよ!
私、期待してるから! (๑・̑◡・̑๑)
《《ありがとうっ!!
コミュニティをログアウトしました。
「ふっ、どうよ使い魔!
私はこの通り――出来る子なんです!!」
「いやぁ~、そう上手くいくかナ。
彼女、絶対裏がありそうじゃん。」
確かに裏があるのは見え見えだ。
けど、ソノハは根っからの悪い奴じゃない。
第1班の彼女と長い時間を過ごす中でそう確信した。
週末デートに期待を胸を躍らせながら、
俺はその日。眠りについた。
*
そして来たるデート日。
モーニングルーティンをいつも通り済ませたら、
比較的マシな衣服を選んで着替える。
玄関で靴を履き、ドアノブに手を触れたその時。
「おいサユ。朝食はいいのか。
出掛けるのは構わねーが、
無理にダイエットしなくていーぞ。
今でも十分良い体型してるしな。」
どうやら俺は、朝食抜きで休日ジョギングを
始める奴だと思われてるらしい。
普段家でアックスとぐーたらしてっから
そう思われても文句言えねぇか。
「……心配無用です。」
「ほらよ。」
無理に引き留められると思いきや、
ピクニック用の手提げボックスを受け取った。
「これ、サンドイッチ?」
「あぁ、朝昼両方分の量用意した。
腹が減ったら我慢せず食えよ。」
ったくよぉ。要らない気遣いしやがって。
「……一応、ありがと。じゃ、私行ってくるから
絶対について来たりしないでよね。」
「本当素直じゃねーなサユ。」
*
とまぁ、こんな感じで見送られ。
俺は集合場所の喫茶店へ訪れた。
喫茶店などはあまり寄らない人間なので、
人を見つけるのが大変だと覚悟した。
しかし、それを考慮してくれたのだろう。
手前側の座席でソノハが
手を振ってくれたから直ぐに合流できた。
「おっはよぉ♪ サユキちゃんっ!」
「お、おはようございます。」
「もうっ、何を緊張してんのよ。
長い事同志やってるでしょ私達。」
「ん、うぅん。そうだけどさ。」
嘘だろ、ソノハって本気出せば
こんなに美少女だったのか!!
あのダサい丸眼鏡は何処行ったんだよ!!
「あ、もしかして私の眼鏡が無いの気にしてる?」
「そ、そ、そうですぅ。」
「あっははぁ! マジでコミュ障じゃん。」
「ごめん……なさい。」
言えない。
普段と印象違い過ぎて緊張してるなんて。
「いいよいいよ。
この姿で私って気付く人あんま居ないし。
あと、普段付けてるの眼鏡伊達だから。」
「伊達なんだね。」
「うん。前世でずっと眼鏡つけてたから
落ち着かなくてね。」
「…………」
「急に静かになるとこっちが困るなぁ。」
「ごめん……いざ女の子と会話するとなると、
どういう話題とか出せばいいか分からくて。」
「私はいつも通りTS談義でも構わないけど?」
「折角のデートだしそれじゃ勿体ないなって。」
「変な所頑固ね。あ、そうだ!
ねぇそのボックスって何が入ってるの?」
店員さんに注意されないよう、
ソファの端に置いたが気付かれたみたいだ。
「こ、これ。大したモノは入ってないよ。
アックお手製のサンドイッチくらいしか……」
「ひゅーひゅー☆お熱いねぇ!!」
「あっ、熱くなんかないし!!」
「どう……少しは緊張ほぐれた?」
言われてみれば、ほぐれた気がする。
流石元2軍女子。コミュ障の
気持ちをコントロールするのもお得意らしい。
「う。うん。」
「その様子だと大丈夫そうね。
じゃ、早速だけどショッピング行きましょ。」
「ショ、ショッピング!?」
「何驚いてんのよ。普通でしょ。
サユキちゃんが普段リーダーにしてる事を
私が貴女にするだけよ。」
「してないよ。」
「え?」
ソノハが柄にもなく目を丸くする。
驚いてんのは彼女も同じようだ。
「ま、待って。
じゃあそのオシャレで可愛い服とか、
髪飾りとか今までどうしてきたの。」
「この服? お姉ちゃんからの仕送りだよ。」
「じゃ、じゃあ。今まで下着とか私服全部
お姉さん任せだったって事?」
「うん。」
ソノハは溜め息を吐いて頭を抱えた。
そんなに緊急事態だろうか。
男の俺には婦人服とか決めるセンスがない。
寧ろ衣生活はニッカ任せで助かった方なんだが。
一体何がいけないんだ。
「……こりゃとんでもない箱入り娘ね。
店長、会計で。」
「了解です。お値段、こちらになります。」
*
会計を終えた後、
俺はショッピングモールまで引っ張られた。
「あ、あのぅ~。ソノハさん?」
「何。」
「私こういうのはちょっと……」
「良いから、自分で似合うと思う服を
選びなさい。勿論下着もね。」
ブティックとランジェリー店が
支配権を得た階層へ俺は連れ去られた。
未使用と分かっていても目が泳いでしまう。
年頃の男子高校生にこの光景は
刺激が強すぎるんだよ!!
「う。うぅ。やっぱ無理ですよぅ。
わ、私男の子ですし、こんなの選べないっ。」
「いいから選びなさい。
いつも着てるのに何で緊張してんのよ。」
「ね、ねぇソノハさん!
上階層のメンズコーナー行きましょう!
アックにサプライズ服をプレゼントしたいなー!」
「都合良く逃げようとしても逃さないわよ。」
あ、この目ガチのヤツだ。
俺が決めるまで逃す気ないな。
「安心して、サユキちゃんのセンスに合わせて
私がしっかりアドバイスしてあ・げ・る♡
女の子の先輩として……ね?」
その時、初めてソノハに恐怖心を抱いた。
「――ぎぃぁぁああっ!!!」
*
数時間後。
「うぅ……もうやだぁ。」
俺はあまりのショックに顔を両手で覆っていた。
途中からウッキウキで婦人服選び始めちゃったよ。
……おかげで男としてのプライドがズタズタだ。
なんで60着以上買ってんだよ。
インベントリ魔法も便利過ぎだろ。
「サユキちゃん思ったよりセンスあるじゃない。
最初のアドバイスだけで
ここまで才能開花するなんてね。
もう女の子でいいんじゃない?」
「…………」
「否定しないって事は案外本気なのね。」
「そっ、そんなつもりじゃ……」
「ハッキリ言わない辺り、
思う節があるんじゃない?
いい? 私の彼女期間が終わったら、
こうゆう買い物にアックス君を誘いなさい。
私とのや・く・そ・く・よ♡」
これ以上ソノハに乗せられると、
後に引けなくなりそうだ。
「ソノハちゃん!
もう充分お買い物したし帰ろうよ!」
「何言ってるの?」
「え?」
「え、じゃないでしょ。
今まで不思議に思ってたけど
なんでサユキちゃんすっぴんなの。」
「だって私男の子だよ!?
そんなの知るわけないじゃん?
ね、今日は一先ず帰ろ。」
「ダメだよぉ♡ 行きましょ?
お化粧品コーナー♡ あと、香水コーナーもっ♡
知ってるかなサユキちゃん。綺麗な宝石はね、
磨けば磨く程綺麗になるんだよ?」
「もうやだよぉおぉ!!」
そんな俺の訴えも虚しく。
男のプライドを捨てた買い物合戦に
振り回されるのであった。
それと同時に思った。
ソノハを彼女代理にしたのは最大のミスであると。
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