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本章・わくわくえちえち編
#33・進学する度に性別が選べる世界だとどうなるのか?
しおりを挟む最近、ファミリーが増えた。
鶴が連れてきたアイリャという女の子。
アンドロイド族の機械少女らしいが、
本物の生き物と区別がつかないレベルで
精巧なつくりである。
「サユキさん。私の顔をマジマジ見て
どうしたんですか。米粒が頬に付いてますか?」
「んー、違うよー。
本当に機械なのか気になるってだけー。
ほっぺつんつんしていーい?」
「程々になら……」
「やったぁ!」
ふむふむ、この柔らかさ。
人肌のような体温。
触れれば触れる程、生物感が凄いな。
「ちょ、サユキさん……っ。
くすぐったいですってっ、やっやめへぇ。」
「姉たん。何やってるつらか?」
「ギクっ!」
うわー!
最悪のタイミングで鶴に見つかっちゃったよ!
ツイてねーな俺!!
「生まれた時から付いてないつらよ。」
「馬鹿にしてんの!?」
「事実つら。」
魔王軍式読心術で煽ってきたって事は、
……さては怒ってるな。
顔には出さないけど、分かるぞ。
つーか、
付いてる付いてないの問題じゃねぇんだよ。
「ありがとうございます。幹部様。」
「礼には及ばないつら。……それより姉たん。
何故アイリャにセクハラするの。
するならオノ君を勧めとくつら。
オノ君のえーえすえむあーるで毎晩オナニー
してるだけじゃ進展しないつらよ。」
「は、はぁ!? 何で私があんな変態と!
私はただアイリャちゃんが
アンドロイドかどうか検証してただけだし!!」
「あー、そんな事つらか。」
――ザッ。
鶴は右に手を薙いだ瞬間、
アイリャの首がぼとりと落ちる。
「え? 鶴ちゃん何やってるの?」
「こうするのが手っ取り早い。」
「違うよ……私、こんなつもりじゃ……」
「あ、大丈夫ですよ。サユキさん。
気にせず私の断面観察して下さい。」
「生きてるんかい!」
鶴もこうなるのを理解した上で
やってたっつーのかよ。
「私の部下にもアンドロイドが居るつら。
彼の四肢や首がバラけるのは日常茶飯事だから、
これが……最善。」
「じゃあお言葉に甘えて、
じっくり観察させて貰うわ。」
うだうだ言ったところでアイリャの
首胴体が分離したままなのは変わらない。
早いとこ観察を終えよう。
ほうほう。これは凄いな。
どちらも配線の断面を見てるようだ。
この作りでどうやってあの自然な声が出るんだ。
疑問が更に増えるばかりだ。
まぁ、確たる証拠は得られたし
ひとまず顔を戻そう。
――ガシャッ。
「元気100倍! アイリャ復活ぅうん!!」
「危ない発言やめてくれるかなぁ!?」
「これで姉たんの疑問も晴れたつらね。
ちょうど休日の昼飯明けで暇なんだし、
これを機会にもっと知ってみるつら。」
「アイリャの事?」
「アンドロイドの事つら!」
*
そんな流れで。
アックス、俺、鶴、アイリャの
4人で居間に集った。
家庭用ゲーム機でアックスと遊ぼうとした
途端にこれである。
不満とかは特にない。
鶴の言う通り、
この機会にアイリャと親睦を深めるのは大事だ。
鶴は前世の馴染みがあったり、
腹違いの妹だったりしてすぐに
仲良くなれたが、彼女は完全なる初見。
かつ、先住民。
ハッキリ言って何も知らない。
良い機会を設けてくれて逆に助かる。
……けど、何から話せばいいんだ?
あのアックスさえ口開くの躊躇ってんぞ。
「沈黙は苦しいつら。
はい、姉たん。どうぞ。」
最悪だ。
いきなり俺に話題振られたよ。
そ、そうだ
ここは無難に今朝の出来事について聞こう。
「アイリャちゃん。首はもう大丈夫なの?」
「うん! 見ての通りだよ。
切れ目も消えてるでしょ。」
あぁ、確かにそうだな。
切断面を再度繋げると完全再生するのか。
この世界のアンドロイドは
地球産より丈夫だな。
「ほい。次オノ君。」
「アンドロイドってTSっ娘いっぱいいるのか!」
ブレねーなオイ。
俺でもそんな発想無かったぞ。
そういう系のTSは履修済みだけどな。
アンドロイドとTSはそもそも相性がいい。
何故ならアンドロイドという
存在そのものがデータの塊。
そのメモリを女型の機体に移植するだけで
意図も容易くTSが成立してしまうのだ。
謎理論でTSするよりも妙にリアリティがある為、
コアなファンがつく事も珍しくない。
かく言う俺もその1人だ。
「てぃーえす? 何ですかそれ。」
不味いッ!
これ一般性癖じゃねぇからアイリャには
何の事かさっぱりわからないよな!
さぁ、どこから説明するか。
と、あたふたする俺とアックスの様子を
見た鶴が行動に移った。
彼女の耳元でコソコソ補足説明してくれたのだ。
「……分かったつらか。」
「成る程ですね。
サユキさんみたいな娘がどれくらいいるか。
そうですねー。
私も含めアンドロイド族全員です。」
今の数秒でどう説明したらTSを理解出来るんだ?
魔王軍幹部の説明力すげぇ。
そうか。アンドロイド族全員が……
「「――全員っ!?」」
「そんなに驚く事ですか。」
「驚くに決まってんだろ、俺らのTS愛舐めんな!」
「アック、これは大スクープですよ!」
「待って下さい2人とも!!
息荒くして近寄るのやめて貰えます?
幹部さん助けて下さいっ!
このカップルキモいですぅぅうっ!!」
キモくても構わんっ!
その先が俺らにとっては重要なんだ!!
キモTSズの魂が疼くんだよォ!!
「あーもしもしキュピネさん。
姉たんとオノ君が
これからちょめちょめするつら。
……見たいつらか?」
「「――お許し下さい鶴様ァ!!」」
「ごめんキュピネ。今の嘘つら。
じゃ、ばいばーい。」
鶴め!
俺らの扱い方を完全に把握してやがる!
「お2人にとって魔王軍幹部より
一般OLの方が恐怖の対象なんですね。」
「アイリャも2人に困ったらキュピネに
頼った方がいいつら。」
「了解です。」
ちゃっかり連絡先まで提供してるよ。
くっ……ここまでか。
「分かった分かった。俺らの白旗だ。
気分がアガっちまうのは
信者としての習性なんだ。
今回は大目に見てくんねーか。」
「いいつらよ。――でもオノ君、姉たん。
……次は、ないつら。」
「「イエッサー!!」」
ここに固い約束が結ばれた。
「そんじゃ話を戻そうぜ。
山程っつーのは具体的にどういう事なんだ?」
「そうですね。まず先に言えるのは、
我々アンドロイドには性別という概念が
あってないようなものです。」
だよな。
極論、データの集合体が生み出した自立AI。
それが雌雄どちらかの機体を受肉しただけだ。
「その言い方だと、
いつでも性別が変えれるみてーだな。」
「それも違いますね。
進学する前は雄型の機体がデフォルトですから。」
「ほう。」
「私達アンドロイド族は進学する度に
雌雄どちらかの機体を
学校から提供されるんです。
その二者択一は両親の意思関係なく、
当人の自由意志で決定出来るんです。」
「進学っつー事は、中学、高校、大学。
以上の3回でチャンスがある訳だな。
んで、上限とかはあるのか?」
そこは俺も気になるな。
今までの話をまとめると、
アンドロイドのTSっ娘は任意で
JC、JK、JDデビューできるらしい。
「上限とかはないですね。
大学の入学を繰り返せば実質変え放題ですし。」
「まぁ、一々機体の雌雄を
変えるにも学費や学力などが
その分必要だしバランスは取れてんだろーな。」
俺を置いてどんどん話が進んでいく件。
「えぇ。アックス君の言う通りです。
ですから、将来的な観点や生涯で見れば
機体の雌雄は高校大学辺りでほぼ決まりますね。
因みに私はJCデビューです。」
おし。取り敢えずLGBTに
優しい世界なのは分かったぞ。
「で、男女比とかってどーなんだ?」
「他種族ともよく比較されますけど、
平均的ですね。あなた方が思ってるような
著しい差は出ません。」
俺らアイリャにとんでもない偏見持たれねーか?
「そうかよ。」
「そもそも、生まれ持った身体を
異性に変えたいという強い願望。
これを持つ者なんてそうそういませんから。」
「……ギクっ。」
全員揃って俺に目を向けるな。
新手のイジメか?
「まぁでも、女湯や女子更衣室へ合法的に
入れるとかいう下心丸出しの理由で
後先考えずTSデビューするアンドロイド達は
一定数居るのは事実です。
JK、JDデビューする子は特にその傾向が高い。」
「そいつらって最終的にどうなるんだ。
やっぱ俺の力無しでも分からせられちゃうのか。」
TS娘分からせたい欲が漏れてまっせアックス。
「ほとんどは順応します。
そして、女性としての生涯を迎えますね。」
「かぁーっ! 自分で分かっちゃう系かー!
自己完結雌堕ちタイプかー! ……ちらっ。
待て、今のジョーク。拳構えるのやめような?」
本日の皆さん。
俺をイジり倒しに来たんですかねぇ。
あ、鶴は寝てるんで許してあげよ。
さて……どうしたものか。
アックスに至っては
最近俺のパンチの予備動作を
捉えられるように進化してやがるし。
「おし! 話を戻そうぜ!
機体の容姿が被ったり、
機体にもランク付けがあったりすんのか?」
「良い質問ですね。被る事はまずないです。
我々全アンドロイド族のマザーが直々に
製造関与しているので。」
「あんたらの親玉すげぇ有能じゃねぇか。
で、ランク付けの方は?」
「学校にランクがあるのはご存知ですよね。」
「おう。」
偏差値のお話か。
「提供される機体の容姿は、
学校のランクに応じて変わります。」
つまり、入学するのが良い学校であれば
あるほど美人になれるという事か。
その逆も然りだな。
アンドロイド社会恐るべし。
「ちなみに、サユキさんや幹部さんクラスとも
なると偏差値90以上は必須ですね。」
「スゲー分析能力だな。
あれ? だったらアイリャも結構イケてねぇか。」
「お世辞は程々にして下さいよ。」
「お世辞じゃねーって、頑張ってんじゃん。」
「……うっ。」
あーあ。アックスまじかよ。
恋愛フラグ立てるプロか?
「まっ! サユのほ……あががががっ!!」
少しは言葉を選んで欲しいものだ。
俺が電撃流さなきゃ最悪の空気になってたぞ。
秒で折るどころか
ミキサーに投入してる事を自覚してくれ。
あ、勢い余って気絶させちまった。
どないしよ。
結果的に俺とアイリャのタイマンになっちまった。
「ありがとうございます。サユキさん。」
「いいって……アックは昔から
私しか目にないアホなの。
躾けないと暴れちゃう狂犬だしさ。」
なんとか、フォロー出来てっかな。
「サユキさんは、優しいですね。」
「優しくなんかないよ。
みんなの前では優しい子でいたいだけ。
人の顔色伺ってご機嫌とりして、
自分にかかる不都合や不幸を
避ける為の生き方ばかりしてた。
で、今でもこの悪癖が治らない。」
「?」
「その点、アックは凄いんだ。
どんなに痛い思いするって分かっても、
自分に対して正直に生きてる。
後悔しない生き方をしてる。
正直、それが……羨ましい。」
「サユキ、さん。」
あぁ、出会って間もない子に俺は何を
打ち明けてるんだろう。
違うな。
身近な奴に言えないからこそ、口から出るのか。
「あー、ごめんね。急に暗い話になっちゃって。
見ての通り私捻くれてるからさ。
今のは聞かなかった事にして。」
つくづくダッセーな俺。
「聞かなかった事になんか出来ません。
他の方々に話せない闇を
抱えたまま放置したら、いずれ壊れますよ。」
「その時はその時だよ。」
「ふざけないで下さい。
みんなに話せないような事、私が聞いてあげます。
誰にもいいません。」
「出会って間もないのに、
なんでそこまで尽くしてくれるの?」
「みんなも私も、壊れるサユキさんなんか
見たくありません。私1人の相談だけで
済むならお安い御用です。」
鶴のクセに、立派な奴連れてきやがって。
妹にしてやられたよこん畜生。
「分かったわ。改めて……これから宜しくね。」
「えぇ。」
俺とアイリャは
初めて心を通わせた握手をした。
「ではサユキさん。今2人っきりなんだし、
ぶっちゃけた事聞いていいですか?」
「どうぞ。」
急にどうしたんだ。
ぶっちゃけた事って?
「男に戻りたいですか?」
何だ。そういう事かよ。
答えは出てる。俺はもうずっと。
「……戻りたくない。」
「そっか! 良かった!!
サユキさんの素直な意見が聞けて満足です!
また今度、いっぱいお話しましょう!」
良かった? 何が良いんだ。
くそぉ、やっぱアンドロイドの考える事は
よくわかんねーな。
にこやかな様子で去っていくアイリャ。
彼女の背に声をかけられないまま、
俺はぐったりとソファーにもたれかかった。
「今日なんか疲れた。お昼寝しよーっと。」
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