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雷鳴と狼の声が響く王都
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王都近郊――ネグラロサの所有する、古びた石造りの大豪邸に、セレナたちは到着した。
石壁は長い年月を経て苔むし、門柱には雨に削られた細い溝が走っている。
「ここだ」
狼の女王はルナを伴い、率いた狼たちが整列をするなかで、その屋敷に入った。そして、ひとときの休憩を取った。
「お待たせしました」
ネグラクサ王都の支配人ハンマーが荷馬車を引き、軋む音を立てて到着する。
「先を急いでんだけど!」
セレナは苛立ちを隠さず、声を短く刺した。言葉の刃に、ハンマーが肩をすくめる。
「あっ、セレナ!」
リアナが馬車から飛び降り、勢いよく抱きつく。だが、その視界いっぱいに広がる狼の群れを見た瞬間、彼女の表情はこわばった。
「ははは、怖くないよ」
セレナが笑うと、ルナが「ワオーン!」と吠える。瞬間、群れのすべてが呼応し、低く長い遠吠えを上げた。重なり合う声は石壁に反響し、辺りの空気を震わせる。
「セレナ様、目立ってしまいます」
慌てたハンマーが群れを制する。
「なんで? 歓迎の声なのに」
「それはありがたいのですが……」
王都からウエストグレンにかけて、軍隊と冒険者たちが大規模に移動しているらしい。ここは、その通り道でもある。
ハンマーの荷馬車の後方にはハートフェルトの馬車もあり、そこからエリオンが静かに降り立った。
「もし魔物と誤認されれば厄介です」
「失礼ね。この子たちは、魔物よ」
「いえ、ですから――人族と敵対していると思われれば、攻撃を受けます」
「なら、応戦するだけのことよ!」
鋭い返答に、ハンマーは内心で頭を抱える。だが、その横顔には人を無言で従わせる力があった。
冷たさの奥に、不思議な温かさが潜む――その混ざり合いこそが彼女の武器だった。
「アキラ様は、人族と敵対しないよう指示されています。あくまで――今は、ですが」
ハートフェルトが補足する。
「わかった」
セレナは短く頷き、視線を王都の方角へと向けた。
「これから王国と交渉に入ります。私が使者として向かいます」
ハイエルフのエリオンが淡々と告げる。
「それ本気? お兄ちゃんで大丈夫なの? 鬼に騙されたんでしょ?」
セレナはわざと見下すように言った。ノクスからの定時連絡で、その顛末は聞いている。
「……私も行くけど、セレナにも一緒に来てほしいの」
リアナが真剣な眼差しを向ける。
「嫌よ――と言いたいところだけど、アキラから連絡があったから行くわ」
『とことん甘い、優しい主人との会話』
それは、彼女にとっては、最優先すべき指示だ。
セレナは剣をくるりと回し、刃の光を陽に揺らめかせた。その仕草だけで、場の空気が一段張り詰める。
「ヴァイオレットたちを追い出した連中なんでしょ。どんな面構えか、この目で確かめたいわ」
彼女はこれまでののんびり旅を棚に上げ、全員を振り返る。その視線は言葉以上に命令だった。
「さあ、急ぐわよ」
「いえ、今、アポイントの連絡待ちです」
「そんな必要ないわよ。行って会えなければそれまでよ。行きましょう」
こう言い出したセレナは止まらない。早く、アキラに会いたくなった彼女の当然の思考だ。
「それじゃあ、食事をしてから行きませんか?」
ハンマーが提案すると、セレナはふと思いついたように、
「じゃあ、私が美味しい店を紹介しよう!」と歩き出す。
「わぁーい!」リアナが喜んだ。
「それでは、乗せて行きますので……」
ハンマーの大型馬車に全員で乗り込む。
「それでは、ここで留守番をしておきます」
ハートフェルトが、ルナと狼の群れを連れて民家に戻っていく。手には、ルナの好きな干し肉の束。
「それで、どこに向かえばいいんですか?」
「大通りの一本隣のカフェだよ。狼人族がやってる!」
「わかりました。なんとなくですが……行きます」
※
その古いカフェは、閉店していた。かつて温かな香りが漂っていた店は、木枠の窓が割れ、扉は半ば外れ、瓦礫と粉塵が床を覆っている。
「これは酷い……どうしたんだろう?」
エリオンとリアナが同時に息を呑む。
セレナは馬車を飛び降り、瓦礫を軽やかに踏み越え、中へ進む。
「ナナ、店主? どこにいる?」
声を張ると、奥の影がわずかに揺れた。
その瞬間、小さな狼人族の少女が飛びついてきた。
「うえぇぇん、怖かったよぉ、お父さんが、お父さんがぁ」
涙に濡れた声と震える体が、セレナの胸にしがみつく。
「大丈夫? お父さんは?」
「連れて行かれた……怖い人たちに……」
セレナはその頭をそっと抱きしめる。心の奥に、冷たく鋭い刃が研がれてた。
馬車を降りたリアナたちに、落ち着いたナナを預ける。
「すぐに、お父さんは解放する。ハンマー、行くよ!」
「はあ……」
ハンマーは苦笑混じりに肩を回す。
「リアナ、しっかりナナを守ってて。兄ちゃんは片付けて」
「はぁ……」
通りに出たセレナは、剣を空に突き上げた。
途端、空気が重く沈み、雲が渦を巻く。 街の人々が何事かと顔を上げた瞬間――雷が大地を裂き、轟音が石畳を震わせる。
「ワオーン!」「ワオーン!」
狼たちの遠吠えが、雷鳴に重なって王都全域へ響き渡った。通りの片隅で人々が息を呑み、王都中の野犬が吠える。
これは大変なことになる――ハンマーはそう思いながらも、その予感の向こうにある面白さを、どうしても笑みで隠せなかった。
石壁は長い年月を経て苔むし、門柱には雨に削られた細い溝が走っている。
「ここだ」
狼の女王はルナを伴い、率いた狼たちが整列をするなかで、その屋敷に入った。そして、ひとときの休憩を取った。
「お待たせしました」
ネグラクサ王都の支配人ハンマーが荷馬車を引き、軋む音を立てて到着する。
「先を急いでんだけど!」
セレナは苛立ちを隠さず、声を短く刺した。言葉の刃に、ハンマーが肩をすくめる。
「あっ、セレナ!」
リアナが馬車から飛び降り、勢いよく抱きつく。だが、その視界いっぱいに広がる狼の群れを見た瞬間、彼女の表情はこわばった。
「ははは、怖くないよ」
セレナが笑うと、ルナが「ワオーン!」と吠える。瞬間、群れのすべてが呼応し、低く長い遠吠えを上げた。重なり合う声は石壁に反響し、辺りの空気を震わせる。
「セレナ様、目立ってしまいます」
慌てたハンマーが群れを制する。
「なんで? 歓迎の声なのに」
「それはありがたいのですが……」
王都からウエストグレンにかけて、軍隊と冒険者たちが大規模に移動しているらしい。ここは、その通り道でもある。
ハンマーの荷馬車の後方にはハートフェルトの馬車もあり、そこからエリオンが静かに降り立った。
「もし魔物と誤認されれば厄介です」
「失礼ね。この子たちは、魔物よ」
「いえ、ですから――人族と敵対していると思われれば、攻撃を受けます」
「なら、応戦するだけのことよ!」
鋭い返答に、ハンマーは内心で頭を抱える。だが、その横顔には人を無言で従わせる力があった。
冷たさの奥に、不思議な温かさが潜む――その混ざり合いこそが彼女の武器だった。
「アキラ様は、人族と敵対しないよう指示されています。あくまで――今は、ですが」
ハートフェルトが補足する。
「わかった」
セレナは短く頷き、視線を王都の方角へと向けた。
「これから王国と交渉に入ります。私が使者として向かいます」
ハイエルフのエリオンが淡々と告げる。
「それ本気? お兄ちゃんで大丈夫なの? 鬼に騙されたんでしょ?」
セレナはわざと見下すように言った。ノクスからの定時連絡で、その顛末は聞いている。
「……私も行くけど、セレナにも一緒に来てほしいの」
リアナが真剣な眼差しを向ける。
「嫌よ――と言いたいところだけど、アキラから連絡があったから行くわ」
『とことん甘い、優しい主人との会話』
それは、彼女にとっては、最優先すべき指示だ。
セレナは剣をくるりと回し、刃の光を陽に揺らめかせた。その仕草だけで、場の空気が一段張り詰める。
「ヴァイオレットたちを追い出した連中なんでしょ。どんな面構えか、この目で確かめたいわ」
彼女はこれまでののんびり旅を棚に上げ、全員を振り返る。その視線は言葉以上に命令だった。
「さあ、急ぐわよ」
「いえ、今、アポイントの連絡待ちです」
「そんな必要ないわよ。行って会えなければそれまでよ。行きましょう」
こう言い出したセレナは止まらない。早く、アキラに会いたくなった彼女の当然の思考だ。
「それじゃあ、食事をしてから行きませんか?」
ハンマーが提案すると、セレナはふと思いついたように、
「じゃあ、私が美味しい店を紹介しよう!」と歩き出す。
「わぁーい!」リアナが喜んだ。
「それでは、乗せて行きますので……」
ハンマーの大型馬車に全員で乗り込む。
「それでは、ここで留守番をしておきます」
ハートフェルトが、ルナと狼の群れを連れて民家に戻っていく。手には、ルナの好きな干し肉の束。
「それで、どこに向かえばいいんですか?」
「大通りの一本隣のカフェだよ。狼人族がやってる!」
「わかりました。なんとなくですが……行きます」
※
その古いカフェは、閉店していた。かつて温かな香りが漂っていた店は、木枠の窓が割れ、扉は半ば外れ、瓦礫と粉塵が床を覆っている。
「これは酷い……どうしたんだろう?」
エリオンとリアナが同時に息を呑む。
セレナは馬車を飛び降り、瓦礫を軽やかに踏み越え、中へ進む。
「ナナ、店主? どこにいる?」
声を張ると、奥の影がわずかに揺れた。
その瞬間、小さな狼人族の少女が飛びついてきた。
「うえぇぇん、怖かったよぉ、お父さんが、お父さんがぁ」
涙に濡れた声と震える体が、セレナの胸にしがみつく。
「大丈夫? お父さんは?」
「連れて行かれた……怖い人たちに……」
セレナはその頭をそっと抱きしめる。心の奥に、冷たく鋭い刃が研がれてた。
馬車を降りたリアナたちに、落ち着いたナナを預ける。
「すぐに、お父さんは解放する。ハンマー、行くよ!」
「はあ……」
ハンマーは苦笑混じりに肩を回す。
「リアナ、しっかりナナを守ってて。兄ちゃんは片付けて」
「はぁ……」
通りに出たセレナは、剣を空に突き上げた。
途端、空気が重く沈み、雲が渦を巻く。 街の人々が何事かと顔を上げた瞬間――雷が大地を裂き、轟音が石畳を震わせる。
「ワオーン!」「ワオーン!」
狼たちの遠吠えが、雷鳴に重なって王都全域へ響き渡った。通りの片隅で人々が息を呑み、王都中の野犬が吠える。
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