130 / 238
蠱惑の魔剣
ノルドの矜持
しおりを挟む
次の日、ノルドが冒険者ギルドを訪れると、ドラガンが歩み寄ってきた。
「お待たせしたな。今日の昼には来ると連絡が入った」
「そうですか。実は昨日、港町の花街で、島主様の馬車から降りてくる貴族を見たのですが?」
「ああ、その御仁だな」ドラガンは、渋い顔をした。
ノルドはギルドホールのカウンターで商人と商談をする。
「ポーション三種類は、まだ売ってくれないのか?」
商人は毎度のように切り出してくる。
「悪いが、それはできない。ヴァレンシアにしか売れない」
ノルドは即座に断った。
「ははは、聞いただけだよ」
その名を聞いた瞬間、商人は潔く諦めた。
ノルドの“商売下手”は島では有名だ。だがそれを逆手に取って、余計な虫がつかないよう、大人たちは彼を守る独自のルールを作っている。
彼が作る消火薬や治療薬も、すべて卸値が固定されており、お金の管理はヴァレンシア商会のメグミとリコが担当している。ああ見えて、リコは意外にしっかり者だ。
冒険者の報告書の代筆、帳簿作成、採掘品のリスト作成……荷運び人の仕事ではない部分を終わらせると、ノルドはギルド併設の酒場でひと息ついた。
※
軽微な罰で済んだ荷運び人たちは、釈罪金を払って監獄から出てきた。しかし信頼は戻らず、今もなお冒険者たちに同行を拒まれている者も多い。
そんな彼らは、朝から酒場の隅で安酒をすすりながら、虚ろな一日を過ごしていた。ノルドも書類仕事を終えて、ふと彼らの方を見る。
目が合いそうになると、彼らは視線を逸らし、目を伏せた。島主との関係が明るみに出た今、ノルドに難癖をつけようという勇気のある者はいない。
「裏帳簿もあるんだから、きちんと支払って、謝ればいいのに」
ノルドもまた、彼らのせいで荷運び人の評判が地に落ちたと感じている。だが――冒険者たちにも甘えがあるな、と思い直し、口に出して非難することはしなかった。
本当は、気のいい、心の弱い、ただ疲れた男たちなのだ。
「仕方ない」
小さく息を吐き、給仕係の少女に声をかける。
「これ、彼らの飲み代」
金貨を数枚と、チップを渡す。
「ノルド、あんな奴らに奢る必要ないわよ。一緒にされて監獄に入れられたって……慰謝料はもらえたの?」
そういえば謝罪金の話もあった。だがノルドは断った。母親を侮辱した連中の金など、一銅貨たりとも受け取る気はなかった。
「もう終わったことだし。同職だから。よろしくね」
軽く笑ってそう言うと、ノルドは席を立ち、ドラガンを探してギルド内を歩いた。
外に出ると、道を眺めながら立っているドラガンの姿があった。
「遅いですね……一度家に戻ります。製薬の準備をしておきたいので」
「わかったよ。ミミに呼びに行かせる」
※
ダンジョン町にあるノルドの家は、ギルドからやや離れた、裏通り「シダ通り」の奥にある。高級宿泊施設〈迷宮亭〉の先、静かな区画だ。
〈迷宮亭〉は、ヴァレンシア商会の商会長メグミの妹であるノゾミが、店主兼料理長を務める名店だ。島に数軒しかない、格式と実力を備えた「星喰の書 ⭐︎⭐︎⭐︎」のひとつ。評判は島外にも届いている。
ノルドも過去に一度泊まり、食事をしたことがあった。そのときの味と香りは、今も記憶に残っている。店の前を通ると、仕込みの匂いが、ふとそれを思い出させた。
「あら、ノルド!」
声をかけてきたのは猫人族の給仕長、ネラ。ノゾミのパートナーだ。
ヴァルと並んで通り過ぎようとしたところを、呼び止められた。
「ネラさん。この間お持ちしたモリユ茸はどうでしたか?」
「うん、とっても良かったわ。評判も上々。またサンドイッチ、届けに行くね」
ノルドは、店のコース料理はどうにも苦手だ。製薬に集中していると、食事を摂るのも億劫になる。だからノゾミたちは、頻繁にサンドイッチを差し入れてくれていた。
「ありがとうございます!」
「ワオーン!」
ヴァルはそのままの肉が好きだが、迷宮亭のソースだけは特別に気に入っている。
シシルナ島には、小さな魔物の森がいくつかあるが、規模の大きいものは限られている。ひとつはオルヴァ村、セラ親子が住んでいた家の裏手に広がる森。そしてもうひとつが、この町の外れにあるダンジョンの森だ。
魔物の森には、必ずエルフツリーが生えている。膨大な魔力を秘めたその木は、森を、魔物を、精霊たちを育てている。
だが、この森には――三本も生えている。
その存在こそが、森の“異質さ”の証だった。
エルフツリーの樹液は、ポーションの根幹となる素材であり、森ごとに植物相も異なる。シシルナ島でも、この森にしか存在しない薬草や魔物が数多く棲息している。
ノルドには、この森で瀕死の重傷を負った過去があった。特殊な「バインドカズラ」の群生と、グリムエイプの大群。それは、死線だった。
「あの時は、まだ弱かったからな」
「ワオーン!」
――だが、今は違う。ヴァルは胸を張る。
あれから五年。ノルド自身の秘めた力も、仲間たちも、大きく成長した。
いまや、この森ですら“無敵”に近い状態になりつつある。
そしてノルドは確信している。
――この森の地下には、未発見のダンジョンが広がっているはずだ。
「どこかに、秘密の入り口があるはずだけどね」
そう呟くと、そばにいたビュアンが珍しく、知らんぷりをした。
彼女が“知らないふり”をする時には、理由がある。
家に戻ると、少しだけ横になり、まどろみに身を任せる。
そのとき――。
「ノルド、いる? 貴族たち来たよ~」
ギルドの受付嬢ミミの声が、外から聞こえてきた。
窓の外は、もう夜の帳が下りていた。
「お待たせしたな。今日の昼には来ると連絡が入った」
「そうですか。実は昨日、港町の花街で、島主様の馬車から降りてくる貴族を見たのですが?」
「ああ、その御仁だな」ドラガンは、渋い顔をした。
ノルドはギルドホールのカウンターで商人と商談をする。
「ポーション三種類は、まだ売ってくれないのか?」
商人は毎度のように切り出してくる。
「悪いが、それはできない。ヴァレンシアにしか売れない」
ノルドは即座に断った。
「ははは、聞いただけだよ」
その名を聞いた瞬間、商人は潔く諦めた。
ノルドの“商売下手”は島では有名だ。だがそれを逆手に取って、余計な虫がつかないよう、大人たちは彼を守る独自のルールを作っている。
彼が作る消火薬や治療薬も、すべて卸値が固定されており、お金の管理はヴァレンシア商会のメグミとリコが担当している。ああ見えて、リコは意外にしっかり者だ。
冒険者の報告書の代筆、帳簿作成、採掘品のリスト作成……荷運び人の仕事ではない部分を終わらせると、ノルドはギルド併設の酒場でひと息ついた。
※
軽微な罰で済んだ荷運び人たちは、釈罪金を払って監獄から出てきた。しかし信頼は戻らず、今もなお冒険者たちに同行を拒まれている者も多い。
そんな彼らは、朝から酒場の隅で安酒をすすりながら、虚ろな一日を過ごしていた。ノルドも書類仕事を終えて、ふと彼らの方を見る。
目が合いそうになると、彼らは視線を逸らし、目を伏せた。島主との関係が明るみに出た今、ノルドに難癖をつけようという勇気のある者はいない。
「裏帳簿もあるんだから、きちんと支払って、謝ればいいのに」
ノルドもまた、彼らのせいで荷運び人の評判が地に落ちたと感じている。だが――冒険者たちにも甘えがあるな、と思い直し、口に出して非難することはしなかった。
本当は、気のいい、心の弱い、ただ疲れた男たちなのだ。
「仕方ない」
小さく息を吐き、給仕係の少女に声をかける。
「これ、彼らの飲み代」
金貨を数枚と、チップを渡す。
「ノルド、あんな奴らに奢る必要ないわよ。一緒にされて監獄に入れられたって……慰謝料はもらえたの?」
そういえば謝罪金の話もあった。だがノルドは断った。母親を侮辱した連中の金など、一銅貨たりとも受け取る気はなかった。
「もう終わったことだし。同職だから。よろしくね」
軽く笑ってそう言うと、ノルドは席を立ち、ドラガンを探してギルド内を歩いた。
外に出ると、道を眺めながら立っているドラガンの姿があった。
「遅いですね……一度家に戻ります。製薬の準備をしておきたいので」
「わかったよ。ミミに呼びに行かせる」
※
ダンジョン町にあるノルドの家は、ギルドからやや離れた、裏通り「シダ通り」の奥にある。高級宿泊施設〈迷宮亭〉の先、静かな区画だ。
〈迷宮亭〉は、ヴァレンシア商会の商会長メグミの妹であるノゾミが、店主兼料理長を務める名店だ。島に数軒しかない、格式と実力を備えた「星喰の書 ⭐︎⭐︎⭐︎」のひとつ。評判は島外にも届いている。
ノルドも過去に一度泊まり、食事をしたことがあった。そのときの味と香りは、今も記憶に残っている。店の前を通ると、仕込みの匂いが、ふとそれを思い出させた。
「あら、ノルド!」
声をかけてきたのは猫人族の給仕長、ネラ。ノゾミのパートナーだ。
ヴァルと並んで通り過ぎようとしたところを、呼び止められた。
「ネラさん。この間お持ちしたモリユ茸はどうでしたか?」
「うん、とっても良かったわ。評判も上々。またサンドイッチ、届けに行くね」
ノルドは、店のコース料理はどうにも苦手だ。製薬に集中していると、食事を摂るのも億劫になる。だからノゾミたちは、頻繁にサンドイッチを差し入れてくれていた。
「ありがとうございます!」
「ワオーン!」
ヴァルはそのままの肉が好きだが、迷宮亭のソースだけは特別に気に入っている。
シシルナ島には、小さな魔物の森がいくつかあるが、規模の大きいものは限られている。ひとつはオルヴァ村、セラ親子が住んでいた家の裏手に広がる森。そしてもうひとつが、この町の外れにあるダンジョンの森だ。
魔物の森には、必ずエルフツリーが生えている。膨大な魔力を秘めたその木は、森を、魔物を、精霊たちを育てている。
だが、この森には――三本も生えている。
その存在こそが、森の“異質さ”の証だった。
エルフツリーの樹液は、ポーションの根幹となる素材であり、森ごとに植物相も異なる。シシルナ島でも、この森にしか存在しない薬草や魔物が数多く棲息している。
ノルドには、この森で瀕死の重傷を負った過去があった。特殊な「バインドカズラ」の群生と、グリムエイプの大群。それは、死線だった。
「あの時は、まだ弱かったからな」
「ワオーン!」
――だが、今は違う。ヴァルは胸を張る。
あれから五年。ノルド自身の秘めた力も、仲間たちも、大きく成長した。
いまや、この森ですら“無敵”に近い状態になりつつある。
そしてノルドは確信している。
――この森の地下には、未発見のダンジョンが広がっているはずだ。
「どこかに、秘密の入り口があるはずだけどね」
そう呟くと、そばにいたビュアンが珍しく、知らんぷりをした。
彼女が“知らないふり”をする時には、理由がある。
家に戻ると、少しだけ横になり、まどろみに身を任せる。
そのとき――。
「ノルド、いる? 貴族たち来たよ~」
ギルドの受付嬢ミミの声が、外から聞こえてきた。
窓の外は、もう夜の帳が下りていた。
3
あなたにおすすめの小説
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!
しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。
けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。
そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。
そして王家主催の夜会で事は起こった。
第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。
そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。
しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。
全12話
ご都合主義のゆるゆる設定です。
言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。
登場人物へのざまぁはほぼ無いです。
魔法、スキルの内容については独自設定になっています。
誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。
モフモフテイマーの、知識チート冒険記 高難易度依頼だって、知識とモフモフモンスターでクリアします!
あけちともあき
ファンタジー
無能テイマーとしてSランクパーティをクビになったオース。
モフモフテイマーという、モフモフモンスター専門のテイマーであった彼は、すぐに最強モンスター『マーナガルム』をテイムするが……。
実はオースこそが、Sランクパーティを支える最強メンバーだったのだ。
あらゆるモンスターへの深い知識。
様々なクラスを持つことによる、並外れた器用さ。
自由になったオースは、知識の力で最高の冒険者へと成り上がっていく。
降って湧いた凶悪な依頼の数々。
オースはこれを次々に解決する。
誰もがオースを最高の冒険者だと認めるようになっていく。
さらに、新たなモフモフモンスターが現れて、仲間も増えて……。
やがて、世界を巻き込む陰謀にオースは関わっていくのだ。
「平民が聖女になれただけでも感謝しろ」とやりがい搾取されたのでやめることにします。
木山楽斗
恋愛
平民であるフェルーナは、類稀なる魔法使いとしての才を持っており、聖女に就任することになった。
しかしそんな彼女に待っていたのは、冷遇の日々だった。平民が聖女になることを許せない者達によって、彼女は虐げられていたのだ。
さらにフェルーナには、本来聖女が受け取るはずの報酬がほとんど与えられていなかった。
聖女としての忙しさと責任に見合わないような給与には、流石のフェルーナも抗議せざるを得なかった。
しかし抗議に対しては、「平民が聖女になれただけでも感謝しろ」といった心無い言葉が返ってくるだけだった。
それを受けて、フェルーナは聖女をやめることにした。元々歓迎されていなかった彼女を止める者はおらず、それは受け入れられたのだった。
だがその後、王国は大きく傾くことになった。
フェルーナが優秀な聖女であったため、その代わりが務まる者はいなかったのだ。
さらにはフェルーナへの仕打ちも流出して、結果として多くの国民から反感を招く状況になっていた。
これを重く見た王族達は、フェルーナに再び聖女に就任するように頼み込んだ。
しかしフェルーナは、それを受け入れなかった。これまでひどい仕打ちをしてきた者達を助ける気には、ならなかったのである。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
転生したら鎧だった〜リビングアーマーになったけど弱すぎるので、ダンジョンをさまよってパーツを集め最強を目指します
三門鉄狼
ファンタジー
目覚めると、リビングアーマーだった。
身体は鎧、中身はなし。しかもレベルは1で超弱い。
そんな状態でダンジョンに迷い込んでしまったから、なんとか生き残らないと!
これは、いつか英雄になるかもしれない、さまよう鎧の冒険譚。
※小説家になろう、カクヨム、待ラノ、ノベルアップ+、NOVEL DAYS、ラノベストリート、アルファポリス、ノベリズムで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる