4 / 80
1章 異世界で生活を始める
4話 男は再検証して素晴らしさに気付く
しおりを挟む
街に向かって走り、城門が見えるとどうやら閉門しようとしてる動きに気付く。
「待ってくれ~、野宿したくないから入れて~」
手持ちに食糧はないわ、といった準備がまったくない状態で野宿なんてノ―サンキュだ。
閉門しようとしてたらしい2人が俺に気付いてくれたようで手招きしてくれるのにホッとして更に加速する。
だいぶ近づき、2人を視認出来る距離に来た瞬間、その片割れに対して俺は直感が働いた。
下腹部、そう、股の間にキュピーンって感じだ!
クワッと目を見開いて自分が見た物を確認しながら走り続ける。だが、いくら凝視しても俺の視覚情報はヒャッハーと言ってくる。
俺が向かう先にあったのはビキニアーマー、もち、サブリガ着用!
まだ距離があるから顔は分からないが夕陽に照らされる肌は褐色で金髪ショートである事が分かる。
分かる範囲で一番重要なのはビキニアーマーを素で着るという事、すなわち!
俺を中心に宇宙が広がり、第七感が覚醒した。
遂に言える日が来たか……
「君は……オッパイを感じた事があるかっ!」
ついに俺もセブンオッパイに目覚める事が出来たらしい。
そこにはビキニアーマーである事が許されるオッパイがあるという事!
ビバ、おっぱ……もとい、ビキニアーマー!
えっ? 前回、ビキニアーマーをディスってた? 知らんな~
そんな事を考えている内にビキニアーマーの主の顔が確認出来た。
報告します、軍曹殿! 美女であります! 気が強そうで怒らせたら怖そうですが最高です!
キリリとした鋭い瞳にやや眉間に皺を寄せるのがデフォになってそうではあるが間違いなく美人。警備兵のようだが騎士だったら敵に負けて襲われて「心だけは屈しない」とか言いそうな……思いのほかグッとくるな!
報告終わり!
俺は城門ではなく褐色美女目掛けて走り続ける。この辺りで褐色美女も隣に居る巨漢の警備兵もおかしいと感づき始める。
あかん、警戒されたら終わる!
俺は細心の注意を払って距離を観測しながら走り続ける。
褐色美女まで3mを切った瞬間、俺は綺麗に踏み切って跳ぶ。
「おっと足が滑ったぁぁ!!」
「なっ!」
褐色美女が突然の俺の行動にビックリしたらしく硬直したようだ。
両手を広げて跳ぶ俺は幸せ一杯な顔をして滑空する。
管制塔、管制塔! 本機シーナはオパーイに着陸する。データYOROぉ!
僅かのズレも許されないとばかりに微調整された俺は見事に着陸を果たす。
「キャアアアァァァ!!」
悲鳴を上げながら尻モチを着く褐色美女に抱き着き、足は勿論、カニばさみである。
ビキニアーマーが許される豊かな谷間に顔を突っ込む。
「ここどこっ! 真っ暗で見えないよぉ!!」
顔を左右に振って仕事終わりのせいか少し汗が滲むオッパイを堪能する。
うひょぉぉぉ! フィーバータイムが開催だぁ!!
ガスガスと頭を強く叩かれているが痛みを感じてる場合じゃない!
「くぅぅ! こ、この馬鹿野郎……ンッ!」
むむむ、今の少し鼻にかかってて甘い響きしてなかったか、まさか感じてくれてるのか!?
……
ボク、ガンバル!
更に頑張ろうとした俺であったが首根っこをネコのように抓み上げられて外される。
「おいおい、命知らずな兄ちゃんだな? まあ、男として気持ちは分かるがな」
そう言って俺を覗き込むのは厳つい2mはあろうかというマッチョなオッサンであった。
ネコのようにされている俺から尻モチを着いたまま胸を抱くようにして荒い息を吐きながら顔を真っ赤にさせる褐色美女に視線を向ける。
「今日は面白いもんが2つも見れたな。お前があんな女みたいな悲鳴を上げるとは思わんかったな。言い寄ってくる男や強硬な手段に来た奴等を返り討ちにして鉄壁に男を寄せ付けない鉄処女(アイアンメイデン)のパメラらしくねぇな?」
「ふ、不意を突かれただけだっ!」
「そうか? この兄ちゃん、正面から飛び込んできたぜ?」
うむ、我ながら後先考えずに勢いでやってしまったな……反省せねば!
テヘペロ♪
一人反省会をしてる俺を余所にオッサンの言葉にクッと言葉を詰まらせてソッポ向く褐色美女、パメラを見てオッサンが驚く。
そして、俺だけに聞こえる声で囁いてくる。
「兄ちゃん、この街の住人じゃないよな? しばらくここの街で住む気があるならパメラを口説き落としてみる気ねぇか?」
「いきなり、何を言い出すんだよ?」
オッサンにいきなり女に跳び付いてオッパイを蹂躙するヤツにだけは言われたくないと言われて俺は毅然とオッサンから目を逸らした。
持ち上げてた俺を下ろすと背中をバンバンと叩き、首に腕を廻して内緒話をするように耳に手を添えて話しかけてくる。
「まあ、真面目な話、パメラはあの容姿で19にもなるのに男と付き合った事もない。言い寄る男は多いんだが全部返り討ちにするんでな。だが、兄ちゃんはちょっと違うみたいだな」
「なんで?」
オッサンと話してるのをキッと睨みつけてくるパメラはフンッと鼻を鳴らすと立ち上がり城門をくぐる為に離れて行く。
ああ、プリッとしたお尻も素晴らしい。
その素晴らしい後ろ姿を眺めているとオッサンが顎でしゃくる。
「あの行動もおかしい。普段のアイツが本当に不覚を取ったんなら剣を抜いて騒動になると思った。まあ、それから兄ちゃんを守ってやろうと思って引き剥がしたんだがいらん世話だったかもしれん」
「ま、まさかイケメン過ぎる俺にホレ……」
「ねぇーな、それだけはねぇーよ」
俺の両肩に手を置きながら残念そうに顔を横に振られる。
泣いてなんかないからねっ!!
目から青春の汗が流れてるだけの俺は腕で拭う。
でも、あの美女であるパメラは俺のどこが引っ掛かったんだろうな?
「まあ、その辺りは追々でな? なるようになるだ。それより、兄ちゃんはプリットには仕事しに来たのか?」
「えっ、ああ、そうそう。俺でも出来そうな仕事あるかな?」
「あるぞ、なかでも手っ取り早いのはギルドに所属する事だな」
「ギルド?」
オッサンが説明してくれた内容は冒険、商業、細かいのを上げれば鍛冶や練金などの物作りギルドもあるらしい。
おお、なんかファンタジー感があるな! 何がいいだろう?
むむむ、と悩む俺にオッサンが顎に手を添えながら言ってくる。
「さっきパメラに跳び付いた時、良い動きしてたから戦えるんだろ? 冒険者ギルドで仕事したらどうだ?」
「えっと、モンスター退治から配達までの何でも屋だっけ?」
オッサンからさっき説明された内容を思い出しながら言うとソレだと言われる。
うーん、物作りとかにも興味はあるけど、やっぱり戦えるスキルがあるんだしな!
「オッサン、俺、冒険者ギルドで仕事するよ」
「オッサン言うな、ザンギエフ、ザンでいいぞ。城門を閉めたら案内してやる」
俺にそう言ってくれたオッサンことザンは着いてこいと手で示す。素直に俺もその後ろを着いていく。
ザンが城門を閉めるのを横目に通りを歩く人々の姿を見つめる。
人と言ったが良く見ると頭頂部に獣耳がある獣人などが結構混じっている。少しだがドワーフも見かけられた。
ファンタジーものの映画でもお馴染みな種族がいるな……
更に辺りをキョロキョロするが目的のモノが見当たらない。
そう、長い耳が尖った森の住人、エルフの姿がないのである。
いないんだろうか、残念だ。
肩を落として溜息を吐いていると景気良く背中を叩かれる。
「待たせたな、じゃ、行くか」
不意を突かれて咳き込む俺を見てガハハと笑うザンを恨めしそうに見上げるが相手にされない。
まあいいか、と思わせる豪快な笑いをするザンに毒気を抜かれたので先導する為に前を歩くザンを追って歩き出した。
しばらく歩くとある建物の前でザンが立ち止まる。
俺はその背にぶつかりそうになるが寸で耐えた。
あぶねぇ! 汗臭そうなオッサンの背中にぶつかるところだった!
来る途中でもエルフがいないか見ていたので前方不注意になっていた。ちなみにエルフは発見出来なかった。
振り返ったザンが親指で後ろにある建物を指差して「ここだぜ」と言ってくる。
指された場所を見ると周りと比べても大きく立派であるが印象がどこか役場ぽい。
「なんか酒場ぽい場所ってイメージがあったんだけどな……」
「似たようなもんなら中にあるぞ。酒も出す軽食の店ならな」
あるんだ……と苦笑いをしてるとザンが何かを思い出した様子を見せると意地の悪い笑みを浮かべて俺に言ってくる。
「そうそう、兄ちゃん。1つ忠告しとく。妖精に食われるなよ?」
「ヘッ?」
「まあ、俺から言えるのはそれぐらいだ。頑張れよ、兄ちゃん」
言いたい事を言い終えると俺を置き去りにして去っていくザン。
見えなくなったザンを見送った俺は振り返って冒険者ギルドを見上げる。
「ここってそんなに危ない場所なん?」
思わず尻込みしそうになったがここで棒立ちしていても意味がないと奮起する。
よしっ! と意気込む俺は警戒しながら冒険者ギルドの扉を開き始めた。
「待ってくれ~、野宿したくないから入れて~」
手持ちに食糧はないわ、といった準備がまったくない状態で野宿なんてノ―サンキュだ。
閉門しようとしてたらしい2人が俺に気付いてくれたようで手招きしてくれるのにホッとして更に加速する。
だいぶ近づき、2人を視認出来る距離に来た瞬間、その片割れに対して俺は直感が働いた。
下腹部、そう、股の間にキュピーンって感じだ!
クワッと目を見開いて自分が見た物を確認しながら走り続ける。だが、いくら凝視しても俺の視覚情報はヒャッハーと言ってくる。
俺が向かう先にあったのはビキニアーマー、もち、サブリガ着用!
まだ距離があるから顔は分からないが夕陽に照らされる肌は褐色で金髪ショートである事が分かる。
分かる範囲で一番重要なのはビキニアーマーを素で着るという事、すなわち!
俺を中心に宇宙が広がり、第七感が覚醒した。
遂に言える日が来たか……
「君は……オッパイを感じた事があるかっ!」
ついに俺もセブンオッパイに目覚める事が出来たらしい。
そこにはビキニアーマーである事が許されるオッパイがあるという事!
ビバ、おっぱ……もとい、ビキニアーマー!
えっ? 前回、ビキニアーマーをディスってた? 知らんな~
そんな事を考えている内にビキニアーマーの主の顔が確認出来た。
報告します、軍曹殿! 美女であります! 気が強そうで怒らせたら怖そうですが最高です!
キリリとした鋭い瞳にやや眉間に皺を寄せるのがデフォになってそうではあるが間違いなく美人。警備兵のようだが騎士だったら敵に負けて襲われて「心だけは屈しない」とか言いそうな……思いのほかグッとくるな!
報告終わり!
俺は城門ではなく褐色美女目掛けて走り続ける。この辺りで褐色美女も隣に居る巨漢の警備兵もおかしいと感づき始める。
あかん、警戒されたら終わる!
俺は細心の注意を払って距離を観測しながら走り続ける。
褐色美女まで3mを切った瞬間、俺は綺麗に踏み切って跳ぶ。
「おっと足が滑ったぁぁ!!」
「なっ!」
褐色美女が突然の俺の行動にビックリしたらしく硬直したようだ。
両手を広げて跳ぶ俺は幸せ一杯な顔をして滑空する。
管制塔、管制塔! 本機シーナはオパーイに着陸する。データYOROぉ!
僅かのズレも許されないとばかりに微調整された俺は見事に着陸を果たす。
「キャアアアァァァ!!」
悲鳴を上げながら尻モチを着く褐色美女に抱き着き、足は勿論、カニばさみである。
ビキニアーマーが許される豊かな谷間に顔を突っ込む。
「ここどこっ! 真っ暗で見えないよぉ!!」
顔を左右に振って仕事終わりのせいか少し汗が滲むオッパイを堪能する。
うひょぉぉぉ! フィーバータイムが開催だぁ!!
ガスガスと頭を強く叩かれているが痛みを感じてる場合じゃない!
「くぅぅ! こ、この馬鹿野郎……ンッ!」
むむむ、今の少し鼻にかかってて甘い響きしてなかったか、まさか感じてくれてるのか!?
……
ボク、ガンバル!
更に頑張ろうとした俺であったが首根っこをネコのように抓み上げられて外される。
「おいおい、命知らずな兄ちゃんだな? まあ、男として気持ちは分かるがな」
そう言って俺を覗き込むのは厳つい2mはあろうかというマッチョなオッサンであった。
ネコのようにされている俺から尻モチを着いたまま胸を抱くようにして荒い息を吐きながら顔を真っ赤にさせる褐色美女に視線を向ける。
「今日は面白いもんが2つも見れたな。お前があんな女みたいな悲鳴を上げるとは思わんかったな。言い寄ってくる男や強硬な手段に来た奴等を返り討ちにして鉄壁に男を寄せ付けない鉄処女(アイアンメイデン)のパメラらしくねぇな?」
「ふ、不意を突かれただけだっ!」
「そうか? この兄ちゃん、正面から飛び込んできたぜ?」
うむ、我ながら後先考えずに勢いでやってしまったな……反省せねば!
テヘペロ♪
一人反省会をしてる俺を余所にオッサンの言葉にクッと言葉を詰まらせてソッポ向く褐色美女、パメラを見てオッサンが驚く。
そして、俺だけに聞こえる声で囁いてくる。
「兄ちゃん、この街の住人じゃないよな? しばらくここの街で住む気があるならパメラを口説き落としてみる気ねぇか?」
「いきなり、何を言い出すんだよ?」
オッサンにいきなり女に跳び付いてオッパイを蹂躙するヤツにだけは言われたくないと言われて俺は毅然とオッサンから目を逸らした。
持ち上げてた俺を下ろすと背中をバンバンと叩き、首に腕を廻して内緒話をするように耳に手を添えて話しかけてくる。
「まあ、真面目な話、パメラはあの容姿で19にもなるのに男と付き合った事もない。言い寄る男は多いんだが全部返り討ちにするんでな。だが、兄ちゃんはちょっと違うみたいだな」
「なんで?」
オッサンと話してるのをキッと睨みつけてくるパメラはフンッと鼻を鳴らすと立ち上がり城門をくぐる為に離れて行く。
ああ、プリッとしたお尻も素晴らしい。
その素晴らしい後ろ姿を眺めているとオッサンが顎でしゃくる。
「あの行動もおかしい。普段のアイツが本当に不覚を取ったんなら剣を抜いて騒動になると思った。まあ、それから兄ちゃんを守ってやろうと思って引き剥がしたんだがいらん世話だったかもしれん」
「ま、まさかイケメン過ぎる俺にホレ……」
「ねぇーな、それだけはねぇーよ」
俺の両肩に手を置きながら残念そうに顔を横に振られる。
泣いてなんかないからねっ!!
目から青春の汗が流れてるだけの俺は腕で拭う。
でも、あの美女であるパメラは俺のどこが引っ掛かったんだろうな?
「まあ、その辺りは追々でな? なるようになるだ。それより、兄ちゃんはプリットには仕事しに来たのか?」
「えっ、ああ、そうそう。俺でも出来そうな仕事あるかな?」
「あるぞ、なかでも手っ取り早いのはギルドに所属する事だな」
「ギルド?」
オッサンが説明してくれた内容は冒険、商業、細かいのを上げれば鍛冶や練金などの物作りギルドもあるらしい。
おお、なんかファンタジー感があるな! 何がいいだろう?
むむむ、と悩む俺にオッサンが顎に手を添えながら言ってくる。
「さっきパメラに跳び付いた時、良い動きしてたから戦えるんだろ? 冒険者ギルドで仕事したらどうだ?」
「えっと、モンスター退治から配達までの何でも屋だっけ?」
オッサンからさっき説明された内容を思い出しながら言うとソレだと言われる。
うーん、物作りとかにも興味はあるけど、やっぱり戦えるスキルがあるんだしな!
「オッサン、俺、冒険者ギルドで仕事するよ」
「オッサン言うな、ザンギエフ、ザンでいいぞ。城門を閉めたら案内してやる」
俺にそう言ってくれたオッサンことザンは着いてこいと手で示す。素直に俺もその後ろを着いていく。
ザンが城門を閉めるのを横目に通りを歩く人々の姿を見つめる。
人と言ったが良く見ると頭頂部に獣耳がある獣人などが結構混じっている。少しだがドワーフも見かけられた。
ファンタジーものの映画でもお馴染みな種族がいるな……
更に辺りをキョロキョロするが目的のモノが見当たらない。
そう、長い耳が尖った森の住人、エルフの姿がないのである。
いないんだろうか、残念だ。
肩を落として溜息を吐いていると景気良く背中を叩かれる。
「待たせたな、じゃ、行くか」
不意を突かれて咳き込む俺を見てガハハと笑うザンを恨めしそうに見上げるが相手にされない。
まあいいか、と思わせる豪快な笑いをするザンに毒気を抜かれたので先導する為に前を歩くザンを追って歩き出した。
しばらく歩くとある建物の前でザンが立ち止まる。
俺はその背にぶつかりそうになるが寸で耐えた。
あぶねぇ! 汗臭そうなオッサンの背中にぶつかるところだった!
来る途中でもエルフがいないか見ていたので前方不注意になっていた。ちなみにエルフは発見出来なかった。
振り返ったザンが親指で後ろにある建物を指差して「ここだぜ」と言ってくる。
指された場所を見ると周りと比べても大きく立派であるが印象がどこか役場ぽい。
「なんか酒場ぽい場所ってイメージがあったんだけどな……」
「似たようなもんなら中にあるぞ。酒も出す軽食の店ならな」
あるんだ……と苦笑いをしてるとザンが何かを思い出した様子を見せると意地の悪い笑みを浮かべて俺に言ってくる。
「そうそう、兄ちゃん。1つ忠告しとく。妖精に食われるなよ?」
「ヘッ?」
「まあ、俺から言えるのはそれぐらいだ。頑張れよ、兄ちゃん」
言いたい事を言い終えると俺を置き去りにして去っていくザン。
見えなくなったザンを見送った俺は振り返って冒険者ギルドを見上げる。
「ここってそんなに危ない場所なん?」
思わず尻込みしそうになったがここで棒立ちしていても意味がないと奮起する。
よしっ! と意気込む俺は警戒しながら冒険者ギルドの扉を開き始めた。
13
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる