ステータス表記を変えて貰ったら初期設定に戻ってたー女神公認のハーレム漫遊記ー

ささやん

文字の大きさ
21 / 80
2章 危険を冒す者である事を知る

19話 戦いを経て、火照る男

しおりを挟む
 パキッ

 乾いた音が聞こえ、耳を済ませると燃える木が爆ぜる音に似てる気がする。意識が覚醒し始める俺はゆっくりと目を開くと真っ暗であった。

 目を凝らしてみると、そこには褐色の大きな膨らみが目の前にあり、その中央には褐色の肌からは想像出来ない赤色の強いピンクの乳首が俺に向かって自己主張をしていた。

 ここは天国、いや、桃源郷か!?

 いや、夢の可能性もワンチャンか……こういう時は確認だぁ!

 パクリ

「ああんっ!」

 乳首を口に含むとこの甘露な味わいはターニャとはまた違った良さがあり、このオッパイの大きさと柔らかさはターニャを超える!

 ターニャのオッパイは桃というよりスモモである。

 すると、明かりが挿し込み、開かれた場所から戸惑いが隠せないパメラの顔が現れる。

「お、起きたか、そのぅ、私の胸で遊ぶのはいいが何も楽しくないだろ?」
「えっ、俺、今、人生充実してるって感動中だけど?」

 無我夢中という感じだったから漸く気付いたがパメラさんのオッパイだったようだ。しかもお互い全裸で抱き合い、外套で包って焚き火にあたっていた。

 良く見ると焚き火の熱で乾かそうとしている俺達の衣服が岩にかけられていた。

 しかし、パメラさんも変な事言うんだな、この素晴らしいオッパイで楽しめないのは男として終わりを告知して歩くようなもんだろう?

 まったく分かってないと呟きながら俺はドサクサに紛れて乳房を揉み続ける。

 俺に揉まれる事で鼻に抜けるような甘い吐息に耐えるように人差し指の背を噛んで耐えるパメラは色っぽい。

「それより、私の胸を揉むのを止めて話を聞いて欲しい」

 ええっ、このちょっと力を加えるだけで変幻自在の巨乳から手を離せと? 残酷すぎる!

 泣きそうになっているとパメラは頬だけでなく顔を真っ赤にして「もう好きにしてていいから話をきいてくれ」といつもの声と比べて女の子ぽさが出た声音で言ってくる。

 うん、と頷きながら両手を旋回させるようにしながら思う。

 あれ? 普通のパメラさんなら起きた時点でぶん殴られてそうだよな……細かい事は今度考えよう!

「シーナが持ってたポーションを使いはしたが、左腕は大丈夫なのか?」

 左腕?

 俺は左に目をやると思うように手を旋回させて、人差し指と親指でパメラの乳首を抓み上げてみせるとパメラは指を噛んでくぐもった声を上げる。

 ばっちり動くぜっ!

「う、動くようだな。だが、その傷痕はもう治らないかもしれない」

 そう言われてみると確かに凄い傷痕が残っていた。

 水面に叩きつけられそうになった時、左腕を犠牲にして衝撃を殺したんだからな。

 まあ、左腕は破裂したような感じで傷が塞がっただけだし、こうなるのは必然か。

「まあ、男の腕だからこういうのも有りじゃねぇ? 悪くねぇーと思わないパメラさん?」
「確かにカッコイイとは思うが……」

 今の俺の状況はどうなんだろ?


 椎名 (シーナ) Lv10

 HP:300(1200) MP:600(6000)

 ちから:50(500) みのまもり:30(300)
 きようさ:60 すばやさ:55(550)
 かしこさ:40 うん:3
 スキルポイント:64

 スキル:剣術Lv5 盾術Lv5 身体強化Lv5

     雷魔法Lv3 回復魔法Lv5 探査Lv3

     威圧Lv5

     共通語 解体 危険探知

     HP自動回復 MP自動回復 挑発

     巨根 精力増大 スキルポイント取得倍増

     成長促進 鑑定 スキルポイント管理


 自動回復停止も解除されてだいぶHPも回復してきたな。

 回復してきたけど、表示が分かり難いな……HPとかは減った時、分かり辛い。現在と最大値でちから、とかは合算だけで充分だよな。


 椎名 (シーナ) Lv10

 HP:1200/3000 MP:6000/6000

 ちから:500 みのまもり:300
 きようさ:60 すばやさ:550
 かしこさ:40 うん:3
 スキルポイント:64

 スキル:剣術Lv5 盾術Lv5 身体強化Lv5

     雷魔法Lv3 回復魔法Lv5 探査Lv3

     威圧Lv5

     共通語 解体 危険探知

     HP自動回復 MP自動回復 挑発

     巨根 精力増大 スキルポイント取得倍増

     成長促進 鑑定 スキルポイント管理


 おっ、すっきりして見やすくなったな。

 納得していると俺の左腕を両手で包むようにして掴む。

「だが、私は、どうすればいい? どう償えばいい? 私はお前とどう接したらいいか分からないのだ」
「どうするもこうするも俺がしたいようにしただけだし……どう接するというのも俺が悪戯したらぶん殴ればいいし、蹴っ飛ばせばいい。ただ、嫌わないでいてくれると助かるかな」
「しかし、それでは……」

 ん? 急にパメラさんが黙り込んだぞ……何かを見てるようだが。

 パメラの視線を追いかけるとギンギンになってパメラの腹に触れているマイサンを見て赤面していた。

 道理でなんか気持ちいいと思ってたら、そうでしたかっ……はずかちぃ!

「お、男は激しい戦いをした後、滾って性欲が増すと警備隊の男達が話してたを聞いた事がある……本当に私に女を感じてくれてるなら……使ってくれても構わない」
「使うって……そんなどうでもいい扱いは御免被る。本当に抱いていいならパメラさんもハーレム入りしてくれ。そう俺の嫁としてな!」
「よ、嫁、ハーレム!? この行き遅れかけてる私をか?」
「信じられない? 信じなくても俺は勝手に認定するけどね」

 顎をクイと上げてキスをする。

 身を硬くして両目をギュッと瞑るウブな反応を示すギャップが激しいパメラに興奮する。

 舌を挿し込もうとするが緊張からかガチガチになっているパメラの耳元で囁く。

「ガチガチに緊張してるパメラさん、可愛い」
「か、か、可愛いとか……ぬ、んんんっ!」

 動揺して口を大きく開けて反論したところにキスをして口内を蹂躙する。

「んんんんっっ!!」

 最初は激しい抵抗をしようと動きかけて、やっぱり我慢という逡巡した動きを見せていたが徐々に身に入ってた力が次第に抜け、潤んだ瞳を向けて受け入れていく。

 そして、おずおずとパメラから舌を絡ませると身を震わせたと思ったら、俺の首に両手を廻して積極的にディープキスをしてくる。

 俺は左手で胸を揉みながら、右手でパメラの内股を触れてるのか触れてないのかの距離でさわさわと触るとパメラの甘い吐息が漏れた。

 パンツの上から筋をサッと触ると夢中でしてたキスを止めて仰け反る。

「気持ち良かった?」
「わ、分からない。何だったんだ、今のは?」
「なら、確認しないといけないね。股を大きく開いて」

 そう俺が言うと幼子のように、うん、と呟くと大きく股を開く。

 そして、俺の手が内股に向かうと凄く期待した目で見つめるので乳首を強めに握って不意打ちする。

「ひぎぃぃ!!」

 舌を突き出してビクビクさせるパメラに同じ問いをする。

「気持ち良かった?」
「わ、分からない。あ、頭が真っ白に……」
「それがイクって言うんだよ。次からそういう時は『イク』言うんだ」

 ウンウン、と虚ろな瞳で言うパメラのパンツの筋をシュシュと擦ると「イクイク」と涙を流して腰を小刻みに揺らす。

 どうやらパメラはかなり感じ易い体質のようだ。

 あらら、あんまり愛撫に時間をかけたらパメラさん、最後まで持たないか?

 今ですら、ふぉふぉふぉおほっ、と呼吸がおかしい事になっていた。

 俺はパメラのパンツを脱がしにかかるがされるがままで脱がされてくれる。

 もうマンコは愛液でビショビショだけに収まらず、アナルも光沢するほど垂れていた。

 ビショビショになってるマンコに俺のペニスを擦りつけると、それだけで口癖になってるのでは? と思える『イク』を連呼するパメラ。

 マンコに指を入れて中へと進ませると膜があるのが分かる。おおよそ、分かってはいたがやはり処女のようだ。万が一、体を動かし過ぎて破れてる可能性も考えたがそれもなかった。

 四つん這いにして尻を高くさせ、パメラのマンコに俺のペニスをあてがうと言う。

「パメラさんの初めてを頂くよ?」
「はひぃ、もらってくらひゃい」

 腰をグッと押し出してパメラの処女膜を突き破る。

「イグイグゥ!!」
「痛みすら快感になってるのか? 凄いな、パメラさん」

 遠慮の必要性はなさそうだと思った俺はストロークを始める。

 ずっちゅずちゅ ちゅぷちゅぷ ぱんぱん

 両手を後ろから掴んで力強いストロークを繰り返すが喜びの声を上げ続けるパメラであったがそんな苦しい体勢なのに振り返り、『イク』以外の言葉を口にした。

「チュー、チューしてぇぇ!」
「喜んで」

 グッと腕を引くと深く刺さるし、体勢も苦しいはずだが必死に舌先を飛ばしてキスを強請ってくる。

 それに対して出された舌を吸うようにしてキスをすると満足そうに目を細めて舌を激しく動かしてくる。

 一度、キスを止めると凄く悲しそうな顔をしたので激しく突く。

「あああっあががが」

 言葉にならない喘ぎ声を洩らしながら何度もビクビクと仰け反るパメラを引っ繰り返して前を向かせ、身を起こして座位に持ち込む。

 イキ過ぎて放心状態になっていたパメラにバードキスをしてやると、体が勝手に反応するのか舌を俺の口内に挿し込んでディープキスをしてくる。

 そして、軽く一突きしてやるとパメラは自分から上下に動き出して膣をキュッキュと締め付けてくる。

 動かしているが緩慢な動きだったので下ろすタイミングに合わせて突き上げると虚ろだった瞳に意思の色が戻る。

「いいいいっいくいっくぅ!」
「さあ、もっと上にイッて貰うかな?」

 俺の限界も近い。

 正常位にしてキスをしながら今までで一番激しいストロークをするとパメラは歯を食い縛って白目になりそうなっている。喘ぎ声すら出す余裕がなさそうだ。

 感じ過ぎて子宮が降りてきたせいで俺の先っちょが子宮の入り口に入ってしまいそうだ。

「パメラさん、誓うんだ。そして言え! 私はシーナの女に、嫁になる、 と!」
「はひぃ、はひ、ワタシ、パメラはシーナの女になって孕んで嫁になりましゅぅ!!」
「よく言えたっ! 望み通りに孕ましてやるからなっ! よし、イケ!」

 俺は一番深い所に突き入れて精液を叩き込む。

「あ、あちゅぃ……」

 そう言って白目を剥いて気絶したパメラの上へと俺は覆い被さり、優しく頭を撫でる。

 汗で額に張り付いている髪を梳くってやり、その額にチュとキスをして頭を抱くようにすると俺も意識を手放した。
しおりを挟む
感想 31

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。 ↓ PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

処理中です...