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3章 白いアレを求めて三千里
35話 ラブストーリーは突然なの? と男は戸惑いを隠せない
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農地確保の為、土地を買う時にだが、プリットの城壁向こうの状態に詳しいパメラの意見を参考に進めようと言う事になった。
そのパメラが言うには、西門の近くにある場所は川も近く、草原になっており、木などが生えてる場所も少なく、大きな岩なども目に付かないという情報を貰った。
しかも、西門の方は人の出入りが激しいとの事で、人目があるので畑泥棒、強盗がし辛い立地のようだ。しかも、門から視界を塞ぐようなものがないので警備兵の目に止まり易いという事を教えてくれる。
それにパメラがザンのおっさんに頼んで、その辺りも巡回コースに入れて貰えるように頼んでくれるそうだ。
職権乱用とも取れるが打てる手は打つに限る。
という事で早速、俺は正式な手続きの下、その土地を買いに行った。
買いに行って驚いた事だが、城壁の向こう側の土地はどこを買っても同じ値段だった事だ。しかも、値段がべらぼうに安い。
どうやらお役所仕事で調べてないようだ。実際の話、安全を考えたら城壁の外では住もうと思わないんだろうな。
プリットの城壁内の土地もまだ余ってるようだし、貧困層のスラム化した土地を放置しとけるぐらいの余裕があるのだから。
なので、俺は10反の土地を購入した。
ん? 10反がどれくらいか分からない? だいたい、3000坪ぐらいだ。一戸建てで住んでるなら自分の家の坪数を基準に考えたら、おおよそは分かるはずだ。
その土地の値段が金貨一枚! 300万だよ、安いよね?
もう、即金で買ったね! 本当はこの値段であればもっと欲しかったが、全財産の半分を投資した形になっているし、ルイーダさん一家の生活、その他諸々の費用を考えるとこれが限界だった。
この下地作りをしたら、冒険者業に勤しもうと思ったのは当然の考えだ。
買える内に買っときたいというのと、懐が寂しくなったからだ。
そうなると当然の如く、疑問に思う事が浮上し始めている頃だと思う。
そう、人手だ。
それだけの土地、勿論、全てが田んぼ、畑になる訳ではないし、ルイーダさん達の住む家、倉庫、そして、蔵を作るスペースがある。
ちなみに蔵を作る予定なのは、どうやらルイーダさんは醤油と味噌を作れるそうだ。ならば作って欲しいとお願いしている。
更に人手不足になるのでは? とお思いだろう。
ちゃんと手は考えているし、打っている。
前に話した冒険者見習い制度の話を覚えていてくれるだろうか?
マロン達のように指導員に巡り合えた幸運の持ち主がいるのと同時に、漏れてしまった待ち続けている冒険者見習い候補が沢山いる。
これがプリットで住んでる者ならマシだが、違う街、村から来てる者達は爪の先に火を灯すように日雇いの仕事を時折しながら生活している。
そんな子達に
「冒険者見習い待ちしてる間だけでいいから、農作業で少ない日当と食事を保障する」
と伝えた結果、両手では数えられないぐらいの応募者が名乗りを上げている。
足りなかったら、冒険者ギルドで冒険者見習いをターゲットで依頼を出す事も考えていた。
農作業はそれでいいが、味噌と醤油は定着してくれる者が有難いという理由から別枠で探す予定だ。
本格始動は畑で収穫してからなので、またの機会に語ろう。
人手の問題がクリアしたので、土地の開拓が急務になった。
やはり土いじり系にあったら便利なスキルは土魔法であろう。
なのでスキル製造機に頼んで、土魔法を取得した。
モリモリと掘り起こしていけるので便利だ。しかし、使ってる最中に気付いたのだが、土魔法で石を砂に換えれる事に。
しかし、低いレベルだとそれに比例した大きさの石しか砂に出来ない。なので、一気にレベルマックスまで上げたので、俺に壊せない岩は存在しない!
「俺に壊せないのは、ターニャの拳とパメラの大きなお尻だけさぁ~」
ええ、勿論、口にはしてませんとも!
実はパメラはお尻が大きいと気にしてたりする……あんなに素晴らしいものなのに?
褐色の肌に安産型のこう、オッパイソムリエでもあり、お尻全日連の副会長である俺が絶賛のお尻なんだが……
ターニャの拳? ガクガクガク、え、ええ、言ってませんよ。何故って? まだシズクを迎えに行ってないのに聞くのは止めて? まだしたい事が一杯あるの!
まあ、そんな事などがあり、農機具などをチロの店に行って、タロさんにお願いしたりして大忙しの日々を過ごしている。
チロの店は相変わらずの駆け出し冒険者達の御贔屓の繁盛ぶりで、その他、大勢の冒険者たちには強気なタロさんだが、俺がくると物影に隠れてターニャがいないかを涙目で俺に確認してくる。
髭のムサイおっさんのはずなんだが、悔しいが可愛かったりする。
その妹のチロはやたらとボディタッチが多くしてくる。しかし、ある程度すると赤面して距離を取り、酷い時には奥に引っ込む。
物影から目を光らせて俺を見てたりするが何がしたいのだろうか?
そのチロとタロの協力があって農機具は色々と揃い、俺も土魔法で土を耕し、水路や溜め池などを手掛けていった。
結界を張ったり、ルイーダさん達の家の製作が始まった頃、冒険者見習い候補達に農作業に参加して貰いだした。
畑は扱った事があるが、田んぼを扱った事がある者は皆無でルイーダさんが突っ切りで指導していた。
畑でとりあえず作ろうと思っているのは、当然、大豆だ。小麦も多少いるのでそれも並行して考えている。
それらを指導するルイーダさんを見ながら俺は、冒険者見習い候補達の食事を作る為に大鍋でスープを作っていた。
俺の手伝いにマロン達が参加してくれている。食事の配る役目もしてくれているが良く見ると3人は良く話しかけられている。
口説かれたりしてるのかな? と思っていたが、実際にそのパターンもあったが大半は「冒険者見習いは実際、どんな感じ?」という話を興味ありげに質問しているようだ。
やはり、冒険者になる事を見据えて冒険者見習いの空き待ちをする子達だけあって、とても興味があるのは当然なのだろう。
その質問にマロン達は嬉しそうに受け応えしていた。俺とした依頼などの話を楽しそうに伝えるのを見て、俺の指導方法は悪くないんだな、と客観的に伝わり、頬が緩む。
「でな、シーナ先輩がドジってこけて、あわやゴブリンに殺されるというとこで颯爽と現れたアタシが……」
身ぶり大きく、ビックマウスを連発させる赤髪のお団子娘は、後で呼びだす必要があるな……
あの馬鹿娘には折檻が必要ですよ!!
そして、2,3日が過ぎた頃、最近、ごぶさたになってた人物が訪れた。
「おーい、コーハイ、元気してっかっ!」
「あっ、先輩、ごぶさたです!」
よっ、と手を上げるモヒカン頭のモヒンがチロの店から納品された追加の農機具を持ち上げた俺の下へとやってきた。
モヒンが辺りを見渡して言ってくる。
「なんか、おもしれー事を始めたって聞いたからよ、ウチの見習いを連れてきたぜ?」
親指で後ろを差したので、そちらに目を向けると男女2人ずつの少年少女の姿があった。
その子達が居る事に気付いたマロン達が駆け寄って行く。どうやら知り合い……いや、あの楽しげな様子から仲もそれなりにいいのかもしれない。
「助かります」
「まあ、アイツ等も冒険者見習いとしてやらなきゃならねー事があるから、今日1日だけで……」
モヒンが俺の背後に目を向けて硬直したように固まる。
その突然の反応に戸惑う俺を呼ぶ声がした。
「あ、こちらに居られたんですね、ちょっとご相談が……」
「はい、なんですか?」
振り返ると居たのはルイーダさんで朝からバタバタしてるせいで、走る度に額から汗が飛び、ついでに胸も激しく主張するように揺れる。
目の保養だよな!
と思っていると後ろから肩を掴まれて、横に動かされる。
横に移動させられた場所に入りこんだのはモヒンで、世紀末のモブ顔からイケ顔にクラスチェンジさせて俺の前に出る。
駆け寄ってきたルイーダさんが立ち止まるとモヒンはその前まで歩いて片膝をついてルイーダさんを見上げる。
戸惑うルイーダさんの手を優しく取って話しかける。
「お名前を聞いてよろしいでしょうか?」
「えっと、ルイーダと申します……」
モヒンは口の中で「ルイーダさんか……」と染み込ませるように言うと瞳をキリリとさせて見上げながら迷いも見せずに言い放つ。
「ルイーダさん、俺はアンタを一目でマジでゾッコンラブしました!」
「――っ!」
耳まで真っ赤にさせるルイーダさんと、こんな顔が出来たんだと思えるモヒンの顔を茫然と見つめる俺。
どうやら、何かのストーリーが始まったようだ。
そのパメラが言うには、西門の近くにある場所は川も近く、草原になっており、木などが生えてる場所も少なく、大きな岩なども目に付かないという情報を貰った。
しかも、西門の方は人の出入りが激しいとの事で、人目があるので畑泥棒、強盗がし辛い立地のようだ。しかも、門から視界を塞ぐようなものがないので警備兵の目に止まり易いという事を教えてくれる。
それにパメラがザンのおっさんに頼んで、その辺りも巡回コースに入れて貰えるように頼んでくれるそうだ。
職権乱用とも取れるが打てる手は打つに限る。
という事で早速、俺は正式な手続きの下、その土地を買いに行った。
買いに行って驚いた事だが、城壁の向こう側の土地はどこを買っても同じ値段だった事だ。しかも、値段がべらぼうに安い。
どうやらお役所仕事で調べてないようだ。実際の話、安全を考えたら城壁の外では住もうと思わないんだろうな。
プリットの城壁内の土地もまだ余ってるようだし、貧困層のスラム化した土地を放置しとけるぐらいの余裕があるのだから。
なので、俺は10反の土地を購入した。
ん? 10反がどれくらいか分からない? だいたい、3000坪ぐらいだ。一戸建てで住んでるなら自分の家の坪数を基準に考えたら、おおよそは分かるはずだ。
その土地の値段が金貨一枚! 300万だよ、安いよね?
もう、即金で買ったね! 本当はこの値段であればもっと欲しかったが、全財産の半分を投資した形になっているし、ルイーダさん一家の生活、その他諸々の費用を考えるとこれが限界だった。
この下地作りをしたら、冒険者業に勤しもうと思ったのは当然の考えだ。
買える内に買っときたいというのと、懐が寂しくなったからだ。
そうなると当然の如く、疑問に思う事が浮上し始めている頃だと思う。
そう、人手だ。
それだけの土地、勿論、全てが田んぼ、畑になる訳ではないし、ルイーダさん達の住む家、倉庫、そして、蔵を作るスペースがある。
ちなみに蔵を作る予定なのは、どうやらルイーダさんは醤油と味噌を作れるそうだ。ならば作って欲しいとお願いしている。
更に人手不足になるのでは? とお思いだろう。
ちゃんと手は考えているし、打っている。
前に話した冒険者見習い制度の話を覚えていてくれるだろうか?
マロン達のように指導員に巡り合えた幸運の持ち主がいるのと同時に、漏れてしまった待ち続けている冒険者見習い候補が沢山いる。
これがプリットで住んでる者ならマシだが、違う街、村から来てる者達は爪の先に火を灯すように日雇いの仕事を時折しながら生活している。
そんな子達に
「冒険者見習い待ちしてる間だけでいいから、農作業で少ない日当と食事を保障する」
と伝えた結果、両手では数えられないぐらいの応募者が名乗りを上げている。
足りなかったら、冒険者ギルドで冒険者見習いをターゲットで依頼を出す事も考えていた。
農作業はそれでいいが、味噌と醤油は定着してくれる者が有難いという理由から別枠で探す予定だ。
本格始動は畑で収穫してからなので、またの機会に語ろう。
人手の問題がクリアしたので、土地の開拓が急務になった。
やはり土いじり系にあったら便利なスキルは土魔法であろう。
なのでスキル製造機に頼んで、土魔法を取得した。
モリモリと掘り起こしていけるので便利だ。しかし、使ってる最中に気付いたのだが、土魔法で石を砂に換えれる事に。
しかし、低いレベルだとそれに比例した大きさの石しか砂に出来ない。なので、一気にレベルマックスまで上げたので、俺に壊せない岩は存在しない!
「俺に壊せないのは、ターニャの拳とパメラの大きなお尻だけさぁ~」
ええ、勿論、口にはしてませんとも!
実はパメラはお尻が大きいと気にしてたりする……あんなに素晴らしいものなのに?
褐色の肌に安産型のこう、オッパイソムリエでもあり、お尻全日連の副会長である俺が絶賛のお尻なんだが……
ターニャの拳? ガクガクガク、え、ええ、言ってませんよ。何故って? まだシズクを迎えに行ってないのに聞くのは止めて? まだしたい事が一杯あるの!
まあ、そんな事などがあり、農機具などをチロの店に行って、タロさんにお願いしたりして大忙しの日々を過ごしている。
チロの店は相変わらずの駆け出し冒険者達の御贔屓の繁盛ぶりで、その他、大勢の冒険者たちには強気なタロさんだが、俺がくると物影に隠れてターニャがいないかを涙目で俺に確認してくる。
髭のムサイおっさんのはずなんだが、悔しいが可愛かったりする。
その妹のチロはやたらとボディタッチが多くしてくる。しかし、ある程度すると赤面して距離を取り、酷い時には奥に引っ込む。
物影から目を光らせて俺を見てたりするが何がしたいのだろうか?
そのチロとタロの協力があって農機具は色々と揃い、俺も土魔法で土を耕し、水路や溜め池などを手掛けていった。
結界を張ったり、ルイーダさん達の家の製作が始まった頃、冒険者見習い候補達に農作業に参加して貰いだした。
畑は扱った事があるが、田んぼを扱った事がある者は皆無でルイーダさんが突っ切りで指導していた。
畑でとりあえず作ろうと思っているのは、当然、大豆だ。小麦も多少いるのでそれも並行して考えている。
それらを指導するルイーダさんを見ながら俺は、冒険者見習い候補達の食事を作る為に大鍋でスープを作っていた。
俺の手伝いにマロン達が参加してくれている。食事の配る役目もしてくれているが良く見ると3人は良く話しかけられている。
口説かれたりしてるのかな? と思っていたが、実際にそのパターンもあったが大半は「冒険者見習いは実際、どんな感じ?」という話を興味ありげに質問しているようだ。
やはり、冒険者になる事を見据えて冒険者見習いの空き待ちをする子達だけあって、とても興味があるのは当然なのだろう。
その質問にマロン達は嬉しそうに受け応えしていた。俺とした依頼などの話を楽しそうに伝えるのを見て、俺の指導方法は悪くないんだな、と客観的に伝わり、頬が緩む。
「でな、シーナ先輩がドジってこけて、あわやゴブリンに殺されるというとこで颯爽と現れたアタシが……」
身ぶり大きく、ビックマウスを連発させる赤髪のお団子娘は、後で呼びだす必要があるな……
あの馬鹿娘には折檻が必要ですよ!!
そして、2,3日が過ぎた頃、最近、ごぶさたになってた人物が訪れた。
「おーい、コーハイ、元気してっかっ!」
「あっ、先輩、ごぶさたです!」
よっ、と手を上げるモヒカン頭のモヒンがチロの店から納品された追加の農機具を持ち上げた俺の下へとやってきた。
モヒンが辺りを見渡して言ってくる。
「なんか、おもしれー事を始めたって聞いたからよ、ウチの見習いを連れてきたぜ?」
親指で後ろを差したので、そちらに目を向けると男女2人ずつの少年少女の姿があった。
その子達が居る事に気付いたマロン達が駆け寄って行く。どうやら知り合い……いや、あの楽しげな様子から仲もそれなりにいいのかもしれない。
「助かります」
「まあ、アイツ等も冒険者見習いとしてやらなきゃならねー事があるから、今日1日だけで……」
モヒンが俺の背後に目を向けて硬直したように固まる。
その突然の反応に戸惑う俺を呼ぶ声がした。
「あ、こちらに居られたんですね、ちょっとご相談が……」
「はい、なんですか?」
振り返ると居たのはルイーダさんで朝からバタバタしてるせいで、走る度に額から汗が飛び、ついでに胸も激しく主張するように揺れる。
目の保養だよな!
と思っていると後ろから肩を掴まれて、横に動かされる。
横に移動させられた場所に入りこんだのはモヒンで、世紀末のモブ顔からイケ顔にクラスチェンジさせて俺の前に出る。
駆け寄ってきたルイーダさんが立ち止まるとモヒンはその前まで歩いて片膝をついてルイーダさんを見上げる。
戸惑うルイーダさんの手を優しく取って話しかける。
「お名前を聞いてよろしいでしょうか?」
「えっと、ルイーダと申します……」
モヒンは口の中で「ルイーダさんか……」と染み込ませるように言うと瞳をキリリとさせて見上げながら迷いも見せずに言い放つ。
「ルイーダさん、俺はアンタを一目でマジでゾッコンラブしました!」
「――っ!」
耳まで真っ赤にさせるルイーダさんと、こんな顔が出来たんだと思えるモヒンの顔を茫然と見つめる俺。
どうやら、何かのストーリーが始まったようだ。
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