ステータス表記を変えて貰ったら初期設定に戻ってたー女神公認のハーレム漫遊記ー

ささやん

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4章 求められる英雄、欲しない英雄

38話 男達がお楽しみ中に冒険者ギルドでは……

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「ああっああんんっっ!!」

 俺は羽根ペンの羽根の部分を汗が噴き出し、火照った褐色の肌の上を滑らせるように這わせる。

 羽根先が耳から鎖骨、そして乳房の流れていく度にビクつかせ、体を硬直させた。

「どうだ? だいぶ良くなってきたんじゃないか?」
「ち、ちっとも気持ちよ、よくなんかなってないっ……くぅんっ」

 羽根先で乳首を切るように滑らせたら、パメラは鼻から抜けるような甘い声を洩らす。

 素晴らしいモノを切り損ねたっ!

 良い事だよね!

 何をしているかというと、パメラが求めた罰ゲームだ。

 勿論、内容は俺が決めたわけだが、その内容はこんな感じである。

 決して、気持ちいいと言わない、おねだりしない、イカない。当然、時間制限があり、1時間だ。

 俺のNGは挿入するという1点のみだ。

 まだ10分も経過してないが、俺を見るパメラの瞳は頂戴、頂戴とおねだりモードになっている。

 普段の俺なら全力で可愛がるところだが、今は堪えるんだ、俺!

 だって、パメラが負けを認めたら、遂に遂に……恥ずかしがってしてくれなかったアレをして貰えるのだ!

 いっつ、ぱいずりDAAAAA!

 そうなのだ、どうしても恥ずかしくて出来ないと言われ続けて、無理強いせずにきた。
 俺は、あの大きなオッパイに挟まれたと願ったのは1度や2度ではない。

 本当に不思議な話でフェラはするのには抵抗がなく、お掃除フェラなど進んでしてくれるパメラなのにパイズリだけは恥ずかしいようだ。

 罰ゲームなど気乗りしなかったが、これを思い付いた時、キタコレと喝采を上げたのは言うまでもない。

 などと考えながらも羽根を動かすのを止めない。

 身を捩ったりして必死に俺から与えられる快感から逃げようとするが、四肢をベッドに縛られており、自由が利かないのがもどかしそうに内股を擦り合わせる。

「我慢は体に悪いぜ、パメラ。楽になってもええんよ?」
「ぜ、全然だ。まだまだ平気だ!」
「本当に? ターニャ、パメラの上のお口はそう言ってるけど、下のお口はどう?」

 俺の言葉に驚いて首だけを起こしてベッドの足下の方を見るパメラ。

「うーん、入口がテラテラと輝いて、凄い涎のように出てる……このままだとシーツがベタベタになる。拭き取っておかないとね」

 ぺろぺろぺろ

 ターニャが犬が舐めるようにパメラを秘所を舐め始める。

 決して快感を与えるような刺激的な舐め方ではなく、稚拙な舐め方なのにパメラの腰が浮く。

 ちなみに俺は腰より上を担当しており、ターニャは先程まで下半身、内股をメインにフェザータッチを実行していた。

 ふっふふ、そろそろ限界が近いかな?

「パメラ、イキそうになってない? ターニャ、もうちょっとした刺激でもイキそうになってるから気を付けてね?」
「みたいだね、下のお口がパクパクと物欲しげにしてるもん」
「――ッ!」

 ターニャの言葉で恥ずかしさMAXになったらしいパメラが顔を両手で覆うとするが、ロープの可動域の問題上出来ずに俺を恨めしそうに見る。

「早めにギブアップした方がいいんじゃないか?」

 俺はニッコリとパメラに微笑んだ。


 罰ゲームを開始してから30分が経った頃、おもむろにターニャが立ちあがると衣服を脱ぎ始める。

「無理、ウチが先に我慢出来なくなった」

 そう言うとターニャはベッドに寝ているパメラの上になるように四つん這いになって、艶めかしく腰を揺らして俺を見つめてくる。

「シーナ、ウチに頂戴」
「しょうがないな~」

 そう言ってズボンを脱ぐ俺だが、実は俺もパメラの必死に耐える姿が色っぽくて限界が近かった。

 既に俺もターニャも臨戦状態だったので、俺はターニャに覆い被さる。

「き、きたぁぁぁ! シーナがきたぁぁ!!」

 ずゅぶ じゅぶじゅぶじゅじゅ

「あっ、あん、ああぁ、いい、もっとおぉ!」

 パンパンと響き渡る寝室で、置いてけぼりにされたパメラが涙目になり、

「ヒドイ、私ももう限界なのに……」

 そう言うパメラは自然に両手を下へと持って行こうとするが、またもやロープに阻まれる。

 せめて、自分で慰めようとしたらしいパメラがイヤイヤするように顔を横に振る。

「お願い、ロープを外して!」
「駄目だよ、結果が出てないしな。なぁ、ターニャ?」
「あんあん、いい、シーナ、スキスキスキ、愛してるぅ!!」

 駄目だ、ターニャはあっちに行ってて話にならない。さっさとイッて貰おう。

 後ろから両手を掴んで、更に強く腰を叩きつけると背中に浮く汗が弾ける。

「ああ、ターニャ、凄く気持ち良さそうだ、羨ましい。もうシーナのペニス以外、分からなくなってるよう……こ、降参するから私にも!!」
「負けを認めたな? よし、ターニャをさっさとイカせるから、待ってろよ?」
「待てない、すぐにすぐにっ!!」

 と言われても、止まれないってな。

 ぱんぱんぱん

 ターニャの体が小刻みに痙攣を始めたのを感じた俺は、ペニスが抜けないギリギリまで引く。

「さあ、出すぞ、ターニャ!」

 俺は今日一、ターニャの一番深い場所に叩きつけるように腰をぶつけて尻にパンと良い音をさせた。


 俺とターニャはいそいそとパメラのロープを外しにかかる。

 当のパメラはメソメソと泣いているのを見て俺とターニャはバツが悪さからペコペコと謝る。

「シーナとターニャに意地悪された……」
「ご、ごめん、パメラの可愛い反応見てたらウチ我慢出来なくなって……」
「そう、これはある意味、可愛かったパメラにも問題があったという事で1つ水に流すという事で!」

 プイッと拗ねるパメラがうつ伏せに寝る。安産型の頬ずりがしたくなるお尻から後光があるような気がするのは俺だけかもしれない。

 どうしようとターニャと目を合わせていると、チラッとこちらを見てきたパメラの瞳を見て俺は兆しを見逃しはしなかった。

 あの瞳の意味をターニャ達と一緒に暮らすようになって見間違った事だけない。

 パメラの背後に近寄り、くびれた腰を掴んで持ち上げるようにして、見事なお尻にマイサンを擦りつける。

「シーナ! 私は怒ってるんだぞ……あっ、はっはっ」

 ゆっくりと俺のペニスの頭からジワジワと入れていくと、パメラは引き付けを起こすように短い呼吸をする。

 その呼吸に甘い響きがあるのを俺とターニャは見逃さなかった。

「本当にごめんね、ウチも本当に悪い事したと思ってる」

 四つん這いになってるパメラの下に潜りこんで、頭の位置が逆、69の体勢になる。

 べろべろべろ

 潜りこんだターニャが俺とパメラの結合部の傍にあるクリトリスを舌先で舐め始める。

「ひぎぃ! た、ターニャ、何を……し、痺れる、腕の力が……」

 突っ張ってる両手がブルブルと震えるパメラに俺はゆっくりと挿入してたのを一気に挿し込む。

 ずちゅ

「ああああっ!!」

 一突きでイッたらしく耐えられなくなって、ターニャの下部腹を枕のようにして、荒い息を吐きながら、未だにクリトリスをターニャに舐め続けられ、軽い絶頂を繰り返す。

「た、た、ターニャ、イッたからイッたから!」
「止めたら駄目だぜ、ターニャ。これからだからな?」

 じゅるるるぅ

 とイヤラシイ音を響かせるターニャの吸い出しに合わせて、またイク、パメラに俺も深く突き入れた。



 もう1時間ぐらいでお昼になろうかという時間、俺とターニャとパメラは冒険者ギルドへと向かっていた。

 あの後は凄かった。

 我を忘れたパメラに逆襲を受けて、絞り取られるわ、あれほど恥ずかしがってたパイズリで2回は抜かれた。

 そして、パメラの命令でターニャも参加させてのWパイズリ……

 至高の時間でした。

 だが、あれ、俺に精力増大がなかったら、あそこで果ててないか?

 2人はお肌が艶々なのを見て、ちょっとだけ納得がいかないものがあるが……まあいいか。

 今、2人は俺の腕に抱きついて頭を預けている。

「今夜もたっぷりと挟んでやるからな?」

 頬を朱に染めたパメラが俺を見上げてくる。

 どうやらハマったらしい。

 恥ずかしいというのは興味があるの裏返しの場合があるようだ。

「ウチもたっぷりしてあげるね?」

 ハマったのはパメラだけではなかったようである。

 嬉しくてホクホク顔で到着した冒険者ギルドに入ると眉尻を上げたマロンに出迎えられる。

「おそーい!」
「おう、スマンスマン。依頼を受理するのに俺が必要だった、本当に悪かった」

 怒鳴られたと同時に即、謝る俺。これだけ遅れた時点で予想できた未来であり、ターニャとパメラに言い訳せずに最初に謝れと言われていた。

 今回の事に限らず、小さい大きい問わず、女性には速攻で謝って感情を爆発させる前にたたら踏ませるのが吉だ。

 勢いを殺されて、大抵の女性の怒り方が3割(当社比調べ)削減されると言われている。

 その作戦が上手くいったのか、マロンは腰に両手を当てて溜息を零す。

「それもあるけど、アレが大変な事に……」

 困った顔をしたマロンが指差す方向、冒険者ギルドの入口からカウンターに向かう途中にホウキが倒れていた。

 いや、ホウキの先に見えているのはモヒカンで俺の先輩であるモヒン先輩が土下座をしていた。

 顔を上げないモヒン先輩に近づくとその後ろで身の置き場がないとばかりに、そわそわする少女が2人いた。

 なめした皮で作られた鎧に大盾、長剣を腰に差す、ターニャぐらいの身長の少女が胸の前で指をこねくり回して、俺を直視したと思ったら明後日に向けるを繰り返していた。

 もう一人はマロン達と変わらない身長の長い金髪をポニーテールにして、俺を半眼で見つめる瞳は緑色の耳が尖った少女、おそらくアレがエルフだろうと思われる者がいる。
 俺が見てるのに気付くとツンとソッポ向いて横を見るが胸当ての厚みを差し引かなくてもペッタンコのようだ。

 確か、この子達って……

 後ろの子達の事を考えているとモヒン先輩がいきなり大きな声を出す。

「コーハイ! 何も言わずに頷いてくれ!!」
「ええっ! いきなりそう言われても……」

 とりあえず、立って貰おうとするが拒否されて困る俺。

「とりあえず、事情を聞かせてください」

 そう言うと顔を上げたモヒン先輩の顔を見て思う。

 このイケ顔どこかで見た事があるような……

 俺はなんとなく予感をさせながら、モヒン先輩の言葉に耳を傾け始めた。
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