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4章 求められる英雄、欲しない英雄
52話 100人、余裕と言われても男の精神力は尽きそうです
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馬に乗って去るトリルヴィを見送った俺は仮面の下で安堵の溜息を吐いた。
「ふぅ、なんとか騙し切ったな!」
「そんな訳ないでしょ?」
仮面を少し外して半眼のジト目で見つめるターニャが呆れるようにポコと叩く。
ま、待って、その擬音、せめてボコにしてくれない!?
西瓜だったら売れ残り確定じゃねぇ?
違うダメージを被って、凹みまくっている俺にパメラが言ってくる。
「だが、シラを切るギリギリの条件は満たしただろうな。シーナがただの一般人なら強権を振り翳せば、強引に認めさせる事は出来ただろうが……」
「そもそも、それが出来るならシーナを捜しに来ないでしょうけど」
「……だな、こうなったら黒でも白でもないグレーで突き通すしかない。正直、勝てる勝てないを抜きで王国と敵対したくないしな」
別に王国に何の感情もないし、少し腹が立ったからといって全面戦争はとかはどうかと思っている。
一時の感情で滅ぼしたら、プリットなどの街はどうなる? と頭が痛い事態に陥る。
ぶっちゃけ、王国と戦ったら勝てるかどうか……正直、勝つのは難しくないと判断していた。
だって、さっきのワイバーンに良いようにやられてたのを見てたからな。
あの10倍の兵力を投入されても時間さえあれば安全、確実に倒せる自信はあるし、単純に勝つのが目的なら俺、単独で城に突っ込んで王の首を取ればいい。
何故しない訳だが……
「子育てはプリットでウチはしたい……」
「同感だ」
そう、ターニャとパメラの強い要望があったからだ。
後、最近知ったんだが、毎日のように2人としているのにまったく出来た兆候が見られず「あれ? 俺って種なしなんじゃねぇ?」と凹んでいる時にラフィ達がやってきた。
落ち込んでる俺に親身になって3人は聞いてくれたが、俺の話を聞いたら、怪訝な顔をして「おいおい、からかうのは辞めて欲しいさ」と言われ、どうやら常識だったらしく、戸惑う俺を見て眉間の皺を増やすラフィを見て降参した。
仕方がないので異世界人である事を説明して漸く納得して貰えた。
そして、この世界の女性は自分の本心で求めた相手の子だけが得られるように出来ると聞かされる。
ようは避妊具要らずの世界らしい。
逆にどう言い訳しようが浮気で心を開いて、着床したら一切の言い訳不能になる。
「なるほどねぇ、ターニャもパメラも可愛いとこある。シーナには言ってるものと思ってたね」
「どういう事だ?」
ラフィの話では、一般的に結婚、出産はこの世界でのもっとも尊いモノとされているが、その途中過程、恋人の時間は無価値とされていた。
だが、ラフィは言う。
ターニャとパメラは恋人の時間をもう少しだけ味わいたいと思っているので出来ないと。
本来はこの人と結婚してもいいんだろうか? という段階で関係を持つ時用のようだそうだ。
落ち着いて考えれば、スラムではラフィ達のような娼婦が沢山いて、元の常識を照らし合わせるならスラムには子供で一杯なのは間違いない。
言われてみれば少ないとは思ってたけど……これって見方次第では、俺って2人に嫌われてるように見えないか?
ああ、勿論、俺が2人の思いを疑う訳ではなく、第三者が俺達を見て変化のない2人のお腹を見て、あれぇ? と思ってしまうような気がしている。
良く思い返していると最近、2人に言い寄る男が増えていた事を思い出す。
「俺が幸せにします!」
「君の瞳に僕を映して欲しい」
などと色々と言われているのは分かったが、2人に乗り込むな、と言われていたので遠くから見ていた訳だが、例外は1人も居らず2人に10秒ぐらいの時間の説明を受けると顔色を悪くして項垂れて帰った。
その時は人の嫁に色目を使う奴が悪い、ざまぁぁ!!
とその当時は思いました。
だが、今、ラフィから聞かされた言葉を言い寄ってきた男が言われていたとしたら……?
それが俺が言われていると想像する。
「ごめんね、ウチ、子供も結婚もしたいけど、恋人としての夜の営みを……ねっ、分かるでしょ? あの人と」
そしてターニャとパメラが指差す先にいたのは、金髪お二枚目半のあの野郎がカックンカックンと腰を振ってやがりました。
「サンセェェェェ!!!」
想像だけで叫んで滂沱の涙を流した俺に驚いたラフィ達が必死に俺に抱き着いて「お、落ち着いて!?」と言われて我に返る。
あかん、これ言われたらトラウマになりかねないって!
ターニャとパメラが言ったかどうかは分からんが類似した内容を言っているなら200%増しでオブラートを包んで言ってくれてる事を同性として願う。
しかし、俺の想像で出てきたのがサンセェなんよ?
それはともかく、2人は他人にも俺に惚れていると告知するし、好き、愛してると言われているがこちらから言った覚えがゼロではない気がするがない気がする。
勿論、言われて返事をする時に愛してるとは言っている。
むぅ、このまま言われるだけの一方通行だと問題な気がする。
そう言えば、オヤジが言っていた言葉を思い出す。
「惚れた女には普段から無駄だと思っても『愛してる』だとか『お前がいないと俺は……』とか言っておいた方がいいぞ?」
いざとなったら凄く助かるからな! と人差し指と中指に挟まれた一万円札をヒラヒラと揺らして得意げな顔をするオヤジはきっと今日の仕事帰りに居酒屋にいくな。
当時、お小遣いの無心かよ……と思ったが今後、何があるか分からないからオヤジの教えを胸に実践していこう。
色々と考えが纏まった俺に抱き着いていたラフィが赤面しながら俺を見上げていた。
「あのさ、アタイも同じなんだからね? 後、2年ぐらい楽しんだらシーナの子供が欲しいって思ってる。 アタイは3人欲しいかな」
モジモジするラフィ、可愛いじゃねぇか!
咳払いするセアンは
「わ、私は子は1人でもいいが……シーナが求めるなら、が、頑張るぞ?」
「じゃ、私は10人」
シレっと気負いのないミサの言葉に俺達は石化。
真っ先に復活したラフィが噛みつくようにミサに詰め寄る。
「な、何を馬鹿な事を言ってるさ! そんなに育てられる訳が……」
「そうだぞ、産めば勝手に育つ訳じゃないだろ?」
「大丈夫、シーナの甲斐性なら100人でも余裕」
ミサがドヤ顔で言い切ると無言になった少女がこちらを見た時、俺は短い悲鳴を上げた気がした。
3人が先程、俺に抱き着いて止めた体勢に戻り、ラフィは正面から腹に抱きつくようにして押して歩く。
セアンは俺の腕に抱き着いて、俺の背の方向へと引っ張り始める。
ミサが俺の尻の辺りのズボンを引っ張って「はいはい、こっちねぇ」とズボンを引き千切る覚悟があるような引っ張りだす。
3人がどこに連れていこうとしているのかと見てみると川を渡った先にある草原、少し背の高い草木があり、その中央には大岩がある。
そこを見て、あそこでサボってたらまず見つからないだろうな、と思うと何故か涙が出た。
「なぁ、お仕事をせんとあかんのとちゃう?」
「大丈夫、今日の分は終わってるから」
はい、ラフィ一蹴。
「早く終わったんならお風呂でも行ってきたらいいじゃないか?」
「入った帰り」
ラフィに続き、迷いもなくセアン一蹴。
「せ、せっかく入ったのに汚す事も……」
「問題ない。何度でも入り直す、シーナを添えて」
「お、俺も!?」
ミサにトドメを刺された俺は3人に岩陰にある草むらにソッと押し倒される。
プルプルと震える俺が上目使いして言う。
「や、優しくちて?」
「「「勿論」」」
5分も経たずに「嘘吐きぃ!」というか細い少年の声が響いたが川のせせらぎに飲まれて誰の耳にも届かなかった。
そして、その日の夜、町外れにある一軒家で少年が愛していると囁き、興奮した2人に押し倒され、涙目の少年が言う。
「や、優しくちて?」
「「勿論」」
少年は女には嘘吐きしかいないと心の深いところに刻み込んだ。
ターニャとパメラが俺を心底愛してくれている事は疑問に思わないが、もう少し加減という言葉を知って欲しい。
それはともかくだ。
「これからも俺達はプリットで生活していけるようにアイツ等に力の差を身に沁みこませて分かって貰わないと駄目だ」
「手を出したら痛い目ぐらいでは済まないと腐った頭の奴でもわかるようにしないとね」
「徹底的にやらないと、どちらにしても早くは済ませられなさそうだ」
俺は探査でワイバーン位置を調べていたのでターニャとパメラにも教えて、ワイバーンが居る場所、3人で狩りに向かった。
「ふぅ、なんとか騙し切ったな!」
「そんな訳ないでしょ?」
仮面を少し外して半眼のジト目で見つめるターニャが呆れるようにポコと叩く。
ま、待って、その擬音、せめてボコにしてくれない!?
西瓜だったら売れ残り確定じゃねぇ?
違うダメージを被って、凹みまくっている俺にパメラが言ってくる。
「だが、シラを切るギリギリの条件は満たしただろうな。シーナがただの一般人なら強権を振り翳せば、強引に認めさせる事は出来ただろうが……」
「そもそも、それが出来るならシーナを捜しに来ないでしょうけど」
「……だな、こうなったら黒でも白でもないグレーで突き通すしかない。正直、勝てる勝てないを抜きで王国と敵対したくないしな」
別に王国に何の感情もないし、少し腹が立ったからといって全面戦争はとかはどうかと思っている。
一時の感情で滅ぼしたら、プリットなどの街はどうなる? と頭が痛い事態に陥る。
ぶっちゃけ、王国と戦ったら勝てるかどうか……正直、勝つのは難しくないと判断していた。
だって、さっきのワイバーンに良いようにやられてたのを見てたからな。
あの10倍の兵力を投入されても時間さえあれば安全、確実に倒せる自信はあるし、単純に勝つのが目的なら俺、単独で城に突っ込んで王の首を取ればいい。
何故しない訳だが……
「子育てはプリットでウチはしたい……」
「同感だ」
そう、ターニャとパメラの強い要望があったからだ。
後、最近知ったんだが、毎日のように2人としているのにまったく出来た兆候が見られず「あれ? 俺って種なしなんじゃねぇ?」と凹んでいる時にラフィ達がやってきた。
落ち込んでる俺に親身になって3人は聞いてくれたが、俺の話を聞いたら、怪訝な顔をして「おいおい、からかうのは辞めて欲しいさ」と言われ、どうやら常識だったらしく、戸惑う俺を見て眉間の皺を増やすラフィを見て降参した。
仕方がないので異世界人である事を説明して漸く納得して貰えた。
そして、この世界の女性は自分の本心で求めた相手の子だけが得られるように出来ると聞かされる。
ようは避妊具要らずの世界らしい。
逆にどう言い訳しようが浮気で心を開いて、着床したら一切の言い訳不能になる。
「なるほどねぇ、ターニャもパメラも可愛いとこある。シーナには言ってるものと思ってたね」
「どういう事だ?」
ラフィの話では、一般的に結婚、出産はこの世界でのもっとも尊いモノとされているが、その途中過程、恋人の時間は無価値とされていた。
だが、ラフィは言う。
ターニャとパメラは恋人の時間をもう少しだけ味わいたいと思っているので出来ないと。
本来はこの人と結婚してもいいんだろうか? という段階で関係を持つ時用のようだそうだ。
落ち着いて考えれば、スラムではラフィ達のような娼婦が沢山いて、元の常識を照らし合わせるならスラムには子供で一杯なのは間違いない。
言われてみれば少ないとは思ってたけど……これって見方次第では、俺って2人に嫌われてるように見えないか?
ああ、勿論、俺が2人の思いを疑う訳ではなく、第三者が俺達を見て変化のない2人のお腹を見て、あれぇ? と思ってしまうような気がしている。
良く思い返していると最近、2人に言い寄る男が増えていた事を思い出す。
「俺が幸せにします!」
「君の瞳に僕を映して欲しい」
などと色々と言われているのは分かったが、2人に乗り込むな、と言われていたので遠くから見ていた訳だが、例外は1人も居らず2人に10秒ぐらいの時間の説明を受けると顔色を悪くして項垂れて帰った。
その時は人の嫁に色目を使う奴が悪い、ざまぁぁ!!
とその当時は思いました。
だが、今、ラフィから聞かされた言葉を言い寄ってきた男が言われていたとしたら……?
それが俺が言われていると想像する。
「ごめんね、ウチ、子供も結婚もしたいけど、恋人としての夜の営みを……ねっ、分かるでしょ? あの人と」
そしてターニャとパメラが指差す先にいたのは、金髪お二枚目半のあの野郎がカックンカックンと腰を振ってやがりました。
「サンセェェェェ!!!」
想像だけで叫んで滂沱の涙を流した俺に驚いたラフィ達が必死に俺に抱き着いて「お、落ち着いて!?」と言われて我に返る。
あかん、これ言われたらトラウマになりかねないって!
ターニャとパメラが言ったかどうかは分からんが類似した内容を言っているなら200%増しでオブラートを包んで言ってくれてる事を同性として願う。
しかし、俺の想像で出てきたのがサンセェなんよ?
それはともかく、2人は他人にも俺に惚れていると告知するし、好き、愛してると言われているがこちらから言った覚えがゼロではない気がするがない気がする。
勿論、言われて返事をする時に愛してるとは言っている。
むぅ、このまま言われるだけの一方通行だと問題な気がする。
そう言えば、オヤジが言っていた言葉を思い出す。
「惚れた女には普段から無駄だと思っても『愛してる』だとか『お前がいないと俺は……』とか言っておいた方がいいぞ?」
いざとなったら凄く助かるからな! と人差し指と中指に挟まれた一万円札をヒラヒラと揺らして得意げな顔をするオヤジはきっと今日の仕事帰りに居酒屋にいくな。
当時、お小遣いの無心かよ……と思ったが今後、何があるか分からないからオヤジの教えを胸に実践していこう。
色々と考えが纏まった俺に抱き着いていたラフィが赤面しながら俺を見上げていた。
「あのさ、アタイも同じなんだからね? 後、2年ぐらい楽しんだらシーナの子供が欲しいって思ってる。 アタイは3人欲しいかな」
モジモジするラフィ、可愛いじゃねぇか!
咳払いするセアンは
「わ、私は子は1人でもいいが……シーナが求めるなら、が、頑張るぞ?」
「じゃ、私は10人」
シレっと気負いのないミサの言葉に俺達は石化。
真っ先に復活したラフィが噛みつくようにミサに詰め寄る。
「な、何を馬鹿な事を言ってるさ! そんなに育てられる訳が……」
「そうだぞ、産めば勝手に育つ訳じゃないだろ?」
「大丈夫、シーナの甲斐性なら100人でも余裕」
ミサがドヤ顔で言い切ると無言になった少女がこちらを見た時、俺は短い悲鳴を上げた気がした。
3人が先程、俺に抱き着いて止めた体勢に戻り、ラフィは正面から腹に抱きつくようにして押して歩く。
セアンは俺の腕に抱き着いて、俺の背の方向へと引っ張り始める。
ミサが俺の尻の辺りのズボンを引っ張って「はいはい、こっちねぇ」とズボンを引き千切る覚悟があるような引っ張りだす。
3人がどこに連れていこうとしているのかと見てみると川を渡った先にある草原、少し背の高い草木があり、その中央には大岩がある。
そこを見て、あそこでサボってたらまず見つからないだろうな、と思うと何故か涙が出た。
「なぁ、お仕事をせんとあかんのとちゃう?」
「大丈夫、今日の分は終わってるから」
はい、ラフィ一蹴。
「早く終わったんならお風呂でも行ってきたらいいじゃないか?」
「入った帰り」
ラフィに続き、迷いもなくセアン一蹴。
「せ、せっかく入ったのに汚す事も……」
「問題ない。何度でも入り直す、シーナを添えて」
「お、俺も!?」
ミサにトドメを刺された俺は3人に岩陰にある草むらにソッと押し倒される。
プルプルと震える俺が上目使いして言う。
「や、優しくちて?」
「「「勿論」」」
5分も経たずに「嘘吐きぃ!」というか細い少年の声が響いたが川のせせらぎに飲まれて誰の耳にも届かなかった。
そして、その日の夜、町外れにある一軒家で少年が愛していると囁き、興奮した2人に押し倒され、涙目の少年が言う。
「や、優しくちて?」
「「勿論」」
少年は女には嘘吐きしかいないと心の深いところに刻み込んだ。
ターニャとパメラが俺を心底愛してくれている事は疑問に思わないが、もう少し加減という言葉を知って欲しい。
それはともかくだ。
「これからも俺達はプリットで生活していけるようにアイツ等に力の差を身に沁みこませて分かって貰わないと駄目だ」
「手を出したら痛い目ぐらいでは済まないと腐った頭の奴でもわかるようにしないとね」
「徹底的にやらないと、どちらにしても早くは済ませられなさそうだ」
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