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それからはなんとなく気まずい雰囲気が漂って…
皆、黙りこくって食事して……
河童男も食べるだけ食べたら、無駄話もせずに帰って行った。
やっぱり、さっきの早乙女さんの迫力に押されたんだろう。
「あ、そうそう、雨男の足のサイズ計っとかないとな。」
「え?どうしてですか?」
「うん、雨男が靴がほしいっていうから…」
「あ~、あたしも靴欲しい~!」
「雨男のを買ってからだ!」
「なんだよ、けちーー!」
バーバラの言うことは無視に限る。
「でも、履いてみないとやっぱりわからないんじゃないですか?
幅の問題もありますし…」
「そうなんだけど、雨男が商店街に行くのをいやがってるんだ。」
「車だとすぐですよ。」
「そうなんだけど……
でも、いやなんだよな?」
俺が雨男に同意を求めると、雨男は意外な返事をした。
「……ゆきだるまが一緒に行ってくれるなら…おいら、行っても良い。」
「え?あ、あぁ、私で良ければお供しますよ。」
早乙女さんがそう言うと、雨男はとても嬉しそうな顔で微笑んだ。
「じゃあ、おいら…行ってみようかな…」
なぜだ?この間はとてもいやそうにしてたのに…
でも、まぁ、人の多い所にでかけてみようと思えるようになったのは良いことだ。
気分の変わらないうちに…ということで、
早速、明日、早乙女さんに連れて行ってもらうことになった。
皆、黙りこくって食事して……
河童男も食べるだけ食べたら、無駄話もせずに帰って行った。
やっぱり、さっきの早乙女さんの迫力に押されたんだろう。
「あ、そうそう、雨男の足のサイズ計っとかないとな。」
「え?どうしてですか?」
「うん、雨男が靴がほしいっていうから…」
「あ~、あたしも靴欲しい~!」
「雨男のを買ってからだ!」
「なんだよ、けちーー!」
バーバラの言うことは無視に限る。
「でも、履いてみないとやっぱりわからないんじゃないですか?
幅の問題もありますし…」
「そうなんだけど、雨男が商店街に行くのをいやがってるんだ。」
「車だとすぐですよ。」
「そうなんだけど……
でも、いやなんだよな?」
俺が雨男に同意を求めると、雨男は意外な返事をした。
「……ゆきだるまが一緒に行ってくれるなら…おいら、行っても良い。」
「え?あ、あぁ、私で良ければお供しますよ。」
早乙女さんがそう言うと、雨男はとても嬉しそうな顔で微笑んだ。
「じゃあ、おいら…行ってみようかな…」
なぜだ?この間はとてもいやそうにしてたのに…
でも、まぁ、人の多い所にでかけてみようと思えるようになったのは良いことだ。
気分の変わらないうちに…ということで、
早速、明日、早乙女さんに連れて行ってもらうことになった。
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