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「プロポーズは僕の方からしたかったから。
本当なら、せめて薔薇の花束でも準備してからの方が良かったんだけど……君が答えを急くからだよ。」
「ミカエルったら…!」
泣いてるのか笑っているのかわからない顔で、アニエスはミカエルの胸に飛び込んだ。
老人の話が完全な勘違いだとわかっていながら黙っていることには罪悪感を感じていたが、きっとあんな風に勘違いをしてくれたのも運命なのだと思い込んで……
「アニエス…もしもこれから先、僕の記憶が戻って、僕の過去に何か悪いことがあったら…その時は僕と別れて……」
「いやよ!
私は別れない!
……ミカエル、言ったでしょう?
あなたの過去にどんなことがあったとしても、そんなことは関係ない。
私は今のあなたを好きになったんですもの。
だから、絶対に別れないわ…!
一生あなたと添い遂げて、二人で幸せになるのよ。」
ほとばしる程のアニエスの情熱に、ミカエルは圧倒されそうになりながら、彼女の華奢な身体を強く抱き締めた。
本当なら、せめて薔薇の花束でも準備してからの方が良かったんだけど……君が答えを急くからだよ。」
「ミカエルったら…!」
泣いてるのか笑っているのかわからない顔で、アニエスはミカエルの胸に飛び込んだ。
老人の話が完全な勘違いだとわかっていながら黙っていることには罪悪感を感じていたが、きっとあんな風に勘違いをしてくれたのも運命なのだと思い込んで……
「アニエス…もしもこれから先、僕の記憶が戻って、僕の過去に何か悪いことがあったら…その時は僕と別れて……」
「いやよ!
私は別れない!
……ミカエル、言ったでしょう?
あなたの過去にどんなことがあったとしても、そんなことは関係ない。
私は今のあなたを好きになったんですもの。
だから、絶対に別れないわ…!
一生あなたと添い遂げて、二人で幸せになるのよ。」
ほとばしる程のアニエスの情熱に、ミカエルは圧倒されそうになりながら、彼女の華奢な身体を強く抱き締めた。
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