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長い眠り
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「まだなの?」
「いくらなんでも遠過ぎじゃない?」
途中で、何度か休憩をして、お昼にはお弁当も振舞われた。
だが、あまりにも遠い目的地に、客からは文句が出始めた。
「お客様、もうじきです。
あと少しで、目的地に着きますから、もう少しだけご辛抱下さい。
今から、お菓子とお茶をお配りします。」
添乗員が、皆にお菓子と飲み物を配り始めた。
客たちは小声で文句を言いながらも、それ以上、声を上げる者はなかった。
やがて、バスは唐突に止まった。
「皆様、お疲れ様でした。
ここからは徒歩になります。」
「えーっ!まだ着かないのか?」
「徒歩って、どのくらい歩くの?」
「ほんの十分程ですよ。」
マイクロバスの扉が開いた。
あたりはもう真っ暗で、まわりの様子はほぼわからないが、木々が密集していることから、そこが山の中であろうことだけは皆が理解した。
そんな中、懐中電灯を持った添乗員の後を、10人の客たちがぞろそろと着いて行く。
「ねぇ、なんかすごい山奥って感じじゃない?」
「そうよね。じゃあ、山の中の秘湯とか??」
「あ、それ、ありうる!」
由香と留美は、そんなことを話しながら歩いていた。
「いくらなんでも遠過ぎじゃない?」
途中で、何度か休憩をして、お昼にはお弁当も振舞われた。
だが、あまりにも遠い目的地に、客からは文句が出始めた。
「お客様、もうじきです。
あと少しで、目的地に着きますから、もう少しだけご辛抱下さい。
今から、お菓子とお茶をお配りします。」
添乗員が、皆にお菓子と飲み物を配り始めた。
客たちは小声で文句を言いながらも、それ以上、声を上げる者はなかった。
やがて、バスは唐突に止まった。
「皆様、お疲れ様でした。
ここからは徒歩になります。」
「えーっ!まだ着かないのか?」
「徒歩って、どのくらい歩くの?」
「ほんの十分程ですよ。」
マイクロバスの扉が開いた。
あたりはもう真っ暗で、まわりの様子はほぼわからないが、木々が密集していることから、そこが山の中であろうことだけは皆が理解した。
そんな中、懐中電灯を持った添乗員の後を、10人の客たちがぞろそろと着いて行く。
「ねぇ、なんかすごい山奥って感じじゃない?」
「そうよね。じゃあ、山の中の秘湯とか??」
「あ、それ、ありうる!」
由香と留美は、そんなことを話しながら歩いていた。
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