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3話
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ピコン! ピコン! ピコン!
俺は通知音で目が覚めた。
相変わらず星が絶えない状態だった。
正直めちゃくちゃ嬉しい、こんな日が俺に来るなんて思ってもいなかったからな。
にやけながらSUTERAを開き、メッセージを確認すると一番上にメッセージが来ていた。
このアプリお互いがフォローし合っていると一番上に来る仕組みをこの時知った。
俺はメッセージを確認し、思わず叫んでしまった……
「よっしゃああ!! 初めての友達だ!!しかも、俺の写真が好きって……嬉しすぎる! 」
やっと俺に友達が出来たのだ! 好きって言葉にもドキッとした。すぐさま返信をした。
『今起きました! 返信ありがとうございます! 是非、友達になりましょう! 』
すると、10分後に返信が来た。
『私も、今起きました。私実は春さんと同じ学校なんです、なので良かったらお昼一緒に食べませんか? 屋上で待ってます! 』
こんな偶然があるんだと驚きながら返信をした。
『ええ?! すごい偶然ですね! わかりました、お昼に屋上へ行きます! 』
俺はどんな人なのか楽しみにしながら家を出て学校へ向かった。
向かう途中、昨日寄ったコンビニを見るとすごい人だかりが出来ていた。
「あれ……、もしかして俺のせいか? そんなまさか、」
店員が藤宮春が来たと投稿したらしく、その影響で大繁盛した。
「、、こんな事になるんなら、裏口使えたらなぁ」
ーー俺は学校に着いた。
すると、俺の周りには人が集まり下駄箱に辿り着けない状態になっていた。
「春君! こっち向いて! 」
「写真見ました! 」
「一緒に写真撮ってください! 」
こんな状況俺は初めてで改めて気づいた、俺は人気者だということに。
その時、下駄箱の方から国道大河が近寄ってきた。
「おい、お前。あんまり調子乗るなよ。」
俺はあの時一緒に帰らなかった事を怒られたんだと思い、すぐに謝った。
「あの時はごめん。でも、あの時は……」
謝っている途中で国道大河は帰ってしまった。
でも仕方がない、俺があの時返事をして帰っていればこんな事にはなってなかった。
気が付くと人だかりは無くなっていき、俺も教室に向かった。
ドアを開けると、クラスメイトが挨拶をしてくる。
「おはよう!!」
俺もそれに答えるように挨拶を返す。
「おはよう! 」
すっかり俺はクラスメイトになじみだし、話すようになっていた。
学校のチャイムが鳴り授業が始まりそうな時、前のドアが開いた。
そこには、この学校の生徒会長が居た。
彼は俺を呼び出した。
「俺は、生徒会長の御門圭だ。藤宮春は居るか? 」
「はい、俺です。」
「今すぐ俺と職員室に来なさい! 」
俺が生徒会長と職員室に向かうと、そこには担任と校長先生とが居た。
「これは君で間違いないね? 」
先生は俺のSUTERAの投稿画面を開き見せてきた。
確認すると、またもや増えていた。
『フォロワー20万人、星21万、人気度2600%』になっていた。
「これは俺のSUTERAです。すみません! 俺、こ、こんな事になるなんて思っていなくて。」
俺は怒られると思い謝った。
当たり前だ。こんな事になると学校も迷惑だからな……。
すると、先生達は頭を下げた。
「誤解だ! 藤宮君! 今日は君にお願いしたい事があって呼んだんだ。実は君にこの学校の事を広めてほしいんだ……実は今この高校は入学者数が減っていて、学校的にも困っているんだ。
そんな時に君が今話題になっていると聞いて……だからお願いだ。この高校を救ってくれ! 」
「いいですけど……、一体何をすればいいんですか? 」
「それは君に任せるよ! 何かあったら私達に言ってくれ! 」
「わ、わかりました。あっ! 1つお願いがあります。裏口を使ってもいい許可をください。多分今日みたいに正門に人が集まって学校に入るのが大変なので! 」
「わかった! では許可をします。これ裏口の鍵を渡しておくよ! 無くさないように気を付けてね。」
そう言うと、先生たちは俺に鍵を渡して仕事に戻った。
俺がどうやって学校の事を広めようかと考えていると、生徒会長が話しかけてきた。
「藤宮君! 急なお願い本当にすまないな、俺も是非この学校を広めるのに協力させてほしい。何かあったら3年1組の教室に来てくれ。」
そう言い残して職員室を出ていき、俺も後に続いた。
一体どんな風に広めようかと。普通に投稿しても入学数は増えない……。
そんなことを考えているとあっという間にお昼休憩の時間になり、俺はお弁当を持って人混みを避けながら屋上へ向かった。
屋上には、座って待っている女子生徒がいた。
俺は近づいて行き声をかけた。
「初めまして……、藤宮春です。返事くれた人ですか? 」
「はい! 」
ーーそこには、クラスメイトの栗山千佳が居た。
「え?!星をくれてたの栗山さん?!」
「はい、私です。何度かメッセージを送ろうとしたんですが、恥ずかしくて出来なくて……」
「俺も何度かメッセージ送ろうと思ったんだけど、照れくさくて。でも、本当に仲良くなれてよかった。」
「私も来てくれると思ってなかったので、嬉しいです! 」
初めての友達が栗山さんだとは想像すらしていなかったが、安心した。
俺は、友達がいない事を打ち明ける。
「俺この17年間生きてきて、栗山さんが初めての友達なんだよ。」
すると……
「私もですよ。話しかけてくれる子は居ますけど、友達と言える仲じゃなくて、なので私も藤宮君が初めての友達です。」
「俺が初めてでいいの? 」
「藤宮君がいいです……。」
俺達は顔を赤くしながら、お昼ご飯を食べた。
食べ終わると、『小さな声』で彼女は言った。
「今日良かったら、一緒に帰りませんか? 」
「いいよ! じゃあ、裏口で待っていてほしい! ほら俺今は正門から出ると、とんでもないことになるからさ」
「分かりました! でもあんまり調子に乗ったらだめですよ……。では待っていますね! 」
彼女は嬉しそうな反面、拗ねた顔をして先に教室に戻っていった。
俺は、2人でいると栗山さんに迷惑かなと思い、少し時間を空けて教室に戻った。
階段を下りて2階に着くと、たくさんの生徒に見つかり追い掛け回された。
「藤宮さん! 待ってください! お昼一緒に食べましょう! 」
「何で逃げるんですかー! 」
俺は無我夢中で走り、なんとか気づかれずトイレに駆け込んだ。すると先にトイレに入っていた1人の生徒に声をかけられた。
「そんなに急いで、漏れそうなのか? 」
俺が事情を説明すると、笑いながら言った。
「お前が今話題の藤宮春か! てか学校一緒なのかよ。よし、分かった俺に任せろ! 」
「おーいお前ら、藤宮春なら、あっちに行ったぞー! 」
ーー俺は彼のおかげで何とか生徒から逃げ切れることができ、教室に戻った。
汗だくになりながら席に着くと、栗山千佳はなぜか、拗ねた顔をしていた。
下校時間になり。タイミングを見計らって俺は裏口の方に向かい、栗山千佳と合流した。
「遅くなってごめん。」
「全然待ってないよ! 」
「んじゃ、帰ろうか。」
俺達はたわいもない話をしながら帰り道を歩く。
「そういえば、俺のどんな写真が好きなの? 」
「ええっと、撮り方とか、撮っている物が好きで、気が付いたら好きになっていて。実は私も結構写真撮るんですよ! 」
「そうなんだ! 嬉しいな。じゃあ休みの日良かったら一緒に写真撮りに行こうよ! 」
「ええ! いいんですか? でも藤宮君今は忙しいんじゃ? 」
「大丈夫だよ、」
「分かりました! 休みの日連絡しますね! では、私こっちなのでまた明日学校で。」
「あの! 良かったら今写真撮ろうよ? 」
「いいですよ! 」
「その写真私にもください! 」
「わかった! 」
俺は彼女と写真を撮り、遊ぶ約束をした。
俺が家に帰り、SUTERAを確認すると、
相変わらず、どんどん増えていた。
『フォロワー32万人 星30万 人気度3100%』
自分のことが気になり、検索をかけると
俺の『ファンクラブ』が出来ていた。加入数は10万人に及んでいた……。
「なんだこれは……。」
詳しく見てみると、どうやら加入にはお金はかからず、ファンクラブを作った人は、俺の事を好きと思っている人達や、もっと広めようとする人達を1つにまとめて交流したいと思って作り、今ではすごい人数になったらしい。
ここでは、俺についての交流がされており、今でも加入数が止まらないみたいだ、ファンクラブを開くと、加入ボタンとその上に創立者にメッセージが送れるボタンがあった。
その時、俺はあることを思い出した。
「そうだ! 学校を広めるのに、このファンクラブを使うのはいいんじゃないか? 」
そして、俺は、ファンクラブを作った人に直接メッセージを送った。
『あの、俺は藤宮春です。ファンクラブをわざわざ作って頂きありがとうございます! 相談したいことがあるので、良ければ返信ください! 』
ーー通知。ファンクラブの加入者が増えました。
携帯の明かりが点いた。
携帯の下にはカレンダーが置いてあり、予定がぎっしり書いてあった。
9月1日から9月8日。『撮影』
9月9日から9月15日。『取材』
9月18日。『朝のニュース番組ゲスト』
9月27日。『誕生日』
そして9月17日、今日の日付のところにも記入されていた。『一目惚れした人からのメッセージ』
---------------
藤宮春
フォロー 1人
フォロワー 32万人
星の数 30万
人気度 3100%
ファン数 10万人
---------------
栗山千佳
フォロー 1人
フォロワー 1人
星の数 0
人気度 0%
---------------
国道大河
フォロー 757人
フォロワー 345万人
星の数 351万
人気度 1万1500%
ファン数 240万人
---------------
俺は通知音で目が覚めた。
相変わらず星が絶えない状態だった。
正直めちゃくちゃ嬉しい、こんな日が俺に来るなんて思ってもいなかったからな。
にやけながらSUTERAを開き、メッセージを確認すると一番上にメッセージが来ていた。
このアプリお互いがフォローし合っていると一番上に来る仕組みをこの時知った。
俺はメッセージを確認し、思わず叫んでしまった……
「よっしゃああ!! 初めての友達だ!!しかも、俺の写真が好きって……嬉しすぎる! 」
やっと俺に友達が出来たのだ! 好きって言葉にもドキッとした。すぐさま返信をした。
『今起きました! 返信ありがとうございます! 是非、友達になりましょう! 』
すると、10分後に返信が来た。
『私も、今起きました。私実は春さんと同じ学校なんです、なので良かったらお昼一緒に食べませんか? 屋上で待ってます! 』
こんな偶然があるんだと驚きながら返信をした。
『ええ?! すごい偶然ですね! わかりました、お昼に屋上へ行きます! 』
俺はどんな人なのか楽しみにしながら家を出て学校へ向かった。
向かう途中、昨日寄ったコンビニを見るとすごい人だかりが出来ていた。
「あれ……、もしかして俺のせいか? そんなまさか、」
店員が藤宮春が来たと投稿したらしく、その影響で大繁盛した。
「、、こんな事になるんなら、裏口使えたらなぁ」
ーー俺は学校に着いた。
すると、俺の周りには人が集まり下駄箱に辿り着けない状態になっていた。
「春君! こっち向いて! 」
「写真見ました! 」
「一緒に写真撮ってください! 」
こんな状況俺は初めてで改めて気づいた、俺は人気者だということに。
その時、下駄箱の方から国道大河が近寄ってきた。
「おい、お前。あんまり調子乗るなよ。」
俺はあの時一緒に帰らなかった事を怒られたんだと思い、すぐに謝った。
「あの時はごめん。でも、あの時は……」
謝っている途中で国道大河は帰ってしまった。
でも仕方がない、俺があの時返事をして帰っていればこんな事にはなってなかった。
気が付くと人だかりは無くなっていき、俺も教室に向かった。
ドアを開けると、クラスメイトが挨拶をしてくる。
「おはよう!!」
俺もそれに答えるように挨拶を返す。
「おはよう! 」
すっかり俺はクラスメイトになじみだし、話すようになっていた。
学校のチャイムが鳴り授業が始まりそうな時、前のドアが開いた。
そこには、この学校の生徒会長が居た。
彼は俺を呼び出した。
「俺は、生徒会長の御門圭だ。藤宮春は居るか? 」
「はい、俺です。」
「今すぐ俺と職員室に来なさい! 」
俺が生徒会長と職員室に向かうと、そこには担任と校長先生とが居た。
「これは君で間違いないね? 」
先生は俺のSUTERAの投稿画面を開き見せてきた。
確認すると、またもや増えていた。
『フォロワー20万人、星21万、人気度2600%』になっていた。
「これは俺のSUTERAです。すみません! 俺、こ、こんな事になるなんて思っていなくて。」
俺は怒られると思い謝った。
当たり前だ。こんな事になると学校も迷惑だからな……。
すると、先生達は頭を下げた。
「誤解だ! 藤宮君! 今日は君にお願いしたい事があって呼んだんだ。実は君にこの学校の事を広めてほしいんだ……実は今この高校は入学者数が減っていて、学校的にも困っているんだ。
そんな時に君が今話題になっていると聞いて……だからお願いだ。この高校を救ってくれ! 」
「いいですけど……、一体何をすればいいんですか? 」
「それは君に任せるよ! 何かあったら私達に言ってくれ! 」
「わ、わかりました。あっ! 1つお願いがあります。裏口を使ってもいい許可をください。多分今日みたいに正門に人が集まって学校に入るのが大変なので! 」
「わかった! では許可をします。これ裏口の鍵を渡しておくよ! 無くさないように気を付けてね。」
そう言うと、先生たちは俺に鍵を渡して仕事に戻った。
俺がどうやって学校の事を広めようかと考えていると、生徒会長が話しかけてきた。
「藤宮君! 急なお願い本当にすまないな、俺も是非この学校を広めるのに協力させてほしい。何かあったら3年1組の教室に来てくれ。」
そう言い残して職員室を出ていき、俺も後に続いた。
一体どんな風に広めようかと。普通に投稿しても入学数は増えない……。
そんなことを考えているとあっという間にお昼休憩の時間になり、俺はお弁当を持って人混みを避けながら屋上へ向かった。
屋上には、座って待っている女子生徒がいた。
俺は近づいて行き声をかけた。
「初めまして……、藤宮春です。返事くれた人ですか? 」
「はい! 」
ーーそこには、クラスメイトの栗山千佳が居た。
「え?!星をくれてたの栗山さん?!」
「はい、私です。何度かメッセージを送ろうとしたんですが、恥ずかしくて出来なくて……」
「俺も何度かメッセージ送ろうと思ったんだけど、照れくさくて。でも、本当に仲良くなれてよかった。」
「私も来てくれると思ってなかったので、嬉しいです! 」
初めての友達が栗山さんだとは想像すらしていなかったが、安心した。
俺は、友達がいない事を打ち明ける。
「俺この17年間生きてきて、栗山さんが初めての友達なんだよ。」
すると……
「私もですよ。話しかけてくれる子は居ますけど、友達と言える仲じゃなくて、なので私も藤宮君が初めての友達です。」
「俺が初めてでいいの? 」
「藤宮君がいいです……。」
俺達は顔を赤くしながら、お昼ご飯を食べた。
食べ終わると、『小さな声』で彼女は言った。
「今日良かったら、一緒に帰りませんか? 」
「いいよ! じゃあ、裏口で待っていてほしい! ほら俺今は正門から出ると、とんでもないことになるからさ」
「分かりました! でもあんまり調子に乗ったらだめですよ……。では待っていますね! 」
彼女は嬉しそうな反面、拗ねた顔をして先に教室に戻っていった。
俺は、2人でいると栗山さんに迷惑かなと思い、少し時間を空けて教室に戻った。
階段を下りて2階に着くと、たくさんの生徒に見つかり追い掛け回された。
「藤宮さん! 待ってください! お昼一緒に食べましょう! 」
「何で逃げるんですかー! 」
俺は無我夢中で走り、なんとか気づかれずトイレに駆け込んだ。すると先にトイレに入っていた1人の生徒に声をかけられた。
「そんなに急いで、漏れそうなのか? 」
俺が事情を説明すると、笑いながら言った。
「お前が今話題の藤宮春か! てか学校一緒なのかよ。よし、分かった俺に任せろ! 」
「おーいお前ら、藤宮春なら、あっちに行ったぞー! 」
ーー俺は彼のおかげで何とか生徒から逃げ切れることができ、教室に戻った。
汗だくになりながら席に着くと、栗山千佳はなぜか、拗ねた顔をしていた。
下校時間になり。タイミングを見計らって俺は裏口の方に向かい、栗山千佳と合流した。
「遅くなってごめん。」
「全然待ってないよ! 」
「んじゃ、帰ろうか。」
俺達はたわいもない話をしながら帰り道を歩く。
「そういえば、俺のどんな写真が好きなの? 」
「ええっと、撮り方とか、撮っている物が好きで、気が付いたら好きになっていて。実は私も結構写真撮るんですよ! 」
「そうなんだ! 嬉しいな。じゃあ休みの日良かったら一緒に写真撮りに行こうよ! 」
「ええ! いいんですか? でも藤宮君今は忙しいんじゃ? 」
「大丈夫だよ、」
「分かりました! 休みの日連絡しますね! では、私こっちなのでまた明日学校で。」
「あの! 良かったら今写真撮ろうよ? 」
「いいですよ! 」
「その写真私にもください! 」
「わかった! 」
俺は彼女と写真を撮り、遊ぶ約束をした。
俺が家に帰り、SUTERAを確認すると、
相変わらず、どんどん増えていた。
『フォロワー32万人 星30万 人気度3100%』
自分のことが気になり、検索をかけると
俺の『ファンクラブ』が出来ていた。加入数は10万人に及んでいた……。
「なんだこれは……。」
詳しく見てみると、どうやら加入にはお金はかからず、ファンクラブを作った人は、俺の事を好きと思っている人達や、もっと広めようとする人達を1つにまとめて交流したいと思って作り、今ではすごい人数になったらしい。
ここでは、俺についての交流がされており、今でも加入数が止まらないみたいだ、ファンクラブを開くと、加入ボタンとその上に創立者にメッセージが送れるボタンがあった。
その時、俺はあることを思い出した。
「そうだ! 学校を広めるのに、このファンクラブを使うのはいいんじゃないか? 」
そして、俺は、ファンクラブを作った人に直接メッセージを送った。
『あの、俺は藤宮春です。ファンクラブをわざわざ作って頂きありがとうございます! 相談したいことがあるので、良ければ返信ください! 』
ーー通知。ファンクラブの加入者が増えました。
携帯の明かりが点いた。
携帯の下にはカレンダーが置いてあり、予定がぎっしり書いてあった。
9月1日から9月8日。『撮影』
9月9日から9月15日。『取材』
9月18日。『朝のニュース番組ゲスト』
9月27日。『誕生日』
そして9月17日、今日の日付のところにも記入されていた。『一目惚れした人からのメッセージ』
---------------
藤宮春
フォロー 1人
フォロワー 32万人
星の数 30万
人気度 3100%
ファン数 10万人
---------------
栗山千佳
フォロー 1人
フォロワー 1人
星の数 0
人気度 0%
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国道大河
フォロー 757人
フォロワー 345万人
星の数 351万
人気度 1万1500%
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