4 / 6
4話
しおりを挟む
「今日のニュースです。今日はゲストに大人気モデル近藤みさきさんが来てくれています! 」
「よろしくお願いします! 」
「今話題の高校生、藤宮春さんについてどう思われますか? 最近ではファンクラブが作られているみたいですが……」
「私は仕事が忙しくてあまり把握できてないですが、すごい人気ですよね。」
テレビでは相変わらず俺の話題で持ちきりだった。
「モデルさんか~ 俺この人昔から好きなんだよな~ 会ってみたいなぁ……。」
俺は、学校へ向かおうと玄関を開けると、そこには携帯を持った栗山千佳が居た。
「あわっ。あ、あの、」
栗山千佳はもじもじしながら言った。
「良かったら、一緒に行きませんか? 」
「いいよ! 行こうか! 」
学校に一緒に行くのってなんかいいなぁ。
そんなことを思いながら
向かっている途中、俺は先生に言われた事とファンクラブのことを話した。
「いいと思います! でも、学校を広めるって難しいですよね。そういえば、SUTERA動画投稿可能になったので、PVを撮ってみたらいいんじゃないですか? 」
「いいね! でもまだ返信が来ていなくて……。まぁ連絡取り合えるようになったら言ってみる! 」
「そういえば、この前撮った写真SUTERAにあげたんですがよかったですか? 」
「全然いいよ? 投稿見てもいい? 」
「私の携帯じゃなく、自分ので見てみてください! 」
「わかった! 」
そんなことを話していると裏口から行くことを忘れて、正門に着いてしまった。
正門には、人だかりができていて、そこでは色々な言葉が飛び交っていた。
「春君だ! 写真撮って! 」
「え? 隣の子は誰? もしかして、彼女とか? 」
「そんなわけないよ。」
「羨ましいんだけど、」
「私も一緒に学校行きたいから、行こう! 」
「もしかして隣の子、藤宮君がフォローしている子じゃない? 」
気まずい空気になったので、
栗山千佳は先に下駄箱へと走って向かった。
「みんなおはよう! 」
「あの子はクラスメイトの子だから、そんなに気にしなくて大丈夫だよ! 」
なんとかその場を和ませ下駄箱に向かった。
ーーその時、1人の女の子は気に入らない顔をしていた。
「うざ、春君の隣は私でしょ……。」
下校時間になり、栗山千佳の姿を探すがどこにも見当たらない。
「先に帰ったのかな? 」
携帯の通知が鳴り、確認するとファンクラブを作った人からメッセージが来ていた。
『初めまして! 藤宮さんから直接メッセージを頂けると思っていなかったです! メッセージだと伝えにくいこともあると思うので会って話しませんか?
明日の12時にここのカフェで待っています。』
メッセージにはURLが添付されており、確認すると隣町の大都会。ビルの中にあるカフェだった。
隣町まで駅だが、1人じゃ心細いどうしようか迷っていた時、廊下を通り過ぎる御門圭を見つけた。
「生徒会長!!」
「お、藤宮君か。どうかしたか? 」
俺が事情を説明すると、御門圭が付いて来てくれることになった。
「集合場所はどうする? 」
「学校の前で集合しましょう! 」
ーー当日、俺は御門圭と隣町に向かった。
「そういえば、御門さんってSUTERAやってないんですか? 」
「おもしろいのか? そのSUTERAってやつは。」
「おもしろいですよ! 連絡も取れますし! ぜひやりましょう! 」
「そこまで言うなら……入れてみるよ」
「フォローしておきますね! 」
初めての大都会に驚きながら、カフェに向かおうとするがどうやら電車内で盗撮されていたらしく、駅に着いた途端、人で溢れかえっていた……。
「春君だ! きゃー! 」
「めっちゃかっこいい!!」
「春。お前も大変だな。」
「嫌な気はしませんが、ここまでくるとね……」
「そうだ! 俺がお前のボディガードになってやろうか? はははは! 」
「いいですね! それ!」
御門圭は俺を守るように前に立ち、無事ビルまで辿り着いた。
3階のカフェに向かうと店員が出てきて、席に案内してくれた。
そこには、モデルの近藤みさきが居た。
「え?! 近藤みさきさん?!」
「藤宮君! 」
近藤みさきはいきなり抱きついてきた。
「ずっと会いたかったです! 」
「あの、少し落ち着いてください!!」
テレビや雑誌で大人気の彼女が……まさか。
彼女は少し落ち着いたのか席に座った。
俺と御門圭も驚きながら席に着いた……。
「初めまして、藤宮春です。」
「俺は御門圭だ。」
「初めまして、近藤みさきです。先ほどはすみません、、取り乱してしまって…。今日は来てくれてありがとうございます! 」
「いえ、こちらこそ誘っていただきありがとうございます! びっくりしました。まさか、近藤さんがいるとは……思わなかったです。」
「近藤さんじゃなくて、みさきって呼んでください……//。」
「あ、はい// あの、俺昔からみさきさんのファンでした! 良かったら写真撮りませんか? 」
「え?! 嬉しいです。私も写真撮りたいです!ぜひ! 」
「…おい! お前たち! いい加減イチャイチャしていないで本題に入らないか? 」
「そうだね。ごめん御門さん。みさきさん! 今日は相談があって……」
俺は御門圭に謝ってから、改めて話をした。
彼女に趣旨を話すと快く協力してくれることになった。
「とりあえず、藤宮君と御門さん今日はもう遅いし後日話しましょう! あ! 良かったらSUTERAフォローし合いましょう! いつでも連絡取れるように! 」
「わかりました! では!フォローしときます! 」
「俺も今日始めたばかりだが、フォローしておく! 」
まさか、モデルとまで仲良くできる日が来るなんて思いもしなかった。
俺達がカフェを出ると、どうやら、俺のファンと近藤みさきのファンが出待ちをしているようで、ひどく混み合っていた。
人混みの中を無事脱出できたが、近藤みさきと2人きりになってしまっていた。
そして、気が付くと手を繋いだ状態になっていた。
「あ! すみません、みさきさん 」
気まずい雰囲気の中、交差点に差し掛かると……彼女が声をかけてきた。
「あの、春君。今日は本当に来てくれてありがとう! 」
「いえこちらこそです! 」
「良かったら、写真撮りませんか? 」
「あ!ぜひ!撮りましょう! 」
「帰ったら送っておきますね! 」
「はい! 」
気まずかった空気は無くなり。ふと見ると御門圭からメッセージが来ていた。
『春! 今どこだ! 駅で待ってるから来いよ! 』
「みさきさん! 俺こっちなんで! また! 」
帰ろうとした時、近藤みさきは俺の頬にキスをした。
「またね! 春君//」
その時、目の前の人と目が合った。
ーーそこにいたのは、栗山千佳だった……。
「バカっ……」
---------------
藤宮春
フォロー 3人
フォロワー 52万人
星の数 53万
人気度 5600%
ファン数 24万人
---------------
御門圭
フォロー 2
フォロワー 2
星の数 0
人気度 0
---------------
近藤みさき
フォロー 1670人
フォロワー 560万人
星の数 600万
人気度 5万%
---------------
栗山千佳
フォロー 2
フォロワー 7640人
星の数 2万
人気度 460%
---------------
「よろしくお願いします! 」
「今話題の高校生、藤宮春さんについてどう思われますか? 最近ではファンクラブが作られているみたいですが……」
「私は仕事が忙しくてあまり把握できてないですが、すごい人気ですよね。」
テレビでは相変わらず俺の話題で持ちきりだった。
「モデルさんか~ 俺この人昔から好きなんだよな~ 会ってみたいなぁ……。」
俺は、学校へ向かおうと玄関を開けると、そこには携帯を持った栗山千佳が居た。
「あわっ。あ、あの、」
栗山千佳はもじもじしながら言った。
「良かったら、一緒に行きませんか? 」
「いいよ! 行こうか! 」
学校に一緒に行くのってなんかいいなぁ。
そんなことを思いながら
向かっている途中、俺は先生に言われた事とファンクラブのことを話した。
「いいと思います! でも、学校を広めるって難しいですよね。そういえば、SUTERA動画投稿可能になったので、PVを撮ってみたらいいんじゃないですか? 」
「いいね! でもまだ返信が来ていなくて……。まぁ連絡取り合えるようになったら言ってみる! 」
「そういえば、この前撮った写真SUTERAにあげたんですがよかったですか? 」
「全然いいよ? 投稿見てもいい? 」
「私の携帯じゃなく、自分ので見てみてください! 」
「わかった! 」
そんなことを話していると裏口から行くことを忘れて、正門に着いてしまった。
正門には、人だかりができていて、そこでは色々な言葉が飛び交っていた。
「春君だ! 写真撮って! 」
「え? 隣の子は誰? もしかして、彼女とか? 」
「そんなわけないよ。」
「羨ましいんだけど、」
「私も一緒に学校行きたいから、行こう! 」
「もしかして隣の子、藤宮君がフォローしている子じゃない? 」
気まずい空気になったので、
栗山千佳は先に下駄箱へと走って向かった。
「みんなおはよう! 」
「あの子はクラスメイトの子だから、そんなに気にしなくて大丈夫だよ! 」
なんとかその場を和ませ下駄箱に向かった。
ーーその時、1人の女の子は気に入らない顔をしていた。
「うざ、春君の隣は私でしょ……。」
下校時間になり、栗山千佳の姿を探すがどこにも見当たらない。
「先に帰ったのかな? 」
携帯の通知が鳴り、確認するとファンクラブを作った人からメッセージが来ていた。
『初めまして! 藤宮さんから直接メッセージを頂けると思っていなかったです! メッセージだと伝えにくいこともあると思うので会って話しませんか?
明日の12時にここのカフェで待っています。』
メッセージにはURLが添付されており、確認すると隣町の大都会。ビルの中にあるカフェだった。
隣町まで駅だが、1人じゃ心細いどうしようか迷っていた時、廊下を通り過ぎる御門圭を見つけた。
「生徒会長!!」
「お、藤宮君か。どうかしたか? 」
俺が事情を説明すると、御門圭が付いて来てくれることになった。
「集合場所はどうする? 」
「学校の前で集合しましょう! 」
ーー当日、俺は御門圭と隣町に向かった。
「そういえば、御門さんってSUTERAやってないんですか? 」
「おもしろいのか? そのSUTERAってやつは。」
「おもしろいですよ! 連絡も取れますし! ぜひやりましょう! 」
「そこまで言うなら……入れてみるよ」
「フォローしておきますね! 」
初めての大都会に驚きながら、カフェに向かおうとするがどうやら電車内で盗撮されていたらしく、駅に着いた途端、人で溢れかえっていた……。
「春君だ! きゃー! 」
「めっちゃかっこいい!!」
「春。お前も大変だな。」
「嫌な気はしませんが、ここまでくるとね……」
「そうだ! 俺がお前のボディガードになってやろうか? はははは! 」
「いいですね! それ!」
御門圭は俺を守るように前に立ち、無事ビルまで辿り着いた。
3階のカフェに向かうと店員が出てきて、席に案内してくれた。
そこには、モデルの近藤みさきが居た。
「え?! 近藤みさきさん?!」
「藤宮君! 」
近藤みさきはいきなり抱きついてきた。
「ずっと会いたかったです! 」
「あの、少し落ち着いてください!!」
テレビや雑誌で大人気の彼女が……まさか。
彼女は少し落ち着いたのか席に座った。
俺と御門圭も驚きながら席に着いた……。
「初めまして、藤宮春です。」
「俺は御門圭だ。」
「初めまして、近藤みさきです。先ほどはすみません、、取り乱してしまって…。今日は来てくれてありがとうございます! 」
「いえ、こちらこそ誘っていただきありがとうございます! びっくりしました。まさか、近藤さんがいるとは……思わなかったです。」
「近藤さんじゃなくて、みさきって呼んでください……//。」
「あ、はい// あの、俺昔からみさきさんのファンでした! 良かったら写真撮りませんか? 」
「え?! 嬉しいです。私も写真撮りたいです!ぜひ! 」
「…おい! お前たち! いい加減イチャイチャしていないで本題に入らないか? 」
「そうだね。ごめん御門さん。みさきさん! 今日は相談があって……」
俺は御門圭に謝ってから、改めて話をした。
彼女に趣旨を話すと快く協力してくれることになった。
「とりあえず、藤宮君と御門さん今日はもう遅いし後日話しましょう! あ! 良かったらSUTERAフォローし合いましょう! いつでも連絡取れるように! 」
「わかりました! では!フォローしときます! 」
「俺も今日始めたばかりだが、フォローしておく! 」
まさか、モデルとまで仲良くできる日が来るなんて思いもしなかった。
俺達がカフェを出ると、どうやら、俺のファンと近藤みさきのファンが出待ちをしているようで、ひどく混み合っていた。
人混みの中を無事脱出できたが、近藤みさきと2人きりになってしまっていた。
そして、気が付くと手を繋いだ状態になっていた。
「あ! すみません、みさきさん 」
気まずい雰囲気の中、交差点に差し掛かると……彼女が声をかけてきた。
「あの、春君。今日は本当に来てくれてありがとう! 」
「いえこちらこそです! 」
「良かったら、写真撮りませんか? 」
「あ!ぜひ!撮りましょう! 」
「帰ったら送っておきますね! 」
「はい! 」
気まずかった空気は無くなり。ふと見ると御門圭からメッセージが来ていた。
『春! 今どこだ! 駅で待ってるから来いよ! 』
「みさきさん! 俺こっちなんで! また! 」
帰ろうとした時、近藤みさきは俺の頬にキスをした。
「またね! 春君//」
その時、目の前の人と目が合った。
ーーそこにいたのは、栗山千佳だった……。
「バカっ……」
---------------
藤宮春
フォロー 3人
フォロワー 52万人
星の数 53万
人気度 5600%
ファン数 24万人
---------------
御門圭
フォロー 2
フォロワー 2
星の数 0
人気度 0
---------------
近藤みさき
フォロー 1670人
フォロワー 560万人
星の数 600万
人気度 5万%
---------------
栗山千佳
フォロー 2
フォロワー 7640人
星の数 2万
人気度 460%
---------------
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
異世界転生特典『絶対安全領域(マイホーム)』~家の中にいれば神すら無効化、一歩も出ずに世界最強になりました~
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が転生時に願ったのは、たった一つ。「誰にも邪魔されず、絶対に安全な家で引きこもりたい!」
その切実な願いを聞き入れた神は、ユニークスキル『絶対安全領域(マイホーム)』を授けてくれた。この家の中にいれば、神の干渉すら無効化する究極の無敵空間だ!
「これで理想の怠惰な生活が送れる!」と喜んだのも束の間、追われる王女様が俺の庭に逃げ込んできて……? 面倒だが仕方なく、庭いじりのついでに追手を撃退したら、なぜかここが「聖域」だと勘違いされ、獣人の娘やエルフの学者まで押しかけてきた!
俺は家から出ずに快適なスローライフを送りたいだけなのに! 知らぬ間に世界を救う、無自覚最強の引きこもりファンタジー、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる