【完結】ぼくは伴侶たちから溺愛されてます。とても大好きなので、子供を産むことを決めました。

ゆずは

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愛しい人を手に入れたい二人の話

初夜にむけた準備のために試練に挑む十八歳の冬

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◆side:レイナルド

 冬の季節も深まり、卒業が近づいてきた。
 セレスの様子は変わらない。
 嫌がらせを受けているという報告もない。

「セレス…」

 白いままの花籠を撫で、その場所に口付ける。
 今夜も腹の奥にたっぷりと子種を注いだ。 
 心の中だけで何度も孕めと叫びながら、口をこじ開けたくて奥を穿った。
 僅かに赤くなった蕾を指で開けば、中からどろりと白濁が流れ落ちてくる。

 強い快楽に意識を飛ばしたセレスを眺めながら、力なくくたりとした可愛いペニスを袋ごと口に含んだ。
 セレスから漏れる僅かな喘ぎにまた体に熱が溜まる。
 じわっと滲み出した体液を舌で絡め取り吸い上げれば、多くはない白濁が口の中に入った。
 それを飲み込みながら蕾をまた押し広げ、すっかり怒張した己のペニスをそこに宛てがい亀頭を潜り込ませたところで、後頭部を激しく叩かれる。

「な」
「気を失って寝てるセレスに何してくれてんのバカエロ王太子」

 左手を振りながら、アベルが鬼の形相で立っていた。

「いつ来たんだ?」
「さっき。はぁ。ほんと、なにしてんの。セレスのこと白濁まみれにしてんのにまだ盛るわけ?ほんっと、僕のことも考えてほしいよね。なんだって王族ってそんなに性欲強いかな」
「子孫を残さなければって思いが強いんだろ」
「それは王族に限ったことじゃないはずなのにね」

 アベルはセレスの額や頬に何度も口付けてから、俺を見てニヤリと笑った。

「そんな性欲の塊のレイに朗報だよ」
「……お前、その顔で朗報って……。絶対いい話じゃないだろ」
「えー?そんなことないよ。サリムベルツからの伝言ね。
『初夜でしっかりとアベルシス様を抱き、子種をアベルシス様の中に溢れるほどに注ぐために、今後、初夜が終わるまでセレスティノ様との性行為は禁止とします。また、子種を減らすような行為――――口淫も手淫も当然禁止です。自慰などもってのほか。性欲と精液を溜めに溜めこんでください。勃って我慢が効かなくなるというのであれば、深い口付けも禁止です』
――――だって。いやぁ、ほんと朗報だよね!」
「どこがだ!!」
「えー?だって、セレスが毎日白濁まみれにされるの、見なくて済むんだよ?朗報以外ないじゃない」
「………地獄だ」

 性行為も射精も禁止。
 目の前にセレスがいるのに、その気になりそうな口付けも禁止。

「……駄目だ。狂う」
「じゃあ、諦めるんだ?ここまでやって、レイの我慢ができないせいで、全部失敗して、全て失うことになるんだ?それでいいんだね?」
「いいわけがない」
「僕だってしたくもない調教まで受け入れてるのにさ、レイだって少しくらい辛さを味わったらいいと思うよ」

 アベルの方が負担が大きいのはわかっている。
 アベルの強かさがあるからこその選択だ。

「抱くの我慢するくらいどうってことないでしょ。僕なんて明日最終調整だよ…その後だって、初夜が終わるまではずっと張型をいれてなきゃならなくてさ。見てみる?今だっていれてるのにさ」
「………すまない」
「そう思うなら、サリムベルツの言い付け守ってよね。……とりあえず、僕、明日と明後日は学院休むから。セレスのこと任せたからね」
「……何をするんだ」
「サリムベルツの陰茎を僕のアナルに挿れるんだよ」

 アベルは溜息を盛大について、吐き捨てるように言葉にした。





◆side:アベルシス

「こんなことまでいないと駄目?」
「もちろん。張型と本物は違いますからね。本来なら殿下としていただくのが一番いいのですが」
「そんなの本番の一回だけで十分なんだけど」

 必要なことだとわかっていても、抵抗はある。
 目の前に用意されたのは媚薬の盃。
 僕の尻の最終調整だから、陰茎を受け入れるために必要な薬。
 いつもの診察。
 防音結界は実施済み。

「快楽を得るための行為ではありません。感じて声が出るようであれば、それは素直に受け入れてください。そして覚えてください。感じているときの声というものを演じる必要もでてくる可能性もありますから」
「…わかった。飲むよ」
「当日は始まる直前にアベルシス様が口に含み、初夜を始める際に殿下にも口移しで飲ませてください。ある程度の即効性はありますから」
「うん。わかってる」
「では」

 口付けは必要ない。
 僕はサリムベルツが見ている中、媚薬の盃を呷った。
 どろりとした甘い液体が喉を通っていく。
 サリムベルツも盃を呷った。
 それから僕の足を開いて媚薬を含ませた香油を手の中に落とし、指をすっかり解れた僕の尻の中にいれた。

「んっ」
「この柔らかさ、いいですね。前立腺は感じるようになりましたか」
「ん、んっ、射精するくらいには、な」
「それは僥倖」

 サリムベルツの指が僕のそこをえぐっていく。
 その間にも媚薬は僕の中になじんでいって、動悸も激しくなってくるし、陰茎が硬くなっていくのもわかった。

「ではここで一度達しましょう」

 同じものを飲んでいて、サリムベルツだって体は興奮しているはずなのに、声はどこまでも冷静で腹が立った。
 けど、文句は言えない。
 指にそこを何度も擦られて、びくびくと腰が震えてしまう。

「うぁ…っ、イく、イ……あ、あああっ」

 媚薬のせいか、いつもより早い。
 思い切り射精して、肩で息をついていたら、「いいですね」と頷いたサリムベルツが、僕の尻にぴたりと己の強直を押し当ててきた。

「う……」

 レイほどではないけど、十分太くてでかい。

「挿入されるときは息を止めずにできる限り体から力を抜いてください。近づきましたらお二人に指導しますが、陰茎に刺激を与えれば、慣らされたアベルシス様の後孔からも力は抜けますから」

 実践…とばかりに、イったばかりの陰茎をしごかれ、体中から力が抜けたときにめりめりとでかい陰茎が僕の中に入ってくる。

「うあああっ」
「あえぎはもっと可愛らしく!!セレスティノ様のあえぎを思い出して真似してくださいっ」

 セレス。
 セレスの喘ぎ声。

「あ、あんっ、あっ」
「そう。それでいい」
「ひああああっ」

 ごりり……っていきなり奥まで突かれて、僕の体は弓なりに反っていた。





 体が重い。
 やっぱり明日も休むことを決めておいてよかった。
 サリムベルツは僕の中で達することはなかった。
 喘ぎ方、体の使い方、そんな指導をした後、浴室に向かい処理をしたらしい。
 ……僕は何度もイかされて、かなりだるいというのに。
 セレスはこれを毎日されていたのか。
 ……もしかして、僕たちよりも体力あるんじゃない……?



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