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「あっ、あれは・・・」
「「「アーニャっ!!!」」」
「アーニャたんっ!!!」
四天王のうち3人が「アーニャたん」呼びした1人を睨む。
「いやいや、それは無しだわ」
「えっ?」
「見損なったわ」
「えっ、えっ?」
「これからは三銃士って名乗ろうぜ」
「おっ、それいいな」
「うむ、そうしよう」
「ええ、ごめんってばっ」
「貴様らっ!!!」
マルクス国王の大声に四天王が首をすぼめる。
「なんとかしろっ!!!」
マルクスは急かすが、四天王は顔を見合わせる。
「アーニャたんのとこ行くわ、俺」
「おい・・・っ」
「せいぜい、楽しくマルクス国王とやってくれ、三銃士のみなさん」
そう言って、アーニャのところへ向かう四天王の一人。
「待てよっ、俺も行くっ」
そしてもう一人。
「まぁ、そういうことで」
そして、もう一人。
「おいっ・・・」
マルクス国王が最後の一人に声を掛ける。
「マルクス様」
最後の四天王。
最もマルクス国王の信頼があり、マルクス国王に忠義を尽くしてきた四天王。そんな四天王の中でも一番マルクス国王に忠義を尽くしてきたお琴だった。
「なんだ?」
「・・・私の名前がわかりますか?」
澄んだ瞳で見る最後の四天王。
「・・・」
マルクス国王はその質問に答えることができなかった。
男は鼻で笑って、寂しそうに前を向く。
「お世話になりました、マルクス」
四天王は全員アーニャの元へと行ってしまった。
「ぐぬぬぬぬっ、くそっ・・・、貸せっ!!!」
アーニャであるとわかったマルクス国王は太鼓のバチを部下から奪って、退却のバチを叩く。
屈辱の撤退の合図だ。
「なぜだ、なぜ反応しないっ!!」
兵士は誰も動かない。
まだ、アーニャの歌が聞こえていないはずの兵士たちも動かない。
それもそのはず、マルクス国王自体が撤退などありえないと何度も豪語し、逃げた兵士には見せしめに拷問をしてきたのだ。だから、その合図自体を覚えていないし、覚えている兵士であっても身体は後ろには動かない。
「くっ、くっ、くうううううううぅっ」
マルクス国王は太鼓を叩くのが無駄であると悟り、叩くのを止めた。
完全敗北。
初の敗北はもう取り返しようのない。敗北だった。
「へへへっ、降参かい?」
ルーカスたちがマルクス国王の前にたどり着いた。
「これは・・・驚いた」
周りを見ながら、びっくりしているレオナルド王子。
そして・・・
「平和の鐘は、始まりを告げる合図・・・」
アーニャはまだ歌っていた。
けれど、その歌声はマルクス国王には届かなかった。
「「「アーニャっ!!!」」」
「アーニャたんっ!!!」
四天王のうち3人が「アーニャたん」呼びした1人を睨む。
「いやいや、それは無しだわ」
「えっ?」
「見損なったわ」
「えっ、えっ?」
「これからは三銃士って名乗ろうぜ」
「おっ、それいいな」
「うむ、そうしよう」
「ええ、ごめんってばっ」
「貴様らっ!!!」
マルクス国王の大声に四天王が首をすぼめる。
「なんとかしろっ!!!」
マルクスは急かすが、四天王は顔を見合わせる。
「アーニャたんのとこ行くわ、俺」
「おい・・・っ」
「せいぜい、楽しくマルクス国王とやってくれ、三銃士のみなさん」
そう言って、アーニャのところへ向かう四天王の一人。
「待てよっ、俺も行くっ」
そしてもう一人。
「まぁ、そういうことで」
そして、もう一人。
「おいっ・・・」
マルクス国王が最後の一人に声を掛ける。
「マルクス様」
最後の四天王。
最もマルクス国王の信頼があり、マルクス国王に忠義を尽くしてきた四天王。そんな四天王の中でも一番マルクス国王に忠義を尽くしてきたお琴だった。
「なんだ?」
「・・・私の名前がわかりますか?」
澄んだ瞳で見る最後の四天王。
「・・・」
マルクス国王はその質問に答えることができなかった。
男は鼻で笑って、寂しそうに前を向く。
「お世話になりました、マルクス」
四天王は全員アーニャの元へと行ってしまった。
「ぐぬぬぬぬっ、くそっ・・・、貸せっ!!!」
アーニャであるとわかったマルクス国王は太鼓のバチを部下から奪って、退却のバチを叩く。
屈辱の撤退の合図だ。
「なぜだ、なぜ反応しないっ!!」
兵士は誰も動かない。
まだ、アーニャの歌が聞こえていないはずの兵士たちも動かない。
それもそのはず、マルクス国王自体が撤退などありえないと何度も豪語し、逃げた兵士には見せしめに拷問をしてきたのだ。だから、その合図自体を覚えていないし、覚えている兵士であっても身体は後ろには動かない。
「くっ、くっ、くうううううううぅっ」
マルクス国王は太鼓を叩くのが無駄であると悟り、叩くのを止めた。
完全敗北。
初の敗北はもう取り返しようのない。敗北だった。
「へへへっ、降参かい?」
ルーカスたちがマルクス国王の前にたどり着いた。
「これは・・・驚いた」
周りを見ながら、びっくりしているレオナルド王子。
そして・・・
「平和の鐘は、始まりを告げる合図・・・」
アーニャはまだ歌っていた。
けれど、その歌声はマルクス国王には届かなかった。
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