17 / 95
暗闇を辿る。✳︎
しおりを挟む
emergency‼︎
地雷注意報発令です。人権無視のサイコパスヤンデレ野郎の登場です。織緒作品中、最上級にエゲツないです。そこに愛はあるんか? と問われたら、ない! と言い切ります。
飛ばしても話が繋がるように致します。十八歳未満のお嬢様、苦手なお姉様はご自衛ください。
⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂
気持ちが悪い。
記憶を辿る、たったそれだけのことで吐き気がする。
俺ではない、けれども紛れもなく俺自身の記憶。
「生木を割くように杭を打ち込まれたとき、アリスレアは形になる前の初恋が終わったことを悟ったよ」
シュトレーゼン伯爵家のアリスレアは、孕み胎を持つ神子返りで、十歳の誕生日に隣の領地の継嗣との婚約が整った。六歳年上の彼が王都に勤めに出る前に、両家で話をまとめることになったからだ。アリスレアはひとりっ子で、将来は産んだ子のひとりに伯爵家を継がせる予定で、そのためには往来のしやすい隣の領地はとても良い嫁ぎ先だった。
その頃のアリスレアは綺麗な顔をしているものの、領民の子どもたちと小馬に乗って湖に行ったり棒切れを振り回すような、どこにでもいる普通の男の子だった。両家の大人たちはそんなアリスレアとのちに婚約者になる少年を出会わせた。相性が良ければ、くらいの気軽な顔合わせだったが、アリスレアは少年を兄と慕った。
相性は悪くなさそうだと見てすぐに婚約が整い、少年は礼儀正しく頬への口付けだけを残して、王都に旅立った。
まめな便りとささやかな贈りものは、毎月必ずアリスレアに届けられ、自分が大切にされていることを喜んだ。恋がどんなものかはわからないけれど、兄様と慕う婚約者に抱く淡いものは胸をときめかせた。
手紙の返事を書くために頑張って飾り文字の練習をしたし、護衛兼世話係を相手にダンスの練習もした。初めての王都で夜会に参加したとき、婚約者にダンスを褒められて嬉しくて堪らなかった。
この方と自分は結婚するのだと、ようやく実感が湧いた。婚約者の優しい笑顔にドキドキして、世界で一番幸せな花嫁になれそうだと思ったりした。
すぐに、絶望の底に叩き落とされたけれど。
飲み物を取りに行った婚約者を待っていたアリスレアは、横柄な態度の男に声をかけられた。
『今そこで踊っていたのはお前か? 近くで見ると顔も好みだな。こい』
突然手を掴まれて、会場から連れ出された。アリスレアは踏ん張って、掴まれた手を必死に振り解いた。このとき、田舎育ちのアリスレアはこの男がどこの誰なのかわからなかった。だからこそ、不敬とかそんなことを気にしないで振り解いてしまったのだけれど。
『いいのか? 僕を邪険に扱うと、お前と踊っていた男が牢にぶち込まれるぞ』
そう言われて初めて、この男がそれなりの権力者だと気づいた。そして理不尽なことを平気で言う、腐った性根の持ち主だということも。
淡い想いを抱き始めた婚約者の優しい笑顔が脳裏を掠めた。その戸惑いを見逃さなかった男は再びアリスレアの腕を掴んで、引き摺るように近くの休憩室に連れ込んだ。
女官がひとり部屋を整えていたので追い払うように押しのける。女官はアリスレアを見て血相を変えた。
『まだ幼い若様でございます。どうかご無体は……!』
男は女官に花瓶を投げつけた。
女官の額から赤い血が流れるのを見て、アリスレアは怯え竦んで引き摺られた。寝台に放り込まれて、下衣を剥ぎ取られる。四つ這いに逃げようとして押さえつけられて、秘された場所にぬるつく液体を感じた。
『ーーーーーーッ!』
こじ開けられる激痛に声も出なかった。
痛いと苦しいしか感じない。
何が起こっているのか。恐慌の只中にあって、たったひとつ、はっきりしていること。
もう、兄様の花嫁にはなれないんだ。
ひとしきり腰を振って満足した男がアリスレアの上から退いた。うつ伏せのまま痛みに朦朧としているところに、もうひとり男がやってきて、恭しく男に接するのを聞いた。
ふたりの会話から、乱暴した男がクシュナ王で後から来た男が乳兄弟のハイマンだと知れた。どうでもよかった。
クシュナ王……クズ王は、アリスレアを気に入ったと言い、全ての手配をハイマンに任せた。ハイマンはアリスレアの脚を強引に開いて手巾で乱暴に血とクズ王の精液を拭うと、教会に提出するための保管箱に入れた。
気づけば王妃だった。
耐えきれず自傷したら、枷として没落貴族の令嬢が連れて来られた。それがトーニャだ。
その後しばらくは茫洋と時間を過ごしていたので、はっきりした記憶はない。ただ、夜になるとクズ王が来る前に乳兄弟がやってきて、アリスレアの身体を入念に準備した。ハイマンはアリスレアを慮ったのではなく、嫉妬に駆られてのことのようだった。
『私の陛下をお前の血で汚すのは許されません』
そう言って、彼は自らの手で王妃の身体を機械的に準備するのだ。
乳兄弟が見守る中、クズ王はうつ伏せにしたアリスレアの腰を掴んで突き入れる。準備のおかげで痛みはないが、心だけが疲弊していく。クズ王が一心に腰を振る間、乳兄弟は憎悪の眼差しで王妃を睨み続けた。クズ王が寝室に入ってから、アリスレアとの間に会話はない。
俺に言わせりゃ、気色悪いだけの変態プレイだ。
クズ王が満足して眠りにつくと、乳兄弟はうっとりとクズ王の身体を清める。ほったらかされたアリスレアはノロノロと起き出して、浴室に向かう。そこで待ち構えたトーニャに手伝ってもらって身体を清めるのだ。
十二歳の少女に情交の後始末をさせるなんて、虐待以外のなにものでもない。それ以前に、そのときのアリスレアも十四歳だったのだけれど。
身を清めると、ハイマンが用意したクソ不味い薬湯を飲む。
『滋養に良いのですよ』
ニタリと笑って差し出されるそれを飲むと、大抵吐き気と腹痛に襲われた。どう考えても避妊薬だ。それも粗悪品。
「それが三年続いた。これが王妃だったアリスレアの私生活。公のことは内務卿と財務卿が詳しいから割愛するよ」
ぐるりと見渡すと、ほぼ全員が表情を無くしていた。なぜほぼなのかといえば、財務卿が泣き伏しているからだ。
「アリス……」
ジェムがそっと俺を抱いた。
「辛かったのは俺じゃない」
「それでも、あなただ」
過去の話だ。わざわざ掘り返したのは、今ある危機を回避するため。
「あのサイコヤンデレ乳兄弟、ガヴァナ夫人に変なものを飲ませるかもしれない」
避妊薬とか堕胎薬とか。
俺のつぶやきにみんなが、はっと息を呑んだ。
地雷注意報発令です。人権無視のサイコパスヤンデレ野郎の登場です。織緒作品中、最上級にエゲツないです。そこに愛はあるんか? と問われたら、ない! と言い切ります。
飛ばしても話が繋がるように致します。十八歳未満のお嬢様、苦手なお姉様はご自衛ください。
⁂ ⁂ ⁂ ⁂ ⁂
気持ちが悪い。
記憶を辿る、たったそれだけのことで吐き気がする。
俺ではない、けれども紛れもなく俺自身の記憶。
「生木を割くように杭を打ち込まれたとき、アリスレアは形になる前の初恋が終わったことを悟ったよ」
シュトレーゼン伯爵家のアリスレアは、孕み胎を持つ神子返りで、十歳の誕生日に隣の領地の継嗣との婚約が整った。六歳年上の彼が王都に勤めに出る前に、両家で話をまとめることになったからだ。アリスレアはひとりっ子で、将来は産んだ子のひとりに伯爵家を継がせる予定で、そのためには往来のしやすい隣の領地はとても良い嫁ぎ先だった。
その頃のアリスレアは綺麗な顔をしているものの、領民の子どもたちと小馬に乗って湖に行ったり棒切れを振り回すような、どこにでもいる普通の男の子だった。両家の大人たちはそんなアリスレアとのちに婚約者になる少年を出会わせた。相性が良ければ、くらいの気軽な顔合わせだったが、アリスレアは少年を兄と慕った。
相性は悪くなさそうだと見てすぐに婚約が整い、少年は礼儀正しく頬への口付けだけを残して、王都に旅立った。
まめな便りとささやかな贈りものは、毎月必ずアリスレアに届けられ、自分が大切にされていることを喜んだ。恋がどんなものかはわからないけれど、兄様と慕う婚約者に抱く淡いものは胸をときめかせた。
手紙の返事を書くために頑張って飾り文字の練習をしたし、護衛兼世話係を相手にダンスの練習もした。初めての王都で夜会に参加したとき、婚約者にダンスを褒められて嬉しくて堪らなかった。
この方と自分は結婚するのだと、ようやく実感が湧いた。婚約者の優しい笑顔にドキドキして、世界で一番幸せな花嫁になれそうだと思ったりした。
すぐに、絶望の底に叩き落とされたけれど。
飲み物を取りに行った婚約者を待っていたアリスレアは、横柄な態度の男に声をかけられた。
『今そこで踊っていたのはお前か? 近くで見ると顔も好みだな。こい』
突然手を掴まれて、会場から連れ出された。アリスレアは踏ん張って、掴まれた手を必死に振り解いた。このとき、田舎育ちのアリスレアはこの男がどこの誰なのかわからなかった。だからこそ、不敬とかそんなことを気にしないで振り解いてしまったのだけれど。
『いいのか? 僕を邪険に扱うと、お前と踊っていた男が牢にぶち込まれるぞ』
そう言われて初めて、この男がそれなりの権力者だと気づいた。そして理不尽なことを平気で言う、腐った性根の持ち主だということも。
淡い想いを抱き始めた婚約者の優しい笑顔が脳裏を掠めた。その戸惑いを見逃さなかった男は再びアリスレアの腕を掴んで、引き摺るように近くの休憩室に連れ込んだ。
女官がひとり部屋を整えていたので追い払うように押しのける。女官はアリスレアを見て血相を変えた。
『まだ幼い若様でございます。どうかご無体は……!』
男は女官に花瓶を投げつけた。
女官の額から赤い血が流れるのを見て、アリスレアは怯え竦んで引き摺られた。寝台に放り込まれて、下衣を剥ぎ取られる。四つ這いに逃げようとして押さえつけられて、秘された場所にぬるつく液体を感じた。
『ーーーーーーッ!』
こじ開けられる激痛に声も出なかった。
痛いと苦しいしか感じない。
何が起こっているのか。恐慌の只中にあって、たったひとつ、はっきりしていること。
もう、兄様の花嫁にはなれないんだ。
ひとしきり腰を振って満足した男がアリスレアの上から退いた。うつ伏せのまま痛みに朦朧としているところに、もうひとり男がやってきて、恭しく男に接するのを聞いた。
ふたりの会話から、乱暴した男がクシュナ王で後から来た男が乳兄弟のハイマンだと知れた。どうでもよかった。
クシュナ王……クズ王は、アリスレアを気に入ったと言い、全ての手配をハイマンに任せた。ハイマンはアリスレアの脚を強引に開いて手巾で乱暴に血とクズ王の精液を拭うと、教会に提出するための保管箱に入れた。
気づけば王妃だった。
耐えきれず自傷したら、枷として没落貴族の令嬢が連れて来られた。それがトーニャだ。
その後しばらくは茫洋と時間を過ごしていたので、はっきりした記憶はない。ただ、夜になるとクズ王が来る前に乳兄弟がやってきて、アリスレアの身体を入念に準備した。ハイマンはアリスレアを慮ったのではなく、嫉妬に駆られてのことのようだった。
『私の陛下をお前の血で汚すのは許されません』
そう言って、彼は自らの手で王妃の身体を機械的に準備するのだ。
乳兄弟が見守る中、クズ王はうつ伏せにしたアリスレアの腰を掴んで突き入れる。準備のおかげで痛みはないが、心だけが疲弊していく。クズ王が一心に腰を振る間、乳兄弟は憎悪の眼差しで王妃を睨み続けた。クズ王が寝室に入ってから、アリスレアとの間に会話はない。
俺に言わせりゃ、気色悪いだけの変態プレイだ。
クズ王が満足して眠りにつくと、乳兄弟はうっとりとクズ王の身体を清める。ほったらかされたアリスレアはノロノロと起き出して、浴室に向かう。そこで待ち構えたトーニャに手伝ってもらって身体を清めるのだ。
十二歳の少女に情交の後始末をさせるなんて、虐待以外のなにものでもない。それ以前に、そのときのアリスレアも十四歳だったのだけれど。
身を清めると、ハイマンが用意したクソ不味い薬湯を飲む。
『滋養に良いのですよ』
ニタリと笑って差し出されるそれを飲むと、大抵吐き気と腹痛に襲われた。どう考えても避妊薬だ。それも粗悪品。
「それが三年続いた。これが王妃だったアリスレアの私生活。公のことは内務卿と財務卿が詳しいから割愛するよ」
ぐるりと見渡すと、ほぼ全員が表情を無くしていた。なぜほぼなのかといえば、財務卿が泣き伏しているからだ。
「アリス……」
ジェムがそっと俺を抱いた。
「辛かったのは俺じゃない」
「それでも、あなただ」
過去の話だ。わざわざ掘り返したのは、今ある危機を回避するため。
「あのサイコヤンデレ乳兄弟、ガヴァナ夫人に変なものを飲ませるかもしれない」
避妊薬とか堕胎薬とか。
俺のつぶやきにみんなが、はっと息を呑んだ。
121
あなたにおすすめの小説
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
悪役令息の兄って需要ありますか?
焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。
その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。
これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない
Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。
かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。
後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。
群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って……
冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。
表紙は友人絵師kouma.作です♪
生まれ変わりは嫌われ者
青ムギ
BL
無数の矢が俺の体に突き刺さる。
「ケイラ…っ!!」
王子(グレン)の悲痛な声に胸が痛む。口から大量の血が噴きその場に倒れ込む。意識が朦朧とする中、王子に最後の別れを告げる。
「グレン……。愛してる。」
「あぁ。俺も愛してるケイラ。」
壊れ物を大切に包み込むような動作のキス。
━━━━━━━━━━━━━━━
あの時のグレン王子はとても優しく、名前を持たなかった俺にかっこいい名前をつけてくれた。いっぱい話しをしてくれた。一緒に寝たりもした。
なのにー、
運命というのは時に残酷なものだ。
俺は王子を……グレンを愛しているのに、貴方は俺を嫌い他の人を見ている。
一途に慕い続けてきたこの気持ちは諦めきれない。
★表紙のイラストは、Picrew様の[見上げる男子]ぐんま様からお借りしました。ありがとうございます!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる