216 / 229
二部 番外編:怖がりな蓑虫
怖がりな蓑虫 9 ※
しおりを挟む
そのまま与えられるだろう快感に備えて、レフラがギガイの胸元に顔を寄せた。そんなレフラの上から再び小さな笑い声がして、またギガイの指がレフラの窄みから引き抜かれていく。
(どうして……)
レフラはいつまでも深まらない愛撫に、戸惑いながらギガイを見上げた。
きっと縋るような目をしているんだろう。
そんなレフラの目とギガイの目が重なり合い、スッと細められた瞬間だった。
再びギガイの雄々しい指が、一気に奥まで割開きながら、内部の痼りを抉っていく。
「あぁ!やっ、ああっ、あぁッ!!」
「だいぶここが腫れてるな、触られたくて期待してたか?」
しかも1度だけじゃない。何度もその場所を前後しながら、ギガイの指は刺激を求めてふっくらと主張していた痼りを抉っていた。
強すぎる快感にレフラの目が見開かれ、涙がじわりと浮かんでくる。
キュウ、キュウとギガイの指を締め付ける後孔が、急速に嬲る指を止めたいのか、ようやく得た刺激を逃したくないのか、レフラにも全く分からなかった。
それでも締め付けたことで、レフラはさらにハッキリとギガイの指を感じてしまう。思わず上がった甲高い嬌声は、浴室の中に反響していた。
「あっ、あぁぁ、ギガイさま、イッちゃう…もっ、もうイッちゃう……ッ!!」
急激に煽られた熱は、もう爆ぜる直前まで高まっている。だから、素直にそう告げたレフラも次に訪れる解放感を、当然のように期待していた。
それなのに、レフラが求めた次の瞬間、後孔からギガイの指が引き抜かれてしまい、レフラが「なんで……ッ!!」と顔を歪めた。
「……なんで……っ、……いやっ、です……やぁ、いきたい……いきた、いで、す……」
突然止んだ刺激に解放する切っ掛けを失った熱が、行き場をなくして身体の中で燻っていく。
さっきまでギガイの指で擦られ続けていた柔壁も、なくなった刺激を求めて、中はずっと疼いていた。
「イキたいのなら、別にイっても構わないぞ。だが前は触るな」
そんな事を言いながら、突然愛撫を止めたギガイが、手早く泡立てた石鹸でレフラの身体を洗っていく。
指が一切触れずに泡だけが蠢く状態は、あまりにもどかし過ぎる感触だった。
「あっ、ふぅうぅ、あぅう……」
ギガイに愛され慣れた身体なのだ。
絶頂間際まで高められた状態で、愛撫を中断されたレフラの身体は、ますますギガイの熱を求めている。
お湯をかけられ泡を流す感覚さえ、熟れた肌にはツラかった。
「ギガイさま、ムリっです、おねがい、で、す、さわって、さわ、ってくだ、さい……っ!」
暴走しそうな熱を逃がすように、レフラはハッハッと浅く息を逃していく。その口角からも、強請る言葉と一緒に唾液が一条垂れていた。
恥ずかしいと思うのに、ギガイを見つめる目も熱に浮かされたまま、涙がポロポロとこぼれ落ちるのを止められない。
「また後でな」
それなのにギガイから返ってきたのは、そんな素っ気ない言葉だけだった。その言葉に、レフラがクシャッと表情を崩した。
「やだぁ、もうガマンでき、ませんっ、もう、ムリです……!」
そう言って思わず立ち上がったままの茎へと伸びかけた手を、ギガイの手が押し止めた。
「こら、勝手に触るなら、これを自分でやらせるぞ」
そう言って後に手を回したギガイがレフラの頭に手を添える。そのまま洗い上げた髪をまとめていた簪を抜き取って、レフラへ向かって差し出した。
銀製のなめらかな簪をいったいどうしろと言われているのか。
差し出されたそれの意味が分からないまま、混乱しているレフラの手に、ギガイがそれを握らせる。
浴室の灯りを受けて照り返すのは、いつも利用してるはずの日用品なはずだった。それなのに手の中のそれが、なぜだか今はとても卑猥な物に見えていた。
(どうして……)
レフラはいつまでも深まらない愛撫に、戸惑いながらギガイを見上げた。
きっと縋るような目をしているんだろう。
そんなレフラの目とギガイの目が重なり合い、スッと細められた瞬間だった。
再びギガイの雄々しい指が、一気に奥まで割開きながら、内部の痼りを抉っていく。
「あぁ!やっ、ああっ、あぁッ!!」
「だいぶここが腫れてるな、触られたくて期待してたか?」
しかも1度だけじゃない。何度もその場所を前後しながら、ギガイの指は刺激を求めてふっくらと主張していた痼りを抉っていた。
強すぎる快感にレフラの目が見開かれ、涙がじわりと浮かんでくる。
キュウ、キュウとギガイの指を締め付ける後孔が、急速に嬲る指を止めたいのか、ようやく得た刺激を逃したくないのか、レフラにも全く分からなかった。
それでも締め付けたことで、レフラはさらにハッキリとギガイの指を感じてしまう。思わず上がった甲高い嬌声は、浴室の中に反響していた。
「あっ、あぁぁ、ギガイさま、イッちゃう…もっ、もうイッちゃう……ッ!!」
急激に煽られた熱は、もう爆ぜる直前まで高まっている。だから、素直にそう告げたレフラも次に訪れる解放感を、当然のように期待していた。
それなのに、レフラが求めた次の瞬間、後孔からギガイの指が引き抜かれてしまい、レフラが「なんで……ッ!!」と顔を歪めた。
「……なんで……っ、……いやっ、です……やぁ、いきたい……いきた、いで、す……」
突然止んだ刺激に解放する切っ掛けを失った熱が、行き場をなくして身体の中で燻っていく。
さっきまでギガイの指で擦られ続けていた柔壁も、なくなった刺激を求めて、中はずっと疼いていた。
「イキたいのなら、別にイっても構わないぞ。だが前は触るな」
そんな事を言いながら、突然愛撫を止めたギガイが、手早く泡立てた石鹸でレフラの身体を洗っていく。
指が一切触れずに泡だけが蠢く状態は、あまりにもどかし過ぎる感触だった。
「あっ、ふぅうぅ、あぅう……」
ギガイに愛され慣れた身体なのだ。
絶頂間際まで高められた状態で、愛撫を中断されたレフラの身体は、ますますギガイの熱を求めている。
お湯をかけられ泡を流す感覚さえ、熟れた肌にはツラかった。
「ギガイさま、ムリっです、おねがい、で、す、さわって、さわ、ってくだ、さい……っ!」
暴走しそうな熱を逃がすように、レフラはハッハッと浅く息を逃していく。その口角からも、強請る言葉と一緒に唾液が一条垂れていた。
恥ずかしいと思うのに、ギガイを見つめる目も熱に浮かされたまま、涙がポロポロとこぼれ落ちるのを止められない。
「また後でな」
それなのにギガイから返ってきたのは、そんな素っ気ない言葉だけだった。その言葉に、レフラがクシャッと表情を崩した。
「やだぁ、もうガマンでき、ませんっ、もう、ムリです……!」
そう言って思わず立ち上がったままの茎へと伸びかけた手を、ギガイの手が押し止めた。
「こら、勝手に触るなら、これを自分でやらせるぞ」
そう言って後に手を回したギガイがレフラの頭に手を添える。そのまま洗い上げた髪をまとめていた簪を抜き取って、レフラへ向かって差し出した。
銀製のなめらかな簪をいったいどうしろと言われているのか。
差し出されたそれの意味が分からないまま、混乱しているレフラの手に、ギガイがそれを握らせる。
浴室の灯りを受けて照り返すのは、いつも利用してるはずの日用品なはずだった。それなのに手の中のそれが、なぜだか今はとても卑猥な物に見えていた。
14
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる