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二部 番外編:待って! 美味しく兎を食べないで!!
待って! 美味しく兎を食べないで!! 4(エイプリル2021年・番外編)
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「そうだな。他の場所の確認も必要だからな、キスはこの辺で止めておこう」
グズるレフラの頬を一撫でして、ギガイがレフラの服に手を掛ける。
「まっ、て、ギガイさま、ここでする、んですか……?」
せめて隣の寝室に、と訴えたいのだろう。レフラがギガイの指先を握り込んで、チラッと寝室へ続く扉へ目を向けた。
「あぁ。お誂え向きに、鏡もあるのだから、お前も確認しやすいだろう」
ギガイの言葉を理解出来ないのか、信じたくないのか。レフラが目を大きくして、ギガイの顔を見上げてくる。そんなレフラの耳元に、内緒話でもするように、ギガイが顔を寄せた。
「ツラかったら、あの言葉を使え」
耳孔に直接吹き込むように告げれば、レフラの身体がビクッと跳ねた。
「な、なぜ? お、怒って、いるんです、か?」
「いや、怒ってはいないぞ」
「それなら、なんで……?」
「さぁ、なぜだろうな」
服を開けさせながら、耳殻から首筋、鎖骨へとキスをゆっくりと落としていく。
「お前が本当にムリなら止めてやる。だから、その時はちゃんと言え」
レフラが好きな啄むようなキスの愛撫に気持ちが解れたのか、告げた言葉にレフラがコクッと頷いた。
「あっ、あぁっ、あ……ぁぁっ……」
「ほら足を閉じずに開いていろ」
膝の上で鏡に向かって足を大きく開かせる。その状態で1度も触れていないレフラの茎が、フルフルと震えて、滴を止めどなく溢していた。
「ここはいつも通りだな」
「も、ぅ、もう、そこ……はぁ、やめてぇ……」
ずっと弄り続けた乳首は赤く色づいて、固く芯を持って主張していた。その色づいた粒を爪先で、もう1度カリカリと掻いて、爪を立てる。日々の愛撫で感度を高められた場所なのだ。限界を訴えている中で、強いその刺激は、最後の止めになったのかもしれない。
「ひッ、あーーッ!!あぁ、っああぁぁーー!!」
触れないまま、レフラの茎からは透明の粘液がプシャッと溢れ出していた。
「触ってもいない内にイッたのか。 もしかしたら、変化の影響で、腫れているのかもしれないな」
ククッと笑って、レフラの腹を汚したその粘液を指に纏う。そのまま、イッたばかりの茎を握って、上下する。
「だめっ! ギガ、イ、さま、だめぇぇ!! イッたばかり、イッた、ばかり、だから、やだぁ…っ!これ、やだあぁ、あぁぁ…ッ!!」
そうやってもう1度立たせたレフラの茎の先。小さく開閉する穴へ指の腹を押し当てて、ギガイはクルクルと嬲り始めた。
快感に敏感になった粘膜に、与えられる刺激が堪らないのだろう。レフラが大きく首を振って、強すぎる快感を訴えてくる。
「どうしてだ? 触らなければ、問題ないか分からないぞ。ほらっ、お前もちゃんと鏡を見ろ」
1度嬲る手を止めてやり、レフラにもう1度鏡を向くように促した。
羞恥に酷く弱いレフラなのだ。こうやって明るい部屋の中で、鏡に映し出された痴態を目の当たりにするのは、ツラくて仕方がないのかもしれない。
自分の手で、足を大きく開きながら、鏡へどうにか向けたレフラの目に、薄らと涙が浮かんでくる。
「ギガイ、さま……はず、かしぃ……これ、かがみ、やめ、て……ベッド、が、いぃ……」
「ここを弄られ続けるよりも、鏡の方がイヤなのか?」
触れ続ける手から許されたいと願うより、鏡を止めて欲しいと願うぐらいなのだ。よっぽど見せつけられる行為がツラいのだろう。
逡巡するような様子を見せた後、レフラはコクッと小さく頷いた。
「だが、ちゃんと確認する必要があるだろう?」
「だって……ギガ、イさま……も、ぅ、うそ、だって……しって、いる、でしょ……? だか、ら……おこって、しまった、ん、ですか……?」
「いや、さっきも言ったように、別に私は怒っていないぞ」
「で、でも……きょ、うの、ギ、ガイさま、いじ、わる、です……」
「そうだな。まぁ、怒ってはいないが、妬いている」
「やいて、い、る……?」
戸惑った声で繰り返したレフラの後孔に、ギガイが指をツプッと含ませた。
グズるレフラの頬を一撫でして、ギガイがレフラの服に手を掛ける。
「まっ、て、ギガイさま、ここでする、んですか……?」
せめて隣の寝室に、と訴えたいのだろう。レフラがギガイの指先を握り込んで、チラッと寝室へ続く扉へ目を向けた。
「あぁ。お誂え向きに、鏡もあるのだから、お前も確認しやすいだろう」
ギガイの言葉を理解出来ないのか、信じたくないのか。レフラが目を大きくして、ギガイの顔を見上げてくる。そんなレフラの耳元に、内緒話でもするように、ギガイが顔を寄せた。
「ツラかったら、あの言葉を使え」
耳孔に直接吹き込むように告げれば、レフラの身体がビクッと跳ねた。
「な、なぜ? お、怒って、いるんです、か?」
「いや、怒ってはいないぞ」
「それなら、なんで……?」
「さぁ、なぜだろうな」
服を開けさせながら、耳殻から首筋、鎖骨へとキスをゆっくりと落としていく。
「お前が本当にムリなら止めてやる。だから、その時はちゃんと言え」
レフラが好きな啄むようなキスの愛撫に気持ちが解れたのか、告げた言葉にレフラがコクッと頷いた。
「あっ、あぁっ、あ……ぁぁっ……」
「ほら足を閉じずに開いていろ」
膝の上で鏡に向かって足を大きく開かせる。その状態で1度も触れていないレフラの茎が、フルフルと震えて、滴を止めどなく溢していた。
「ここはいつも通りだな」
「も、ぅ、もう、そこ……はぁ、やめてぇ……」
ずっと弄り続けた乳首は赤く色づいて、固く芯を持って主張していた。その色づいた粒を爪先で、もう1度カリカリと掻いて、爪を立てる。日々の愛撫で感度を高められた場所なのだ。限界を訴えている中で、強いその刺激は、最後の止めになったのかもしれない。
「ひッ、あーーッ!!あぁ、っああぁぁーー!!」
触れないまま、レフラの茎からは透明の粘液がプシャッと溢れ出していた。
「触ってもいない内にイッたのか。 もしかしたら、変化の影響で、腫れているのかもしれないな」
ククッと笑って、レフラの腹を汚したその粘液を指に纏う。そのまま、イッたばかりの茎を握って、上下する。
「だめっ! ギガ、イ、さま、だめぇぇ!! イッたばかり、イッた、ばかり、だから、やだぁ…っ!これ、やだあぁ、あぁぁ…ッ!!」
そうやってもう1度立たせたレフラの茎の先。小さく開閉する穴へ指の腹を押し当てて、ギガイはクルクルと嬲り始めた。
快感に敏感になった粘膜に、与えられる刺激が堪らないのだろう。レフラが大きく首を振って、強すぎる快感を訴えてくる。
「どうしてだ? 触らなければ、問題ないか分からないぞ。ほらっ、お前もちゃんと鏡を見ろ」
1度嬲る手を止めてやり、レフラにもう1度鏡を向くように促した。
羞恥に酷く弱いレフラなのだ。こうやって明るい部屋の中で、鏡に映し出された痴態を目の当たりにするのは、ツラくて仕方がないのかもしれない。
自分の手で、足を大きく開きながら、鏡へどうにか向けたレフラの目に、薄らと涙が浮かんでくる。
「ギガイ、さま……はず、かしぃ……これ、かがみ、やめ、て……ベッド、が、いぃ……」
「ここを弄られ続けるよりも、鏡の方がイヤなのか?」
触れ続ける手から許されたいと願うより、鏡を止めて欲しいと願うぐらいなのだ。よっぽど見せつけられる行為がツラいのだろう。
逡巡するような様子を見せた後、レフラはコクッと小さく頷いた。
「だが、ちゃんと確認する必要があるだろう?」
「だって……ギガ、イさま……も、ぅ、うそ、だって……しって、いる、でしょ……? だか、ら……おこって、しまった、ん、ですか……?」
「いや、さっきも言ったように、別に私は怒っていないぞ」
「で、でも……きょ、うの、ギ、ガイさま、いじ、わる、です……」
「そうだな。まぁ、怒ってはいないが、妬いている」
「やいて、い、る……?」
戸惑った声で繰り返したレフラの後孔に、ギガイが指をツプッと含ませた。
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