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切り取られた青空
突然の別れ
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間違って2箱頼んだのは却って良かったのかも。それが、折角お金をかけたんだもの、せめてこれだけは使い切らなくてはという義務感だったとしても、それまでの食を見直すには2ヶ月という期間は妥当だったのだと今になって思う。
私は日々の記録としてその日の体重と食べたものをブログに載せた。これは他のダイエッターさんたちがやっているのを真似ただけなのだが、載せてみてびっくりした。
(私って、すごくいっぱい食べてるんだ!!)これが正直な感想だった。それに、1日外で働いてきた修司と全く同じものを動いていない専業主婦の私が食べたらそれだけで多いって事を気づいてなかった自分。
それだけじゃなくって、修司が夜遅く食べた日は朝が食べられないとか言うのも理解できなかった私。
平気で「甘いものは別腹」とか言いながら夜遅くにお菓子を食べて、朝ごはんもきっちり……
これじゃ、太るはずよね!そう思った私は夜のお菓子を一切止めてみた。それまでは陸と瞳のためとか言いながらお菓子を買うんだけれど、ほとんど私の口に入っていたと思う。
最初、夜お茶だけで過ごすのは正直とっても辛かった。でも、ガマンだと思ってたのは2週間くらい。それぐらいで私は夜食べないことに慣れてしまったし、ちょうど2週間くらいで3kg減ったので、私は2桁に戻れた。たとえそれが99という2桁最大の数字であったとしても、2桁の数字をたった2週間で見られたことが、自信につながった。体重計に乗るのが楽しくなり、多い時には1日に8回くらい乗ったかもしれない。ちょっとでも減ったことを確認したくて、トイレの度に体重を量ってしまうぐらいには体重測定にはまっていた。
でも、この楽しい日々に水を差すようなことがあった。ポッチャーさんが突然更新をやめてしまったのだ。毎日毎日覗きにいっても彼女の時間は止まったまま。
ポッチャーさんのもとを訪れていた他のブロガーさんに聞いた話では、ポッチャーさんにコメントをした誰かが、そのことに対する返事で傷つけられたと、すごい剣幕で抗議のコメントを入れたらしいのだ。その人も、
「ポッチャーさんは、ちゃんと彼女のことを思って言ってたよ」
と言っていたが、その気持ちが相手には伝わらなかったのだろう。抗議に飽き足らず、ポッチャーさんの人間性まで疑うというような発言をしていたとか。傷ついたポッチャーさんは、ブログで語ることに恐怖感を感じるようになって去っていったというのだ。ブログはしばらく放置されたのち、いつの間にか削除されていた。
ブログって、落ちてしまえばそれまでなんだ……と痛感した出来事だった。
私は日々の記録としてその日の体重と食べたものをブログに載せた。これは他のダイエッターさんたちがやっているのを真似ただけなのだが、載せてみてびっくりした。
(私って、すごくいっぱい食べてるんだ!!)これが正直な感想だった。それに、1日外で働いてきた修司と全く同じものを動いていない専業主婦の私が食べたらそれだけで多いって事を気づいてなかった自分。
それだけじゃなくって、修司が夜遅く食べた日は朝が食べられないとか言うのも理解できなかった私。
平気で「甘いものは別腹」とか言いながら夜遅くにお菓子を食べて、朝ごはんもきっちり……
これじゃ、太るはずよね!そう思った私は夜のお菓子を一切止めてみた。それまでは陸と瞳のためとか言いながらお菓子を買うんだけれど、ほとんど私の口に入っていたと思う。
最初、夜お茶だけで過ごすのは正直とっても辛かった。でも、ガマンだと思ってたのは2週間くらい。それぐらいで私は夜食べないことに慣れてしまったし、ちょうど2週間くらいで3kg減ったので、私は2桁に戻れた。たとえそれが99という2桁最大の数字であったとしても、2桁の数字をたった2週間で見られたことが、自信につながった。体重計に乗るのが楽しくなり、多い時には1日に8回くらい乗ったかもしれない。ちょっとでも減ったことを確認したくて、トイレの度に体重を量ってしまうぐらいには体重測定にはまっていた。
でも、この楽しい日々に水を差すようなことがあった。ポッチャーさんが突然更新をやめてしまったのだ。毎日毎日覗きにいっても彼女の時間は止まったまま。
ポッチャーさんのもとを訪れていた他のブロガーさんに聞いた話では、ポッチャーさんにコメントをした誰かが、そのことに対する返事で傷つけられたと、すごい剣幕で抗議のコメントを入れたらしいのだ。その人も、
「ポッチャーさんは、ちゃんと彼女のことを思って言ってたよ」
と言っていたが、その気持ちが相手には伝わらなかったのだろう。抗議に飽き足らず、ポッチャーさんの人間性まで疑うというような発言をしていたとか。傷ついたポッチャーさんは、ブログで語ることに恐怖感を感じるようになって去っていったというのだ。ブログはしばらく放置されたのち、いつの間にか削除されていた。
ブログって、落ちてしまえばそれまでなんだ……と痛感した出来事だった。
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