コントラの名手

神山 備

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そこは音ゲーですから、ある程度のクオリティーは要求されます

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 食事が終わると、早速コントラの練習。王立音楽院に行くための準備もあらかた終わっているので、他にすることもないし、このコントローラーにも慣れないと。恋愛要素満載とはいえ、そこは基本音ゲーだ。肝心の演奏がお粗末では、恋愛選択肢が満点であっても、悲惨な末路を迎えることになるのだ。
 その一つが『赤貧END』嫁いだ家が没落(あるいは夫が廃嫡)し、楽器一つ抱えて屋敷を追い出された主人公たちは、薪を買うお金もなく、だからといって大切な楽器を売ることもできずに、楽器を弾いて踊ることで暖をとり夜を過ごすというものだ。ゲームならスチル画像だけで済むが、中にいるということはそれを実体験するってことなので。
 じゃぁ、難易度をEASYにすれば楽にクリアできるんじゃね? と思うかもしれない。でも、ある程度ゲームに慣れてると、ゆっくり過ぎるEASYは待っていられなくてフライングしてしまうし、それでなくても有名な旋律無視で,リズムだけ取ってればクリアできるEASYは面白くない。
 だからといって、恋愛要素を無視して演奏に突っ走ると、独身のまま学園に残って後進の指導にあたる『教師END』なんてものもある。ま、私はそれでもいいかなぁとは思うけど、それだとお父様・お母様が悲しんじゃうんだよね。教師として赴任するとき、何ともビミョーな顔で送り出してくれる。

 ……ただ、今選べるのは朝の『G線上のアリア』だけなんだよね。なんせ音楽院に入学してからが本番だから。にしても、一曲しか引けないのは辛い。ま、ランク変えてやりまくるしかない(ため息)
 
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