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愛してる
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「ねぇ、もうきて」
さんざんに焦らされて、ついに加奈子は白旗を揚げた。それを聞いた修司は、してやったりと言う顔で加奈子の足をかつぎ上げると、勃ったものを加奈子のもう一つの『口』に差し出した。『口』は待ってましたと言うように、美味しそうに修司自身を呑み込んでいく。太っていた時にはできなかった体位。その頃バックの方が感じやすかったのは、腹の肉に邪魔されていたからで、今はこうやって修司の座高に少し持ち上げられながら突かれる方が奥まで届いて感じやすいと知った。修司もそれをよく分かっているようだ。
「「はぁ」」
二人の口から同時に満足のため息が漏れた。
「修司、愛してる。だから、全部中で出して」
そして、徐に動き出した修司に加奈子は唐突にそう言った。
「おまえ、そんなことして……」
明らかに戸惑う様子の修司。この歳で3人目を抱く想像でもしているのだろうか。実際、同い年の亮平はその3人目を儲けているのだから、それは考え過ぎでもないのだが。
修司も40代半ばを過ぎてからは、そう何回も勃たなくなり、大抵は一回の射精で終わってしまう。加奈子の中に戻すことはないので、最近は面倒なゴムをせず、外出しが圧倒的に多いのだ。そのため、加奈子がイキそうでイケないことが多く、ちょっと不満にも思っていたからだった。
「大丈夫、私の卵子にはもうそんな力なんてないわ。無核排卵なんだって。
それに、今年になってからきたの、まだ3回よ。もう、心配なんてしなくていいの。だから、お願い」
そんな修司に加奈子はクスっと笑ってそう言った。
「加奈子……」
修司は妻の名を呼んでからしばらく黙っていたが、首を左右に振ると、
「何も気にしないでやれるって……それって、結構スゴい特典じゃん」
と言っていたずらっ子のように笑った。同時に加奈子の中で修司の質量が増す。
「歳を取るのも悪いことばかりじゃないな」
そう言って修司は加奈子の最奥を堪能して果てた。
「うわぁ、久しぶりの生中は、やっぱ最高だな。クセになっちまいそうだ」
まるで覚え立ての子供のようにはしゃいでがっつく修司の髪を撫でる加奈子は、修司を改めて愛しいと思った。
加奈子はずっと、亮平を選べなかったのは子供たちのためだと思ってきた。しかし、本当は修司に思いがあったからだったのだと今気づいたのだ。
亮平のことは本気で好きだった。しかしそれは恋で、愛ではなかった。
「修司、ホントに愛してる」
加奈子はもう一度そう言って、修司の背にしがみついた。
さんざんに焦らされて、ついに加奈子は白旗を揚げた。それを聞いた修司は、してやったりと言う顔で加奈子の足をかつぎ上げると、勃ったものを加奈子のもう一つの『口』に差し出した。『口』は待ってましたと言うように、美味しそうに修司自身を呑み込んでいく。太っていた時にはできなかった体位。その頃バックの方が感じやすかったのは、腹の肉に邪魔されていたからで、今はこうやって修司の座高に少し持ち上げられながら突かれる方が奥まで届いて感じやすいと知った。修司もそれをよく分かっているようだ。
「「はぁ」」
二人の口から同時に満足のため息が漏れた。
「修司、愛してる。だから、全部中で出して」
そして、徐に動き出した修司に加奈子は唐突にそう言った。
「おまえ、そんなことして……」
明らかに戸惑う様子の修司。この歳で3人目を抱く想像でもしているのだろうか。実際、同い年の亮平はその3人目を儲けているのだから、それは考え過ぎでもないのだが。
修司も40代半ばを過ぎてからは、そう何回も勃たなくなり、大抵は一回の射精で終わってしまう。加奈子の中に戻すことはないので、最近は面倒なゴムをせず、外出しが圧倒的に多いのだ。そのため、加奈子がイキそうでイケないことが多く、ちょっと不満にも思っていたからだった。
「大丈夫、私の卵子にはもうそんな力なんてないわ。無核排卵なんだって。
それに、今年になってからきたの、まだ3回よ。もう、心配なんてしなくていいの。だから、お願い」
そんな修司に加奈子はクスっと笑ってそう言った。
「加奈子……」
修司は妻の名を呼んでからしばらく黙っていたが、首を左右に振ると、
「何も気にしないでやれるって……それって、結構スゴい特典じゃん」
と言っていたずらっ子のように笑った。同時に加奈子の中で修司の質量が増す。
「歳を取るのも悪いことばかりじゃないな」
そう言って修司は加奈子の最奥を堪能して果てた。
「うわぁ、久しぶりの生中は、やっぱ最高だな。クセになっちまいそうだ」
まるで覚え立ての子供のようにはしゃいでがっつく修司の髪を撫でる加奈子は、修司を改めて愛しいと思った。
加奈子はずっと、亮平を選べなかったのは子供たちのためだと思ってきた。しかし、本当は修司に思いがあったからだったのだと今気づいたのだ。
亮平のことは本気で好きだった。しかしそれは恋で、愛ではなかった。
「修司、ホントに愛してる」
加奈子はもう一度そう言って、修司の背にしがみついた。
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