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信じられなくても、信じてもらわなきゃ困るんだよっ
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「痛ってぇ! 何しやがんだよ!!」
「乙女の気持ちを踏みにじったのよ。当然でしょ」
「誤解だっ。コレには込み入った事情があってだな」
「誤解ですって!? 確たる証拠を前に何が誤解よ」
真相を説明しようとしている俺のことを聞く耳を持たず薫は、足を肩幅に開いて俺をにらみつける。
「何が確たる証拠だ」
その薫を俺もまた睨み返す。俺は悪くねぇんだ、ここで怯んでたまるかよ。
「応接室に鮎川のスーツに包まった赤ちゃん。こんなのどう考えたって、あんたがどっかのおねーさんを喰っちゃった結果でしょ」
「違げぇよ。大体、コレ俺のスーツじゃねぇ」
薫の剣幕に、俺はそう言って部屋の隅にかけてある俺のスーツを指さした。
「じゃぁ、宮本君の? そんな訳ないわよね」
すると、今度はその怒り狂った顔を驚きに変えてビクトールを見る。そして、
「あれ、宮本君なんでそんな変な格好してる訳」
と、ビクトールの出で立ちをみて首を傾げた。おい、随分俺とリアクション違うじゃねぇか。おまえの年下の叔母の婚約者の宮本は、条件的には俺と同じだろうが。その婚約者がまだガキの分だけ、鬼畜度増しだと思うけどな。まぁいいや、ホントにどっちのガキでもないから。
「あ、私は美久ではありません。美久の映し身、ビクトール・スルタン・セルディオと申します。ちなみに本物の美久はそこに」
それに対して、ビクトールはそういって、ぶっ倒れている宮本を指さした。
「ええっ、宮本君って双子だったの?」
ま、普通そっくりさんがいたらそう思うわな。それに対して、俺は首を横に振って説明を始めた。
「いや、こいつは宮本のドッペルだ。実はさ、一年前の事故の時、俺たちは本当は事故ってなかったんだよ。大怪我して死にかけてた俺と宮本のドッペル-こいつだけどよ、と入れ替わって、オラトリオっていうパラレルワールドにいた。
宮本、あっちで魔法覚えてきちまったんだよな。ただ、あいつ本人はオラトリオのことは夢だと思ってるから、今でも魔法が使えるとは思ってないだろうけどよ。
んで、その魔法でこいつをガキに変えちまったんだよ。こいつは今日のクライアント中司彰教(なかつかさあきのり)」
「ちょ、ちょっと、鮎川、魔法とか、パラレルワールドとかって、あんた正気?」
俺の説明にしばらくあんぐりと口を開けていた薫だが、こいつの正体を明かしたところで、やっとツッコミが入る。
「正気も何も、事実だ。現に宮本と宮本のドッペルが揃ってここにいるじゃねぇか」
「でも、そんなのあり得ないわ。二人で私を担ごうとしてるんでしょ。アレはマネキンに宮本君の服を着せたんでしょ? その手にはのらないわよ」
「正真正銘生身の宮本だ、何なら蹴り飛ばしてみろ、魔力の使いすぎでぶっ倒れてるだけだから、起きなくても反応ぐらいはするから」
薫は俺が宮本と組んでドッキリにかけようとしていると思っているようだ。俺の話を全く信じようとはしない。ある意味それは正常な感覚ではあるんだが……けどよ、コレは事実なんだよな。『事実は小説よりも奇なり』って言うだろうが。
俺と薫がそんな不毛な睨み合いをしていると、ビクトールが、俺につかつかと近寄ってきた。、奴は、薫に分からないように目配せして俺に中司(ガキ)を渡すと、
「ガザの実もお渡ししたことですし、私はこの辺で。美久も実を食べて安静にしていれば、明日には対逆魔法をかけることができるでしょうし。私が成すべきこともないでしょうから
では、鮎川様、薫様、ごきげんよう」
とかなり深々と頭を下げた後、さっき出て来たホワイトボードの前に立ち、いきなり手をズボっとホワイトボードの中につっこんだのだった。
「み、宮本君、て、手が……!!」
「私はビクトールです。美久ではありません。お間違いなさいませんように」
薫は蒼白になってビクトールを指さす。それに対してビクトールは笑顔でそう訂正した。
「一体、何者?」
パラレルワールドのことは理解しないまでも、薫にもこいつが宮本じゃないことだけは解ったようで、薫はぶるぶる震えながらそう言った。
「ビクトール・スルタン・セルディオと言えば、こいつの世界オラトリオでは『稀代の魔術師』と呼ばれるちょっとした有名人だ」
で、奴がどう説明しようかという顔をした隙に、俺が先に薫にそう答える。
「別に有名ではありませんよ。それに稀代の魔術師というあざ名は、元々私の祖父につけられたもの。私が少しばかり祖父の能力を受け継いでいることで同じように呼ばれるようになったのですが、私などまだまだ祖父の足下にも及びません」
ビクトールは照れながらそう付け加えた。
「へぇ、じいちゃんの通り名か」
確かに、こいつの魔力には目をみはるものがあるけど、若干23歳の男が負うには少々荷が重すぎる通り名ではある。だが、じいさんの名を引き継いだのなら、それも納得だ。
「ま、魔術師」
それに対して、薫がまだ納得いかない様子で問い返す。
「そ、魔術師、手品師じゃねぇ。だから種なしなんだな、これが」
俺はそう言ってにっと笑った。
「種? 何ですかそれは」
ビクトールもそう言いながら身体をホワイトボードにぐいっとめり込ませる。薫もさすがにそれを見て俺たちが担いでいるのではないと思ったようで、ため息をついてこめかみを押さえた。
「魔法で、クライアントを赤ちゃんに……それって大事件じゃない」
「だろ、だから協力してもらいたいんだよ」
「うう、解った。解りたくないけど、解った」
そして、薫はつぶやくようにそう了承した。
「そうと決まれば、ビクトール、お前も手伝え」
「どうしてですか、もう私がやることはないでしょう?」
俺の言葉に、ビクトールはホワイトボードにつっこんだ身体を引き抜きながらそう答えた。つっこんだ身体が引き戻される様に、薫から『ひっ』というひきつった声が漏れる。どう見てもやっぱこのシチュエーションはホラーだよな。
「とにかく、こいつが帰ったってことにだけはしないとな。他社のトップクラスがウチの応接室で消えたなんてことになりゃ一大問題だ、それだけはなんとしてでも回避したい」
俺は、抱いている中司(ガキ)を見下ろしながらそう言った。
「幸い? この世界の連中に魔法使いはいないし、お前なら簡単に魔法で、自分をこいつだと思わせることができるんだろ」
なんせあのポンコツと張りぼてをすげ替えた位だしな、と俺が言うと、
「ええまぁ、やれないことはありませんが」
とビクトールは薄笑いを浮かべながらそう答えた。どっちかってぇとやる気満々なんじゃねぇか、お前。
「よっしゃ、じゃぁ俺たちは契約締結後外で会食するってことにして会社を出る」
その言葉にビクトールが無言で頷く。
「それから薫、今から宮本を何とか叩き起こすから、お前が調子が悪くて宮本に送ってもらうって体で裏からこいつを連れて出ろ。そいで、こいつの服とかおしめとか買ってこい。赤ん坊を素っ裸で長時間ほっといて風邪でも引かれたらやっかいだ。で、俺のマンションで落ち合おう。いいな」
「うん、さすがに裸のままじゃ風邪引いちゃうもんね。でも、私の調子が悪いことにするの? ぶっ倒れてるのは宮本君の方なのよ」
薫は俺の提案に首を傾げてそう返した。
「宮本が倒れたって、お前が送っていく理由付けにはなんねぇだろ。倒れたのがお前で、本当なら俺が連れて帰るとこだが、大事な客を抱えてるから代わりに宮本を行かせる。これなら言い訳が立つ」
「そうかもしれないわね」
じゃぁ、あんたが浮気したときには相当用意周到に隠すだろうから、私も注意するわと薫は上目遣いでそう言って含み笑いをする。
ばーか、俺は浮気なんてしねぇぞ。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな……ってか、この半マスオさん状態でんなこと、したくてもできるかってんだよっ、薫!!
「乙女の気持ちを踏みにじったのよ。当然でしょ」
「誤解だっ。コレには込み入った事情があってだな」
「誤解ですって!? 確たる証拠を前に何が誤解よ」
真相を説明しようとしている俺のことを聞く耳を持たず薫は、足を肩幅に開いて俺をにらみつける。
「何が確たる証拠だ」
その薫を俺もまた睨み返す。俺は悪くねぇんだ、ここで怯んでたまるかよ。
「応接室に鮎川のスーツに包まった赤ちゃん。こんなのどう考えたって、あんたがどっかのおねーさんを喰っちゃった結果でしょ」
「違げぇよ。大体、コレ俺のスーツじゃねぇ」
薫の剣幕に、俺はそう言って部屋の隅にかけてある俺のスーツを指さした。
「じゃぁ、宮本君の? そんな訳ないわよね」
すると、今度はその怒り狂った顔を驚きに変えてビクトールを見る。そして、
「あれ、宮本君なんでそんな変な格好してる訳」
と、ビクトールの出で立ちをみて首を傾げた。おい、随分俺とリアクション違うじゃねぇか。おまえの年下の叔母の婚約者の宮本は、条件的には俺と同じだろうが。その婚約者がまだガキの分だけ、鬼畜度増しだと思うけどな。まぁいいや、ホントにどっちのガキでもないから。
「あ、私は美久ではありません。美久の映し身、ビクトール・スルタン・セルディオと申します。ちなみに本物の美久はそこに」
それに対して、ビクトールはそういって、ぶっ倒れている宮本を指さした。
「ええっ、宮本君って双子だったの?」
ま、普通そっくりさんがいたらそう思うわな。それに対して、俺は首を横に振って説明を始めた。
「いや、こいつは宮本のドッペルだ。実はさ、一年前の事故の時、俺たちは本当は事故ってなかったんだよ。大怪我して死にかけてた俺と宮本のドッペル-こいつだけどよ、と入れ替わって、オラトリオっていうパラレルワールドにいた。
宮本、あっちで魔法覚えてきちまったんだよな。ただ、あいつ本人はオラトリオのことは夢だと思ってるから、今でも魔法が使えるとは思ってないだろうけどよ。
んで、その魔法でこいつをガキに変えちまったんだよ。こいつは今日のクライアント中司彰教(なかつかさあきのり)」
「ちょ、ちょっと、鮎川、魔法とか、パラレルワールドとかって、あんた正気?」
俺の説明にしばらくあんぐりと口を開けていた薫だが、こいつの正体を明かしたところで、やっとツッコミが入る。
「正気も何も、事実だ。現に宮本と宮本のドッペルが揃ってここにいるじゃねぇか」
「でも、そんなのあり得ないわ。二人で私を担ごうとしてるんでしょ。アレはマネキンに宮本君の服を着せたんでしょ? その手にはのらないわよ」
「正真正銘生身の宮本だ、何なら蹴り飛ばしてみろ、魔力の使いすぎでぶっ倒れてるだけだから、起きなくても反応ぐらいはするから」
薫は俺が宮本と組んでドッキリにかけようとしていると思っているようだ。俺の話を全く信じようとはしない。ある意味それは正常な感覚ではあるんだが……けどよ、コレは事実なんだよな。『事実は小説よりも奇なり』って言うだろうが。
俺と薫がそんな不毛な睨み合いをしていると、ビクトールが、俺につかつかと近寄ってきた。、奴は、薫に分からないように目配せして俺に中司(ガキ)を渡すと、
「ガザの実もお渡ししたことですし、私はこの辺で。美久も実を食べて安静にしていれば、明日には対逆魔法をかけることができるでしょうし。私が成すべきこともないでしょうから
では、鮎川様、薫様、ごきげんよう」
とかなり深々と頭を下げた後、さっき出て来たホワイトボードの前に立ち、いきなり手をズボっとホワイトボードの中につっこんだのだった。
「み、宮本君、て、手が……!!」
「私はビクトールです。美久ではありません。お間違いなさいませんように」
薫は蒼白になってビクトールを指さす。それに対してビクトールは笑顔でそう訂正した。
「一体、何者?」
パラレルワールドのことは理解しないまでも、薫にもこいつが宮本じゃないことだけは解ったようで、薫はぶるぶる震えながらそう言った。
「ビクトール・スルタン・セルディオと言えば、こいつの世界オラトリオでは『稀代の魔術師』と呼ばれるちょっとした有名人だ」
で、奴がどう説明しようかという顔をした隙に、俺が先に薫にそう答える。
「別に有名ではありませんよ。それに稀代の魔術師というあざ名は、元々私の祖父につけられたもの。私が少しばかり祖父の能力を受け継いでいることで同じように呼ばれるようになったのですが、私などまだまだ祖父の足下にも及びません」
ビクトールは照れながらそう付け加えた。
「へぇ、じいちゃんの通り名か」
確かに、こいつの魔力には目をみはるものがあるけど、若干23歳の男が負うには少々荷が重すぎる通り名ではある。だが、じいさんの名を引き継いだのなら、それも納得だ。
「ま、魔術師」
それに対して、薫がまだ納得いかない様子で問い返す。
「そ、魔術師、手品師じゃねぇ。だから種なしなんだな、これが」
俺はそう言ってにっと笑った。
「種? 何ですかそれは」
ビクトールもそう言いながら身体をホワイトボードにぐいっとめり込ませる。薫もさすがにそれを見て俺たちが担いでいるのではないと思ったようで、ため息をついてこめかみを押さえた。
「魔法で、クライアントを赤ちゃんに……それって大事件じゃない」
「だろ、だから協力してもらいたいんだよ」
「うう、解った。解りたくないけど、解った」
そして、薫はつぶやくようにそう了承した。
「そうと決まれば、ビクトール、お前も手伝え」
「どうしてですか、もう私がやることはないでしょう?」
俺の言葉に、ビクトールはホワイトボードにつっこんだ身体を引き抜きながらそう答えた。つっこんだ身体が引き戻される様に、薫から『ひっ』というひきつった声が漏れる。どう見てもやっぱこのシチュエーションはホラーだよな。
「とにかく、こいつが帰ったってことにだけはしないとな。他社のトップクラスがウチの応接室で消えたなんてことになりゃ一大問題だ、それだけはなんとしてでも回避したい」
俺は、抱いている中司(ガキ)を見下ろしながらそう言った。
「幸い? この世界の連中に魔法使いはいないし、お前なら簡単に魔法で、自分をこいつだと思わせることができるんだろ」
なんせあのポンコツと張りぼてをすげ替えた位だしな、と俺が言うと、
「ええまぁ、やれないことはありませんが」
とビクトールは薄笑いを浮かべながらそう答えた。どっちかってぇとやる気満々なんじゃねぇか、お前。
「よっしゃ、じゃぁ俺たちは契約締結後外で会食するってことにして会社を出る」
その言葉にビクトールが無言で頷く。
「それから薫、今から宮本を何とか叩き起こすから、お前が調子が悪くて宮本に送ってもらうって体で裏からこいつを連れて出ろ。そいで、こいつの服とかおしめとか買ってこい。赤ん坊を素っ裸で長時間ほっといて風邪でも引かれたらやっかいだ。で、俺のマンションで落ち合おう。いいな」
「うん、さすがに裸のままじゃ風邪引いちゃうもんね。でも、私の調子が悪いことにするの? ぶっ倒れてるのは宮本君の方なのよ」
薫は俺の提案に首を傾げてそう返した。
「宮本が倒れたって、お前が送っていく理由付けにはなんねぇだろ。倒れたのがお前で、本当なら俺が連れて帰るとこだが、大事な客を抱えてるから代わりに宮本を行かせる。これなら言い訳が立つ」
「そうかもしれないわね」
じゃぁ、あんたが浮気したときには相当用意周到に隠すだろうから、私も注意するわと薫は上目遣いでそう言って含み笑いをする。
ばーか、俺は浮気なんてしねぇぞ。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな……ってか、この半マスオさん状態でんなこと、したくてもできるかってんだよっ、薫!!
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