38 / 57
そして、それは未来に繋がる……
しおりを挟む
【ちび黒ちゃん、ゴメンな。あんたには大事なお母ちゃんやったのにな】
と、涙ながらに語るチーズの言葉の詳細は彼女の母国語なので解らないが、たぶんそれの母親を殺めてしまったことに対する謝罪なのだろうと容易に想像できる。そして、その涙する姿に、仔ファビィは、ミィミィと鳴きながら彼女の涙まみれの頬にその身を擦り付けた。まるでそれは、彼女に、『泣くな』と慰めているかのようだ。いかん、このままでは……
「チーズ、すぐにそやつを放せ」
ランスがそう言うと、チーズは、
「何故?」
と首を傾げた。
「何故と聞くのか。そやつはフレンに生死の境を辿らせた奴の仔なのだぞ」
「でも、それはあたしが不用意にこの子をかまってたからで……それに、あたしがこの子からお母ちゃんを取り上げた訳だし、このままじゃ、この子死んじゃう」
思った通りだ、母性が判断を誤らせている。ランスは、
「それが自然の掟だ。別にお前が気に病むことではない。
それにな、獣には野生がある。小さい内にどれだけかわいがってもな、成獣になればその恩も忘れて牙を剥く。そうなったときに、心も身体も傷つくのはチーズ、お前だぞ」
なるたけ感情的にならぬよう、淡々とそう諭した。
だが、ランスにそう諭されても、チーズは右手拳にぐっと力を込め、ファビィの仔を離すことなく、
「……そうなったらそうなった時。それはあたしがしなきゃならない償いなんだろうから」
と言い切った。
「何を馬鹿なことを。そのようなことになったら、我が弟がどれほど悲しむか解らんのか!」
その言葉に、ランスは思わずそう言って声を荒げた。
「けど、あたしは……あたしは、あたしが原因で死んじゃうなんてイヤなんです。
治療のために必要ってこともあるけど、そうじゃなきゃあたしは……」
二人は平行線のまま静かに睨みあった。
ところが、しばらくして、
「チーズ様! チーズ様!どちらにおいでですか? フレン様が!」
とハンナの大きな呼び声が聞こえた。
「ハンナ、ここだ! フレンがどうかしたのか!」
もしやフレンの容態が急変したのかと二人とも総毛立つ。
「フレン様の意識が戻られました。チーズ様を捜しておいでです」
そして、その言葉に弾かれるように、チーズは仔ファビィを抱いたまま、走って屋敷内へと入っていった。ランスも慌てて後に続く。
「フレン、フレン」
「チーズ……大丈夫か……」
「あたしはもちろん大丈夫だよ。フレンが助けてくれたから」
「そうか……なら、良かった」
このような命定めのような大怪我をしたというのに、フレンはまだチーズの心配をしている。
「良くないよ、フレンがどうにかなったら、あたし……」
そして、その命を全身全霊かけて守った女は、そう言ってまた涙する。こんなにも好きあっているのに、何故最後の一歩が踏み出せない。何とももどかしいことよとランスは思う。
「ははは、俺はそんな柔じゃない」
「何が柔じゃないだ。チーズがいなければ、お前は今頃そんな軽口を叩けなくなっていたのだぞ」
「兄上……兄上がどうしてここに?」
ランスが割ってはいると、フレンは驚いて兄をみた。こいつ今まで俺がいたことに全く気づいてなかったのかと、内心少々脱力する。
「チーズが裏山から魔法で俺を呼んだ」
「魔法で? 裏山から?」
案の定、フレンはランスの言葉に首を傾げた。
「ああ、こいつはな、お前が瀕死で自分も満身創痍という状況で、これまで誰も思いつかなかった新魔法を編んだのだ」
「新魔法……」
「あの裏山と、シュバルを魔法で繋いだのだ。
動く絵がいきなり執務室の壁に現れたときはそこにいた者皆、度肝を抜かれた。しかも、それが何ノアルも離れたメイサから、しかもリアルタイムだと知った時には鳥肌が立ったぞ」
「まさか、チーズが? そんな大それた技を?」
フレンはチーズがあの状況でそんな大がかりな術式を組んだことに驚きを隠せない。
「ああ、すべてお前の婚約者が一人でやったことだ。
王も、この新魔法の開発を殊の外お喜びでな、お前が回復し次第魔法部隊全軍に指南せよとの仰せだ」
「……」
だが、ランスが王からの魔法指南の命令を告げると、その口が微妙に歪んだ。(王からの命令とは言え、男たちの前に彼女を晒すのがイヤなのだろう。全く正直なことだ)
「だからな、これからシュバルに行って、お前たちの祝言を挙げる」
「いきなり、何ですか兄上!」
「はぁーっ、どうしてそんな展開になる訳!」
そして、いきなり飛んで出た結婚式発言に、フレンとチーズは一様に異を唱えた。
「大体、フレンは大怪我して今目が覚めたとこなんだよ。動かせないことくらい、治癒師見習いのあたしにだって解るから。なのに、何でシュバルで結婚式?」
チーズは目覚めたばかりのフレンを慮って、頭から湯気の出てきそうな大抗議だ。
「それは普通の状態でならな。幸い、ここに王家の専属治癒師がいる。具合が悪くなったらその都度治癒魔法をかけてやるから心配するな。
そしてな、シュバルについたら城の治癒師が連携で治癒してやるから。普通一週間かかるとこだが、三日で完治だ」
「何も、そこまでしなくても……」
ランスの決断に、フレンが呆れてそう言うが、
「では、お前はチーズが未婚のままであのむくつけき男共の前に立つのを我慢できるのか」
逆にランスにそう返されて、
「いえ、それは……」
と言って、黙ってしまった。
「なら、黙って俺に従え。母上には、もうソルグ(伝書烏)で祝言の準備をするようにと連絡してある。
母上の行動力は解っているだろう。早くせぬと完治せぬ間に式になってしまうぞ」
母親の行動力を熟知しているこの二人は、それを聞いて大きくため息をつきながらも頷いたのだった。
そして、この日からきっかり一週間後、シュバルのロッシュ城にて、ロッシュ家次男、フレン・ギィ・ラ・ロッシュと、チーズ・キャンベルの結婚式が盛大に行われた。
また、チーズの抱いていたファビィは、サンボと名付けられてその後も彼ら夫妻に飼われることとなった。サンボはランスの心配をよそにチーズに完全に従い、チーズの守り刀としてその生涯を全うした。
と、涙ながらに語るチーズの言葉の詳細は彼女の母国語なので解らないが、たぶんそれの母親を殺めてしまったことに対する謝罪なのだろうと容易に想像できる。そして、その涙する姿に、仔ファビィは、ミィミィと鳴きながら彼女の涙まみれの頬にその身を擦り付けた。まるでそれは、彼女に、『泣くな』と慰めているかのようだ。いかん、このままでは……
「チーズ、すぐにそやつを放せ」
ランスがそう言うと、チーズは、
「何故?」
と首を傾げた。
「何故と聞くのか。そやつはフレンに生死の境を辿らせた奴の仔なのだぞ」
「でも、それはあたしが不用意にこの子をかまってたからで……それに、あたしがこの子からお母ちゃんを取り上げた訳だし、このままじゃ、この子死んじゃう」
思った通りだ、母性が判断を誤らせている。ランスは、
「それが自然の掟だ。別にお前が気に病むことではない。
それにな、獣には野生がある。小さい内にどれだけかわいがってもな、成獣になればその恩も忘れて牙を剥く。そうなったときに、心も身体も傷つくのはチーズ、お前だぞ」
なるたけ感情的にならぬよう、淡々とそう諭した。
だが、ランスにそう諭されても、チーズは右手拳にぐっと力を込め、ファビィの仔を離すことなく、
「……そうなったらそうなった時。それはあたしがしなきゃならない償いなんだろうから」
と言い切った。
「何を馬鹿なことを。そのようなことになったら、我が弟がどれほど悲しむか解らんのか!」
その言葉に、ランスは思わずそう言って声を荒げた。
「けど、あたしは……あたしは、あたしが原因で死んじゃうなんてイヤなんです。
治療のために必要ってこともあるけど、そうじゃなきゃあたしは……」
二人は平行線のまま静かに睨みあった。
ところが、しばらくして、
「チーズ様! チーズ様!どちらにおいでですか? フレン様が!」
とハンナの大きな呼び声が聞こえた。
「ハンナ、ここだ! フレンがどうかしたのか!」
もしやフレンの容態が急変したのかと二人とも総毛立つ。
「フレン様の意識が戻られました。チーズ様を捜しておいでです」
そして、その言葉に弾かれるように、チーズは仔ファビィを抱いたまま、走って屋敷内へと入っていった。ランスも慌てて後に続く。
「フレン、フレン」
「チーズ……大丈夫か……」
「あたしはもちろん大丈夫だよ。フレンが助けてくれたから」
「そうか……なら、良かった」
このような命定めのような大怪我をしたというのに、フレンはまだチーズの心配をしている。
「良くないよ、フレンがどうにかなったら、あたし……」
そして、その命を全身全霊かけて守った女は、そう言ってまた涙する。こんなにも好きあっているのに、何故最後の一歩が踏み出せない。何とももどかしいことよとランスは思う。
「ははは、俺はそんな柔じゃない」
「何が柔じゃないだ。チーズがいなければ、お前は今頃そんな軽口を叩けなくなっていたのだぞ」
「兄上……兄上がどうしてここに?」
ランスが割ってはいると、フレンは驚いて兄をみた。こいつ今まで俺がいたことに全く気づいてなかったのかと、内心少々脱力する。
「チーズが裏山から魔法で俺を呼んだ」
「魔法で? 裏山から?」
案の定、フレンはランスの言葉に首を傾げた。
「ああ、こいつはな、お前が瀕死で自分も満身創痍という状況で、これまで誰も思いつかなかった新魔法を編んだのだ」
「新魔法……」
「あの裏山と、シュバルを魔法で繋いだのだ。
動く絵がいきなり執務室の壁に現れたときはそこにいた者皆、度肝を抜かれた。しかも、それが何ノアルも離れたメイサから、しかもリアルタイムだと知った時には鳥肌が立ったぞ」
「まさか、チーズが? そんな大それた技を?」
フレンはチーズがあの状況でそんな大がかりな術式を組んだことに驚きを隠せない。
「ああ、すべてお前の婚約者が一人でやったことだ。
王も、この新魔法の開発を殊の外お喜びでな、お前が回復し次第魔法部隊全軍に指南せよとの仰せだ」
「……」
だが、ランスが王からの魔法指南の命令を告げると、その口が微妙に歪んだ。(王からの命令とは言え、男たちの前に彼女を晒すのがイヤなのだろう。全く正直なことだ)
「だからな、これからシュバルに行って、お前たちの祝言を挙げる」
「いきなり、何ですか兄上!」
「はぁーっ、どうしてそんな展開になる訳!」
そして、いきなり飛んで出た結婚式発言に、フレンとチーズは一様に異を唱えた。
「大体、フレンは大怪我して今目が覚めたとこなんだよ。動かせないことくらい、治癒師見習いのあたしにだって解るから。なのに、何でシュバルで結婚式?」
チーズは目覚めたばかりのフレンを慮って、頭から湯気の出てきそうな大抗議だ。
「それは普通の状態でならな。幸い、ここに王家の専属治癒師がいる。具合が悪くなったらその都度治癒魔法をかけてやるから心配するな。
そしてな、シュバルについたら城の治癒師が連携で治癒してやるから。普通一週間かかるとこだが、三日で完治だ」
「何も、そこまでしなくても……」
ランスの決断に、フレンが呆れてそう言うが、
「では、お前はチーズが未婚のままであのむくつけき男共の前に立つのを我慢できるのか」
逆にランスにそう返されて、
「いえ、それは……」
と言って、黙ってしまった。
「なら、黙って俺に従え。母上には、もうソルグ(伝書烏)で祝言の準備をするようにと連絡してある。
母上の行動力は解っているだろう。早くせぬと完治せぬ間に式になってしまうぞ」
母親の行動力を熟知しているこの二人は、それを聞いて大きくため息をつきながらも頷いたのだった。
そして、この日からきっかり一週間後、シュバルのロッシュ城にて、ロッシュ家次男、フレン・ギィ・ラ・ロッシュと、チーズ・キャンベルの結婚式が盛大に行われた。
また、チーズの抱いていたファビィは、サンボと名付けられてその後も彼ら夫妻に飼われることとなった。サンボはランスの心配をよそにチーズに完全に従い、チーズの守り刀としてその生涯を全うした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
レオナルド先生創世記
ポルネス・フリューゲル
ファンタジー
ビッグバーンを皮切りに宇宙が誕生し、やがて展開された宇宙の背景をユーモアたっぷりにとてもこっけいなジャック・レオナルド氏のサプライズの幕開け、幕開け!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる