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第3話
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一夜明けて昼。
アリシアは学校を休んでヴァーミリオン王家のマナーハウスまで来ていた。否、父によって送り出されたのだ。
王都の端、広大な森を含んだ一角丸々がヴァーミリオン家のものだ。
「……はぁ」
溜息を吐くアリシアの手元にあるのは、国王陛下直筆の手紙。そこに記されているのは、勿体ぶった言い方ではあるが、
『せっかく婚約するんだし早く会いたいよね? 国王自らキューピッドしちゃいます。今日すぐに会いに行っていい関係築くんだゾ☆』
という意味合いだった。
朝イチで使者がこの手紙を持ってきた時は国王の正気を疑った。国王と付き合いの長い宰相ですら手紙を読んで顔色をなくしていた。
相手の都合は分からないが、高位貴族が約束も先触れもなしに会いに行くのは常識外れである。
「……アリシア。昨日言ってた胃薬、ちょっと早めに用意してもらって良いか?」
「ええ。私も、自分の分を用意しとこうかしら」
遠い目をしながらも風呂で全身を磨かれ、髪をセットしてドレスを着せられる。
迫力系美少女であるアリシアの身を包むのは、ワインレッドのドレスだ。シンプルなデザインなそれは花開く直前の薔薇のようだ。
そうして昼までにたどり着いたヴァーミリオン公王家だが、侍女に至るまでがバタバタと慌ただしく動き回っていた。
「……公王閣下が不在、ですか」
「そうなんです。昨夜、気晴らしに森にいくから誰も立ち入るなと書置きを残して」
「何か事故に……?」
「いえ、獣人の王ともなれば森は実家と何も変わりませんし、気晴らしの一環かと。ただ、大変失礼ながらアリシアお嬢様が訪問される件を存じ上げないのです」
「でしょうね」
「家の者でなんとか歓待の準備をしようとしていたところなのですが……」
獣人と人間との確執は深い。指揮を取るべき公王本人がいないせいで方向性が定まらないのだろう。
対応してくれた羊頭の老執事は気の毒になるくらい頭を下げていた。とはいえ執事に落ち度はない。というかどう考えても落ち度があるのは国王である。
「それでは、森を散策しても?」
「お供をお付けいたします」
「いえ、一人になりたいのです」
「ですが……」
「入口から先には進みませんので。それでもご迷惑になるようでしたら諦めますが」
悲しげに俯くアリシアを見て、止められる男などいようはずもない。ましてや自らの主が不在で負い目を感じていればなおさらだった。
「……ふぅ。久々に一人になれたわ」
森の入り口に簡単なテーブルセットを用意してもらったアリシアは大きく伸びをする。一応、自分の専属侍女であるリリーが傍にはいるが、幼いころからずっと一緒にいることもあって猫を被る必要はない。
振り回す側ならばともかく、振り回される側に回るのはアリシアの性には合わなかった。
「はぁ……温泉に行きたい」
「唐突ですね」
「好きなものをつまみながら大衆小説を読みふけるのも良いわね。『若手商人と新人騎士のいけない密談』なんてどうかしら。リリー、借りてきてよ」
「侍女の間で回し読みしてた奴ですか……さすがに公爵令嬢が読むのはどうかと」
「もう書庫の本は読みつくしちゃったし。ああいうのを読みながら、下町で流行ってる異国のお菓子を思いっきり食べたいわね。ほら、ピスタチオとかアーモンドのパイをシロップ漬けにしたやつ」
「バクラヴァ、ですわね。パイじゃなくてフィロ生地ですけど、どちらにしろカロリー爆弾ですわよ。私は一口食べてギブアップしました」
「だよねぇ……考えただけで口の中がジャリジャリするもの。ドライなお酒が合いそう」
「アニマルテラピーなどはいかがですか? 大衆小説や下町のお菓子よりは現実的かと」
「エリスも可愛いけれど、さすがにアニマルテラピーとしての効果はないものね……少ししか」
「少しはあるんですか」
ジト目になるリリーをスルーして、水筒に用意してもらった紅茶で唇を湿らせる。本当ならばお酒が欲しいところだが、リリーに阻止されることが分かっているので訪問先でせびることができなかったのだ。
ふぅ、と息を吐けば茂みが揺れた。そこから出てきたのは、
「わんこ! おいで、怖くないよー?」
「まるでお嬢様じゃないみたい……もはや別人じゃないですか」
「だって触れ合う機会なんてほとんどないし!」
「そもそもコレ、犬ではなく狼では?」
「どっちでも良いわ」
「良くありません。襲われたらどうするんですか」
「獣人は動物と意思疎通ができるって聞くし、公王家の管理する森ならきっと大丈夫よ」
「だと良いんですが……」
「それにこの子、とっても頭良さそうな顔してるもの。ほーら、干し肉よー」
「何で持ってるんですか」
「一人でお酒を飲める機会を逃さないように、よ」
アリシアの眼前に現れたのは燃えるような紅い体毛の狼だった。サイズはかなり大きく、体高がアリシアの腰を超えていた。跳びかかればアリシアを圧し潰せてしまいそうな巨躯である。
ましてやナイフのような鋭い牙や爪で襲われればどうなるかなど想像するまでもなかった。金色の瞳がじっと二人を見据えていることに気づき、アリシアは思案する。
逃げるべきか、それともじっとしているべきか。
どちらの方が狼に襲われる確率が減るだろうか。
毛先の動きすら見逃さないように狼を注視していると、鋭い牙が動き、声が漏れた。
「ここヴァーミリオン王家が管理する森だぞ。なにをしている?」
「喋ったッ!? お下がりくださいお嬢様!」
「何で? 意思疎通できるなら襲われる可能性は減ったじゃない」
「……密猟者の類か」
ぐるる、と喉を鳴らす狼に、アリシアは大きな溜息を吐いた。ワインレッドのドレスをはためかせて狼へと示す。
「ドレスを着て侍女付きで密猟に来ると思っていて? あなた、自分を仔うさぎと勘違いしていないかしら」
「舐めた口を聞く。その喉笛、噛み千切ってやろうか」
「あら。口で勝てないから実力行使とは、ずいぶんと誇り高い狼さんなのね。それとも臆病な仔うさぎだったかしら」
「お、お嬢様! なんでこの期に及んで挑発してるんですか!」
「これで襲ってくるようならばただの卑怯者。我慢するだけの理性があるならば私も婚約者として真摯に向き合いましょう」
「……婚約者? ああ、純情乙女ポエマーのアリシア・フローライト公爵令嬢か」
「だれが純情乙女ポエマーですかッ!? その毛皮を剥いで敷物にしますわよ!?」
くくく、と笑いを漏らした巨狼に、アリシアは鋭い視線を向ける。
「あなた、ヴァーミリオン閣下でしょう。まさか本物の狼だとは思いませんでした」
「……なぜそう思う?」
「どう見ても貴族にしか見えない私を見て、公王家の客人ではなく密猟者と判断したからです。独自に判断しても良い立場でなければ確認に行くはず」
「捕まえてから確認するつもりだったら?」
「それならば会話する意味がないでしょう。あなたが警備ならば問答無用で捕まえるはずです。それが仕事でしょう」
なにより、と言葉を付け加える。
「ヴァーミリオン王家は朝から国王陛下の思い付きで婚約者が訪問することになってしまって大騒ぎですから。それを知らないのは前日から森にこもりきりの閣下本人くらいのものです」
「……なるほどな」
巨大な狼はまばゆい輝きを放つ。
気づけば狼の代わりに、燃えるような赤毛をオールバックにまとめた美丈夫が立っていた。
アリシアは学校を休んでヴァーミリオン王家のマナーハウスまで来ていた。否、父によって送り出されたのだ。
王都の端、広大な森を含んだ一角丸々がヴァーミリオン家のものだ。
「……はぁ」
溜息を吐くアリシアの手元にあるのは、国王陛下直筆の手紙。そこに記されているのは、勿体ぶった言い方ではあるが、
『せっかく婚約するんだし早く会いたいよね? 国王自らキューピッドしちゃいます。今日すぐに会いに行っていい関係築くんだゾ☆』
という意味合いだった。
朝イチで使者がこの手紙を持ってきた時は国王の正気を疑った。国王と付き合いの長い宰相ですら手紙を読んで顔色をなくしていた。
相手の都合は分からないが、高位貴族が約束も先触れもなしに会いに行くのは常識外れである。
「……アリシア。昨日言ってた胃薬、ちょっと早めに用意してもらって良いか?」
「ええ。私も、自分の分を用意しとこうかしら」
遠い目をしながらも風呂で全身を磨かれ、髪をセットしてドレスを着せられる。
迫力系美少女であるアリシアの身を包むのは、ワインレッドのドレスだ。シンプルなデザインなそれは花開く直前の薔薇のようだ。
そうして昼までにたどり着いたヴァーミリオン公王家だが、侍女に至るまでがバタバタと慌ただしく動き回っていた。
「……公王閣下が不在、ですか」
「そうなんです。昨夜、気晴らしに森にいくから誰も立ち入るなと書置きを残して」
「何か事故に……?」
「いえ、獣人の王ともなれば森は実家と何も変わりませんし、気晴らしの一環かと。ただ、大変失礼ながらアリシアお嬢様が訪問される件を存じ上げないのです」
「でしょうね」
「家の者でなんとか歓待の準備をしようとしていたところなのですが……」
獣人と人間との確執は深い。指揮を取るべき公王本人がいないせいで方向性が定まらないのだろう。
対応してくれた羊頭の老執事は気の毒になるくらい頭を下げていた。とはいえ執事に落ち度はない。というかどう考えても落ち度があるのは国王である。
「それでは、森を散策しても?」
「お供をお付けいたします」
「いえ、一人になりたいのです」
「ですが……」
「入口から先には進みませんので。それでもご迷惑になるようでしたら諦めますが」
悲しげに俯くアリシアを見て、止められる男などいようはずもない。ましてや自らの主が不在で負い目を感じていればなおさらだった。
「……ふぅ。久々に一人になれたわ」
森の入り口に簡単なテーブルセットを用意してもらったアリシアは大きく伸びをする。一応、自分の専属侍女であるリリーが傍にはいるが、幼いころからずっと一緒にいることもあって猫を被る必要はない。
振り回す側ならばともかく、振り回される側に回るのはアリシアの性には合わなかった。
「はぁ……温泉に行きたい」
「唐突ですね」
「好きなものをつまみながら大衆小説を読みふけるのも良いわね。『若手商人と新人騎士のいけない密談』なんてどうかしら。リリー、借りてきてよ」
「侍女の間で回し読みしてた奴ですか……さすがに公爵令嬢が読むのはどうかと」
「もう書庫の本は読みつくしちゃったし。ああいうのを読みながら、下町で流行ってる異国のお菓子を思いっきり食べたいわね。ほら、ピスタチオとかアーモンドのパイをシロップ漬けにしたやつ」
「バクラヴァ、ですわね。パイじゃなくてフィロ生地ですけど、どちらにしろカロリー爆弾ですわよ。私は一口食べてギブアップしました」
「だよねぇ……考えただけで口の中がジャリジャリするもの。ドライなお酒が合いそう」
「アニマルテラピーなどはいかがですか? 大衆小説や下町のお菓子よりは現実的かと」
「エリスも可愛いけれど、さすがにアニマルテラピーとしての効果はないものね……少ししか」
「少しはあるんですか」
ジト目になるリリーをスルーして、水筒に用意してもらった紅茶で唇を湿らせる。本当ならばお酒が欲しいところだが、リリーに阻止されることが分かっているので訪問先でせびることができなかったのだ。
ふぅ、と息を吐けば茂みが揺れた。そこから出てきたのは、
「わんこ! おいで、怖くないよー?」
「まるでお嬢様じゃないみたい……もはや別人じゃないですか」
「だって触れ合う機会なんてほとんどないし!」
「そもそもコレ、犬ではなく狼では?」
「どっちでも良いわ」
「良くありません。襲われたらどうするんですか」
「獣人は動物と意思疎通ができるって聞くし、公王家の管理する森ならきっと大丈夫よ」
「だと良いんですが……」
「それにこの子、とっても頭良さそうな顔してるもの。ほーら、干し肉よー」
「何で持ってるんですか」
「一人でお酒を飲める機会を逃さないように、よ」
アリシアの眼前に現れたのは燃えるような紅い体毛の狼だった。サイズはかなり大きく、体高がアリシアの腰を超えていた。跳びかかればアリシアを圧し潰せてしまいそうな巨躯である。
ましてやナイフのような鋭い牙や爪で襲われればどうなるかなど想像するまでもなかった。金色の瞳がじっと二人を見据えていることに気づき、アリシアは思案する。
逃げるべきか、それともじっとしているべきか。
どちらの方が狼に襲われる確率が減るだろうか。
毛先の動きすら見逃さないように狼を注視していると、鋭い牙が動き、声が漏れた。
「ここヴァーミリオン王家が管理する森だぞ。なにをしている?」
「喋ったッ!? お下がりくださいお嬢様!」
「何で? 意思疎通できるなら襲われる可能性は減ったじゃない」
「……密猟者の類か」
ぐるる、と喉を鳴らす狼に、アリシアは大きな溜息を吐いた。ワインレッドのドレスをはためかせて狼へと示す。
「ドレスを着て侍女付きで密猟に来ると思っていて? あなた、自分を仔うさぎと勘違いしていないかしら」
「舐めた口を聞く。その喉笛、噛み千切ってやろうか」
「あら。口で勝てないから実力行使とは、ずいぶんと誇り高い狼さんなのね。それとも臆病な仔うさぎだったかしら」
「お、お嬢様! なんでこの期に及んで挑発してるんですか!」
「これで襲ってくるようならばただの卑怯者。我慢するだけの理性があるならば私も婚約者として真摯に向き合いましょう」
「……婚約者? ああ、純情乙女ポエマーのアリシア・フローライト公爵令嬢か」
「だれが純情乙女ポエマーですかッ!? その毛皮を剥いで敷物にしますわよ!?」
くくく、と笑いを漏らした巨狼に、アリシアは鋭い視線を向ける。
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「……なぜそう思う?」
「どう見ても貴族にしか見えない私を見て、公王家の客人ではなく密猟者と判断したからです。独自に判断しても良い立場でなければ確認に行くはず」
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