16 / 53
性感マッサージ【潮吹き 前立腺責め】
しおりを挟む
伊織はこの日、疲れていた。それはそれは疲れていてゾンビのようだった。このままでは駄目だと思案した伊織は帰宅途中、目に入ったマッサージ店へと脚を進めていた。
「90分コースで全身揉み解しですね」
アロマの香りにクラクラと脳が揺れる。マッサージ店なんて入った事のなかった伊織は言われるがままバスローブに着替え施術台にうつ伏せになる。甘ったるいような柑橘のようなそんなアロマの香りは元々機能を停止しかけていた頭に靄をかけていく。
「では始めていきますね」
ぐっぐっ、背中を適度な力で押されるのは気持ちがいい。凝り固まっていた身体が名前の通り揉みほぐされていく感覚に心地よく目を瞑る。
「……んっ、んんっ、んぅッ!」
ぞわぞわぞわッ。下がった手が腰を据えマッサージを始めた途端身体中にビリビリ電流のようなものが走る。油断すると情けない声が飛び出しそうで唇を噛み締めるが吐息は隠せない。
「じゃあ次、太もも行きますね」
「んっ、はぃい」
やっと腰のマッサージが終わり太ももに柔らかなタッチで指が触れ肌に食い込む。じんわりとそこから蕩けて痺れていくような感触にゆるゆると腰が揺れる。
「んんっ!ぁ……ふぅうッ」
意図せず台に擦り付けてしまう形になった陰茎が熱く芯を持ち始めている事に気づく。
早く収めないと。
ただのマッサージで勃っているなんて恥ずかしすぎる。平静になって無心を保ち収めようとするが未だ終わらない太ももに降りかかる快感とも呼べるそれが収めるどころか昂らせる。
「んんぅううっ!?!まっ、はあぁ、ッ!」
「内腿って血管沢山通ってて解したらだいぶ楽になると思うので」
「ンンッ、ふ…ーーッ!!」
「くすぐったかったら声出してもらって大丈夫ですよ」
内腿をゆっくり揉み解され陰茎に近いからか先程よりも響く直接的な痺れにアロマの効果なのか弛緩した四肢をピクピクと跳ね上がらせてしまう。
「ちょっと転がしますね」
「は……は、ぁあ、まッ…てぇ、ァンんッ!?」
「ここ。マッサージしますねー?」
「ぅ、ヒィッ!?アッアぁ、ぁあンッ!!」
ここ、と指差されたのは裾を捲りあげ存在を主張する陰茎。栓の無い蛇口と化したそこは身体に渦巻く熱を溢れさせるかのように透明な先走りを垂れ流している。マッサージ、と称して陰茎を突かれたかと思うと握られ、驚く間も無いまま先走りの滑りを借りて扱き始めた。
「ちがぁあっ、ンィッ!!マッサ、ージじゃぁ…なぃいいっ」
「マッサージですよ、硬くなってるじゃ無いですか」
やめさせようと扱く手を掴んだ指は快楽に力が抜けて全く意味を成していなく縋るようにさえなっている。機械的な動作で上下に動かされると自分が間違っているんじゃないかという気さえ起きてくる。
「大丈夫、これはマッサージですから。身を委ねてください?」
「あっ、ぁああ…マッ、サージ……?」
甘い毒のような彼の声は脳を掻き回す。マッサージ、マッサージ、これはマッサージだから……?
「ほら、イってください?」
「ッ、ンァああぁあッ……ぁあ、はっ、はひぃぃっ」
明滅した視界と押し寄せる快楽の奔流。激しすぎる快楽と共に絶頂した余韻に痙攣が止まらない。
「は、はぁ……ぁな、に?」
射精した脱力感にだらりと寝転がったままでマッサージが終わったと思っていれば精液を被った指が後孔に触れる。精液を塗り込むように擦り付ける指に不快感を覚えて腰を浮かした瞬間、指が窮屈そうに入ってくる。
「やめてくだぁ、ァあぁあッ!?」
入る機能なんて備わっていない後孔に異物が入る感触は嫌悪感を覚えるもので抗議の声をあげようとした瞬間、下腹に甘く重たい快感とも呼べるものが響いた。今まで感じた事のない快感に目を白黒させる。
身体の奥からじんわりと滲む快感は耐えようがなく指の腹で押される度にビクビク跳ね上がる。
「ここ。気持ちいいですよね、沢山マッサージしますね?」
「ぁッああ!!、んぅ~~っ!!はっ、ぁああッ!!まっ、~ッ!!」
指が一層強く痼を押し絶頂の波が鋭く迸る。反り上がり刺激を待つ陰茎には触られず絶頂した事に驚きを隠せないまま息を整えようとするが痼を触り続ける指は止まってはくれず腰は痙攣しっぱなしだ。絶頂したすぐ後だと言うのに熱は収まらず、擡げ始め絶頂の波が襲ってくる。
「な、んんんっ!!イったぁ!!いぃったからぁあっアァ!!」
もはや恥も体裁もどうでも良くなって激しすぎる快楽に腰が抜け切って碌な抵抗も出来ないまま嬌声と共に懇願の悲鳴をあげる。
「まっ、んんんぅぁうっ!!そ、だめぇッ……ぃゔ、~~~ッ!!」
「あとちょっとなんで頑張ってくださいね?」
ラストスパートと言うかのように中で蠢く指は早くなり今まで施術台に置かれていた左手が止まらなくなった白濁で白く染まっている陰茎を絞り上げるように扱き始める。どちらか片方を責められただけでも脳髄を焼くほどの快楽だと言うのに両方同時に責められ、身体を呑み込む悦に声も出せないまま悶絶する。
「んぉあっ!!ひぃ、ッ~~~!!」
「あ、潮吹いちゃった」
ビシャァアッ。熱い液体が下半身を濡らす。絶頂感に四肢が痙攣を繰り返す。
「これで揉み解し90分コース終わりました。シャワーにお連れしますね?」
「はっ……はぁ、ぃい」
腰が抜けて動けない身体を支えてもらいながらぼんやりとシャワーを浴びる。
「お客さん、すっげえタイプなんでこれ次回使ってくださいね?」
もうこんな店こりごりだと思うのに何故か差し出された券を手は受け取っていた。
「90分コースで全身揉み解しですね」
アロマの香りにクラクラと脳が揺れる。マッサージ店なんて入った事のなかった伊織は言われるがままバスローブに着替え施術台にうつ伏せになる。甘ったるいような柑橘のようなそんなアロマの香りは元々機能を停止しかけていた頭に靄をかけていく。
「では始めていきますね」
ぐっぐっ、背中を適度な力で押されるのは気持ちがいい。凝り固まっていた身体が名前の通り揉みほぐされていく感覚に心地よく目を瞑る。
「……んっ、んんっ、んぅッ!」
ぞわぞわぞわッ。下がった手が腰を据えマッサージを始めた途端身体中にビリビリ電流のようなものが走る。油断すると情けない声が飛び出しそうで唇を噛み締めるが吐息は隠せない。
「じゃあ次、太もも行きますね」
「んっ、はぃい」
やっと腰のマッサージが終わり太ももに柔らかなタッチで指が触れ肌に食い込む。じんわりとそこから蕩けて痺れていくような感触にゆるゆると腰が揺れる。
「んんっ!ぁ……ふぅうッ」
意図せず台に擦り付けてしまう形になった陰茎が熱く芯を持ち始めている事に気づく。
早く収めないと。
ただのマッサージで勃っているなんて恥ずかしすぎる。平静になって無心を保ち収めようとするが未だ終わらない太ももに降りかかる快感とも呼べるそれが収めるどころか昂らせる。
「んんぅううっ!?!まっ、はあぁ、ッ!」
「内腿って血管沢山通ってて解したらだいぶ楽になると思うので」
「ンンッ、ふ…ーーッ!!」
「くすぐったかったら声出してもらって大丈夫ですよ」
内腿をゆっくり揉み解され陰茎に近いからか先程よりも響く直接的な痺れにアロマの効果なのか弛緩した四肢をピクピクと跳ね上がらせてしまう。
「ちょっと転がしますね」
「は……は、ぁあ、まッ…てぇ、ァンんッ!?」
「ここ。マッサージしますねー?」
「ぅ、ヒィッ!?アッアぁ、ぁあンッ!!」
ここ、と指差されたのは裾を捲りあげ存在を主張する陰茎。栓の無い蛇口と化したそこは身体に渦巻く熱を溢れさせるかのように透明な先走りを垂れ流している。マッサージ、と称して陰茎を突かれたかと思うと握られ、驚く間も無いまま先走りの滑りを借りて扱き始めた。
「ちがぁあっ、ンィッ!!マッサ、ージじゃぁ…なぃいいっ」
「マッサージですよ、硬くなってるじゃ無いですか」
やめさせようと扱く手を掴んだ指は快楽に力が抜けて全く意味を成していなく縋るようにさえなっている。機械的な動作で上下に動かされると自分が間違っているんじゃないかという気さえ起きてくる。
「大丈夫、これはマッサージですから。身を委ねてください?」
「あっ、ぁああ…マッ、サージ……?」
甘い毒のような彼の声は脳を掻き回す。マッサージ、マッサージ、これはマッサージだから……?
「ほら、イってください?」
「ッ、ンァああぁあッ……ぁあ、はっ、はひぃぃっ」
明滅した視界と押し寄せる快楽の奔流。激しすぎる快楽と共に絶頂した余韻に痙攣が止まらない。
「は、はぁ……ぁな、に?」
射精した脱力感にだらりと寝転がったままでマッサージが終わったと思っていれば精液を被った指が後孔に触れる。精液を塗り込むように擦り付ける指に不快感を覚えて腰を浮かした瞬間、指が窮屈そうに入ってくる。
「やめてくだぁ、ァあぁあッ!?」
入る機能なんて備わっていない後孔に異物が入る感触は嫌悪感を覚えるもので抗議の声をあげようとした瞬間、下腹に甘く重たい快感とも呼べるものが響いた。今まで感じた事のない快感に目を白黒させる。
身体の奥からじんわりと滲む快感は耐えようがなく指の腹で押される度にビクビク跳ね上がる。
「ここ。気持ちいいですよね、沢山マッサージしますね?」
「ぁッああ!!、んぅ~~っ!!はっ、ぁああッ!!まっ、~ッ!!」
指が一層強く痼を押し絶頂の波が鋭く迸る。反り上がり刺激を待つ陰茎には触られず絶頂した事に驚きを隠せないまま息を整えようとするが痼を触り続ける指は止まってはくれず腰は痙攣しっぱなしだ。絶頂したすぐ後だと言うのに熱は収まらず、擡げ始め絶頂の波が襲ってくる。
「な、んんんっ!!イったぁ!!いぃったからぁあっアァ!!」
もはや恥も体裁もどうでも良くなって激しすぎる快楽に腰が抜け切って碌な抵抗も出来ないまま嬌声と共に懇願の悲鳴をあげる。
「まっ、んんんぅぁうっ!!そ、だめぇッ……ぃゔ、~~~ッ!!」
「あとちょっとなんで頑張ってくださいね?」
ラストスパートと言うかのように中で蠢く指は早くなり今まで施術台に置かれていた左手が止まらなくなった白濁で白く染まっている陰茎を絞り上げるように扱き始める。どちらか片方を責められただけでも脳髄を焼くほどの快楽だと言うのに両方同時に責められ、身体を呑み込む悦に声も出せないまま悶絶する。
「んぉあっ!!ひぃ、ッ~~~!!」
「あ、潮吹いちゃった」
ビシャァアッ。熱い液体が下半身を濡らす。絶頂感に四肢が痙攣を繰り返す。
「これで揉み解し90分コース終わりました。シャワーにお連れしますね?」
「はっ……はぁ、ぃい」
腰が抜けて動けない身体を支えてもらいながらぼんやりとシャワーを浴びる。
「お客さん、すっげえタイプなんでこれ次回使ってくださいね?」
もうこんな店こりごりだと思うのに何故か差し出された券を手は受け取っていた。
76
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる