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第四章
【閑話】 トゥエラ
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おしろが壊れた。
まちが見えなくなった。
あかりが消えて、まっくらになった。
なんにも──みえなくなった。
おやまのいちばん上までいって、
斧をとっかえっこして、
おしろに戻る。
しれん。
でも、おしろは消えちゃった。
まっくらだから、おやまも見えない。
どっちにいけばいいのか──わからない。
おなかへった。
斧、とれなくなった。
だれも、いなくなった。
いつからだっけ。
おかあさん、どこいったのかな。
ここ、どこなのかな。
わたし、なにしてたのかな。
──斧、あった。
ぴかぴかの斧。
だれか、いた。
⸻
まちが見えなくなった。
あかりが消えて、まっくらになった。
なんにも──みえなくなった。
おやまのいちばん上までいって、
斧をとっかえっこして、
おしろに戻る。
しれん。
でも、おしろは消えちゃった。
まっくらだから、おやまも見えない。
どっちにいけばいいのか──わからない。
おなかへった。
斧、とれなくなった。
だれも、いなくなった。
いつからだっけ。
おかあさん、どこいったのかな。
ここ、どこなのかな。
わたし、なにしてたのかな。
──斧、あった。
ぴかぴかの斧。
だれか、いた。
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