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教国残党狩り特殊精鋭部隊
DOWN
しおりを挟む魔王国アディス
魔王城 執務室
ソレは…
突然訪れた…
いや…
数日前から…
その兆候はあった…
しかし誰も…
気付かないまま…
ソレは…
魔王ルシファス・ヴィ・サタニアを襲った…
「「っ!?魔王様っ!?」」
「「魔王様が倒れられたぞっ!」」
「「「魔王様ぁっ!!?」」」
~~~~~~~~~~~~~~~~
魔王城 ルシファスの寝室
「先生………ルシファスは大丈夫なの?」
冷静を装いつつも焦りを感じる口調で医者に問う、従姉である『魔王姫』ヴィーネ・ベルウッド。
「ヴィーネ………落ち着け」
そんなヴィーネの肩に手をのせ、落ち着かせようとするヴィーネの夫『鬼人』ソウシ・ベルウッド。
「それで………原因は分かっているんですか?」
心配そうな表情で点滴を受けながら眠っている魔王を見ながら医者に問う、ソウシの後輩であり、最近魔王と友人関係になった異世界人トーイチ・ムラセ。
トーイチの持つスキル『鑑定EX』で診れば、原因など直ぐに分かりそうなものだが、ソレに気付かない程度にはトーイチも焦っているみたいだ。
そして医者は気まずそうに口をつぐむが…
「………先生」
「………魔王様のご家族と友人です。教えてあげてください…」
魔王の眠る大きなベッドを挟んで、トーイチ達の反対側にいる魔王国の大臣と宰相が、何かに堪えるような表情で医者に答えを促した…。
「はぁ…」
そして何かを諦めたような…
そんな表情で…
医者は答えた…
「………………寝不足による過労です」
「「「………………はっ?」」」
「………最近、連日、夜遅くまで遊んでいたでしょう?………その反動です」
寧ろ、何でアンタ達は元気なんだ………と医者は付け足して呟く。
「………………とにかく、今日明日寝れば大丈夫でしょう」
点滴は念のためです………そう言い残し、医者は部屋から出ていった。
「「「………………」」」
残っているのは…
「(コレは…)」
「(間違いなく…)」
「(私達のせいかしら…)」
やべっ!………という顔をしている三人と…
「「………………」」
堪えるような表情………ではなく、怒りを我慢している大臣と宰相の二人…
そして…
「………………そこにバナナ置いたの従姉さんだろっ!………ぐぅ~」
夢の中でレースゲームをしている魔王………ルシファス・ヴィ・サタニアの六人となった…。
このあと、大臣と宰相にお説教されたのは言うまでもない。
もちろん二日後に怒られている魔王様の姿が目撃されるのも言うまでもない。
「「しばらくゲームも夜に集合するのも禁止ですっ!!」」
「えぇ…………アレ?俺だけ?」
トーイチ達は客扱いのため、禁止は免れたそうな…。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
短め。
ちょっとネタがアレがアレで…。
そして…
そろそろシリアスさんがアップを…?
次回もよろしくお願いします。
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