異世界召喚されました……断る!

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アライズ連合国~ポークレア王国

ウァーアンダーの神殿①

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 ポークレア王国
 初級ダンジョン『ウァーアンダーの神殿』


 俺、リュウジ、リディアの三人が魔方陣から転送されて出た場所はポークレア王国の『ウァーアンダーの神殿』という神殿型の初級ダンジョンの最下層だった。

 直ぐに回りを警戒するが特に誰かがいるワケでもなく、手荒い歓迎も罠も何も無かった。
 う~~~ん、ある意味期待外れ?

 最下層のこの部屋に見えるモノは、俺達の出てきた魔方陣と恐らく一層まで戻る魔方陣。あと宝箱が一つと扉である。

 とりあえず宝箱の中身はもらっておこう。と開けたがごくごく普通のアイテムだったので、後で売ろう。
 魔方陣は俺達が一層から来ていないせいだろう、反応しなかった。
 ………で扉だが…

「………ボスだよなぁ」
「………ボスよねぇ」
「………ボスだろうなぁ」

 三人の意見は一致。
 まあ初級ダンジョンだし、サクッと倒しますか。

 ちなみにダンジョンの名前や国がわかったのは、もちろん『マップEX』先生のおかげである。………が先の階層などは足を踏み入れないと分からないのは、いつものことなのでしょうがない…。


~~~~~~~~~~~~~~~~


 扉を開けると目の前に壁………ではなく石像。いや、『神殿』だから神像か?があり、俺達は静かに神像を回り込む。
 
 神像の前には祭壇らしきモノ、そして中央には…

『オークキングリームスキィ』

 うん、何か色々混じってる感じ?『クリーム好き』に見えなくもないが、聖職者のような格好のオークが待ち構えていた…。







 ………後ろ向きで…。







 まあ俺達が後ろから出てきたからなぁ、しょうがないっちゃあしょうがない………か。

「………倒すか…」
「任せといて…」

 リディアがそう言い、『オークキングリームスキィ』の背後にそおっと忍び寄る…。
 アイテムバッグから愛用の杖を取り出し、ゴルフのドライバーのように大きくバックスイング。

 俺とリュウジは心の中で叫んでいた。

「「(オークさん逃げてぇっ!!)」」

 次の瞬間…

『オークキングリームスキィ』は叫ぶことも痛みにもがき苦しむこともなく、魔石とアイテムをドロップして霧散した…。

 正しくワンショットキルである。………正しいか?

 ドヤ顔のリディアに対して、俺とリュウジはフリーキックの壁の如く股間を押さえて並んで立っていたのは言うまでもない…。

 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~


『オークキングリームスキィ』を倒した俺達は早歩き気味で階層を逆登っていく。
 
「しかし誰もいませんでしたね…」
「そういえばそうね………犯人の一味がいてもおかしくないものね…」

 リュウジの言葉にリディアが返す。
 俺もソレを聞き考える。

 たまたまいなかったのか、それとも…。

「………目的の必要人数があって、ソレを満たしたか…」

「現状じゃ、そこまで分かりませんね…」
「………………それなら…」

「………ああ、早くしないとな…」

 俺達は速度をあげ進み始めた…。



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓



まだダンジョン内ですがポークレア王国に入国。
そしてシリアスさんのアップが…?

次回もよろしくお願いします。
 
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