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第三話
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日が昇ると同時に目が覚める。最近は野宿で夜を越すことが多いが聖獣たちが私の周りにいてくれるおかげでさみしくない。特に虎の聖獣たちは私にべったりだ。心を許してくれているからおとなしい。
「さて、ずっと野宿も流石に厳しいな…食料もなくなりかけているし」
どうしようか悩んでいると空から鳩がなにかを落とす。なんだろうこれ、確認してみると一通の手紙だった。書いてある内容はこうだ。
『初めまして、私はボーネス共和国の聖獣育成協会の会長ザガと言います。貴方の今の状況は把握しております。それを踏まえたうえで我がボーネス共和国で貴方を聖獣育成士として雇いたいと考えております。もしよろしければご苦労お掛けしますが我が国の国境にある砦に来ていただきたい。話は通しておきますのでどうかよろしくお願いします』
手紙を読み終わると青空を見上げながら考える。どうするかな…また裏切られるかも…怖いな…悩んでいると聖獣たちが寄って来る。
「どうしたらいいかな…」
聖獣たちをよく見ると所々汚れていたり少し痩せ始めている。そうだよね…私は聖獣育成士、聖獣第一に考えるのが当たり前だよね。よし行こう!
私たちはボーネス共和国の砦に向かう。馬の聖獣の中でも一番馬力のある子に乗せてもらっているのでとても速い。
向かい始めてから二日やっと砦に着いた。砦は終わりが見えないほどの壁が連なっている。そしてそこには大きな門がある。
「来たぞ!!開門ーーーー!」
大きな門が外開きに開く。なんて壮大なんだろう。門が完全に開くと向こう側から鎧を着た人がこちらに向かってくる。どうしよう…めっちゃ顔怖い。
「ファルナ殿ですね。お話は聞いております。さぞお疲れでしょう、今日は我が砦で休んでください」
よかった、優しい人だ。確かにヘトヘトだったのでお言葉に甘えるとしよう。
その日は砦の中にある一番豪華な部屋で休ませてもらった。聖獣たちも久しぶりのご飯を喜んでいる。数が多いせいだろうか砦の人たちは悲鳴を上げていたが聞かなかったことにした。
「さて、ずっと野宿も流石に厳しいな…食料もなくなりかけているし」
どうしようか悩んでいると空から鳩がなにかを落とす。なんだろうこれ、確認してみると一通の手紙だった。書いてある内容はこうだ。
『初めまして、私はボーネス共和国の聖獣育成協会の会長ザガと言います。貴方の今の状況は把握しております。それを踏まえたうえで我がボーネス共和国で貴方を聖獣育成士として雇いたいと考えております。もしよろしければご苦労お掛けしますが我が国の国境にある砦に来ていただきたい。話は通しておきますのでどうかよろしくお願いします』
手紙を読み終わると青空を見上げながら考える。どうするかな…また裏切られるかも…怖いな…悩んでいると聖獣たちが寄って来る。
「どうしたらいいかな…」
聖獣たちをよく見ると所々汚れていたり少し痩せ始めている。そうだよね…私は聖獣育成士、聖獣第一に考えるのが当たり前だよね。よし行こう!
私たちはボーネス共和国の砦に向かう。馬の聖獣の中でも一番馬力のある子に乗せてもらっているのでとても速い。
向かい始めてから二日やっと砦に着いた。砦は終わりが見えないほどの壁が連なっている。そしてそこには大きな門がある。
「来たぞ!!開門ーーーー!」
大きな門が外開きに開く。なんて壮大なんだろう。門が完全に開くと向こう側から鎧を着た人がこちらに向かってくる。どうしよう…めっちゃ顔怖い。
「ファルナ殿ですね。お話は聞いております。さぞお疲れでしょう、今日は我が砦で休んでください」
よかった、優しい人だ。確かにヘトヘトだったのでお言葉に甘えるとしよう。
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