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第十二話
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僕は今獣人の国ガルドの冒険ギルドに来ている
周りは獣人ばかりでちらちらと僕の事を見てくるのでなんだか怖い
そもそも獣人とは人間に動物の遺伝子が掛け合わされてできた人類の事である
そのため動物の特徴を持つがそれ以外は人間と変わらない
僕は獣人の受付嬢さんに案内されてこの冒険者ギルドの診療所に着いた
今日からここが僕の仕事場だ
「アラン君、患者さんだ」
この診療所の先輩に呼ばれた、なんだか親近感がある
「分かりました、どうぞお入りください」
「失礼します」
入ってきたのは犬の女性獣人だった
身長は160㎝くらいで可愛らしい顔だち、そしてやはり目を引くのがあの垂れ下がった耳だった
「お名前を聞いてもよろしいですか?」
「ノノっていいます」
「ノノさんですか、今日はどうされましたか?」
「その、耳の中が痛くて…」
「分かりました、では診察しますので見してください」
「どうぞ…」
ノノさんは恥ずかしそうに顔を赤らめながら頭を下げ身をゆだねる
僕はノノさんの垂れ下がった耳を持ち上げ中を確認する
「あっ!」
「大丈夫ですかノノさん?」
「大丈夫です…ただ耳は…敏感で…」
「すぐ終わらせますので少し我慢して下さい」
「分かりました…あっ…んっ」
「終わりました」
「ふぅ…ふぅ…」
「ノノさんの耳は軽い炎症を起こしてました」
「大丈夫なんでしょうか…?」
「心配しなくても大丈夫ですよ、すぐに治せますから」
「本当ですか!良かった~」
「では治療に入りたいと思います。『ヒール』」
「あっああああん!!」
「大丈夫ですかノノさん?」
「は…はい…ちょっと驚いただけです…続けて下さい」
「分かりました」
「あっ…あっ…あっ…んんっ!」
「炎症が引いてきました、もう少しの辛抱ですよ」
「あっ…あっ…あっ…ああああっ!!」
「ふぅ…終わりましたよノノさん」
「あ…ありがとうございます」
ノノさんは上目遣いで僕をずっと見つめている
「あの、どうされたんですか?」
「実は先生の治療が気持ち良すぎて発情してしまいまして…」
「発情ですか?」
「はい、なので先生に何とかしてもらいたいのです」
「何とかするって具体的には?」
ノノさんは僕に抱き着く
「先生はただ私に身をゆだねてくれれば大丈夫です」
その日の診療はノノさんで終了し僕はノノさんに身をゆだねていた
遠い異国の地だが何とかやっていける気がしたアランだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
獣人の国の冒険者ギルドのある噂が流れた
強制的に発情するほど気持ちのいい治療をする先生が診療所に来たと
本来発情は周期的なもので強制的に発情するにはそれ相応の快楽と興奮が必要なのだ
それをやってのけるアランという男の噂は瞬く間に数多くの女性獣人の耳に届く
アランの運命はいかに
周りは獣人ばかりでちらちらと僕の事を見てくるのでなんだか怖い
そもそも獣人とは人間に動物の遺伝子が掛け合わされてできた人類の事である
そのため動物の特徴を持つがそれ以外は人間と変わらない
僕は獣人の受付嬢さんに案内されてこの冒険者ギルドの診療所に着いた
今日からここが僕の仕事場だ
「アラン君、患者さんだ」
この診療所の先輩に呼ばれた、なんだか親近感がある
「分かりました、どうぞお入りください」
「失礼します」
入ってきたのは犬の女性獣人だった
身長は160㎝くらいで可愛らしい顔だち、そしてやはり目を引くのがあの垂れ下がった耳だった
「お名前を聞いてもよろしいですか?」
「ノノっていいます」
「ノノさんですか、今日はどうされましたか?」
「その、耳の中が痛くて…」
「分かりました、では診察しますので見してください」
「どうぞ…」
ノノさんは恥ずかしそうに顔を赤らめながら頭を下げ身をゆだねる
僕はノノさんの垂れ下がった耳を持ち上げ中を確認する
「あっ!」
「大丈夫ですかノノさん?」
「大丈夫です…ただ耳は…敏感で…」
「すぐ終わらせますので少し我慢して下さい」
「分かりました…あっ…んっ」
「終わりました」
「ふぅ…ふぅ…」
「ノノさんの耳は軽い炎症を起こしてました」
「大丈夫なんでしょうか…?」
「心配しなくても大丈夫ですよ、すぐに治せますから」
「本当ですか!良かった~」
「では治療に入りたいと思います。『ヒール』」
「あっああああん!!」
「大丈夫ですかノノさん?」
「は…はい…ちょっと驚いただけです…続けて下さい」
「分かりました」
「あっ…あっ…あっ…んんっ!」
「炎症が引いてきました、もう少しの辛抱ですよ」
「あっ…あっ…あっ…ああああっ!!」
「ふぅ…終わりましたよノノさん」
「あ…ありがとうございます」
ノノさんは上目遣いで僕をずっと見つめている
「あの、どうされたんですか?」
「実は先生の治療が気持ち良すぎて発情してしまいまして…」
「発情ですか?」
「はい、なので先生に何とかしてもらいたいのです」
「何とかするって具体的には?」
ノノさんは僕に抱き着く
「先生はただ私に身をゆだねてくれれば大丈夫です」
その日の診療はノノさんで終了し僕はノノさんに身をゆだねていた
遠い異国の地だが何とかやっていける気がしたアランだった
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獣人の国の冒険者ギルドのある噂が流れた
強制的に発情するほど気持ちのいい治療をする先生が診療所に来たと
本来発情は周期的なもので強制的に発情するにはそれ相応の快楽と興奮が必要なのだ
それをやってのけるアランという男の噂は瞬く間に数多くの女性獣人の耳に届く
アランの運命はいかに
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