くしゃみの獣は夜明けを運ぶ

XCX

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45. 心を融かす

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 主人の部屋の前で足を止めた青年は、握り拳を叩きつけるかのように乱暴なノックをした。隣にいるアサドには落ち着くように宥められるが、全く耳を貸さなかった。
 間を置かず扉が開き、何事か怪訝そうな顔のオルヴァルが顔を覗かせる。ローディルは半開きのドアを強引に全開にして、中に押し入った。目の前の男の胸倉を掴む。

「ローディルっ!」

 悲鳴のようなアサドの上擦った声が聞こえる。だがローディルは一切迷うことなく、自分よりも大きな体を押すようにずかずかと室内を歩いた。ベッドまで追い詰めて押し倒すと、青年はオルヴァルの上に馬乗りになった。

「オルヴァルのばかっ!」

 突然の罵倒に、オルヴァルは驚きに目を丸くする。深く息を吸った青年は続けて何度も馬鹿と罵った。あまりの勢いに大人二名は呆然とし、身じろぎひとつできずにいる。
 一息に怒涛の悪口を吐いた青年は息を切らし、肩を大きく上下させている。何かをこらえるように下唇を噛む悲しそうな表情に、オルヴァルは目を瞬かせた。

「じいちゃんの追放のこと、アサドから聞いた…っ!」

 瞬時に男の表情が変わった。驚きから怒りへ。黄味の強い瞳の鋭い眼差しが臣下へと向いた。
 ローディルは男の顔を両手で包み、自分と目が合うようにぐいと動かした。

「アサドは悪くない!俺が無理に頼んだんだ!怒るなら、俺のことを怒って!」
「ローディル…」

 いつにない剣幕で怒りを露にするローディルの様子を目の当たりにしたオルヴァルは、戸惑っているようだった。

「どうしたっすか?何か起こって……ローディルッ!?何して…!」

 大きな物音と声を聞きつけたのか、エミルが顔を覗かせる。主人に馬乗りになり、今にも殴りかからんばかりのローディルに目を見開く。彼らに駆け寄ろうとするエミルを、アサドは腕を掴んで制止した。他に邪魔が入ることのないよう、扉を閉める。

「アサドさん!?何ぼーっと突っ立ってるんすか…ッ!早く止めないと…!」
「大丈夫です、エミル。ローディルは殿下を傷つけたりしません」

 正気を疑うかのような眼差しを受けながら、アサドは二人をじっと見続けた。視線の先では、男と青年が正反対の表情を浮かべて互いの顔を見つめ合っている。

「いや…俺に怒る資格はない。ギョルム殿にしたことを思えば、ローディルに罵倒されるのも尤もだ。嫌われ憎まれても仕方がない…」
「じいちゃんを追放したのは王様じゃん!なんで自分が悪いって思うんだよ…っ!」
「王に意見できる者はそういない。王子として、王を止める義務があった。ギョルム殿に何ら非は無かった。幼かったからと言うのは言い訳にならない。彼が死に場所を求める程傷つき絶望する前に、何かしら出来ることがあったはずだ。…なのに俺は、体が竦んで何も出来なかった…。詫びのしようもない…」

 オルヴァルは両手で顔を覆った。指の隙間から、消え入りそうに力のない声が聞こえる。こんな彼の姿を見るのは初めてだった。
 ローディルの知る限り、オルヴァルはいつでもどっしりと構えて、こちらの不安も悲しみも全て包みこんでくれる。初めて、オルヴァルの無防備な部分に触れた気がした。老父の追放に必要以上に責任を感じて弱っている様子に胸が痛くなる。
 ローディルは優しく名前を呼び、男の顔を覆う手を外させた。

「…俺がなにに怒ってるか、わかる?」
「ギョルム殿への王族の仕打ちを知ったからだろう…?」

 静かに頭を振って否定する。

「…オルヴァルが俺のことを信じてくれなかったことが悲しい。じいちゃんの話を聞いた俺に嫌われると思った?そんなふうに思われたのも、距離を置かれたのも悲しい。最近全然一緒に寝てくれないし、俺悪いことしちゃったのかと思って…」
「…ローディル」
「俺…、じいちゃんの話、オルヴァルから聞きたかったよ…?」

 オルヴァルはハッと息を呑んだ。ようやく自分の過ちに気づいたのだ。青年に嫌われたくないという、己の臆病さが招いた身勝手な行動が目の前の青年をどれだけ傷つけてしまったのか。
 慌てて上体を起こし、ローディルの頬を両手で包みこむ。頬は熱く、必死に涙をこらえる姿がいじらしい。

「ローディル…。ローディル、すまない。信じていない訳じゃない。ただ…怖かった。ローディルに軽蔑されるかと想像するだけで、ギョルム殿の時のように、体が竦んで…どうすればいいのかわからなくなった……」

 オルヴァルの声も手も震えていた。ローディルの目には、目の前の男が記憶の中で見た幼い姿と重なって映った。頬を包む手の上に自分のを重ね、すり寄る。氷のように冷たいそれに己の熱を分け与えるように。

「王様がじいちゃんにしたことは酷いし、許せない。でも、もしじいちゃんが追放されてなかったら、俺は今ここにはいなかったと思うし、こうしてオルヴァルたちに会えてなかったと思う。複雑な気持ちだけど…」

 目の前の男を見上げると、怪訝そうに眉根を寄せている。薄っすらと涙の膜が張っているように見える黄色い瞳をじっと見つめた。

「じいちゃんの遺書の内容覚えてない?死のうと思ったその日に、傷だらけで倒れてた俺を拾って、生きるのを決めたって。なんで怪我をしたのかは全然思い出せないけど、じいちゃんが助けてくれなかったら、俺生きてないと思う。じいちゃん、俺との生活が人生で一番楽しかったって、オルヴァルが読んで教えてくれたんだよ…?」

 ローディルはオルヴァルの顔をじっと見つめた。困惑が浮かび、青年の発言に合点がいっていない。抱擁することで自分の気持ちが相手に伝わればいいのに。言葉だとうまく表現できなくて、もどかしい。
 体を寄せて、背中に両手を回す。

「まだ分かんねえ…?じいちゃん、傷ついたとは思うけど、不幸じゃなかったんだよ。だからさ、オルヴァル。もうこれ以上自分のせいだって責めるの止めてくれ。自分のこと、許してあげてほしい。俺、オルヴァルのこと大好きだから、苦しんでるとこ見たくない…」

 お願い、とローディルは己の主人にぎゅうと抱きついた。少しでも多く己の思いが伝わるようにと、祈るような気持ちだ。
 オルヴァルは何の反応も見せなかった。怖いほどの静寂に包まれた室内で、時が止まってしまったかのように硬直している。
 やがてローディルは肌に水のようなものが降りそそぐのを感じた。雨かと思ったが、室内で雨粒を感じるはずもない。不思議に思いながら顔を上げ、驚愕に目を見開いた。
 正体は、オルヴァルの涙だった。
 瞬きを忘れてしまったかのような、開かれたままの瞳から涙が頬を流れている。顎を伝い、滴り落ちていく。

(…泣いてるのに、きれいだな…)

 芸術品のように思えて、ローディルはうっとりと眺めた。そっと指を伸ばし頬に触れると、男の肩がびくりと震える。長い睫毛が上下し、水から上がったかのようにひゅっと息を吸いこんだ。
 小さく名前を呼ぶと、強く抱きしめられた。青年は驚きに一瞬動きを止めたものの、すぐにしがみつく男を同じように強く抱きしめ返した。顔を埋められている胸の部分がみるみるうちに濡れていくのが分かる。
 頼りなく体を震わせ、声を殺して泣くオルヴァルが可哀想で愛おしいと思う。被差別部族の血を引きながら、王子という尊い立場でもあり、その複雑な出自でどれほど辛い思いをしてきたのか想像すらできない。

(オルヴァルがそうしてくれたように、俺もオルヴァルのこと助けたいし、守ってあげたいな)

 艶やかで柔らかな黒髪を撫で、頭頂部に唇を落とす。まるで我が子を優しく抱きしめて包みこむ母親のように、頭に頬擦りをしながら大きな背中を撫でた。
 どのくらいの時間が経ったのか、腕の中の体が離れていく。オルヴァルの目や鼻が赤く染まっていた。

「…情けないところを見せてすまない。取り乱してしまった」

 頭を振って否定する。彼が謝罪する必要などどこにもない。

「俺ね、オルヴァルのこと、そんなに簡単に嫌いにならないよ。じいちゃんのことを知った今でも全然気持ち変わってないもん。…だから、今まで通りにしてほしい。ロティの時はいっぱい撫でてほしいし、いっぱい遊んでほしい。一緒に寝たいし、キスもジイもいっぱいしたい」
「ローディル…いいのか?」

 したいことしてほしいことを言葉に出すと、ここ最近感じていた寂しさが溢れそうになる。泣かないようにこらえるのに必死で、声が震えてしまう。
 オルヴァルの問いに大きく頷いて答え、不安そうな瞳を真っ直ぐに見つめる。

「じいちゃんのことは悲しいけど、どんなに後悔してもどんなに考えても、起こってしまったことは変えられない。だから同じ後悔をしないように、俺は今そばにいるオルヴァルたちのことを大事にしたい。なにかあれば力になりたいし、守ってあげたいって思う。じいちゃんにはできなかったから」

 ローディルの実直で迷いのない言葉に、主人は今にも泣きそうにくしゃりと顔を歪め、彼を抱きしめた。目の前の青年が眩しくて仕方がなかったのだ。肩に顔を埋め、柔らかな匂いを体内に取りこみ、昂る気持ちを落ち着ける。

「ありがとう。ローディルは強いな…。その強さに、たまらなく救われる…」
(俺だって、オルヴァルにはいつも助けられてるんだよ)

 心地良い温もりに包まれながら、ローディルはオルヴァルに頬擦りをした。

「…ローディル、どうする?一度は断ってしまったが、もし良ければ一緒に寝るか?」

 魅力的なお誘いに、ローディルの見えない獣耳がピンと立った。厚意に飛びつきたい気持ちもあったが、頭を振って断った。

「今日はアサドと一緒に寝るってもう約束したから、アサドのとこで寝る」
「ローディル!私のことは気になさらず…!」
「ううん。アサドと寝る。もう、そう決めたから」

 背後からアサドの焦った声が聞こえていたが、ローディルは譲ろうとしなかった。オルヴァルの目には、気まずそうに頭を抱える臣下の姿が映っている。
 苦笑を浮かべたオルヴァルは、分かったと頷いた。簡単に引き下がったが、残念に思っているのを隠そうとはしなかった。離れていく体が名残惜しくて、男の手が宙をさまよう。

「あ、忘れものした」

 部屋から出て行こうとしていたローディルは、ふと思い出したように男の元へと戻った。オルヴァルは己の身の回りに視線を巡らせたが、青年の持ち物は見当たらなかった。

「ローディル、何を忘れ…」

 男が顔を上げた瞬間、頬を掴まれた。次いで唇に触れる柔らかな感触と、口吸い音。一瞬の出来事だったのだが、オルヴァルにはそれ以上に感じられた。離れていくローディルの姿がスローモーションになって見えた。

「へへ。オルヴァル、おやすみっ!」

 してやったりとばかりに悪戯な笑みを浮かべたローディルは、就寝の挨拶を残してアサドの元へと駆けていく。

「えっ、い、今ローディル、オルヴァル様の口にキスしたっすよね…!?さっき言ってたキスって頬とか額とかじゃないやつっすか!?え、じゃあジイってのも…!?」
「…エミル、明日きちんと説明しますから」
「こんなにもモヤモヤした状態で寝ろってそりゃないっすよ!眠れるわけないっす!生殺しっすよ~!」

 閉まりかけたドアの隙間から、混乱を極めたエミルと疲労の滲んだアサドの声が聞こえてくる。衝撃のあまり硬直していたオルヴァルは扉の締まる音に正気を取り戻した。

「…参ったな」

 静けさの戻った室内に、無意識に独り言がこぼれる。どうしていいのかわからず、うなじをさする。とにかく一つ分かるのは、しばらく眠れそうにないということだけだった。
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