地球でひとり(?)のスライムマン

角野総和

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真紀子と愛美 ⑩

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めりっ、めりっ、と音がしそうな位粘膜を伸ばしながら、三波の熱塊が沈み込んでいく。愛美の小さな肛門が、太い、醜悪な三波のチンポを食い締める。

苦しいのか、愛美は肛門を拡張されているせいで、身動きさえできなかった。



その姿はピンで固定された紋白蝶。



三波は自分に向いた愛美の尻をしっかりわし掴んで、きつい括約筋を突き破った。



「いぎぃぃぃぃ!」



かなりの大きさのある亀頭が括約筋を通過した。ついに三波のチンポが直腸内へ潜り込んだのだ。



「一気に挿れさせて貰うよっ」

「はぐぐううぅぅぅぅっっ!!!」



中途半端に止まったら愛美もそうだが、三波だって竿が痛い。

幸い1番太い亀頭部分は呑み込んだのだ。あとは楽な筈とばかりにズルズルッと奥まで押し込んだ。



愛美の悲鳴が裏返る。体を二つに引き裂かんばかりの苦痛が襲うのだ。



「うう……うぅぅ…あっ、うはっ……痛いぃぃぃ」

「力抜けって。ほら、とにかくもうすっかり根元まで呑み込んだんだ。大丈夫だって」



「お願、おねがいぃぃ。抜いて。痛いの、抜いて……」

「最初だけだ。最初だけだって。初めてじゃなんだ。静かにしてろよな」





正直ここまで挿れた感覚が違うとは思ってもみなかった。



膣筒はチンポを呑み込んだ時、壁全体で竿をきゅうきゅう締めつける。奥まで突き込んで子宮口の窪みに先端をめりこませるとそこから吸い上げられるような快感を得られる。

だが、アナルは全く味が違う。

膣筒とは数等違う窮屈さがあった。特に先程突き破った括約筋の締め付けのきつさは、チンポが根元からねじ切られそうな位だ。

俗に言う名器のひとつ、きんちゃくマンコは咥えた肉棒の根元をきりきり食い締めると言うが、アナル括約筋のきつさはそれ以上だろうと思われる。

三波は愛美と真紀子のマンコしか知らないけれど、多分そうだと思う。



感触の違いはそれだけではない。きつく締める括約筋の奥。根元以外の竿や亀頭はたっぷりの濡れた温布に沈み込んだような感じになる。膣壁独特のざらついた粘膜ではない、たっぷりした水風船のようななんともいえない柔らかな感触に包まれる。



三波は試したこと無いが、暖めたこんにゃくに挿れたらちょうど同じ感触かもしれないと思われる。今度1回試してみようかな。





「くぅ…何だよ、これ。たまんね。動くぞ」

「ひっ、やっ。やっ、やだ……あぐっ」



三波はゆっくりと腰を使い始めた。

愛美が苦痛に泣かないようにコナミが触手を伸ばして膣穴とクリトリスを愛撫する。細いのも2本、ボタンの間から差し込んで乳首にも絡みつく。



そのせいか、それとも慣れなのか、ねっとりした抽送は徐々に愛美に苦痛より快楽を与えていく。愛美から呻くような悲鳴は消え、擦られる疼痛に尻を揺すりながら啜り泣き始めた。



「ふぐうぅぅ…あ、ンッ。くはっ」



三波は腰を動かしながら、両手で愛美の尻肉を捏ねるように揉みしだいた。右に左に。上に下に。バラバラに動かせば刺激が愛美にも伝わるのだろう、肛門が三波をぎゅうぅっと締め付ける。

それだけでも気持ちいいが、三波は何となく思いついて平手で軽く愛美の尻を叩いてみた。



「ひうっっ!」



びくりと背中が硬直して、括約筋が肉竿を絞った。

更に2回。ぺチン、べチン、と三波の掌が白い尻を打った。



「いちゃあっ。やめ、やっ……」



そう強い力ではないから、尻は一瞬だけ赤く染まるがすぐ白く戻る。

だが、蠢く肛門粘膜は戻らない。呑込んだ肉棒を食むようにざわつきながら、その上前の膣穴までひくついた。



「ふぅん、いいんだ。じゃあ、そろそろ本格的に動かすよ」

「まっ、待って待って。ああ…そんな、の……んううぅぅぅ、あひんっ。あ、あ、ああぁ」



制止の言葉は半ばで喘ぎ声に変わる。



「いいのか?いくらここが駅の端っこでも、外に聞こえないとは限らないぜ。誰かに聞かれたら?」



三波の意地悪い囁きに愛美は慌てて唇を噛み締め、声を飲みこんだ。





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