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水饅頭、再び
しおりを挟む最近気付いたのだが、三波が愛美や真紀子とエッチしている時、コナミはあまり出てこなくなった。その代わりと言っちゃ何だが、弥生とのエッチにはコナミが主役のように何本もの触手を伸ばす。
マンコもアナルも、口も。更には耳の穴や尿道まで、ありとあらゆる穴に潜り込もうとしているみたいだ。
コナミの好み?
「まさかな」
目覚めのぼんやりした頭でそんな事を考えていると、ベッドの中にゴソゴソ動くものの気配がした。
不思議に思い、掛け布団を持ち上げてみると―――――――水饅頭、再び!
三波の視界に入ったのは、布団の中の裸の体(三波と弥生)と複数の水饅頭。ざっと見ただけでも6,7個ありそうだ。
透明のプルプル震えるそれは、弥生の体のあちこちに張り付いている。むき出しの肌をゆっくり這い上がり、這い下りる。
スライム形(小さな玉ねぎ形)を薄く広げて乳房を包み込んだり、長く伸びて尖らせた先端で肋骨や脇腹を突いてみたりしている。
「コ、コナミ?あの……」
《はい。主サマ。ナンデショウ?》
「いや。何って…あれ、何?」
《サテ。昨夜の内カラどうにも体がムズムズするヨウニは思いマシタです。シカシ、こうも見事ニ分裂するとは、驚キデスネ》
いやっ!!!!違うだろ?見事に分裂って、そんな普通の反応でいいのか?コナミの一部が剥がれ落ちたんだぞ。しかも、こんなに沢山。大丈夫なのか?
混乱してパニック寸前の三波と違い、コナミはあっさりしたものだ。
どうしたものかと、三波は再度、そろりと布団を捲り上げ―――――――目を瞠った。
「………消えた?」
うごうごと蠢いていた水饅頭が消えて無くなった。
この間消滅したのはかなり時間が立った後だったと覚えている。だったら、今日のこれは?
大量発生ゆえに維持時間が短くなった?
単なる偶然?
それとも、実は見えなくなっただけで、まだいるとか?
ちょっとホラーな気分で三波が震えていると、弥生の目がパッと大きく開いた。
「なっ、何?やだ、やめて。蓮華君っ」
激しく身悶えして、大きな悲鳴を上げる。
「いやっ。待って、待って。ちょっと待ってぇぇ」
叫ばれても三波は何もしていない。
それを知らしめようと、両手を上に上げ、ベッドの端に避けてみせる。三波の体の何処からもコナミ触手は伸びていない。
「やだっ!あっ……あぁんっ!!!」
弥生はまるでセックス中のように身じろぎ、身悶える。嬌声を上げ、乳房を震わせ、蜜壷から蜜を吹き零す。
「やあぁぁ……中に、中あぁぁぁ。やんっ。止めて止めて、止めてぇ」
間違いない。チビコナミが弥生の中に侵入して暴れているのだ。丁度バイブを挿れた感じ?
「どうする?」
《サテ。分裂スライムが全テトクシマヤヨイのナカニ挿ッタヨウデすね。引き出しマスカ?》
「うぅ~~~ん」
暢気に悩んでいるわけじゃないが、三波がコナミと相談している間も弥生は何度も声を上げ、絶頂を迎えている。
イキ過ぎて死ぬ事は無いだろうけど、大丈夫だろうか。
仕方が無いので、一応チビコナミを引き出そうと試みる。
クネクネ悶える弥生をうつぶせに転がして、腹の下に枕を押し込んで腰を高く上げさせる。
「やっ、やだぁ…・・・ひぐぅぅ」
恥かしいせいか感じるせいか、弥生は腰を揺さぶった。そんな事をすれば余計に恥かしいし、振動でチビコナミが奥へ入っていくかも知れないのに。
大股を開いた割れ目は尻の穴もマンコも丸出しだ。特に、昨夜何度も三波と触手を受け入れた膣口は赤く充血してふっくらと腫れている。
その、少しばかり開いたままのマンコの奥に透明の塊が入っている。
いやらしい眺めに三波は朝立ちのチンポを挿入したくなった。
だが、分裂コナミが挿っている上に肉棒を挿れるのは不安で、思い切れないのでガマンした。
「先生。指、挿れるね」
三波は一応断ってから弥生の尻を抱えるようにして、右手の人差し指と中指を重ねてマンコにゆっくりと挿れていった。
「ひあぁ……あっ、だめっ」
弥生の中は熱くてトロトロに蕩けている。
指先にプルプルした何かが触れる。
弥生の中が濡れすぎているせいか、つるっとした感触のせいか、触れたそれを2本の指で挟もうとしたのに、滑って逃げる。
「はうっ……」
無意識だろう。弥生は尻を突き出すようにして喘ぐ。体も震えている。
「いや、も…いやぁ……」
「駄目だって。嫌なんだったら取らないと」
三波は更に深く指を押し込んだ。
人差し指と薬指で挟んだ水饅頭を、何とか少し引き出した。マンコからチビスライムが伸びている様は、エロい!プルプル震えるチビスライムは三波の隙を突いて、マンコの中へ戻っていく。
慌てて引き戻そうと指を中へ押し込んだ。
「あぁんっ。いや……ぁ…い、いぃぃ……いいっ」
弥生が気持ち良さそうに悶えるから、つい三波はマンコの壁を指で引っ掻くように擦ってしまう。
「やあぁぁん……」
チビコナミがいごいごと弥生の体内を移動するのだろう。
三波の指からすり抜けたスライムは、今度こそどんなに指を伸ばしても届かない奥へ入っていった。
「ヒィィィ……。だめっ、そ、そんな奥ぅぅぅ…ひゃぐっ……いい、いいのぉぉ……」
自分から大きく股を広げて叫び立てた。腰をガクガク揺さぶって背中を仰け反らせている。
「……気持ちいいとか言ってるって事は大丈夫、かな?」
少々呆れながらコナミに言うと、コナミも同意した気配があった。
三波はそっとベッドを抜け出して、キッチンへ出て行った。ベッドで弥生の痴態を見ていてもいいが、そうすると欲情して参戦したくなる気がする。
どんな状況かわからない今は、やっぱり下手な事はできないと思っての行動だ。
「なあ、コナミ。コナミは3人の中で弥生が1番好きなのか?」
さっき寝起きに思いついた疑問を尋ねてみる。
《イイエ。特にソノヨウナ事ヲ思ったりはシテイマセン》
「だったらさ、何で最近、愛美や真紀子とエッチする時出てこないんだ?」
《そう…デスカネ。それは自覚ガアリマセンでした。ワタシ自身、特にジョセイノ好みがアルワケモナイデスシ……》
そこで一旦言葉を切ったコナミだが、ふと思い出したように続けてきた。
《タダ、トクシマヤヨイの破瓜ノ血はトテモ美味でした。アレニハ、そう……あちらで言うトコロノ魔力のヨウナ不思議な力ガ感じられマシタので》
破瓜の血?処女膜を破った血か。
ふぅん。まあ、巫女なんかは処女で無くなったら力をなくす、とか言われてるくらいだから、処女の血ってのに力があるって言うのもあながち迷信とは言いがたいのかもな。
三波たち地球の凡人には感じられなくても、異世界から来たスライムのコナミは感じる、とか?
とりあえず、湯を沸かして戸棚から拝借したカップラーメンを食べている間、隣の部屋から聞こえるイキっぱなしの弥生の声はとまらなかった。
「先生にもラーメン、用意しといた方がいいいかな」
《ポ○リスエットの方がイインジャナイですカネェ》
「そ、だな」
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