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第2話:強引な恋人ごっこ
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昨日の昼休みの一件は、きっとタチの悪い、質の悪い夢かなにかだ。
そう、きっとそうだ。
手のひらに残っていた文庫本の熱も、耳の奥で繰り返される「よろしくな、悠真」という声も、全部まとめて幻覚か幻聴に違いない。
俺はそう自分に強く言い聞かせながら、翌朝、重い足取りで教室のドアを開けた。
できるだけ気配を消して、足音を忍ばせて、自分の聖域(サンクチュアリ)である窓際の一番後ろの席へと向かう。
昨日と同じ、平穏で退屈な日常が、そこに戻ってきているはずだ。
頼むから、そうであってくれ。
「おはよ、悠真!」
背後からかけられた、太陽みたいに明るくて、残酷なほど無邪気な声。
その瞬間、俺のささやかな希望は、足元でガラスみたいに砕け散った。
心臓が嫌な音を立てて、ぎゅっと縮こまる。
振り返るまでもない。けれど、無視するわけにもいかず、錆びついたブリキの人形のように、ぎこちなく身体を反転させた。
案の定、そこに立っていたのは神谷蓮だった。
少しだけ寝癖のついた髪すら様になっていて、爽やかな笑顔をその整った顔に貼り付けている。
「……なんで、下の名前で呼ぶんだ」
絞り出した声は、自分でも情けないと思うほど掠れていた。
「え? 恋人だろ?」
蓮は、心底不思議そうに首を傾げる。
その純粋な瞳が、俺の罪悪感を刺激する。いや、俺は何も悪くないはずだ。
「……なってない。昨日のは罰ゲームか何かの冗談だろ」
「まあまあ、固いこと言うなって」
けろりとした顔で俺の肩をぽん、と軽く叩き、蓮は自分の席へと戻っていく。
その一連の動作が、あまりにも自然で、流れるようで、俺はただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
教室中の視線が、またグサグサと俺に突き刺さる。
昨日よりもさらに好奇の色を増した、探るような、面白がるような視線だ。
「おい、マジで続いてんのかよ」
「蓮様、本気なのかな……。白石のどこがいいんだか」
ひそひそ話がさざ波のように広がる。
居心地の悪さに身を縮こまらせ、俺は逃げるように自分の席に座った。
最悪の予感は、どうやら的中するらしい。
◇ ◇ ◇
そして、その予感は昼休みに決定的なものとなった。
昨日と同じように購買で買ったパンの袋を開けていると、ずいっと目の前に大きな影が差した。
見上げなくてもわかる。
この教室で、こんなふうに太陽を背負える男は一人しかいない。
神谷蓮だ。
「悠真、弁当交換しよーぜ」
「は?俺はパンだけど」
「いいからいいから」
有無を言わさぬ口調で、蓮は綺麗なバンダナに包まれた弁当箱を、俺の机にドンと置いた。
そして、俺が抵抗するより早く、その大きな手で俺のメロンパンをひったくっていく。
「ちょ、おい!返せ!」
「ん、サンキュ。いただきまーす」
蓮はあっという間に俺のパンにかぶりつき、「うまっ」と満足げに笑う。
その屈託のなさが、本気で腹立たしい。
周りからは、
「蓮、お前それ白石のじゃん!」
「うわー、マジで交換してやがる!」
「それって間接キスじゃん!」
なんて囃し立てる声が聞こえてくる。
やめてくれ。本当に、やめてくれ。
ただでさえ目立ちたくないのに、公開処刑もいいところだ。
目の前には、彩り豊かな弁当が鎮座している。
蓋を開けると、ふっくらと厚い、見るからに美味しそうな卵焼きに、飾り切りのされた人参。
タコさんの形をした赤いウインナーまで入っている。
これを、クラス中の好奇と嘲笑の視線が集中する中で、食べろと?
拷問以外の何物でもない。
「……いらない」
「えー、なんで?俺、頑張って作ったのに」
「……はっ?」
聞き捨てならない言葉に、思わず顔を上げる。
「そう。今朝、悠真の分もって思って、久しぶりに弁当作ったわ~」
悪びれもせず、蓮はにこりと笑う。
この男は、サッカーができて、顔が良くて、性格も良くて、その上料理までできるのか。
そりゃあモテるはずだよ。神様は不公平だ。
俺が心の中で毒づいていると、蓮が不思議そうに首を傾げた。
「食わねーの?じゃあ、俺が食わしてやろっか?ほら、あーん、って」
「食べる!食べるからやめろ!」
蓮が卵焼きを箸でつまんで差し出す真似をした瞬間、俺は悲鳴に近い声でそう叫んでいた。
羞恥で顔から火が出そうだ。
これをクラスのど真ん中でやられたら、俺はもう二度と学校に来られない。
俺は半ばヤケクソで、そのやたらと豪華な弁当に箸をつけた。
卵焼きを一つ、口に放り込む。
ほんのり甘くて、出汁の味がしっかり効いていて……美味しい。
悔しいけど、めちゃくちゃ美味しい。
そんな俺の様子を、蓮は満足そうににこにこと眺めていた。
その視線が気恥ずかしくて、俺は俯いて、ただ黙々と弁当を口に運んだ。
◇ ◇ ◇
そして、悪夢は放課後まで続いた。
あいつに捕まる前に帰ってやる。
俺は五時間目が終わる頃から、いつでも逃げ出せるように準備を始めていた。
そして、終業のチャイムが鳴り響くと同時に、猛ダッシュで教科書やノートをカバンに詰め込む。
よし、完璧だ。
教室の誰よりも早く準備を終えた俺は、勝利を確信して意気揚々と席を立った。
しかし――。
「帰るぞ、悠真」
教室の後ろのドアのところで、腕を組んだ蓮が仁王立ちしていた。
壁に軽くもたれかかる姿が、なぜか様になっているのがまた腹立たしい。
まるで、俺が出てくるのを完全に予測して、待ち構えていたかのようだ。
「……なんで待ってるんだ」
「なんでって、一緒に帰るためだけど?」
「いや、用事もないのに……」
「恋人が一緒に帰るのに、理由なんていらねーだろ」
蓮はそれが世界の真理であるかのように、当たり前の顔でそう言うと、俺の腕をぐっと掴んだ。
サッカーで鍛えられた、骨張った力強い手。
抵抗する間もなかった。
その手に引かれるまま、俺は教室を出るしかない。
「おい、蓮!部活はいいのかよ!」
後ろからサッカー部員の友人の声が飛ぶが、蓮は振り返りもせず「今日は休みー!」と軽く手を振るだけだ。
嘘つけ。お前が自主練を休むなんて、聞いたことがない。
掴まれた腕が、熱い。
なんでこいつは、こんなことをするんだ?
俺をからかって、一体何が楽しいっていうんだ?
罰ゲームなら、もう十分だろう。
訳がわからないまま、俺は夕日に照らされた廊下を、太陽みたいに笑う男に引きずられていく。
こうして、俺の意思とは完全に無関係に、神谷蓮との「恋人ごっこ」の毎日が幕を開けた。
平穏だった俺の高校生活は、一体どこへ行ってしまったんだろう。
あの男によって、跡形もなく燃やし尽くされたみたいだ。
そう、きっとそうだ。
手のひらに残っていた文庫本の熱も、耳の奥で繰り返される「よろしくな、悠真」という声も、全部まとめて幻覚か幻聴に違いない。
俺はそう自分に強く言い聞かせながら、翌朝、重い足取りで教室のドアを開けた。
できるだけ気配を消して、足音を忍ばせて、自分の聖域(サンクチュアリ)である窓際の一番後ろの席へと向かう。
昨日と同じ、平穏で退屈な日常が、そこに戻ってきているはずだ。
頼むから、そうであってくれ。
「おはよ、悠真!」
背後からかけられた、太陽みたいに明るくて、残酷なほど無邪気な声。
その瞬間、俺のささやかな希望は、足元でガラスみたいに砕け散った。
心臓が嫌な音を立てて、ぎゅっと縮こまる。
振り返るまでもない。けれど、無視するわけにもいかず、錆びついたブリキの人形のように、ぎこちなく身体を反転させた。
案の定、そこに立っていたのは神谷蓮だった。
少しだけ寝癖のついた髪すら様になっていて、爽やかな笑顔をその整った顔に貼り付けている。
「……なんで、下の名前で呼ぶんだ」
絞り出した声は、自分でも情けないと思うほど掠れていた。
「え? 恋人だろ?」
蓮は、心底不思議そうに首を傾げる。
その純粋な瞳が、俺の罪悪感を刺激する。いや、俺は何も悪くないはずだ。
「……なってない。昨日のは罰ゲームか何かの冗談だろ」
「まあまあ、固いこと言うなって」
けろりとした顔で俺の肩をぽん、と軽く叩き、蓮は自分の席へと戻っていく。
その一連の動作が、あまりにも自然で、流れるようで、俺はただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
教室中の視線が、またグサグサと俺に突き刺さる。
昨日よりもさらに好奇の色を増した、探るような、面白がるような視線だ。
「おい、マジで続いてんのかよ」
「蓮様、本気なのかな……。白石のどこがいいんだか」
ひそひそ話がさざ波のように広がる。
居心地の悪さに身を縮こまらせ、俺は逃げるように自分の席に座った。
最悪の予感は、どうやら的中するらしい。
◇ ◇ ◇
そして、その予感は昼休みに決定的なものとなった。
昨日と同じように購買で買ったパンの袋を開けていると、ずいっと目の前に大きな影が差した。
見上げなくてもわかる。
この教室で、こんなふうに太陽を背負える男は一人しかいない。
神谷蓮だ。
「悠真、弁当交換しよーぜ」
「は?俺はパンだけど」
「いいからいいから」
有無を言わさぬ口調で、蓮は綺麗なバンダナに包まれた弁当箱を、俺の机にドンと置いた。
そして、俺が抵抗するより早く、その大きな手で俺のメロンパンをひったくっていく。
「ちょ、おい!返せ!」
「ん、サンキュ。いただきまーす」
蓮はあっという間に俺のパンにかぶりつき、「うまっ」と満足げに笑う。
その屈託のなさが、本気で腹立たしい。
周りからは、
「蓮、お前それ白石のじゃん!」
「うわー、マジで交換してやがる!」
「それって間接キスじゃん!」
なんて囃し立てる声が聞こえてくる。
やめてくれ。本当に、やめてくれ。
ただでさえ目立ちたくないのに、公開処刑もいいところだ。
目の前には、彩り豊かな弁当が鎮座している。
蓋を開けると、ふっくらと厚い、見るからに美味しそうな卵焼きに、飾り切りのされた人参。
タコさんの形をした赤いウインナーまで入っている。
これを、クラス中の好奇と嘲笑の視線が集中する中で、食べろと?
拷問以外の何物でもない。
「……いらない」
「えー、なんで?俺、頑張って作ったのに」
「……はっ?」
聞き捨てならない言葉に、思わず顔を上げる。
「そう。今朝、悠真の分もって思って、久しぶりに弁当作ったわ~」
悪びれもせず、蓮はにこりと笑う。
この男は、サッカーができて、顔が良くて、性格も良くて、その上料理までできるのか。
そりゃあモテるはずだよ。神様は不公平だ。
俺が心の中で毒づいていると、蓮が不思議そうに首を傾げた。
「食わねーの?じゃあ、俺が食わしてやろっか?ほら、あーん、って」
「食べる!食べるからやめろ!」
蓮が卵焼きを箸でつまんで差し出す真似をした瞬間、俺は悲鳴に近い声でそう叫んでいた。
羞恥で顔から火が出そうだ。
これをクラスのど真ん中でやられたら、俺はもう二度と学校に来られない。
俺は半ばヤケクソで、そのやたらと豪華な弁当に箸をつけた。
卵焼きを一つ、口に放り込む。
ほんのり甘くて、出汁の味がしっかり効いていて……美味しい。
悔しいけど、めちゃくちゃ美味しい。
そんな俺の様子を、蓮は満足そうににこにこと眺めていた。
その視線が気恥ずかしくて、俺は俯いて、ただ黙々と弁当を口に運んだ。
◇ ◇ ◇
そして、悪夢は放課後まで続いた。
あいつに捕まる前に帰ってやる。
俺は五時間目が終わる頃から、いつでも逃げ出せるように準備を始めていた。
そして、終業のチャイムが鳴り響くと同時に、猛ダッシュで教科書やノートをカバンに詰め込む。
よし、完璧だ。
教室の誰よりも早く準備を終えた俺は、勝利を確信して意気揚々と席を立った。
しかし――。
「帰るぞ、悠真」
教室の後ろのドアのところで、腕を組んだ蓮が仁王立ちしていた。
壁に軽くもたれかかる姿が、なぜか様になっているのがまた腹立たしい。
まるで、俺が出てくるのを完全に予測して、待ち構えていたかのようだ。
「……なんで待ってるんだ」
「なんでって、一緒に帰るためだけど?」
「いや、用事もないのに……」
「恋人が一緒に帰るのに、理由なんていらねーだろ」
蓮はそれが世界の真理であるかのように、当たり前の顔でそう言うと、俺の腕をぐっと掴んだ。
サッカーで鍛えられた、骨張った力強い手。
抵抗する間もなかった。
その手に引かれるまま、俺は教室を出るしかない。
「おい、蓮!部活はいいのかよ!」
後ろからサッカー部員の友人の声が飛ぶが、蓮は振り返りもせず「今日は休みー!」と軽く手を振るだけだ。
嘘つけ。お前が自主練を休むなんて、聞いたことがない。
掴まれた腕が、熱い。
なんでこいつは、こんなことをするんだ?
俺をからかって、一体何が楽しいっていうんだ?
罰ゲームなら、もう十分だろう。
訳がわからないまま、俺は夕日に照らされた廊下を、太陽みたいに笑う男に引きずられていく。
こうして、俺の意思とは完全に無関係に、神谷蓮との「恋人ごっこ」の毎日が幕を開けた。
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