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第16話:崩れ落ちた太陽
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突き抜けるような、残酷なまでの空の下、年に一度の体育祭が開催された。
乾いたグラウンドには、真っ直ぐな白いラインが引かれている。時折、空気を鋭く裂くように鳴り響くスターターピストルの乾いた音。クラスごとに作ったTシャツに身を包んだ生徒たちの地鳴りのような歓声。学校中が、非日常的な熱気に浮かされていた。
そして、神谷蓮は、当然のようにその主役だった。
障害物競走では、網をくぐるのも平均台を渡るのも、まるで遊びのように軽々とこなし、圧倒的な速さで一位を独走する。クラス全員参加の綱引きでは、最後尾で誰よりも低い姿勢で綱を握りしめ、仲間を鼓舞する声でクラスを勝利に導く。その姿はまさしく太陽そのもので、グラウンドのどこにいても、嫌でも目に入ってきた。
「悠真、ちゃんと俺のこと見てろよ!」
出番の合間に、蓮はわざわざ俺のいる応援席までやって来て、ペットボトルの水を一気に煽りながらそう言った。その額には玉の汗が光り、肩で少しだけ息をしている。
「……見てるよ。うるさいくらい目立ってるからな」
憎まれ口を叩きながらも、俺は蓮の顔をじっと見つめていた。「絶好調だ」とでも言いたげなその笑顔とは裏腹に、目の下の隈がいつもより濃い気がした。
顔色も、興奮で上気しているというよりは、少しだけ青白いように見える。あのお見舞いの日から、俺は蓮の些細な変化に、嫌でも気づくようになってしまっていた。
「……無理するなよ」
思わず、口からそんな言葉が漏れる。それは、ほとんど祈りに近い響きを持っていた。
「ん?大丈夫だって。今日の俺は無敵だから」
蓮はニッと歯を見せて笑うと、次の競技の招集がかかったのか、「じゃ、行ってくるわ!」と仲間のもとへ駆けていく。その、少しだけいつもより頼りなく見える背中を見送りながら、胸の中に生まれた小さな不安の棘を俺は無理やり無視した。
あいつが大丈夫だと言うなら大丈夫なんだろう。俺が心配しすぎなだけだ。そう自分に言い聞かせた。
そして、プログラムの最後を飾る、クラス代表対抗リレーの時間がやってきた。アンカーはもちろん、蓮だ。
各クラスの運動部エースが揃う花形の最終走者。会場のボルテージは、この日一番の最高潮に達していた。クラスメイトたちが、まるで一つの生き物のように「蓮!蓮!」と彼の名前を叫んでいる。
「位置について、よーい……」
しん、と一瞬だけ静まり返るグラウンド。パンッ!と乾いたピストルの音が響き渡る。第一走者が一斉にスタートした。
俺たちのクラスは、三位で蓮にバトンを渡した。前を走る二つのクラスとは、少しだけ差が開いている。絶望的ではないが、逆転するには厳しい状況だ。
バトンを受け取った蓮の走りは、鬼気迫るものがあった。まるで、命そのものを燃やし尽くすかのような、悲壮なまでの走り。地面を力強く蹴り、腕を大きく振る。その瞳は、ゴールだけを真っ直ぐに見据えていた。
ぐんぐんと、面白いように前との差を縮めていく。そして、最終コーナーを抜ける頃には、二人を鮮やかに抜き去り、ついにトップに躍り出ていた。
「いけー!蓮!」
「そのままー!押し切れー!」
クラスメイトたちの絶叫に似た応援が、グラウンドに響き渡る。俺も、知らず知らずのうちに、固く、固く拳を握りしめていた。爪が食い込んで、手のひらが痛い。速い。すごい。やっぱり、こいつは太陽だ。誰よりも速く、誰よりも輝いている。俺の、自慢の――。
ゴールテープが、目前に迫る。蓮が、一位でそのテープを胸で切った、その直後だった。
割れんばかりの歓声が、一瞬にして、凍りついたような悲鳴に変わった。
糸が切れた人形のように、蓮の体がぐらりと大きく傾き、そのまま前のめりにグラウンドに崩れ落ちた。
どさり、という生々しい鈍い音が全ての喧騒を飲み込んで、やけに大きく聞こえた。
「…………え?」
時が、止まる。
頭が、真っ白になった。先生や、リレーを走り終えた生徒たちが、倒れた蓮のもとへ駆け寄っていくのが、ひどくゆっくりとした悪夢のようなスローモーションに見えた。
違う。いつもの冗談じゃない。
ふざけているわけでもない。あの倒れ方は、普通じゃない。
怖い。心臓が、氷水で締め付けられたように、きりきりと痛い。息ができない。喉がひきつって、空気が入ってこない。生まれて初めて、本気でそう思った。蓮を、失うかもしれない。その、絶対にあってはならない可能性が、現実のものとして、目の前に突きつけられている。
「……っ、蓮!」
俺は弾かれたように応援席を飛び出し、呆然と立ち尽くす人々の間をかき分け、無我夢中でグラウンドを走っていた。
「白石くん、危ない!」「入るな!」
誰かの制止する声が聞こえたけれど、もう耳には入らなかった。足がもつれて、転びそうになる。それでも、足を止めることなんてできなかった。
倒れている蓮の周りには、すでに黒い人だかりができていた。
「どいてください!」と、自分のものではないような甲高い声で叫びながら、無理やり押し開けて、中に割り込む。
そこにいたのは、俺の知っている神谷蓮ではなかった。砂埃にまみれ、ぐったりと目を閉じ、ぜえ、はっ、と苦しげに、浅い呼吸を繰り返している。その顔は、信じられないくらい真っ白だった。血の気が、完全に引いていた。唇は、紫色に変色している。
俺が「蓮!」と呼びかけても、反応はない。
肩を掴んで揺さぶっても、力なく首が揺れるだけだ。
「どけ、どけ!救急車呼んだから!動かすな!」
体育教師の、普段より何倍も切迫した怒鳴り声が聞こえる。
遠くから、ピーポー、ピーポーという、甲高いサイレンの音が近づいてくるのがわかった。その、現実離れした音が、やけに鮮明に耳に突き刺さった。あれは、誰かを迎えに来た音じゃない。
俺から、蓮を奪いに来た音だ。
俺はただ、動かなくなった太陽を前に、立ち尽くすことしかできなかった。足が、地面に縫い付けられたように動かない。蓮の名前を呼ぼうとしても、声にならない。
ただ、涙だけが、ぼろぼろと頬を伝って乾いたグラウンドに染みを作っていった。止まらない。止める方法が、わからない。
やがて到着した救急隊員が、手際よく蓮をストレッチャーに乗せていく。俺は、ただそれを見ていることしかできなかった。世界から、音が消えた。歓声も、悲鳴も、先生の声も、サイレンの音も、何も聞こえない。ただ、俺の心臓の音だけが、ドクン、ドクンと、頭の中で大きく響いている。
俺の、大切な半分が、今、目の前から消えていこうとしている。そんな、絶対的な絶望の真ん中で、俺は一人、取り残されていた。
乾いたグラウンドには、真っ直ぐな白いラインが引かれている。時折、空気を鋭く裂くように鳴り響くスターターピストルの乾いた音。クラスごとに作ったTシャツに身を包んだ生徒たちの地鳴りのような歓声。学校中が、非日常的な熱気に浮かされていた。
そして、神谷蓮は、当然のようにその主役だった。
障害物競走では、網をくぐるのも平均台を渡るのも、まるで遊びのように軽々とこなし、圧倒的な速さで一位を独走する。クラス全員参加の綱引きでは、最後尾で誰よりも低い姿勢で綱を握りしめ、仲間を鼓舞する声でクラスを勝利に導く。その姿はまさしく太陽そのもので、グラウンドのどこにいても、嫌でも目に入ってきた。
「悠真、ちゃんと俺のこと見てろよ!」
出番の合間に、蓮はわざわざ俺のいる応援席までやって来て、ペットボトルの水を一気に煽りながらそう言った。その額には玉の汗が光り、肩で少しだけ息をしている。
「……見てるよ。うるさいくらい目立ってるからな」
憎まれ口を叩きながらも、俺は蓮の顔をじっと見つめていた。「絶好調だ」とでも言いたげなその笑顔とは裏腹に、目の下の隈がいつもより濃い気がした。
顔色も、興奮で上気しているというよりは、少しだけ青白いように見える。あのお見舞いの日から、俺は蓮の些細な変化に、嫌でも気づくようになってしまっていた。
「……無理するなよ」
思わず、口からそんな言葉が漏れる。それは、ほとんど祈りに近い響きを持っていた。
「ん?大丈夫だって。今日の俺は無敵だから」
蓮はニッと歯を見せて笑うと、次の競技の招集がかかったのか、「じゃ、行ってくるわ!」と仲間のもとへ駆けていく。その、少しだけいつもより頼りなく見える背中を見送りながら、胸の中に生まれた小さな不安の棘を俺は無理やり無視した。
あいつが大丈夫だと言うなら大丈夫なんだろう。俺が心配しすぎなだけだ。そう自分に言い聞かせた。
そして、プログラムの最後を飾る、クラス代表対抗リレーの時間がやってきた。アンカーはもちろん、蓮だ。
各クラスの運動部エースが揃う花形の最終走者。会場のボルテージは、この日一番の最高潮に達していた。クラスメイトたちが、まるで一つの生き物のように「蓮!蓮!」と彼の名前を叫んでいる。
「位置について、よーい……」
しん、と一瞬だけ静まり返るグラウンド。パンッ!と乾いたピストルの音が響き渡る。第一走者が一斉にスタートした。
俺たちのクラスは、三位で蓮にバトンを渡した。前を走る二つのクラスとは、少しだけ差が開いている。絶望的ではないが、逆転するには厳しい状況だ。
バトンを受け取った蓮の走りは、鬼気迫るものがあった。まるで、命そのものを燃やし尽くすかのような、悲壮なまでの走り。地面を力強く蹴り、腕を大きく振る。その瞳は、ゴールだけを真っ直ぐに見据えていた。
ぐんぐんと、面白いように前との差を縮めていく。そして、最終コーナーを抜ける頃には、二人を鮮やかに抜き去り、ついにトップに躍り出ていた。
「いけー!蓮!」
「そのままー!押し切れー!」
クラスメイトたちの絶叫に似た応援が、グラウンドに響き渡る。俺も、知らず知らずのうちに、固く、固く拳を握りしめていた。爪が食い込んで、手のひらが痛い。速い。すごい。やっぱり、こいつは太陽だ。誰よりも速く、誰よりも輝いている。俺の、自慢の――。
ゴールテープが、目前に迫る。蓮が、一位でそのテープを胸で切った、その直後だった。
割れんばかりの歓声が、一瞬にして、凍りついたような悲鳴に変わった。
糸が切れた人形のように、蓮の体がぐらりと大きく傾き、そのまま前のめりにグラウンドに崩れ落ちた。
どさり、という生々しい鈍い音が全ての喧騒を飲み込んで、やけに大きく聞こえた。
「…………え?」
時が、止まる。
頭が、真っ白になった。先生や、リレーを走り終えた生徒たちが、倒れた蓮のもとへ駆け寄っていくのが、ひどくゆっくりとした悪夢のようなスローモーションに見えた。
違う。いつもの冗談じゃない。
ふざけているわけでもない。あの倒れ方は、普通じゃない。
怖い。心臓が、氷水で締め付けられたように、きりきりと痛い。息ができない。喉がひきつって、空気が入ってこない。生まれて初めて、本気でそう思った。蓮を、失うかもしれない。その、絶対にあってはならない可能性が、現実のものとして、目の前に突きつけられている。
「……っ、蓮!」
俺は弾かれたように応援席を飛び出し、呆然と立ち尽くす人々の間をかき分け、無我夢中でグラウンドを走っていた。
「白石くん、危ない!」「入るな!」
誰かの制止する声が聞こえたけれど、もう耳には入らなかった。足がもつれて、転びそうになる。それでも、足を止めることなんてできなかった。
倒れている蓮の周りには、すでに黒い人だかりができていた。
「どいてください!」と、自分のものではないような甲高い声で叫びながら、無理やり押し開けて、中に割り込む。
そこにいたのは、俺の知っている神谷蓮ではなかった。砂埃にまみれ、ぐったりと目を閉じ、ぜえ、はっ、と苦しげに、浅い呼吸を繰り返している。その顔は、信じられないくらい真っ白だった。血の気が、完全に引いていた。唇は、紫色に変色している。
俺が「蓮!」と呼びかけても、反応はない。
肩を掴んで揺さぶっても、力なく首が揺れるだけだ。
「どけ、どけ!救急車呼んだから!動かすな!」
体育教師の、普段より何倍も切迫した怒鳴り声が聞こえる。
遠くから、ピーポー、ピーポーという、甲高いサイレンの音が近づいてくるのがわかった。その、現実離れした音が、やけに鮮明に耳に突き刺さった。あれは、誰かを迎えに来た音じゃない。
俺から、蓮を奪いに来た音だ。
俺はただ、動かなくなった太陽を前に、立ち尽くすことしかできなかった。足が、地面に縫い付けられたように動かない。蓮の名前を呼ぼうとしても、声にならない。
ただ、涙だけが、ぼろぼろと頬を伝って乾いたグラウンドに染みを作っていった。止まらない。止める方法が、わからない。
やがて到着した救急隊員が、手際よく蓮をストレッチャーに乗せていく。俺は、ただそれを見ていることしかできなかった。世界から、音が消えた。歓声も、悲鳴も、先生の声も、サイレンの音も、何も聞こえない。ただ、俺の心臓の音だけが、ドクン、ドクンと、頭の中で大きく響いている。
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