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「パンがダメなら、自然破壊よ!」
懲りない女、ブリオッシュである。
場所は王都の憩いの場、『王立中央公園』。
色とりどりの花が咲き乱れ、市民たちがピクニックを楽しむ平和な楽園だ。
私はシャベルを片手に、その花壇の前に立っていた。
今日の衣装は、汚れてもいいように特注した『漆黒の作業着(レース付き)』だ。
「お嬢様。その格好、農作業をする貴婦人にしか見えませんが」
荷物持ちとして連行されたクロワッサンが、呆れ顔で指摘する。
「黙りなさいクロワッサン! これは闇の仕事着よ!」
私は鼻息荒く花壇を見下ろした。
前回のパン騒動で、私は『聖女』という不名誉な称号を得てしまった。
このままではサヴァラン様に「やはり君は素晴らしい」と勘違いされたまま外堀を埋められてしまう。
だから今回は、もっと視覚的に分かりやすい『悪』を行う必要があるのだ。
「いい? 花というのは平和の象徴よ。それを公爵令嬢が白昼堂々、根こそぎ引っこ抜いて踏みにじる! これぞまさに外道の極み!」
「はあ」
「市民たちの悲鳴が聞こえるようだわ! 『ああっ、私たちが育てたお花が!』『なんて酷いことを!』ってね!」
想像するだけでゾクゾクする。
美しい花を愛でない心。
自然を破壊する残虐性。
これを見せつけられれば、植物愛好家であるサヴァラン様(彼は王宮の庭園を自ら手入れすることもある)は激怒するに違いない。
「さあ、破壊の宴の始まりよ!」
私はシャベルを振り上げ、目の前に生えている一際派手な紫色の花に狙いを定めた。
茎が太く、花弁が毒々しいほど鮮やかな植物だ。
「まずは貴様から血祭りにあげてやるわ! エイッ!」
ザクッ!
私は土にシャベルを突き立て、力任せに根っこを掘り起こした。
メリメリメリッ……スポーン!
「どうよ! 根こそぎよ!」
私は引っこ抜いた花を放り投げた。
さらに隣の黄色い花、その隣の赤い花と、手当たり次第に引っこ抜いていく。
「ふはははは! 枯れろ! 滅びろ! 光合成を放棄せよ!」
泥だらけになりながら、私は無心でシャベルを振るった。
汗が流れる。
腰が痛い。
でも止まらない。
悪役になるためには、肉体労働も厭わないのだ。
「……お嬢様、ペースが早すぎます。私が抜いた草を集めるのが追いつきません」
「クロワッサンも手伝いなさいよ! ほら、そこの可愛らしいピンクの花も抜きなさい!」
「……承知しました」
クロワッサンは無表情で、しかし恐ろしいほど効率的な手つきで花を抜き始めた。
主従二人で、無言の破壊活動。
通りかかった市民たちが足を止め、ざわつき始める。
「おい、あれを見ろ……」
「公爵令嬢様が……花壇を……」
しめしめ、注目されているわ。
もっと軽蔑して!
「なんて非道な……」と言って石を投げてもいいのよ!
「お嬢様、ギャラリーが増えてきました。そろそろ引き上げないと衛兵が来ます」
「まだよ! この区画を全部ハゲ山にするまでは帰らないわ!」
私は一心不乱に最後の巨大な株に取り掛かった。
根が深くてなかなか抜けない。
「ぬぬぬ……しぶといわね! 悪の力を見くびるな!」
「ふんぬっ!」
私が全体重をかけて引っ張ったその時だった。
「やめろぉぉぉーーっ!!」
悲鳴のような怒号が飛んできた。
来た!
ついに正義の市民が止めに来たわ!
私は息を切らしながら振り返る。
そこには、作業着を着た老人――この公園の管理長が、真っ赤な顔をして走ってくるところだった。
「貴様ら! そこで何をしているかわかっているのか!?」
私はドヤ顔で言い放った。
「見ればわかりますでしょ? わたくしはブリオッシュ公爵令嬢! この美しい花々を、気まぐれで破壊しているのですわ!」
「破壊……?」
管理長は私の足元に転がる植物の死骸を見た。
そして、私の顔をまじまじと見て、震える声で言った。
「……全部、抜いてくれたのか?」
「はい?」
「この……『悪魔の蔦(デビルズ・アイビー)』と『偽装百合(フェイク・リリィ)』を、根こそぎ駆除してくれたというのか!?」
……え?
今なんて?
悪魔?
偽装?
「ちょ、ちょっと待ってください。これ、普通のお花じゃなくて?」
私が手に持っている紫色の花を指差す。
管理長は激しく首を縦に振った。
「とんでもない! それは最近、大陸から入ってきた外来種の害草だ! 見た目は綺麗だが、根から強力な毒素を出して、周りの土を腐らせる最悪の植物なんだよ!」
「はあ!?」
「根が深くて駆除が難しくてなぁ……我々も手を焼いていたんだが、まさかお嬢様が自ら泥まみれになって引き抜いてくださるとは!」
管理長は涙ぐみながら私の手を取った(本日二回目、おじさんに手を握られる)。
「しかも、見ろ! 在来種の可憐なタンポポだけは傷つけずに、害草だけを綺麗に選り分けて抜いている!」
「えっ」
足元を見ると、確かに小さくて地味な花だけが残っている。
「いや、それは単に、派手な花の方がムカついたから優先的に……」
「なんと素晴らしい審美眼! そして生態系への深い理解! 公爵令嬢様は植物学の権威であらせられたか!」
「違います! ただの八つ当たりです!」
「おおーいみんな! 公爵令嬢様が公園を救ってくださったぞー!」
管理長が叫ぶと、遠巻きに見ていた市民たちがワッと歓声を上げた。
「すげえ! あの毒草を素手で!?」
「俺たちを守ってくれたんだ!」
「ありがとう、泥んこ姫!」
誰が泥んこ姫よ!
ダサいわよそのあだ名!
私はシャベルを取り落とし、膝から崩れ落ちた。
なんで。
なんでよ。
私はただ、綺麗なものを壊して「性格悪い女」になりたかっただけなのに。
なぜ私の選ぶターゲットは、ことごとく「駆除対象」なのよ!
「……お嬢様」
クロワッサンが泥だらけの手袋を脱ぎながら呟く。
「お嬢様の『ムカつくもの』を感知するセンサーは、どうやら生物学的な『害悪』を正確に捉えてしまうようですね」
「そんな才能いらないわよぉぉぉ!」
「おや、奇遇だね」
聞き慣れた、そして今一番聞きたくない声が降ってきた。
視線を上げると、公園の入り口に馬車が止まり、そこからサヴァラン様が優雅に降りてくるところだった。
またか。
あんたGPSでもつけてるの?
「サ、サヴァラン様……公務は? 仕事しろ仕事!」
「休憩時間に散歩をしに来たら、君の勇姿が見えたものでね」
サヴァラン様は泥だらけの私に近づくと、ハンカチを取り出して私の頬の汚れを拭った。
「……君は本当に予想を裏切らないな」
「うぅ……」
「この『偽装百合』は、王宮の庭師でも見分けるのが難しい厄介者だ。それを一目で見抜き、躊躇なく殲滅するとは」
サヴァラン様は、山積みになった害草の山を見て感嘆のため息をついた。
「その決断力と行動力。やはり君こそ、我が国の農業大臣……いや、王妃にふさわしい」
「農業大臣ならやりますから婚約破棄してください!」
「ダメだ。君が畑に出ると、作物が育ちすぎて食料価格が暴落しそうだからな。僕のそばで管理させてもらう」
彼は私の腰に手を回し、泥だらけの服など気にも留めずに引き寄せた。
「さあ、帰ろうブリオッシュ。城の風呂を用意させる。……背中くらいなら、僕が流してあげようか?」
「セクハラです! 衛兵さんこいつを捕まえてー!」
私の叫びは、またしても「仲睦まじいお二人」という温かい拍手にかき消された。
第6話の教訓。
『綺麗な花には毒がある』。
そして、『悪役令嬢が壊すものは、なぜか社会の敵ばかり』。
私の悪名が高まるどころか、王都の浄化活動が進んでいく。
この国、私がいなくても平和だったんじゃないかしら……?
懲りない女、ブリオッシュである。
場所は王都の憩いの場、『王立中央公園』。
色とりどりの花が咲き乱れ、市民たちがピクニックを楽しむ平和な楽園だ。
私はシャベルを片手に、その花壇の前に立っていた。
今日の衣装は、汚れてもいいように特注した『漆黒の作業着(レース付き)』だ。
「お嬢様。その格好、農作業をする貴婦人にしか見えませんが」
荷物持ちとして連行されたクロワッサンが、呆れ顔で指摘する。
「黙りなさいクロワッサン! これは闇の仕事着よ!」
私は鼻息荒く花壇を見下ろした。
前回のパン騒動で、私は『聖女』という不名誉な称号を得てしまった。
このままではサヴァラン様に「やはり君は素晴らしい」と勘違いされたまま外堀を埋められてしまう。
だから今回は、もっと視覚的に分かりやすい『悪』を行う必要があるのだ。
「いい? 花というのは平和の象徴よ。それを公爵令嬢が白昼堂々、根こそぎ引っこ抜いて踏みにじる! これぞまさに外道の極み!」
「はあ」
「市民たちの悲鳴が聞こえるようだわ! 『ああっ、私たちが育てたお花が!』『なんて酷いことを!』ってね!」
想像するだけでゾクゾクする。
美しい花を愛でない心。
自然を破壊する残虐性。
これを見せつけられれば、植物愛好家であるサヴァラン様(彼は王宮の庭園を自ら手入れすることもある)は激怒するに違いない。
「さあ、破壊の宴の始まりよ!」
私はシャベルを振り上げ、目の前に生えている一際派手な紫色の花に狙いを定めた。
茎が太く、花弁が毒々しいほど鮮やかな植物だ。
「まずは貴様から血祭りにあげてやるわ! エイッ!」
ザクッ!
私は土にシャベルを突き立て、力任せに根っこを掘り起こした。
メリメリメリッ……スポーン!
「どうよ! 根こそぎよ!」
私は引っこ抜いた花を放り投げた。
さらに隣の黄色い花、その隣の赤い花と、手当たり次第に引っこ抜いていく。
「ふはははは! 枯れろ! 滅びろ! 光合成を放棄せよ!」
泥だらけになりながら、私は無心でシャベルを振るった。
汗が流れる。
腰が痛い。
でも止まらない。
悪役になるためには、肉体労働も厭わないのだ。
「……お嬢様、ペースが早すぎます。私が抜いた草を集めるのが追いつきません」
「クロワッサンも手伝いなさいよ! ほら、そこの可愛らしいピンクの花も抜きなさい!」
「……承知しました」
クロワッサンは無表情で、しかし恐ろしいほど効率的な手つきで花を抜き始めた。
主従二人で、無言の破壊活動。
通りかかった市民たちが足を止め、ざわつき始める。
「おい、あれを見ろ……」
「公爵令嬢様が……花壇を……」
しめしめ、注目されているわ。
もっと軽蔑して!
「なんて非道な……」と言って石を投げてもいいのよ!
「お嬢様、ギャラリーが増えてきました。そろそろ引き上げないと衛兵が来ます」
「まだよ! この区画を全部ハゲ山にするまでは帰らないわ!」
私は一心不乱に最後の巨大な株に取り掛かった。
根が深くてなかなか抜けない。
「ぬぬぬ……しぶといわね! 悪の力を見くびるな!」
「ふんぬっ!」
私が全体重をかけて引っ張ったその時だった。
「やめろぉぉぉーーっ!!」
悲鳴のような怒号が飛んできた。
来た!
ついに正義の市民が止めに来たわ!
私は息を切らしながら振り返る。
そこには、作業着を着た老人――この公園の管理長が、真っ赤な顔をして走ってくるところだった。
「貴様ら! そこで何をしているかわかっているのか!?」
私はドヤ顔で言い放った。
「見ればわかりますでしょ? わたくしはブリオッシュ公爵令嬢! この美しい花々を、気まぐれで破壊しているのですわ!」
「破壊……?」
管理長は私の足元に転がる植物の死骸を見た。
そして、私の顔をまじまじと見て、震える声で言った。
「……全部、抜いてくれたのか?」
「はい?」
「この……『悪魔の蔦(デビルズ・アイビー)』と『偽装百合(フェイク・リリィ)』を、根こそぎ駆除してくれたというのか!?」
……え?
今なんて?
悪魔?
偽装?
「ちょ、ちょっと待ってください。これ、普通のお花じゃなくて?」
私が手に持っている紫色の花を指差す。
管理長は激しく首を縦に振った。
「とんでもない! それは最近、大陸から入ってきた外来種の害草だ! 見た目は綺麗だが、根から強力な毒素を出して、周りの土を腐らせる最悪の植物なんだよ!」
「はあ!?」
「根が深くて駆除が難しくてなぁ……我々も手を焼いていたんだが、まさかお嬢様が自ら泥まみれになって引き抜いてくださるとは!」
管理長は涙ぐみながら私の手を取った(本日二回目、おじさんに手を握られる)。
「しかも、見ろ! 在来種の可憐なタンポポだけは傷つけずに、害草だけを綺麗に選り分けて抜いている!」
「えっ」
足元を見ると、確かに小さくて地味な花だけが残っている。
「いや、それは単に、派手な花の方がムカついたから優先的に……」
「なんと素晴らしい審美眼! そして生態系への深い理解! 公爵令嬢様は植物学の権威であらせられたか!」
「違います! ただの八つ当たりです!」
「おおーいみんな! 公爵令嬢様が公園を救ってくださったぞー!」
管理長が叫ぶと、遠巻きに見ていた市民たちがワッと歓声を上げた。
「すげえ! あの毒草を素手で!?」
「俺たちを守ってくれたんだ!」
「ありがとう、泥んこ姫!」
誰が泥んこ姫よ!
ダサいわよそのあだ名!
私はシャベルを取り落とし、膝から崩れ落ちた。
なんで。
なんでよ。
私はただ、綺麗なものを壊して「性格悪い女」になりたかっただけなのに。
なぜ私の選ぶターゲットは、ことごとく「駆除対象」なのよ!
「……お嬢様」
クロワッサンが泥だらけの手袋を脱ぎながら呟く。
「お嬢様の『ムカつくもの』を感知するセンサーは、どうやら生物学的な『害悪』を正確に捉えてしまうようですね」
「そんな才能いらないわよぉぉぉ!」
「おや、奇遇だね」
聞き慣れた、そして今一番聞きたくない声が降ってきた。
視線を上げると、公園の入り口に馬車が止まり、そこからサヴァラン様が優雅に降りてくるところだった。
またか。
あんたGPSでもつけてるの?
「サ、サヴァラン様……公務は? 仕事しろ仕事!」
「休憩時間に散歩をしに来たら、君の勇姿が見えたものでね」
サヴァラン様は泥だらけの私に近づくと、ハンカチを取り出して私の頬の汚れを拭った。
「……君は本当に予想を裏切らないな」
「うぅ……」
「この『偽装百合』は、王宮の庭師でも見分けるのが難しい厄介者だ。それを一目で見抜き、躊躇なく殲滅するとは」
サヴァラン様は、山積みになった害草の山を見て感嘆のため息をついた。
「その決断力と行動力。やはり君こそ、我が国の農業大臣……いや、王妃にふさわしい」
「農業大臣ならやりますから婚約破棄してください!」
「ダメだ。君が畑に出ると、作物が育ちすぎて食料価格が暴落しそうだからな。僕のそばで管理させてもらう」
彼は私の腰に手を回し、泥だらけの服など気にも留めずに引き寄せた。
「さあ、帰ろうブリオッシュ。城の風呂を用意させる。……背中くらいなら、僕が流してあげようか?」
「セクハラです! 衛兵さんこいつを捕まえてー!」
私の叫びは、またしても「仲睦まじいお二人」という温かい拍手にかき消された。
第6話の教訓。
『綺麗な花には毒がある』。
そして、『悪役令嬢が壊すものは、なぜか社会の敵ばかり』。
私の悪名が高まるどころか、王都の浄化活動が進んでいく。
この国、私がいなくても平和だったんじゃないかしら……?
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