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決戦の日。
王宮の大広間は、建国記念パーティーの華やかな空気に包まれていた。
着飾った貴族たち、豪華な料理、そして楽団の演奏。
しかし、会場の中央には異様な殺気が渦巻いていた。
「……遅い! 遅すぎるぞジンジャー! 怖気づいて逃げたか!」
壇上で叫んでいるのは、アラン王子だ。
彼は全身を金色の刺繍が入った派手な衣装で固め、まるで歩く金塊のようだった。
その横には、高さ二メートルはある巨大なウエディングケーキがそびえ立っている。
『愛のゴールデン・バベルタワー』。
それが彼のエントリー作品だ。
スポンジが見えないほど金箔が貼られ、砂糖で作られた薔薇の花が数百個も飾り付けられている。
「……趣味が悪い」
会場の隅で、グルメ王として名高い審査員長のグルマン伯爵が眉をひそめているのが見えた。
「お待たせいたしました、アラン殿下」
重厚な扉が開き、私とキース様が入場した。
会場の視線が一斉に集まる。
私は純白のコックコート(パティシエの制服)に身を包み、髪をキリッとまとめ上げている。
隣のキース様は、公爵家の正装である漆黒の軍服姿。
その手には、私が作った作品『食べる宝石箱』が入った、小さな銀のケースが握られている。
「ふん、やっと来たか! だが、その格好はなんだ! ドレスはどうした!」
「お菓子作りにドレスは不要です。今日は『戦場』ですから」
私は凛と言い放った。
「それに、逃げるわけがありません。幻の蜂蜜が私を待っているのですから」
「強がりを! 見ろ、この僕の『バベルタワー』を! 宮廷パティシエを脅し……いや、激励して作らせた最高傑作だ! この圧倒的な高さ! 輝き! これこそが王家の威光だ!」
アラン王子が胸を張る。
確かに物理的なインパクトはすごい。地震が来たら倒壊して大惨事になりそうだが。
「それに比べて、貴様のそれはなんだ? そんな小さな箱で勝てるとでも?」
「大きさではありません。質です」
「黙れ! ……おい、ミント! ミントはどこだ!」
アラン王子がキョロキョロと周囲を見回した。
「僕の勝利の女神として、横に侍るはずだろう! まさか寝坊か!?」
「ミントさんなら、あちらにいらっしゃいますよ」
私が指差した先。
会場の入り口から、一人の女性が静かに入ってきた。
「ミント! 遅いぞ! さあ、僕の隣に来て、このケーキの素晴らしさを讃えろ!」
アラン王子が手招きする。
しかし、ミントさんは動かなかった。
彼女の服装は、いつものフリフリのドレスではなかった。
動きやすいパンツスーツに、髪はシンプルに下ろしている。
そして、その手には扇子ではなく、なぜか『スルメ』が握られていた。
「……ミント?」
「お断りします」
会場に、よく通る声が響いた。
「は?」
「私、もうあなたの引き立て役はごめんです。隣でニコニコ笑って、『すごいですぅアラン様ぁ』って言うだけの機械にはなりません」
ミントさんは、カツカツとヒールを鳴らして壇上に近づいた。
そして、アラン王子の目の前で立ち止まると、持っていたスルメをビシッと突きつけた。
「アラン・ド・ロイヤル! あなたとの婚約破棄、喜んで受け入れさせていただきます!」
「な、ななな……!?」
会場がどよめいた。
アラン王子が目を白黒させている。
「ど、どうしたんだミント! 熱でもあるのか!? それともジンジャーに何か吹き込まれたのか!?」
「誰も吹き込んでないわよ! 私の本心!」
ミントさんが叫んだ。
「私、甘いものが嫌いなの! フリルもリボンも嫌いなの! 本当は辛口のエールと、塩辛いおつまみが大好きなのよ!」
「は……?」
「毎日毎日、『可愛いミント』を演じるのは疲れたわ! 私の本当の幸せは、王宮のきらびやかな生活じゃなくて、実家の縁側でスルメを齧ることなの!」
彼女はスルメを齧りちぎった。
その野性味あふれる姿に、貴族たちは言葉を失った。
「だから、この勝負、私はジンジャーお姉様を応援するわ! 彼女は私の『食の好み』を認めてくれた唯一の理解者だから!」
「そ、そんな……馬鹿な……」
アラン王子がよろめいた。
「僕の……僕のミントが……スルメ女だったなんて……」
「失礼ね! スルメは噛めば噛むほど味が出るのよ! あんたみたいに薄っぺらい男とは違うの!」
ミントさんの痛烈な一撃。
アラン王子は膝から崩れ落ちそうになったが、なんとか踏みとどまった。
「え、ええい! 騙されんぞ! これは悪夢だ! そうだ、セージ! セージはどこだ! あいつがジンジャーのレシピを盗んでいるはずだ!」
「セージ様なら、こちらです」
キース様が指を鳴らすと、柱の陰からセージ補佐官が現れた。
彼は申し訳なさそうに頭を下げた。
「……殿下、申し訳ありません」
「おお、セージ! レシピはどうした! ジンジャーの弱点は!」
「レシピはありません。その代わり……これを提出させていただきます」
セージ補佐官が差し出したのは、一冊の帳簿だった。
「な、なんだこれは」
「殿下の『裏帳簿』です。宮廷パティシエへの脅迫、予算の私的流用、そして今回の勝負における審査員への買収工作……すべて記録してあります」
「なっ……貴様、裏切ったのか!?」
「裏切りではありません。……『食育』されたのです」
セージ補佐官は遠い目をした。
「ジンジャー様のポテトクレープを食べた時、私は思い出しました。料理とは、人を幸せにするためにあるのだと。不正をして勝ったところで、そのケーキは砂の味がするだけだと!」
「貴様ら……全員、狂ったのか!?」
アラン王子が絶叫した。
孤立無援。
婚約者(仮)には振られ、側近には告発され、彼は壇上で一人ぼっちになった。
「く、くそぉ……! なぜだ! 僕は王子だぞ! 次期国王だぞ! なぜ誰も僕の言うことを聞かない!」
彼は地団駄を踏み、子供のように喚き散らした。
その姿は、あまりにも滑稽で、そして哀れだった。
「……見苦しいぞ、アラン」
冷ややかな声が、アラン王子の暴走を断ち切った。
キース様だ。
彼は静かに壇上へ上がると、アラン王子を見下ろした。
「貴様がなぜ人望を失ったか、教えてやろうか」
「う、うるさい! 『冷徹公爵』のお前ごときに言われたくない!」
「俺は冷徹かもしれん。だが、部下やパートナーの『好み』や『尊厳』を踏みにじったことは一度もない」
キース様は、会場にいる私とミントさん、そしてセージ補佐官を指し示した。
「ジンジャーは甘いものが好きだ。ミント嬢は辛いものが好きだ。セージは……まあ、ジャガイモが好きになったらしい。人はそれぞれ、譲れない『味』を持っている」
「あ、味……?」
「貴様はそれを無視し、自分の好みだけを押し付けた。相手を『自分を飾るための道具』としか見ていなかった。……だから、誰の心も掴めなかったのだ」
キース様の言葉は重かった。
「上に立つ者こそ、他者の『味』を知らねばならん。甘いも辛いも、酸いも苦いも飲み込んで、それを調和させるのが王の器だろうが」
「うっ……」
「今の貴様は、砂糖の分量を間違えた失敗作のケーキだ。見た目は派手だが、中身はスカスカで、誰も食べたいと思わん」
グサリ。
トドメの一撃だった。
アラン王子は顔面蒼白になり、ガクリと項垂れた。
「……失敗作……僕が……」
会場は静まり返っていた。
誰もがキース様の正論に頷き、そしてアラン王子に同情……はせず、「ざまぁみろ」という視線を送っていた。
「さあ、説教は終わりだ」
キース様は私を振り返った。
「ジンジャー。貴様の本物を見せてやれ」
「はい、キース様」
私は一歩前に出た。
アラン王子の心は既に折れているかもしれない。
でも、勝負は勝負だ。
パティシエとして、彼に引導を渡さなければならない。
「審査員の皆様、お待たせいたしました。私の作品、『食べる宝石箱』をご覧に入れます」
私は銀のケースの蓋に手をかけた。
ミントさんが「いけー! お姉様!」と声援を送る。
セージ補佐官が眼鏡を光らせて頷く。
そしてキース様が、世界で一番甘い瞳で私を見守ってくれている。
これで負けるはずがない。
「……オープン!」
私は蓋を開け放った。
そこから溢れ出したのは、会場中の誰もが息を飲むほどの、甘く、幻想的な香りだった。
アラン王子の「改心」は、私のケーキを食べた後に訪れるだろう。
今はまだ、彼はただの「負け犬」として、私の勝利の引き立て役になってもらう。
王宮の大広間は、建国記念パーティーの華やかな空気に包まれていた。
着飾った貴族たち、豪華な料理、そして楽団の演奏。
しかし、会場の中央には異様な殺気が渦巻いていた。
「……遅い! 遅すぎるぞジンジャー! 怖気づいて逃げたか!」
壇上で叫んでいるのは、アラン王子だ。
彼は全身を金色の刺繍が入った派手な衣装で固め、まるで歩く金塊のようだった。
その横には、高さ二メートルはある巨大なウエディングケーキがそびえ立っている。
『愛のゴールデン・バベルタワー』。
それが彼のエントリー作品だ。
スポンジが見えないほど金箔が貼られ、砂糖で作られた薔薇の花が数百個も飾り付けられている。
「……趣味が悪い」
会場の隅で、グルメ王として名高い審査員長のグルマン伯爵が眉をひそめているのが見えた。
「お待たせいたしました、アラン殿下」
重厚な扉が開き、私とキース様が入場した。
会場の視線が一斉に集まる。
私は純白のコックコート(パティシエの制服)に身を包み、髪をキリッとまとめ上げている。
隣のキース様は、公爵家の正装である漆黒の軍服姿。
その手には、私が作った作品『食べる宝石箱』が入った、小さな銀のケースが握られている。
「ふん、やっと来たか! だが、その格好はなんだ! ドレスはどうした!」
「お菓子作りにドレスは不要です。今日は『戦場』ですから」
私は凛と言い放った。
「それに、逃げるわけがありません。幻の蜂蜜が私を待っているのですから」
「強がりを! 見ろ、この僕の『バベルタワー』を! 宮廷パティシエを脅し……いや、激励して作らせた最高傑作だ! この圧倒的な高さ! 輝き! これこそが王家の威光だ!」
アラン王子が胸を張る。
確かに物理的なインパクトはすごい。地震が来たら倒壊して大惨事になりそうだが。
「それに比べて、貴様のそれはなんだ? そんな小さな箱で勝てるとでも?」
「大きさではありません。質です」
「黙れ! ……おい、ミント! ミントはどこだ!」
アラン王子がキョロキョロと周囲を見回した。
「僕の勝利の女神として、横に侍るはずだろう! まさか寝坊か!?」
「ミントさんなら、あちらにいらっしゃいますよ」
私が指差した先。
会場の入り口から、一人の女性が静かに入ってきた。
「ミント! 遅いぞ! さあ、僕の隣に来て、このケーキの素晴らしさを讃えろ!」
アラン王子が手招きする。
しかし、ミントさんは動かなかった。
彼女の服装は、いつものフリフリのドレスではなかった。
動きやすいパンツスーツに、髪はシンプルに下ろしている。
そして、その手には扇子ではなく、なぜか『スルメ』が握られていた。
「……ミント?」
「お断りします」
会場に、よく通る声が響いた。
「は?」
「私、もうあなたの引き立て役はごめんです。隣でニコニコ笑って、『すごいですぅアラン様ぁ』って言うだけの機械にはなりません」
ミントさんは、カツカツとヒールを鳴らして壇上に近づいた。
そして、アラン王子の目の前で立ち止まると、持っていたスルメをビシッと突きつけた。
「アラン・ド・ロイヤル! あなたとの婚約破棄、喜んで受け入れさせていただきます!」
「な、ななな……!?」
会場がどよめいた。
アラン王子が目を白黒させている。
「ど、どうしたんだミント! 熱でもあるのか!? それともジンジャーに何か吹き込まれたのか!?」
「誰も吹き込んでないわよ! 私の本心!」
ミントさんが叫んだ。
「私、甘いものが嫌いなの! フリルもリボンも嫌いなの! 本当は辛口のエールと、塩辛いおつまみが大好きなのよ!」
「は……?」
「毎日毎日、『可愛いミント』を演じるのは疲れたわ! 私の本当の幸せは、王宮のきらびやかな生活じゃなくて、実家の縁側でスルメを齧ることなの!」
彼女はスルメを齧りちぎった。
その野性味あふれる姿に、貴族たちは言葉を失った。
「だから、この勝負、私はジンジャーお姉様を応援するわ! 彼女は私の『食の好み』を認めてくれた唯一の理解者だから!」
「そ、そんな……馬鹿な……」
アラン王子がよろめいた。
「僕の……僕のミントが……スルメ女だったなんて……」
「失礼ね! スルメは噛めば噛むほど味が出るのよ! あんたみたいに薄っぺらい男とは違うの!」
ミントさんの痛烈な一撃。
アラン王子は膝から崩れ落ちそうになったが、なんとか踏みとどまった。
「え、ええい! 騙されんぞ! これは悪夢だ! そうだ、セージ! セージはどこだ! あいつがジンジャーのレシピを盗んでいるはずだ!」
「セージ様なら、こちらです」
キース様が指を鳴らすと、柱の陰からセージ補佐官が現れた。
彼は申し訳なさそうに頭を下げた。
「……殿下、申し訳ありません」
「おお、セージ! レシピはどうした! ジンジャーの弱点は!」
「レシピはありません。その代わり……これを提出させていただきます」
セージ補佐官が差し出したのは、一冊の帳簿だった。
「な、なんだこれは」
「殿下の『裏帳簿』です。宮廷パティシエへの脅迫、予算の私的流用、そして今回の勝負における審査員への買収工作……すべて記録してあります」
「なっ……貴様、裏切ったのか!?」
「裏切りではありません。……『食育』されたのです」
セージ補佐官は遠い目をした。
「ジンジャー様のポテトクレープを食べた時、私は思い出しました。料理とは、人を幸せにするためにあるのだと。不正をして勝ったところで、そのケーキは砂の味がするだけだと!」
「貴様ら……全員、狂ったのか!?」
アラン王子が絶叫した。
孤立無援。
婚約者(仮)には振られ、側近には告発され、彼は壇上で一人ぼっちになった。
「く、くそぉ……! なぜだ! 僕は王子だぞ! 次期国王だぞ! なぜ誰も僕の言うことを聞かない!」
彼は地団駄を踏み、子供のように喚き散らした。
その姿は、あまりにも滑稽で、そして哀れだった。
「……見苦しいぞ、アラン」
冷ややかな声が、アラン王子の暴走を断ち切った。
キース様だ。
彼は静かに壇上へ上がると、アラン王子を見下ろした。
「貴様がなぜ人望を失ったか、教えてやろうか」
「う、うるさい! 『冷徹公爵』のお前ごときに言われたくない!」
「俺は冷徹かもしれん。だが、部下やパートナーの『好み』や『尊厳』を踏みにじったことは一度もない」
キース様は、会場にいる私とミントさん、そしてセージ補佐官を指し示した。
「ジンジャーは甘いものが好きだ。ミント嬢は辛いものが好きだ。セージは……まあ、ジャガイモが好きになったらしい。人はそれぞれ、譲れない『味』を持っている」
「あ、味……?」
「貴様はそれを無視し、自分の好みだけを押し付けた。相手を『自分を飾るための道具』としか見ていなかった。……だから、誰の心も掴めなかったのだ」
キース様の言葉は重かった。
「上に立つ者こそ、他者の『味』を知らねばならん。甘いも辛いも、酸いも苦いも飲み込んで、それを調和させるのが王の器だろうが」
「うっ……」
「今の貴様は、砂糖の分量を間違えた失敗作のケーキだ。見た目は派手だが、中身はスカスカで、誰も食べたいと思わん」
グサリ。
トドメの一撃だった。
アラン王子は顔面蒼白になり、ガクリと項垂れた。
「……失敗作……僕が……」
会場は静まり返っていた。
誰もがキース様の正論に頷き、そしてアラン王子に同情……はせず、「ざまぁみろ」という視線を送っていた。
「さあ、説教は終わりだ」
キース様は私を振り返った。
「ジンジャー。貴様の本物を見せてやれ」
「はい、キース様」
私は一歩前に出た。
アラン王子の心は既に折れているかもしれない。
でも、勝負は勝負だ。
パティシエとして、彼に引導を渡さなければならない。
「審査員の皆様、お待たせいたしました。私の作品、『食べる宝石箱』をご覧に入れます」
私は銀のケースの蓋に手をかけた。
ミントさんが「いけー! お姉様!」と声援を送る。
セージ補佐官が眼鏡を光らせて頷く。
そしてキース様が、世界で一番甘い瞳で私を見守ってくれている。
これで負けるはずがない。
「……オープン!」
私は蓋を開け放った。
そこから溢れ出したのは、会場中の誰もが息を飲むほどの、甘く、幻想的な香りだった。
アラン王子の「改心」は、私のケーキを食べた後に訪れるだろう。
今はまだ、彼はただの「負け犬」として、私の勝利の引き立て役になってもらう。
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