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第3章
兄の存在
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「ただいま」
「おかえり」
台所から大地が顔を出す。今日の当番は台地か。
「サクマは?」
「部屋に閉じこもっている」
「そうなんだ」
たまに1日中部屋に閉じこもる。何をしているのかは分からない。
「彼女は?」
「異常なし」
「ありがと」
あれから1週間が過ぎた。今のところ問題は起きていない。リズも問題ないみたいだし。たまに思い出す。あのころの生活を。楽しい時間はあった。幸せだと思っていたあの時間を。
でも…あの時の記憶をどうしても思い出してしまう。ティニエで過ごした時間を。
「リズ!」
「大丈夫!それより!」
「分かっている!誰も…殺させるか!」
周囲は火の海と化している
1人の男が火の海を歩む
「聞けティニエよ!契約者シズクが命ずる!」
「シズク!やめて!」
「とまれぇぇっぇええ!!!!!」
男は止まることなく火の海を歩き奥へと進む
「聞けティニエ!シズクが命ずる!!!」
それでも男は歩みをやめない
「聞け!聞け!ティニエよ!」
火の粉が降り注ぐ
それでも男は歩むのをやめない
「死ぬ気なのシズク!!」
「とまれ!とまれ!!とまってよ!!!」
少女は泣き叫ぶ
それでも男は進む
「お願いだよ…お兄ちゃん」
「…ク…ズク…シズク!」
「…え?」
頭がボーっとする。
「大丈夫か?」
「あ、うん。ありがと」
ハンカチを渡される。知らないうちに泣いていたようだ。嫌だな…せっかく今を楽しんでいるのに…どうしても思い出してしまう。
「何かあったのか」
「ううん。もう大丈夫だから」
笑って答える。そうだよ。自分で望んだのだから楽しまないと損だ。彼の為にも今を生きないと。
「そうか」
「うん。それよりご飯食べよ。どうせサクマは部屋から出てこないだろうし」
「だろうな。朝からずっとだし」
大地の作るご飯は美味しいから好きだ。考えたらお腹がすいてきた。
彼女を保護し1週間。ルクスへの報告も終わった。後は浄化をするだけ。彼女に止めさせた時を動かすのを忘れないようにしないといけない。最初に彼から渡させた紙の反応が少なくなっている。多分所持していないからだろう。
ルクスから彼女の話を聞かされた。僕にとってはあまり関係ない話だったがこの世界には必要な事だろう。
彼女の浄化が終われば次の仕事が待っている。いつまで続くか分からない仕事が。
いつからだろうか。世界にこんなにも興味を持てなくなったのは。五感を失った時か。五感が戻りかけているからか。あるいは最初からか。
僕には彼や彼女、そして桜井加奈の気持ちは分からない。だからこそこの様なことが出来ているのかも知れない。
食事を終え部屋に戻る。結局サクマは部屋から出てこなかった。
部屋に飾っている1枚の写真を手に取る。
笑顔の3人がそこに写っている。私とリズとお兄ちゃんの笑顔。自分が行っている事こそが正義と思っていた時代。世界で1番幸せなのが私と思っていた時代。なぜあんな事件が起きたのか分からない。いつか答えに辿り着くことが出来る日がやってくるのだろうか。
頭が痛い。
吐き気がする。
落ち込む…。
「あぁぁ!もう!」
気分が最悪だ。憂さ晴らしに桜井加奈で遊ぶか。
部屋の扉を開けると目の前にサクマが立っていた。
「うわっ!びっくりした!」
「こんな時間にどこ行くのですか?]
「ちょっと桜井加奈のところにね」
「そうですか」
「行ってくるね」
笑顔で言う。上手く笑顔を作れたか心配だ。
「君は…兄の起こした事件の事実を知りたいのでしょう。その為にルクスに属した」
やっぱり…!
動揺が隠せない。
「さ、最初に会った時から気付いていたんでしょ?」
「ええ」
「それでどうするつもり?私を殺す?」
私は敢えて笑顔を作る。今の私はルクスに取って害そのものだ。殺される覚悟は最初から持っている。そして…サクマを殺す覚悟も。あったはずなのに私はサクマに惚れてしまった。恋愛は惚れたら負けとは上手く言ったものだ。現に私はサクマを殺す覚悟をなくしてしまった。だから私は殺される選択しかない。
「別に殺そうなんて思っていませんよ」
「じゃあ何?哀れ見る?実の兄に殺されかけてティニエから追放された私を」
「君はそうやっていつまでも1人で居るつもりですか?」
物理的になら私は1人ではない。成美や陽奈。リズに大地。サクマだって居る。だからサクマが言いたい事は
「皆を巻き込めって言いたいわけ?」
私が出来ない。したくない未来をサクマは求めているのだ。全てを知っているリズにさえ私は何もしなくて良いと告げている。だからリズは心配して本来なら絶対にしてはならない私に会うという選択をしているのも知っている。それを知っていても私は助けを求める事はしなかった。なぜならこれはお兄ちゃんを止める事が出来なかった私の罪だから。
「別に無理に巻き込めとは言いません。ただ君1人では解決しない問題でもあります」
「…っ!」
サクマの言葉に何も返す事が出来ない。そんな事私が1番分かっている事だ。
「兄の問題を解決したいのは本当でしょう。ただそれ以上に君は誰かを裏切る。もしくは裏切られる事を恐れています」
あぁ、もう笑顔も保てない。私はその場に崩れ落ちた。まるで操り人形の糸が切れたように。私が隠してきた事全部サクマにバレていた。
「あ…ぁ…」
まともに話す事も出来ない。もう終わりだ。私の中途半端な人生は。せめて最後くらい
「サクマ…私を…殺して…」
愛した人に殺されて終わりたい。
「ですから殺しませんって」
「な…ぜ」
涙で視界は悪いがそれでも分かった。サクマはいつものように笑顔だった。
「まずメリットがありません。最初から知っていた事ですしね。今更どうするかなんて思っていませんよ」
「なら…なぜ…?」
なぜ今になって話すのだろうか。
「君も決断する時だと思いましてね」
皆を巻き込むか巻き込まないかを決めろと言っているのだろう。なぜならサクマは最初からそれしか言っていないのだ。いや、違う。サクマが最初から言っているのは巻き込めだ。
「今すぐ決めろとは言いません。ただし今回の件が片付いた時に改めて聞かせてもらいます」
そう言いながら泣き崩れている私を起こし
「これを」
「…ネックレス」
「貴女と神崎成実、露木陽奈の魂を繋げました。常に身につけていて下さい。万が一あった時このネックレスが君を助けてくれます」
「ありがと」
泣きながらネックレスを付ける。
「じゃあ気を付けていってらっしゃい」
「うん。ねぇサクマ私の名前は?」
「シズクでしょう?」
「よろしい」
泣き顔でくしゃくしゃな変な笑顔。でも最近では1番の笑顔。
「お願いルクス。シズクの名の元に命ずる。桜井加奈と魂を繋げて」
「おかえり」
台所から大地が顔を出す。今日の当番は台地か。
「サクマは?」
「部屋に閉じこもっている」
「そうなんだ」
たまに1日中部屋に閉じこもる。何をしているのかは分からない。
「彼女は?」
「異常なし」
「ありがと」
あれから1週間が過ぎた。今のところ問題は起きていない。リズも問題ないみたいだし。たまに思い出す。あのころの生活を。楽しい時間はあった。幸せだと思っていたあの時間を。
でも…あの時の記憶をどうしても思い出してしまう。ティニエで過ごした時間を。
「リズ!」
「大丈夫!それより!」
「分かっている!誰も…殺させるか!」
周囲は火の海と化している
1人の男が火の海を歩む
「聞けティニエよ!契約者シズクが命ずる!」
「シズク!やめて!」
「とまれぇぇっぇええ!!!!!」
男は止まることなく火の海を歩き奥へと進む
「聞けティニエ!シズクが命ずる!!!」
それでも男は歩みをやめない
「聞け!聞け!ティニエよ!」
火の粉が降り注ぐ
それでも男は歩むのをやめない
「死ぬ気なのシズク!!」
「とまれ!とまれ!!とまってよ!!!」
少女は泣き叫ぶ
それでも男は進む
「お願いだよ…お兄ちゃん」
「…ク…ズク…シズク!」
「…え?」
頭がボーっとする。
「大丈夫か?」
「あ、うん。ありがと」
ハンカチを渡される。知らないうちに泣いていたようだ。嫌だな…せっかく今を楽しんでいるのに…どうしても思い出してしまう。
「何かあったのか」
「ううん。もう大丈夫だから」
笑って答える。そうだよ。自分で望んだのだから楽しまないと損だ。彼の為にも今を生きないと。
「そうか」
「うん。それよりご飯食べよ。どうせサクマは部屋から出てこないだろうし」
「だろうな。朝からずっとだし」
大地の作るご飯は美味しいから好きだ。考えたらお腹がすいてきた。
彼女を保護し1週間。ルクスへの報告も終わった。後は浄化をするだけ。彼女に止めさせた時を動かすのを忘れないようにしないといけない。最初に彼から渡させた紙の反応が少なくなっている。多分所持していないからだろう。
ルクスから彼女の話を聞かされた。僕にとってはあまり関係ない話だったがこの世界には必要な事だろう。
彼女の浄化が終われば次の仕事が待っている。いつまで続くか分からない仕事が。
いつからだろうか。世界にこんなにも興味を持てなくなったのは。五感を失った時か。五感が戻りかけているからか。あるいは最初からか。
僕には彼や彼女、そして桜井加奈の気持ちは分からない。だからこそこの様なことが出来ているのかも知れない。
食事を終え部屋に戻る。結局サクマは部屋から出てこなかった。
部屋に飾っている1枚の写真を手に取る。
笑顔の3人がそこに写っている。私とリズとお兄ちゃんの笑顔。自分が行っている事こそが正義と思っていた時代。世界で1番幸せなのが私と思っていた時代。なぜあんな事件が起きたのか分からない。いつか答えに辿り着くことが出来る日がやってくるのだろうか。
頭が痛い。
吐き気がする。
落ち込む…。
「あぁぁ!もう!」
気分が最悪だ。憂さ晴らしに桜井加奈で遊ぶか。
部屋の扉を開けると目の前にサクマが立っていた。
「うわっ!びっくりした!」
「こんな時間にどこ行くのですか?]
「ちょっと桜井加奈のところにね」
「そうですか」
「行ってくるね」
笑顔で言う。上手く笑顔を作れたか心配だ。
「君は…兄の起こした事件の事実を知りたいのでしょう。その為にルクスに属した」
やっぱり…!
動揺が隠せない。
「さ、最初に会った時から気付いていたんでしょ?」
「ええ」
「それでどうするつもり?私を殺す?」
私は敢えて笑顔を作る。今の私はルクスに取って害そのものだ。殺される覚悟は最初から持っている。そして…サクマを殺す覚悟も。あったはずなのに私はサクマに惚れてしまった。恋愛は惚れたら負けとは上手く言ったものだ。現に私はサクマを殺す覚悟をなくしてしまった。だから私は殺される選択しかない。
「別に殺そうなんて思っていませんよ」
「じゃあ何?哀れ見る?実の兄に殺されかけてティニエから追放された私を」
「君はそうやっていつまでも1人で居るつもりですか?」
物理的になら私は1人ではない。成美や陽奈。リズに大地。サクマだって居る。だからサクマが言いたい事は
「皆を巻き込めって言いたいわけ?」
私が出来ない。したくない未来をサクマは求めているのだ。全てを知っているリズにさえ私は何もしなくて良いと告げている。だからリズは心配して本来なら絶対にしてはならない私に会うという選択をしているのも知っている。それを知っていても私は助けを求める事はしなかった。なぜならこれはお兄ちゃんを止める事が出来なかった私の罪だから。
「別に無理に巻き込めとは言いません。ただ君1人では解決しない問題でもあります」
「…っ!」
サクマの言葉に何も返す事が出来ない。そんな事私が1番分かっている事だ。
「兄の問題を解決したいのは本当でしょう。ただそれ以上に君は誰かを裏切る。もしくは裏切られる事を恐れています」
あぁ、もう笑顔も保てない。私はその場に崩れ落ちた。まるで操り人形の糸が切れたように。私が隠してきた事全部サクマにバレていた。
「あ…ぁ…」
まともに話す事も出来ない。もう終わりだ。私の中途半端な人生は。せめて最後くらい
「サクマ…私を…殺して…」
愛した人に殺されて終わりたい。
「ですから殺しませんって」
「な…ぜ」
涙で視界は悪いがそれでも分かった。サクマはいつものように笑顔だった。
「まずメリットがありません。最初から知っていた事ですしね。今更どうするかなんて思っていませんよ」
「なら…なぜ…?」
なぜ今になって話すのだろうか。
「君も決断する時だと思いましてね」
皆を巻き込むか巻き込まないかを決めろと言っているのだろう。なぜならサクマは最初からそれしか言っていないのだ。いや、違う。サクマが最初から言っているのは巻き込めだ。
「今すぐ決めろとは言いません。ただし今回の件が片付いた時に改めて聞かせてもらいます」
そう言いながら泣き崩れている私を起こし
「これを」
「…ネックレス」
「貴女と神崎成実、露木陽奈の魂を繋げました。常に身につけていて下さい。万が一あった時このネックレスが君を助けてくれます」
「ありがと」
泣きながらネックレスを付ける。
「じゃあ気を付けていってらっしゃい」
「うん。ねぇサクマ私の名前は?」
「シズクでしょう?」
「よろしい」
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