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家事代行サービス
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駐車場に車を停め、札幌駅から徒歩三分のビルの地下にあるオムライス屋に入った。
オムライスは彩矢の得意料理だった。
得意といっても他の料理にくらべたらマシだというだけで、少し練習すれば俺にでも作れそうなレベルだ。
それでも子供には人気で、彩矢の定番メニューとなっていた。
そんなこともあって、外でオムライスを食べようなどという気になる訳もなかった。
所詮は安っぽい食いものだ。
そう思っていたけれど。
美穂はサラダとスープが付いたプレーンのオムライスセットを。俺はタンシチューオムライスセットと言うのを頼んだ。
煮込まれた牛タンは柔らかく、ふわふわの卵に包まれたオムライスは、彩矢が作ったものとは比べ物にならないほど美味かった。
十歳以上も年の離れた美穂と、こんな店で食事をしていると、なんとなく若返ったような気分にもなる。
「オムライス、意外と美味いな」
丸顔で童顔だった美穂は、少しほっそりとして、以前より妖艶さが増していた。
「やっぱり、お店のは美味しいですね。二年前に初めてここで食べて感動したんです。家でマネして作ってみるんですけど、中々同じような味にはならなくて」
「今度作ってくれよ。美穂の作ったオムライスが食べてみたいな」
「先生は今、お一人で暮らされているんですか? お料理もされるんですか?」
「俺は家事能力はゼロだ。ほとんど外食かコンビニ弁当で済ませてる。家の中もグチャグチャだ。美穂は今なにか仕事はしているのか?」
「いえ、今は失業保険の申請をしていて、介護の資格でも取ろうと思ってます」
「介護か。美穂は優しいから年寄りにも好かれるだろうな」
「人のお世話をするのが好きなので。家でじっとしていると落ち着かなくて、不安になります」
「じゃあ、俺の世話をしてくれよ。ちょうど家事代行サービスを頼もうとしていたところなんだ。バイト代は払うよ」
「別にお金なんていりませんけど……」
「ひどい散らかりようなんだ。タダだと返って頼みにくい」
「……… 」
金を払うと言ったことが、美穂を傷つけているのがわかった。
「俺のせいで失業させてしまっただろう。少しでも美穂の役に立ちたいんだよ。俺も家事をしてもらうと助かるしな」
「失業したのは先生のせいじゃありません。私でよければ家事くらいしますけど、素人ですから、ちゃんと出来るかどうか……」
「完璧にやってくれなくていいよ。そんなに神経質ではないからな。あと、外食は飽きたから、たまに食事の用意もしてもらえると助かるな」
「先生のお口に合うものなんて、作れないと思います」
「なんだっていいよ。まずい料理には慣れてるんだ。美穂は料理が上手だろ。前に弁当を作ってきたことがあったじゃないか」
「はぁ、あんなものでいいなら作れますけど」
「俺は家事代行サービスを頼まなくて済んだし、美穂も仕事が見つかって、ちょうど良かったじゃないか」
そうだ、美穂と琴似のマンションでしばらく一緒に暮らしてみよう。
結婚するかしないかは今すぐじゃなくてもいいだろう。
「オムライスすごく美味しかったです。ごちそうさまでした」
「よし、じゃあ、もう出よう」
駐車場を出て、美穂の住む真駒内へ向かった。
「これから、どこへ行くんですか?」
「俺の家を片付けてくれるんだろう? まず、美穂の家へ行って着替えとか必要なものを取って来てもらわないとな」
「一緒に暮らすってことですか?」
「ダメなのか? あの幽霊屋敷よりはいいだろ。セキュリティのなさずぎるあんな家に、若い女が一人で住むのは危険だぞ」
そんなことを言っている俺が、一番の危険人物のような気がしないでもないが。
「でも………」
美穂は暗い顔をしてうつむいていた。
「なんだよ、なにか問題があるのか? 俺とは一緒に暮らしたくないのか?」
「雪花ちゃんにあんなことをしてしまったのに、平川さんのご家族が知ったら、不快な思いをされるのではないでしょうか?」
「黙っていればいいだろう。美穂はなんでも気にしすぎた。もっと堂々としていろ」
「………… 」
乱雑だった部屋がみるみる綺麗になっていく。
女はやっぱりすごいものだと感心する。
片付けが出来ない女というのも、意外と沢山いるらしいけれど。
「さすがに保育園の先生はテキパキして片付けが早いな」
ソファに座ってビールを飲みながら美穂の片付けぶりを見ていた。
「ステキなマンションなのに、散らかしていたらもったいないですよ」
世話好きな美穂は、手伝う気もない俺に腹をたてることもなく、甲斐甲斐しく動きまわっている。
まるで水を得た魚のようだ。
一時間もしないうちに、リビングも寝室も見違えるようにきれいに片付いた。
「ご苦労! 美穂、もういいからおまえもここに座って少し飲め」
グラスにビールを注いだけれど、美穂は掃除に夢中になっている。
「少しもきれいになってませんよ! シンクの汚れがひどいし、お風呂場だって、、」
キッチンカウンターの向こうから美穂の呆れたような顔が見えた。
「今日中に全部やらなくていいだろ。もう九時だぞ。あとは明日やれよ」
「やり始めたら止まらなくなるんです。気にしないで先に寝てくださってていいですよ」
キッチンへ向かい、シンクをゴシゴシ磨いている美穂の腰に腕をまわした。
「先に寝れるわけないだろ」
「邪魔しないでくださいよう」
美穂の甘ったるい声にゾクゾクする。
「いいから、一緒に風呂に入るぞ」
美穂のうなじに吸いつきながら、そのままバスルームへ引っ張っていった。
バスルームでイチャイチャした勢いで、ベッドに倒れ込みたかったけれど、美穂がシーツだけでも交換すると言ってきかない。
仕方なくシーツを交換する美穂をイライラしながら眺めていた。
「ほらね、シーツを替えただけでもスッキリするでしょう」
はにかんだようにモジモジしながら美穂はシーツのしわを手でのばした。
「そんなもの替えても別にスッキリなんてしないよ」
美穂をベッドに押し倒し、パジャマを脱がせる。自宅から持ってきた美穂の水玉模様の安物パジャマは色気も素っ気もない。
だけど、恥ずかしげに頬を染めている美穂は初々しかった。
「……電気を消してください」
目を閉じて、消え入るような声で美穂は言った。
「ふっ、わかったよ」
スタンドライトだけを残して照明を消した。
日本のオンナはこういうところが可愛いよな。
オレンジ色に光るスタンドライトの灯りが、なめらかな美穂の身体を妖しく輝かせた。
ホテルではなく自宅という、いつもと違ったシチュエーションに異様な興奮を覚える。
「可愛いな、美穂。本当に愛してるよ、おまえを」
美穂の可愛い唇を夢中でむさぼっていたらスマホが鳴った。
こんなときは本当に医者であることが恨めしくなる。
医者じゃなかったら、こんな電話は完全に無視しているだろう。
忌々しい気分でサイドテーブルの上にあるスマホをつかんだ。
電話の相手はまた彩矢だった。
「なんだよっ、俺はいまメチャクチャ忙しいんだぞ!! 」
いつも見計らったように電話をしてくる彩矢に心底イラつく。
『あ、仕事中だった? ごめんなさい。じゃあ、また後でかけるわ』
「いいよ、いま聞くよ。さっさと言え」
『あ、あの、今週の土曜日、子供たちと面会出来ないかしら? 悠李がパパに会いたがってるの』
彩矢のほうから面会を求めてきたのは初めてのことだった。
どういう風の吹きまわしだろう。
「仕事が仕事だからな。その日になってみないとわからないな」
『あ、、あの、雪花も必ず行かせるようにするわ。もう悠李と約束してしまったの。少しでいいから時間を作ってくれないかしら』
彩矢の声に、やけに切羽詰まったような焦りが感じられた。
「そうだな、土曜日の午前中には電話するよ。じゃあな」
ふふん、なんだか面白くなってきたな。
今の俺には保育士の美穂がいるし、もしかしたら雪花を上手く手なづけられるかもしれない。
「どうしたんですか? お母様ですか?」
美穂が寂しげな目で俺を見つめた。
「違うよ。まったく、いいところを邪魔しやがって」
「本当に大丈夫なんですか?」
「美穂は余計なことを考えるな。俺のことだけ想ってろ。ほら、行くぞ一緒に。最高のところへ」
再び美穂を組みしだき、ゆるくウェーブのかかった髪をなで、細い首すじに唇を這わせた。
オムライスは彩矢の得意料理だった。
得意といっても他の料理にくらべたらマシだというだけで、少し練習すれば俺にでも作れそうなレベルだ。
それでも子供には人気で、彩矢の定番メニューとなっていた。
そんなこともあって、外でオムライスを食べようなどという気になる訳もなかった。
所詮は安っぽい食いものだ。
そう思っていたけれど。
美穂はサラダとスープが付いたプレーンのオムライスセットを。俺はタンシチューオムライスセットと言うのを頼んだ。
煮込まれた牛タンは柔らかく、ふわふわの卵に包まれたオムライスは、彩矢が作ったものとは比べ物にならないほど美味かった。
十歳以上も年の離れた美穂と、こんな店で食事をしていると、なんとなく若返ったような気分にもなる。
「オムライス、意外と美味いな」
丸顔で童顔だった美穂は、少しほっそりとして、以前より妖艶さが増していた。
「やっぱり、お店のは美味しいですね。二年前に初めてここで食べて感動したんです。家でマネして作ってみるんですけど、中々同じような味にはならなくて」
「今度作ってくれよ。美穂の作ったオムライスが食べてみたいな」
「先生は今、お一人で暮らされているんですか? お料理もされるんですか?」
「俺は家事能力はゼロだ。ほとんど外食かコンビニ弁当で済ませてる。家の中もグチャグチャだ。美穂は今なにか仕事はしているのか?」
「いえ、今は失業保険の申請をしていて、介護の資格でも取ろうと思ってます」
「介護か。美穂は優しいから年寄りにも好かれるだろうな」
「人のお世話をするのが好きなので。家でじっとしていると落ち着かなくて、不安になります」
「じゃあ、俺の世話をしてくれよ。ちょうど家事代行サービスを頼もうとしていたところなんだ。バイト代は払うよ」
「別にお金なんていりませんけど……」
「ひどい散らかりようなんだ。タダだと返って頼みにくい」
「……… 」
金を払うと言ったことが、美穂を傷つけているのがわかった。
「俺のせいで失業させてしまっただろう。少しでも美穂の役に立ちたいんだよ。俺も家事をしてもらうと助かるしな」
「失業したのは先生のせいじゃありません。私でよければ家事くらいしますけど、素人ですから、ちゃんと出来るかどうか……」
「完璧にやってくれなくていいよ。そんなに神経質ではないからな。あと、外食は飽きたから、たまに食事の用意もしてもらえると助かるな」
「先生のお口に合うものなんて、作れないと思います」
「なんだっていいよ。まずい料理には慣れてるんだ。美穂は料理が上手だろ。前に弁当を作ってきたことがあったじゃないか」
「はぁ、あんなものでいいなら作れますけど」
「俺は家事代行サービスを頼まなくて済んだし、美穂も仕事が見つかって、ちょうど良かったじゃないか」
そうだ、美穂と琴似のマンションでしばらく一緒に暮らしてみよう。
結婚するかしないかは今すぐじゃなくてもいいだろう。
「オムライスすごく美味しかったです。ごちそうさまでした」
「よし、じゃあ、もう出よう」
駐車場を出て、美穂の住む真駒内へ向かった。
「これから、どこへ行くんですか?」
「俺の家を片付けてくれるんだろう? まず、美穂の家へ行って着替えとか必要なものを取って来てもらわないとな」
「一緒に暮らすってことですか?」
「ダメなのか? あの幽霊屋敷よりはいいだろ。セキュリティのなさずぎるあんな家に、若い女が一人で住むのは危険だぞ」
そんなことを言っている俺が、一番の危険人物のような気がしないでもないが。
「でも………」
美穂は暗い顔をしてうつむいていた。
「なんだよ、なにか問題があるのか? 俺とは一緒に暮らしたくないのか?」
「雪花ちゃんにあんなことをしてしまったのに、平川さんのご家族が知ったら、不快な思いをされるのではないでしょうか?」
「黙っていればいいだろう。美穂はなんでも気にしすぎた。もっと堂々としていろ」
「………… 」
乱雑だった部屋がみるみる綺麗になっていく。
女はやっぱりすごいものだと感心する。
片付けが出来ない女というのも、意外と沢山いるらしいけれど。
「さすがに保育園の先生はテキパキして片付けが早いな」
ソファに座ってビールを飲みながら美穂の片付けぶりを見ていた。
「ステキなマンションなのに、散らかしていたらもったいないですよ」
世話好きな美穂は、手伝う気もない俺に腹をたてることもなく、甲斐甲斐しく動きまわっている。
まるで水を得た魚のようだ。
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「少しもきれいになってませんよ! シンクの汚れがひどいし、お風呂場だって、、」
キッチンカウンターの向こうから美穂の呆れたような顔が見えた。
「今日中に全部やらなくていいだろ。もう九時だぞ。あとは明日やれよ」
「やり始めたら止まらなくなるんです。気にしないで先に寝てくださってていいですよ」
キッチンへ向かい、シンクをゴシゴシ磨いている美穂の腰に腕をまわした。
「先に寝れるわけないだろ」
「邪魔しないでくださいよう」
美穂の甘ったるい声にゾクゾクする。
「いいから、一緒に風呂に入るぞ」
美穂のうなじに吸いつきながら、そのままバスルームへ引っ張っていった。
バスルームでイチャイチャした勢いで、ベッドに倒れ込みたかったけれど、美穂がシーツだけでも交換すると言ってきかない。
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だけど、恥ずかしげに頬を染めている美穂は初々しかった。
「……電気を消してください」
目を閉じて、消え入るような声で美穂は言った。
「ふっ、わかったよ」
スタンドライトだけを残して照明を消した。
日本のオンナはこういうところが可愛いよな。
オレンジ色に光るスタンドライトの灯りが、なめらかな美穂の身体を妖しく輝かせた。
ホテルではなく自宅という、いつもと違ったシチュエーションに異様な興奮を覚える。
「可愛いな、美穂。本当に愛してるよ、おまえを」
美穂の可愛い唇を夢中でむさぼっていたらスマホが鳴った。
こんなときは本当に医者であることが恨めしくなる。
医者じゃなかったら、こんな電話は完全に無視しているだろう。
忌々しい気分でサイドテーブルの上にあるスマホをつかんだ。
電話の相手はまた彩矢だった。
「なんだよっ、俺はいまメチャクチャ忙しいんだぞ!! 」
いつも見計らったように電話をしてくる彩矢に心底イラつく。
『あ、仕事中だった? ごめんなさい。じゃあ、また後でかけるわ』
「いいよ、いま聞くよ。さっさと言え」
『あ、あの、今週の土曜日、子供たちと面会出来ないかしら? 悠李がパパに会いたがってるの』
彩矢のほうから面会を求めてきたのは初めてのことだった。
どういう風の吹きまわしだろう。
「仕事が仕事だからな。その日になってみないとわからないな」
『あ、、あの、雪花も必ず行かせるようにするわ。もう悠李と約束してしまったの。少しでいいから時間を作ってくれないかしら』
彩矢の声に、やけに切羽詰まったような焦りが感じられた。
「そうだな、土曜日の午前中には電話するよ。じゃあな」
ふふん、なんだか面白くなってきたな。
今の俺には保育士の美穂がいるし、もしかしたら雪花を上手く手なづけられるかもしれない。
「どうしたんですか? お母様ですか?」
美穂が寂しげな目で俺を見つめた。
「違うよ。まったく、いいところを邪魔しやがって」
「本当に大丈夫なんですか?」
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