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母との生活
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*美穂*
聡太くんにしても、潤一さんにしても、わたしにとっては二人とも不釣り合いだ。
逮捕歴があるないの問題ではなく、わたしには上手くやっていく自信がない。
結婚生活とは現実的なもの。
愛し合ってさえいればなんとかなるものではないように思う。
互いの親や親族、子供が生まれたら母親同士の付き合いもある。幼稚園や学校行事の参加や、ご近所との付き合い、そんなあれこれを想像するだけで気が滅入り、絶望的な気分に襲われる。
聡太くんとなら幸せな家庭が築けると、簡単に考えていた。どんな困難だって一緒に乗り越えられると。
わたしは幸せに酔って、現実から目をそらせていたのだ。自分の弱点も、生い立ちさえも忘れてしまったかのように。
あんな育ちのよい人と結婚しても、惨めになるだけだ。
「 私はあなたが居なくても一人でやっていけるわよっ! 二人して人をバカにして、もう腹が立つ!!」
母は家に入ってもまだ、興奮冷めやらぬ様子でまくし立てた。
「わかったから、お母さん、もう落ち着いて」
苛立っている母の背中を押してリビングへと誘導する。
「なにがわかったのよ? あんたにわたしの気持ちなんてわかるもんですか!」
お母さんにだって、わたしの気持ちはわからないでしょう。
どんなに潤一さんについて行きたかったか。
彼がわたしを必要としてくれたことが、どんなに嬉しかったか。
潤一さんのお母さんとなら、なんとか上手くやっていける自信もあった。
あの親子は自分本位で時々カチンと来ることもあったけれど、悪意が感じられない分、さほど苦にはならなかった。
率直で裏表がないから、あれこれと深読みして思い悩むこともない。
何より、いま勤め始めた辛い職場から逃げ出したかった。
母がいなかったら、わたしは潤一さんについて行ったのだろうか。
……母がいなくてもついて行かなかったように思う。
諦めたとはいえ、聡太くんのことはまだ、完全に吹っ切れてない。いくら潤一さんが好きでも、すぐに乗り換えるなんてことは出来なかった。
「私は一人だって十分やっていけるの。今まで誰の力も借りずに一人で生きてきたんだから。本当に余計なお世話よ!」
スーパーで買った食材を、冷蔵庫に収めているわたしのそばで、母はしつこく責め続ける。
熱中症で死にかけたくせに。
もう忘れてしまったのか。
都合の悪いことはすぐに忘れるのだ、この人は。
「じゃあ、病気がよくなったら一人で暮らしてください。それでいいでしょう?」
精神科の薬が効いているのか、最近はずっと強気な発言ばかりだ。何者にでもなれると言わんばかりの傲慢さに呆れる。
「病気なんかじゃないったら! あのヤブ医者は適当なことばかり言って、患者からお金を巻き上げようとしているのよ!」
確かにそんな医者もいるだろう。医療だって、お客がいなければ成り立たないのだから。
鬱傾向のときは自分に攻撃が向いていた母だけれど、最近は被害妄想が激しい。
潤一さん、開業すると言っていた。その上、訴訟も起こされて莫大な借金があると。
極貧に慣れているわたしなら、日々の暮らしの節約も出来て、役に立つ代行サービスが出来たのではないだろうか。
キッチンの棚からボールを取り、買ってきたお豆腐と卵、刻んだ野菜と調味料を入れて捏ねる。ふたつに丸めたものをフライパンに並べて焼いた。
豆腐ハンバーグを焼いている間に、見切り品コーナーで見つけたカボチャをレンジで加熱し、サラダを作った。
あとはチンゲン菜のスープと、人参とちくわの卵炒めをササッとと作ってテーブルに並べた。今日のメニューは一人前、150円くらいのものだ。
お肉やお魚を買わなければ、お金はあまり使わなくて済む。お肉は時々買っても、安いムネ肉か豚コマ。食の細い母との食費はさほどかからない。
それでもわたしの収入だけでは結構きつい。介護士の給料は知れたものだし、医療費がかさむ。この家だと家賃はかからないけれど、このボロ屋で寒い冬を迎えると思うと心が萎える。
しかも駅からあまりに遠すぎるので、通勤も買い物も不便なのだ。早く駅チカであまり高くないアパートを探して引っ越そうと思う。
母は反対するだろうか。
母は一年前に勤めていた職場を追われ、失業保険を貰っていたらしいけれど、すでに支給の期間を終えていた。多分貯金も底をつき、絶望的な気持ちでいたのではないのか。
今までどんな会社に勤め、なぜ退職しなければいけなかったのかは聞けていない。こんな精神状態で勤められる職場など、中々見つけられるものではないだろう。そんな母を見捨てて、潤一さんの所へ逃げるなど、許されるわけもない。
未練がましい思いを、かなぐり捨てるように自身を納得させた。
わたしのそんな思いなど知る由もない母は、つまらなそうな顔をして夕食を食べている。
母とふたり共通の話題もなく、テレビを見ながらの夕食を済ませた。
きつい介護の仕事にも少し慣れ、いつものように仕事帰りスーパーに寄るのが日課のようになっていた。長い距離を歩くので、一度にたくさんの買い物が出来ない。なので、必然的に毎日スーパーに寄ることになる。
つい特売品に目が行くけれど、必要なものだけをカゴに入れて、素早くレジに進む。安いからとアレコレ買っていては、なんの節約にもならない。
その日も母と質素な夕食を摂っていたら、また玄関のブザーが鳴った。
きっと聡太くんだ。
こんな時間に我が家へやってくる人は、聡太くんしか考えられない。
聡太くんが訪ねてくるのはこれで五回目だ。その度に母が、知らぬ存ぜぬで追い返していたけれど。
でも、今日の聡太くんはいつもと違っていた。
いつものように、美穂からはなんの連絡もないとシラを切った母に、
「もう嘘はたくさんです! 美穂さんはいるんでしょう? 今日は僕、来てくれるまで帰らないと伝えてください。車の中で待ってますから」
苛立ったような声が聴こえて、玄関のドアが閉まる音がした。
ムッとした母がリビングに入って来た。
「会って正直に話したらどうなの? 私だってこれ以上嘘はつけないわよ」
ウンザリしたように呟いて、母はソファに腰を下ろした。
確かにちゃんと話し合うべき時が来たのかもしれない。だけど、一体なんて言えばいいの。わたしの説明で聡太くんを納得させることが出来るのか。
「こんな寒い夜に、一晩中車の中で待たせるつもり? もしかしてあなた、わたしの心配をしているの? だったら余計なお世話よ。前から言ってるけど、私は一人で暮らしたいんだから」
母は相変わらず強気な発言だ。
買い物も夕食の支度もしないくせに。
「そうね。ちゃんと話したほうがいいかも知れない」
母にそう告げてダウンのコートに腕を通した。
外へ出ると雪が降ってきそうなほど寒く、強い寒風がセミロングの髪を舞い上がらせた。
市街から離れ、民家がポツポツしているだけの寂れたこの辺りは、街灯も少ないのでとても暗い。
停まっていた車のドアが開いて、運転席から聡太くんが慌てて降りてきた。
「美穂さん!!」
騙していたことが申し訳なくて、思わずうつむいた。
「ごめんなさい」
久しぶりに会った聡太くんは随分と痩せて見えた。
「謝らないといけないのは僕のほうだから。母がひどいことを言ってごめん」
「ひどいことなんて言われてないわ。お母様は普通の感覚の持ち主よ。間違っていたのはわたし……」
「寒いだろ。車の中で話さないかい?」
風がビュービューと吹きすさび、とても寒かったので素直に従った。
助手席に座ると、以前と変わらない芳香剤の香りが、幸せだった懐かしい記憶をよみがえらせた。
「キャンプ、、楽しかったね」
思わずポツリと出た言葉に自分でも驚く。
あの短い夏がわたしが生きてきた中で、一番幸せな時だったかも知れない。
「うん、すごく楽しかった。僕たち、あの頃にはもう戻れない?」
たった三ヶ月前のことなのに、遥か昔のことのように感じられた。
「わたし、夢をみていたんだわ。とっても素敵な夢だった」
「なぜ夢にしてしまうんだい! うちの両親のせいなの? あんな親じゃ僕との付き合いも我慢できないってこと?」
聡太くんの切実な眼差しに狼狽えた。今のわたしには病気の母までいる。甘い結婚生活など、夢のまた夢だ。
「わたし、現実から目を背けてたの。自分のことがなんにも分かってなかった。わたしはまともな環境で育てられてないの。破綻するに決まってるわ」
「なぜそう決めつけてしまうんだい? そんなふうに悪い未来ばかり思い描くのは止めた方がいい。未来は自分たちで努力しながら築くものだろう。僕たち、きっと幸せになれるよ」
聡太くんの力強い説得に心が揺れた。こんな風に決心が揺らいでしまうから、聡太くんに会うのが怖かった。
「……頼むよ美穂さん、僕のことが嫌いだっていうなら諦める。だけど、そうじゃないなら、」
「わたし、犯罪者よ。お母様から聞かなかった?」
ネグレストや性的虐待を受けて育った、恐ろしい子どもなのだ、わたしは。
聡太くんにしても、潤一さんにしても、わたしにとっては二人とも不釣り合いだ。
逮捕歴があるないの問題ではなく、わたしには上手くやっていく自信がない。
結婚生活とは現実的なもの。
愛し合ってさえいればなんとかなるものではないように思う。
互いの親や親族、子供が生まれたら母親同士の付き合いもある。幼稚園や学校行事の参加や、ご近所との付き合い、そんなあれこれを想像するだけで気が滅入り、絶望的な気分に襲われる。
聡太くんとなら幸せな家庭が築けると、簡単に考えていた。どんな困難だって一緒に乗り越えられると。
わたしは幸せに酔って、現実から目をそらせていたのだ。自分の弱点も、生い立ちさえも忘れてしまったかのように。
あんな育ちのよい人と結婚しても、惨めになるだけだ。
「 私はあなたが居なくても一人でやっていけるわよっ! 二人して人をバカにして、もう腹が立つ!!」
母は家に入ってもまだ、興奮冷めやらぬ様子でまくし立てた。
「わかったから、お母さん、もう落ち着いて」
苛立っている母の背中を押してリビングへと誘導する。
「なにがわかったのよ? あんたにわたしの気持ちなんてわかるもんですか!」
お母さんにだって、わたしの気持ちはわからないでしょう。
どんなに潤一さんについて行きたかったか。
彼がわたしを必要としてくれたことが、どんなに嬉しかったか。
潤一さんのお母さんとなら、なんとか上手くやっていける自信もあった。
あの親子は自分本位で時々カチンと来ることもあったけれど、悪意が感じられない分、さほど苦にはならなかった。
率直で裏表がないから、あれこれと深読みして思い悩むこともない。
何より、いま勤め始めた辛い職場から逃げ出したかった。
母がいなかったら、わたしは潤一さんについて行ったのだろうか。
……母がいなくてもついて行かなかったように思う。
諦めたとはいえ、聡太くんのことはまだ、完全に吹っ切れてない。いくら潤一さんが好きでも、すぐに乗り換えるなんてことは出来なかった。
「私は一人だって十分やっていけるの。今まで誰の力も借りずに一人で生きてきたんだから。本当に余計なお世話よ!」
スーパーで買った食材を、冷蔵庫に収めているわたしのそばで、母はしつこく責め続ける。
熱中症で死にかけたくせに。
もう忘れてしまったのか。
都合の悪いことはすぐに忘れるのだ、この人は。
「じゃあ、病気がよくなったら一人で暮らしてください。それでいいでしょう?」
精神科の薬が効いているのか、最近はずっと強気な発言ばかりだ。何者にでもなれると言わんばかりの傲慢さに呆れる。
「病気なんかじゃないったら! あのヤブ医者は適当なことばかり言って、患者からお金を巻き上げようとしているのよ!」
確かにそんな医者もいるだろう。医療だって、お客がいなければ成り立たないのだから。
鬱傾向のときは自分に攻撃が向いていた母だけれど、最近は被害妄想が激しい。
潤一さん、開業すると言っていた。その上、訴訟も起こされて莫大な借金があると。
極貧に慣れているわたしなら、日々の暮らしの節約も出来て、役に立つ代行サービスが出来たのではないだろうか。
キッチンの棚からボールを取り、買ってきたお豆腐と卵、刻んだ野菜と調味料を入れて捏ねる。ふたつに丸めたものをフライパンに並べて焼いた。
豆腐ハンバーグを焼いている間に、見切り品コーナーで見つけたカボチャをレンジで加熱し、サラダを作った。
あとはチンゲン菜のスープと、人参とちくわの卵炒めをササッとと作ってテーブルに並べた。今日のメニューは一人前、150円くらいのものだ。
お肉やお魚を買わなければ、お金はあまり使わなくて済む。お肉は時々買っても、安いムネ肉か豚コマ。食の細い母との食費はさほどかからない。
それでもわたしの収入だけでは結構きつい。介護士の給料は知れたものだし、医療費がかさむ。この家だと家賃はかからないけれど、このボロ屋で寒い冬を迎えると思うと心が萎える。
しかも駅からあまりに遠すぎるので、通勤も買い物も不便なのだ。早く駅チカであまり高くないアパートを探して引っ越そうと思う。
母は反対するだろうか。
母は一年前に勤めていた職場を追われ、失業保険を貰っていたらしいけれど、すでに支給の期間を終えていた。多分貯金も底をつき、絶望的な気持ちでいたのではないのか。
今までどんな会社に勤め、なぜ退職しなければいけなかったのかは聞けていない。こんな精神状態で勤められる職場など、中々見つけられるものではないだろう。そんな母を見捨てて、潤一さんの所へ逃げるなど、許されるわけもない。
未練がましい思いを、かなぐり捨てるように自身を納得させた。
わたしのそんな思いなど知る由もない母は、つまらなそうな顔をして夕食を食べている。
母とふたり共通の話題もなく、テレビを見ながらの夕食を済ませた。
きつい介護の仕事にも少し慣れ、いつものように仕事帰りスーパーに寄るのが日課のようになっていた。長い距離を歩くので、一度にたくさんの買い物が出来ない。なので、必然的に毎日スーパーに寄ることになる。
つい特売品に目が行くけれど、必要なものだけをカゴに入れて、素早くレジに進む。安いからとアレコレ買っていては、なんの節約にもならない。
その日も母と質素な夕食を摂っていたら、また玄関のブザーが鳴った。
きっと聡太くんだ。
こんな時間に我が家へやってくる人は、聡太くんしか考えられない。
聡太くんが訪ねてくるのはこれで五回目だ。その度に母が、知らぬ存ぜぬで追い返していたけれど。
でも、今日の聡太くんはいつもと違っていた。
いつものように、美穂からはなんの連絡もないとシラを切った母に、
「もう嘘はたくさんです! 美穂さんはいるんでしょう? 今日は僕、来てくれるまで帰らないと伝えてください。車の中で待ってますから」
苛立ったような声が聴こえて、玄関のドアが閉まる音がした。
ムッとした母がリビングに入って来た。
「会って正直に話したらどうなの? 私だってこれ以上嘘はつけないわよ」
ウンザリしたように呟いて、母はソファに腰を下ろした。
確かにちゃんと話し合うべき時が来たのかもしれない。だけど、一体なんて言えばいいの。わたしの説明で聡太くんを納得させることが出来るのか。
「こんな寒い夜に、一晩中車の中で待たせるつもり? もしかしてあなた、わたしの心配をしているの? だったら余計なお世話よ。前から言ってるけど、私は一人で暮らしたいんだから」
母は相変わらず強気な発言だ。
買い物も夕食の支度もしないくせに。
「そうね。ちゃんと話したほうがいいかも知れない」
母にそう告げてダウンのコートに腕を通した。
外へ出ると雪が降ってきそうなほど寒く、強い寒風がセミロングの髪を舞い上がらせた。
市街から離れ、民家がポツポツしているだけの寂れたこの辺りは、街灯も少ないのでとても暗い。
停まっていた車のドアが開いて、運転席から聡太くんが慌てて降りてきた。
「美穂さん!!」
騙していたことが申し訳なくて、思わずうつむいた。
「ごめんなさい」
久しぶりに会った聡太くんは随分と痩せて見えた。
「謝らないといけないのは僕のほうだから。母がひどいことを言ってごめん」
「ひどいことなんて言われてないわ。お母様は普通の感覚の持ち主よ。間違っていたのはわたし……」
「寒いだろ。車の中で話さないかい?」
風がビュービューと吹きすさび、とても寒かったので素直に従った。
助手席に座ると、以前と変わらない芳香剤の香りが、幸せだった懐かしい記憶をよみがえらせた。
「キャンプ、、楽しかったね」
思わずポツリと出た言葉に自分でも驚く。
あの短い夏がわたしが生きてきた中で、一番幸せな時だったかも知れない。
「うん、すごく楽しかった。僕たち、あの頃にはもう戻れない?」
たった三ヶ月前のことなのに、遥か昔のことのように感じられた。
「わたし、夢をみていたんだわ。とっても素敵な夢だった」
「なぜ夢にしてしまうんだい! うちの両親のせいなの? あんな親じゃ僕との付き合いも我慢できないってこと?」
聡太くんの切実な眼差しに狼狽えた。今のわたしには病気の母までいる。甘い結婚生活など、夢のまた夢だ。
「わたし、現実から目を背けてたの。自分のことがなんにも分かってなかった。わたしはまともな環境で育てられてないの。破綻するに決まってるわ」
「なぜそう決めつけてしまうんだい? そんなふうに悪い未来ばかり思い描くのは止めた方がいい。未来は自分たちで努力しながら築くものだろう。僕たち、きっと幸せになれるよ」
聡太くんの力強い説得に心が揺れた。こんな風に決心が揺らいでしまうから、聡太くんに会うのが怖かった。
「……頼むよ美穂さん、僕のことが嫌いだっていうなら諦める。だけど、そうじゃないなら、」
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