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予期せぬ妊娠
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*美穂*
ーー妊娠。
確かに聡太くんは避妊をしていなかった。
近々結婚することになっていたし、反対していた両親を怖れる気持ちがそうさせていたかも知れない。
「堕ろすなら早めにしないとダメよ」
背後から非情に聞こえた母の言葉。
堕ろす………
「ま、、まだ妊娠って決まったわけじゃないでしょ。検査キットを買って調べてみる。それから考えるから」
「考える必要なんてないでしょう! 別れた彼に養育費を請求するの?」
具合の悪さが遠のくほど動揺しながらも、母の言葉には拒絶反応をおこす。
「とにかく、まだ妊娠と決まったわけじゃないから」
シングルマザー。
わたしも母と似たような人生をあゆむ運命なのか。
自分一人ならどんなに貧しくても生きていける自信はある。
だけど、子供には一体どれだけのお金がかかるのか。定職を持たないわたしにシングルマザーが務まるのか。
病んでいる母からのサポートなど、期待できるはずもないし、頼るつもりもない。
まだ収まらない吐き気を感じながらも服を着替え、お財布を持って最寄りの薬局へ向かった。
ーー陽性。
検査キッドにはクッキリと陽性の判定が出てしまった。
キッドなどに頼らなくても今までにない身体の変化で、100%妊娠していることを確信した。
聡太くんに妊娠したことを告げたら、彼はなんて言うのだろう。
責任感の強い聡太くんのことだから、よりを戻してくれるかもしれない。彼は多分、堕ろせなんて言わないと思う。
不本意ではあってもわたしを受け入れ、結婚してくれるかも知れない。
でも、意外と強情で曲がったことの嫌いな彼は、子供を籍には入れてくれても、わたしとの結婚は拒否する気もする。
いずれにしても聡太くんに妊娠のことを告げるつもりはない。
強迫でもするかのように、妊娠を楯に結婚など迫っても惨めなだけだ。わたしが望むのは、そんな結婚生活じゃない。
だけど、一人で育てていける自信もなかった。
金銭的な問題だけじゃなく、こんな育てられ方をしたわたしが、子どもを幸せにすることが出来るのか。生まれて来てよかったと思える人生を与えられるのか。
貧乏な母子家庭というだけでも、子どもにとっては辛いことだと思う。自分がそうだったからよく分かる。ごく普通の家庭が羨ましくて仕方がなかった。
でも……
もし、産まなかったら。
わたしは母以上に身勝手で無責任な人間のような気がする。
貧乏でも情緒が不安定でも、優しく可愛がって育てることなら出来るのではないだろうか。わたしは子どもが嫌いじゃない。保育士をしていたときは、いつまでも泣きわめく子どもにだって、イライラせずに対処ができた。
園の子と我が子の保育は違った難しさがあるかも知れないけれど、子どもがいることで働く意欲も生きがいも増すかも知れない。
なによりも、お腹にいる子どもに会ってみたい。
「どうだったの? やっぱり妊娠だったの?」
母は娘の一大事に気が気でないようだった。
今まで放ったらかしだったくせに、急に母親ヅラして干渉してくるところに不快感を覚えた。
「そう、妊娠していたわ。男の子かな? 女の子かな?」
作り笑いを浮かべ、楽観的に振舞ってみせた。
「…まさか、産むつもりじゃないよね?」
恐ろしいものでも見るかのように、母は青ざめた顔でわたしを見つめた。
「産むよ。わたし、お母さんと違って子どもが大好きだもん」
どんなに貧しくたって愛情をたっぷり注いで、この子を育ててみせるわ。お母さんがわたしにしたような事、絶対にするものですか。
「美穂、悪いこと言わないわ。シングルマザーがどんなに大変か、あなたはなんにも分かってないのよ」
「まだ経験してないんだから分からないかもしれないわ。でも、わたしはその苦労を楽しみたいの。この子と一緒に」
そうよ。この子がいたら、きっとどんな困難だって乗り越えられるはず。わたしは地獄みたいな生活から這い上がって生きてきたのよ。こんな身勝手な母親のせいで。
「現実の生活はね、子どもが好きとか可愛いってレベルの話じゃないわ、あなたにはお母さんと同じ苦しみを味わって欲しくないのよ」
母は切実なる思いを込めて訴えた。
「そうだったの。お母さんはそんなに生んだことを悔やんでいたのね。わたしは邪魔だったから簡単に捨てられたんだわ」
「美穂、そうじゃなくて…… あなたには責められても仕方がないし、私にはなんの言い分も説得力もないのは分かってるわ。だけど、そんな母だからこそ、あなたには幸せになってもらいたいのよ」
「意味がわからないわ。まだ14歳の娘をあんなろくでなしの義父に預けたまま居なくなって、それで今頃になって娘の幸せを願ってるってどういうこと? 」
言い逃れも甚だしい。弁解されるほどにイライラが増した。
「あの時の私はもう限界だったのよ。もちろんそんな言い訳が許されるなんて思ってないわ。でも、身勝手な親にだって子どもを愛する気持ちはあるわ」
「わたしは自殺したって不思議じゃないくらい酷い目に遭って来たのよ。みんな、お母さんのせいじゃないのっ!!」
今まで言えずにいた怒りが、怒涛のように湧きあがる。
「ごめんなさい。謝って済むものじゃないけど、本当にごめんなさい」
母はリビングの床にへたり込み、土下座をして謝った。あの頃の負けん気の強いヒステリックな母はどこにもいなかった。
「……今さら謝られたって、わたしの過去は変えられないわ。とにかく偉そうに干渉なんてして来ないで!」
わたしが人を罵倒したのは、生まれて初めての事かもしれない。
怒りをぶちまけたところで過去が変わるわけもない。それでも鬱憤を晴らしたことで、 少しは癒されるものだろうか。
強がってシングルマザーになると言ってはみたものの、すぐに気弱な自分が舞い戻り、気が滅入って来るのをどうすることも出来なかった。
母が借りた1DKのアパートに、わたしが一人になれる空間はない。
仕方なくまたコートを羽織り、バッグをつかんでアパートを出た。
どこにも行き場がない。
この子と一緒に死んでしまおうか。
一瞬、そんな考えが脳裏をよぎる。
この子はこんなわたしの所に、本当に生まれて来たいのだろうか。
……生まれたいから宿ったんだよね。
下腹部に手を当て話しかける。
わたしも生まれたくてあの母のお腹に宿ったのか。
こんな過酷な人生を歩むことになるとは、思ってもみなかった。
最寄り駅から地下鉄に乗り、元々予定していたハローワークへ行った。
お掃除のお仕事なら求人はたくさんあった。でも、妊婦に務まる仕事だろうか。これからお腹がどんどん大きくなるのに。
そんなことを考えると、中々わたしに出来そうな仕事を見つけることは難しかった。それに子どもが生まれた後も、続けられるような職種でなければいけない。
結局、なにも決められないままにハローワークを後にした。
母が言っていたように、シングルマザーはわたしが想像しているより、ずっと厳しいものなのだろう。
どうすればいい。
居場所がなくても今は母のアパードで暮らすより他はない。
仕事が見つかったら母のアパートを出て行くつもりだけれど、産前産後は無収入で暮らさなければいけないのだ。
今まで以上に節約しなければいけない。
それにしても、一体どんな職業についたらいいのだろう。
仕事が見つかったからといって、生まれたばかりの子をすぐに保育所には入れられないし、しばらく待機させられるかも知れない。
色々なことを考えれば考えるほど、焦りと行き詰まりを感じた。
アパートへ帰ると、珍しく母がキッチンで夕食を作っていた。
「ただいま」
喧嘩したばかりなので、口をききたくなかったが、しばらくは居候させてもらわなければいけないのだ。
「夕ご飯、親子丼でいい? 食べられそう?」
母から気遣われるなんて、なんだか馴れなくて落ち着かない気分にさせられた。
「ありがとう。なんでも大丈夫よ」
コートを脱ぎ、ゆったりとしたフリースの部屋着に着替える。昨日までは少しも気にならなかった下腹部に目が行った。
お腹の子はまだ1cmにも満たない大きさだろうか。
聡太くんの子。
あんな別れ方をしてしまったけれど、彼の子どもだと思うと、たまらなく愛しい気持ちが湧いてくる。
堕ろしたりすべきじゃない。どんなに辛くても可愛がって育ててあげる。
心の中でつぶやき、そっと下腹部を撫でた。
ーー妊娠。
確かに聡太くんは避妊をしていなかった。
近々結婚することになっていたし、反対していた両親を怖れる気持ちがそうさせていたかも知れない。
「堕ろすなら早めにしないとダメよ」
背後から非情に聞こえた母の言葉。
堕ろす………
「ま、、まだ妊娠って決まったわけじゃないでしょ。検査キットを買って調べてみる。それから考えるから」
「考える必要なんてないでしょう! 別れた彼に養育費を請求するの?」
具合の悪さが遠のくほど動揺しながらも、母の言葉には拒絶反応をおこす。
「とにかく、まだ妊娠と決まったわけじゃないから」
シングルマザー。
わたしも母と似たような人生をあゆむ運命なのか。
自分一人ならどんなに貧しくても生きていける自信はある。
だけど、子供には一体どれだけのお金がかかるのか。定職を持たないわたしにシングルマザーが務まるのか。
病んでいる母からのサポートなど、期待できるはずもないし、頼るつもりもない。
まだ収まらない吐き気を感じながらも服を着替え、お財布を持って最寄りの薬局へ向かった。
ーー陽性。
検査キッドにはクッキリと陽性の判定が出てしまった。
キッドなどに頼らなくても今までにない身体の変化で、100%妊娠していることを確信した。
聡太くんに妊娠したことを告げたら、彼はなんて言うのだろう。
責任感の強い聡太くんのことだから、よりを戻してくれるかもしれない。彼は多分、堕ろせなんて言わないと思う。
不本意ではあってもわたしを受け入れ、結婚してくれるかも知れない。
でも、意外と強情で曲がったことの嫌いな彼は、子供を籍には入れてくれても、わたしとの結婚は拒否する気もする。
いずれにしても聡太くんに妊娠のことを告げるつもりはない。
強迫でもするかのように、妊娠を楯に結婚など迫っても惨めなだけだ。わたしが望むのは、そんな結婚生活じゃない。
だけど、一人で育てていける自信もなかった。
金銭的な問題だけじゃなく、こんな育てられ方をしたわたしが、子どもを幸せにすることが出来るのか。生まれて来てよかったと思える人生を与えられるのか。
貧乏な母子家庭というだけでも、子どもにとっては辛いことだと思う。自分がそうだったからよく分かる。ごく普通の家庭が羨ましくて仕方がなかった。
でも……
もし、産まなかったら。
わたしは母以上に身勝手で無責任な人間のような気がする。
貧乏でも情緒が不安定でも、優しく可愛がって育てることなら出来るのではないだろうか。わたしは子どもが嫌いじゃない。保育士をしていたときは、いつまでも泣きわめく子どもにだって、イライラせずに対処ができた。
園の子と我が子の保育は違った難しさがあるかも知れないけれど、子どもがいることで働く意欲も生きがいも増すかも知れない。
なによりも、お腹にいる子どもに会ってみたい。
「どうだったの? やっぱり妊娠だったの?」
母は娘の一大事に気が気でないようだった。
今まで放ったらかしだったくせに、急に母親ヅラして干渉してくるところに不快感を覚えた。
「そう、妊娠していたわ。男の子かな? 女の子かな?」
作り笑いを浮かべ、楽観的に振舞ってみせた。
「…まさか、産むつもりじゃないよね?」
恐ろしいものでも見るかのように、母は青ざめた顔でわたしを見つめた。
「産むよ。わたし、お母さんと違って子どもが大好きだもん」
どんなに貧しくたって愛情をたっぷり注いで、この子を育ててみせるわ。お母さんがわたしにしたような事、絶対にするものですか。
「美穂、悪いこと言わないわ。シングルマザーがどんなに大変か、あなたはなんにも分かってないのよ」
「まだ経験してないんだから分からないかもしれないわ。でも、わたしはその苦労を楽しみたいの。この子と一緒に」
そうよ。この子がいたら、きっとどんな困難だって乗り越えられるはず。わたしは地獄みたいな生活から這い上がって生きてきたのよ。こんな身勝手な母親のせいで。
「現実の生活はね、子どもが好きとか可愛いってレベルの話じゃないわ、あなたにはお母さんと同じ苦しみを味わって欲しくないのよ」
母は切実なる思いを込めて訴えた。
「そうだったの。お母さんはそんなに生んだことを悔やんでいたのね。わたしは邪魔だったから簡単に捨てられたんだわ」
「美穂、そうじゃなくて…… あなたには責められても仕方がないし、私にはなんの言い分も説得力もないのは分かってるわ。だけど、そんな母だからこそ、あなたには幸せになってもらいたいのよ」
「意味がわからないわ。まだ14歳の娘をあんなろくでなしの義父に預けたまま居なくなって、それで今頃になって娘の幸せを願ってるってどういうこと? 」
言い逃れも甚だしい。弁解されるほどにイライラが増した。
「あの時の私はもう限界だったのよ。もちろんそんな言い訳が許されるなんて思ってないわ。でも、身勝手な親にだって子どもを愛する気持ちはあるわ」
「わたしは自殺したって不思議じゃないくらい酷い目に遭って来たのよ。みんな、お母さんのせいじゃないのっ!!」
今まで言えずにいた怒りが、怒涛のように湧きあがる。
「ごめんなさい。謝って済むものじゃないけど、本当にごめんなさい」
母はリビングの床にへたり込み、土下座をして謝った。あの頃の負けん気の強いヒステリックな母はどこにもいなかった。
「……今さら謝られたって、わたしの過去は変えられないわ。とにかく偉そうに干渉なんてして来ないで!」
わたしが人を罵倒したのは、生まれて初めての事かもしれない。
怒りをぶちまけたところで過去が変わるわけもない。それでも鬱憤を晴らしたことで、 少しは癒されるものだろうか。
強がってシングルマザーになると言ってはみたものの、すぐに気弱な自分が舞い戻り、気が滅入って来るのをどうすることも出来なかった。
母が借りた1DKのアパートに、わたしが一人になれる空間はない。
仕方なくまたコートを羽織り、バッグをつかんでアパートを出た。
どこにも行き場がない。
この子と一緒に死んでしまおうか。
一瞬、そんな考えが脳裏をよぎる。
この子はこんなわたしの所に、本当に生まれて来たいのだろうか。
……生まれたいから宿ったんだよね。
下腹部に手を当て話しかける。
わたしも生まれたくてあの母のお腹に宿ったのか。
こんな過酷な人生を歩むことになるとは、思ってもみなかった。
最寄り駅から地下鉄に乗り、元々予定していたハローワークへ行った。
お掃除のお仕事なら求人はたくさんあった。でも、妊婦に務まる仕事だろうか。これからお腹がどんどん大きくなるのに。
そんなことを考えると、中々わたしに出来そうな仕事を見つけることは難しかった。それに子どもが生まれた後も、続けられるような職種でなければいけない。
結局、なにも決められないままにハローワークを後にした。
母が言っていたように、シングルマザーはわたしが想像しているより、ずっと厳しいものなのだろう。
どうすればいい。
居場所がなくても今は母のアパードで暮らすより他はない。
仕事が見つかったら母のアパートを出て行くつもりだけれど、産前産後は無収入で暮らさなければいけないのだ。
今まで以上に節約しなければいけない。
それにしても、一体どんな職業についたらいいのだろう。
仕事が見つかったからといって、生まれたばかりの子をすぐに保育所には入れられないし、しばらく待機させられるかも知れない。
色々なことを考えれば考えるほど、焦りと行き詰まりを感じた。
アパートへ帰ると、珍しく母がキッチンで夕食を作っていた。
「ただいま」
喧嘩したばかりなので、口をききたくなかったが、しばらくは居候させてもらわなければいけないのだ。
「夕ご飯、親子丼でいい? 食べられそう?」
母から気遣われるなんて、なんだか馴れなくて落ち着かない気分にさせられた。
「ありがとう。なんでも大丈夫よ」
コートを脱ぎ、ゆったりとしたフリースの部屋着に着替える。昨日までは少しも気にならなかった下腹部に目が行った。
お腹の子はまだ1cmにも満たない大きさだろうか。
聡太くんの子。
あんな別れ方をしてしまったけれど、彼の子どもだと思うと、たまらなく愛しい気持ちが湧いてくる。
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