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ニー
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「紫水晶に間違いありません… ギルドマスター。ここまでの純度の物は見た事がありません」
セレファイスのギルドと契約している貴金属店の鑑定士がアメジストの塊を震えながら持ち上げギルドマスターに鑑定結果を伝える。
この世界の宝石は貴族や王族が好むアクセサリーがあるが、魔法を増幅や補助する為にも使われている。
「これほどのサイズと純度なら加工して使うにももったいないぐらいですね」
「そんなにか… ?」
ギルドマスターと鑑定士の目が同時にイチに向く。
無言で見つめ合う三人にクスクスと笑うニー
「クスクス… クエスト達成ですか?」
ニーの声にギルドマスターが引き笑いする。
この宝石を鉱石採取として納品する事とクエスト達成の報酬では割に合わ無過ぎるのだ。
「クスクスいいんですよ… ねぇ?イチ」
「あ… ああ、ニーか良いなら」
本当にいいの?という目をニーに向けるが、そのイチの目に微笑みで返す。
ニーは星の精だ鉱石だろうと宝石だろうとこの程度なら塵に等しい。
とイチは理解しギルドマスターに顔を向けて
「それを納品します」と伝えた。
そこからギルドは大騒ぎになる。
いつも鉱石の採取はギルドがまとめて町に卸しているのでアメジストはギルド所有になる。
一部切り出して加工してみたのだが輝き・魔力の伝達共に一級品で地上にはこれ以上の物は存在しないのではとギルド内でも騒ぎになりあまりに素晴らしい物として王に献上する運びとなった。
新人冒険者の宝石採取のラッキーはセレファイスの町を揺るがし旧遺跡の鉱石採取に冒険者が群がる結果になる。
イチとニーは誰も彼も鉱石採取に行くので溜まって行くギルドのクエストを選り取りできるようになっていた。
*****
イチはクリティカルブラストが討伐出来なかったワイバーンの話をギルドのパブで聞いてニーと西の森に向かう。
今回はニーの戦闘力を測る為にギルドを通していない。イチの冒険者ランクではワイバーン討伐は受けれないのだが戦い方が全く未知のニーには丁度良いのではないか?と考えたからだ。
「本当に大丈夫か?ニー」
「話を聞いた感じでは大丈夫ですわ」
ニーとは何度か模擬戦をしているが魔力を使わない能力で攻撃して来るので読めない。勝負も引き分けを続けている。
いきなり何も無い所から石が飛んできたり鉄が頭上に迫ってきたりと戦いにくいがお互いに本気になればどちらかが重篤なダメージを負いうだろう。
ならば町の周りにいる魔物より強くて!倒して良い標的を相手にしようとなりワイバーンとの戦闘に向かっている。
森に到着して林業者の詰所を覗くが人影は無い。
ワイバーンが居着いたので仕事が出来ないんだろう。季節は秋から冬にかかるので今年は人は来ない。
「寒くないか?」
「ん… 大丈夫」
しばらく一緒に暮らしたのでニーを気遣うぐらいにはなっていた。
「あれか… 」
森の木の葉に埋まるように寝息を立てるワイバーンがそこにいた。
イチはニーに目で合図する。
事前の打ち合わせで話していた通り、まずニーが1人で戦ってみて危ないと感じたらイチが魔法で援護する。
ワイバーンに指を指すとニーはうなずいてワイバーンの前に立つ。
ワイバーンもニーに気付いて猫のように前傾姿勢を取る。
ニーはゆっくりと片手を空に向け人差し指を立てるとそれを振り下ろす。
襲いかかろうと爪を剥き出しにするワイバーンに空から拳程の隕石が降りワイバーンの腹に穴を開け勢いそのままに地面に達し
ドゴーーーン
と大きな音と共に爆発する。
「ごめんイチ、ワイバーンにトドメ刺して」
隕石に唖然としているとイチにニーはそう言う。
「もう一発、隕石落とせばいいんじゃないのか?」
「星の一部でしかない今の私には隕石を連続で落とすのは無理みたい。もっと大きな隕石にすればよかった。」
思わぬニーの弱点にイチは焦る。
ワイバーンが死ぬ間際の力でニーに迫っていたのだ。
イチは自分の呪いを解き全力疾走でニーに飛びつき片手で抱きしめワイバーンを避けると爆破魔法でワイバーンの頭を焼いて距離を取る。
「イチ… カッコイイね」
とニーが顔を赤くする
「なんの冗談だよ!」
とワイバーンに再び爆破魔法をニーが穴を開けた部分に打ち込むと
ドーン…!
とワイバーンは体と血を四散し倒す事が出来た。
ーーーあれ?星の精って宇宙人だよね?宇宙人にも魅力効いてるの?
と目をニーに向けると、うっとりとイチを見るニーがいた。
セレファイスのギルドと契約している貴金属店の鑑定士がアメジストの塊を震えながら持ち上げギルドマスターに鑑定結果を伝える。
この世界の宝石は貴族や王族が好むアクセサリーがあるが、魔法を増幅や補助する為にも使われている。
「これほどのサイズと純度なら加工して使うにももったいないぐらいですね」
「そんなにか… ?」
ギルドマスターと鑑定士の目が同時にイチに向く。
無言で見つめ合う三人にクスクスと笑うニー
「クスクス… クエスト達成ですか?」
ニーの声にギルドマスターが引き笑いする。
この宝石を鉱石採取として納品する事とクエスト達成の報酬では割に合わ無過ぎるのだ。
「クスクスいいんですよ… ねぇ?イチ」
「あ… ああ、ニーか良いなら」
本当にいいの?という目をニーに向けるが、そのイチの目に微笑みで返す。
ニーは星の精だ鉱石だろうと宝石だろうとこの程度なら塵に等しい。
とイチは理解しギルドマスターに顔を向けて
「それを納品します」と伝えた。
そこからギルドは大騒ぎになる。
いつも鉱石の採取はギルドがまとめて町に卸しているのでアメジストはギルド所有になる。
一部切り出して加工してみたのだが輝き・魔力の伝達共に一級品で地上にはこれ以上の物は存在しないのではとギルド内でも騒ぎになりあまりに素晴らしい物として王に献上する運びとなった。
新人冒険者の宝石採取のラッキーはセレファイスの町を揺るがし旧遺跡の鉱石採取に冒険者が群がる結果になる。
イチとニーは誰も彼も鉱石採取に行くので溜まって行くギルドのクエストを選り取りできるようになっていた。
*****
イチはクリティカルブラストが討伐出来なかったワイバーンの話をギルドのパブで聞いてニーと西の森に向かう。
今回はニーの戦闘力を測る為にギルドを通していない。イチの冒険者ランクではワイバーン討伐は受けれないのだが戦い方が全く未知のニーには丁度良いのではないか?と考えたからだ。
「本当に大丈夫か?ニー」
「話を聞いた感じでは大丈夫ですわ」
ニーとは何度か模擬戦をしているが魔力を使わない能力で攻撃して来るので読めない。勝負も引き分けを続けている。
いきなり何も無い所から石が飛んできたり鉄が頭上に迫ってきたりと戦いにくいがお互いに本気になればどちらかが重篤なダメージを負いうだろう。
ならば町の周りにいる魔物より強くて!倒して良い標的を相手にしようとなりワイバーンとの戦闘に向かっている。
森に到着して林業者の詰所を覗くが人影は無い。
ワイバーンが居着いたので仕事が出来ないんだろう。季節は秋から冬にかかるので今年は人は来ない。
「寒くないか?」
「ん… 大丈夫」
しばらく一緒に暮らしたのでニーを気遣うぐらいにはなっていた。
「あれか… 」
森の木の葉に埋まるように寝息を立てるワイバーンがそこにいた。
イチはニーに目で合図する。
事前の打ち合わせで話していた通り、まずニーが1人で戦ってみて危ないと感じたらイチが魔法で援護する。
ワイバーンに指を指すとニーはうなずいてワイバーンの前に立つ。
ワイバーンもニーに気付いて猫のように前傾姿勢を取る。
ニーはゆっくりと片手を空に向け人差し指を立てるとそれを振り下ろす。
襲いかかろうと爪を剥き出しにするワイバーンに空から拳程の隕石が降りワイバーンの腹に穴を開け勢いそのままに地面に達し
ドゴーーーン
と大きな音と共に爆発する。
「ごめんイチ、ワイバーンにトドメ刺して」
隕石に唖然としているとイチにニーはそう言う。
「もう一発、隕石落とせばいいんじゃないのか?」
「星の一部でしかない今の私には隕石を連続で落とすのは無理みたい。もっと大きな隕石にすればよかった。」
思わぬニーの弱点にイチは焦る。
ワイバーンが死ぬ間際の力でニーに迫っていたのだ。
イチは自分の呪いを解き全力疾走でニーに飛びつき片手で抱きしめワイバーンを避けると爆破魔法でワイバーンの頭を焼いて距離を取る。
「イチ… カッコイイね」
とニーが顔を赤くする
「なんの冗談だよ!」
とワイバーンに再び爆破魔法をニーが穴を開けた部分に打ち込むと
ドーン…!
とワイバーンは体と血を四散し倒す事が出来た。
ーーーあれ?星の精って宇宙人だよね?宇宙人にも魅力効いてるの?
と目をニーに向けると、うっとりとイチを見るニーがいた。
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